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社会 2012年09月07日 11時45分
千葉・柏の消防士長が運転免許証偽造し無免許で救急車運転
消防士が無免許で救急出動していたという、衝撃の事実が明らかになった。 無免許で救急車を運転したとして、千葉県柏市消防局の消防士長・渋谷賢容疑者(41)が道交法違反(無免許運転)容疑で9月4日、柏署に逮捕された。渋谷容疑者は「免許証を取得したことはなく、偽造した」と供述しており、なんと無免許で5年以上、救急患者の搬送を続けていたことが判明した。 同消防局によると、渋谷容疑者は高校卒業後の90年4月に柏市消防局に採用された。記録では、90年2月に免許証を取得したことになっていた。07年4月から救急隊員となり、4日午後、同市内で患者を搬送する直前に、接触事故を起こして逮捕されるまで、実に2223回も救急車を運転したという。 同消防局は、07年に富山県などで消防職員による道交法違反事件が相次いだことを受け、08年から免許証のチェックを強化。配置替えの度に免許証のコピー提出を義務付け、勤務に入る前に隊長が確認したり、月初めには担当者による確認を行っていた。しかし、確認はコピーの提出や目視にとどまり、免許証を手にとっての確認はしなかったという。 渋谷容疑者は同消防局と県警柏署によると、他人の免許証をパソコンに取り込み、写真や有効期限を偽造していた。 同消防局の羽石清二局長は5日に会見し、「市民の安心、安全を守るべき職員が不祥事を起こしたことを深くお詫びします」と謝罪。西部消防署の菊地芳男署長は、「確認するのは有効期限や違反の有無。まさか偽造までは考えなかった」と釈明した。同消防局は、今後より細かいチェック体制を検討するという。 免許証をうっかり更新せず、失効したままだったということなら、まだ話は分かるが、免許自体を取得したことがないのに、虚偽の申告をし続けていたとは悪質だ。しかも、5年間も、人の命を預かって運転しておきながら、偽造を見抜けなかった消防局のチェック不足も問題である。(蔵元英二)
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社会 2012年09月07日 09時55分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 ナショナリズム高揚の下で
史上最多の38個のメダルを獲得したロンドン五輪で大いにナショナリズムを高揚させた日本は、今度は領土問題でナショナリズムを沸き立たせている。 8月10日の李大統領の竹島上陸やそれに続く天皇陛下の謝罪を求める発言で、日本政府は、竹島の領有権をめぐって国際司法裁判所への提訴を表明し、日韓通貨スワップ協定の縮小方針も打ち出した。 一方、尖閣諸島に関しても、香港を中心とする反日団体が15日に魚釣島に上陸したことを受けて、19日には戦没者の慰霊を目的に魚釣島周辺に集まった参加者のうち10人が島に上陸して日章旗をかかげるなど、日中間でも緊張感が高まっている。 韓国や中国が、領土問題で日本への圧力を強めたのは、政治的な理由だとする説がある。あと半年で任期が切れる李明博大統領、そして今年、習近平体制へと政権交代を計る中国にとって、政権の安定を図るためには、ナショナリズムを高めることが一番手っ取り早い手段だからだ。 おそらくその理解は正しいが、重要なことは、領土問題で高まるナショナリズムで、メリットを受ける点は、日本政府も同じということだ。 民主党政権が政権末期を迎え、8月10日に国民の過半が適切でないと考える消費税増税法案が参議院で成立した。しかし、報道は領土問題にかかわる紛争一色になった。終盤国会も領土問題が最重要テーマになっている。 その裏側で、消費税引き上げの前に「自ら身を削る」として公言してきた国会議員の大幅な定数削減は、どこかに吹き飛び、1票の格差是正のための5議席削減だけが議論されている。最近まで民主党がこだわってきた歳入庁の設置はうやむやになり、天下りの禁止や国家公務員人件費の2割カットは、話題にもならなくなった。 それどころか、来年度の予算編成では大判振る舞いが復活する。政府が17日に閣議決定した来年度予算の概算要求基準には、(1)環境・エネルギー、(2)医療・健康、(3)農林漁業の3分野に重点配分する方針が盛り込まれた。具体的には、各省庁に10%程度の予算の一律カットを求めたうえで、重点3分野の予算に関しては、予算カットをした金額の2倍から4倍の経常経費の予算を要求できるというルールを盛り込んだのだ。 こんなルールを盛り込んだら、各省庁は看板の掛け替えをやってくるに決まっている。たとえば、道路予算を要求するときには、(1)LED照明を使い、渋滞を解消して環境に優しい道路、(2)高齢者にやさしいバリアフリーの道路、(3)農林水産物の出荷を円滑化させる道路というラベルを貼れば、重点分野に変えることが簡単にできてしまうのだ。 それだけではない。この予算の他に別枠で復興予算が加わり、さらに自民や公明が政権に戻れば、国土強靱化のための年間10兆円の公共事業が、新たに加わってくる。 このままの状態で解散総選挙に突入すれば、自民・公明・野田民主の3党連立の安定政権ができるのがほぼ確実だ。それは、2009年の民主党政権誕生のときに国民が否定した利権と癒着と腐敗の官僚主導政治の完全復活にほかならない。 領土問題はもちろん大切だが、国民は同時に日本の政治家と官僚をきちんと監視することを忘れてはならないのだ。
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社会 2012年09月07日 09時55分
エドウィン200億円巨額損失隠し発覚 深まる経理担当責任者“自殺”の謎
国産ジーンズの最大手、エドウイン(東京・荒川区)に“不正経理で巨額損失隠し”の疑惑が浮上した。 「エドウイングループ傘下のブランドには“505”や“503”を持つ『EDWIN』のほかに『LEE』『Wrangler』などがある。少子化、ユニクロ・ジーンズや大手スーパーも低価格PB商品を投入するなど、過当競争は激しさを増すばかりで、今年6月に『ボブソン』が倒産したのも記憶に新しい。こうしたことから、ゴルフウエアやレディースに力を入れ始めた矢先の事件です」(ファッション誌編集幹部) 同社は非上場で、現在のトップは創業者の二男で三代目にあたる。二代目も実兄で、役員にも親族が入っているなど完全な同族経営だ。無借金経営で堅実な社風として知られていたが、それが一転、証券投資の失敗を隠ぺいするため不正経理を繰り返していたとの疑いを持たれているのだ。 投資による失敗額は明らかになっているものが100億円とされるが、それ以上の200億円ともされ、同社直近の売り上げ規模300億円の6割強を失った計算だ。 事実解明のため同社は、第三者からなる内部調査委員会を設置し、弁護士事務所にも調査を依頼するなど対応を進めているが、そのきっかけになったのが、8月上旬に起きた経理担当責任者の不審死。一応、自殺とされているが、調査の方向によっては刑事事件になることもありえる。証券投資の内容や、もしも粉飾決算が明らかになれば、メーンバンクの認識の度合いも調査対象になるばかりか、証券取引等監視委員会や税務当局が乗り出すことも。 「リーマン・ショック後に運用損が出たとみられる。不審死した経理担当者には会社宛ての遺書はなく、個人所有のパソコンの中に投資の失敗を示すメールが残されており、経理の所帯も大きくないことから個人的な犯行ということでピリオドが打たれるとの見方もあるが、金額から個人で動かせるようなレベルではない。案外大きな事件になるかも」(経済担当記者) ジーンズのほころびは目立つだけに隠せないか−。
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芸能 2012年09月07日 09時54分
AKB卒業・前田敦子の貞操帯を狙うジャニタレ、脱がせ屋たち
「これからは、様々な角度から彼女を狙ってくるのは間違いありません。とりわけ“下半身”は要注意です」(芸能関係者) 8月27日、AKB48劇場(東京・秋葉原)での公演を最後にAKBを卒業した前田敦子(21)。 「卒業公演は定員250人に対し、応募は22万9096人。応募倍率はなんと916.38倍に達しました。その結果、予定されていた『最後の劇場入り』パレードは、安全面を考えて中止しました」(芸能記者) また卒業公演の前日26日まで、3日間連続で東京ドーム公演も行われた。 「6800円の指定席はもちろん完売。他に3400円のステージが見えない死角席、音しか聴けない音席(480円)もソールドアウト。ドームの収容人数は4万5000人ですから、チケット代だけで1日3億円(推定)。3日間で9億円。それに、ムック本やら関連記念グッズ、DVDの売上げなどを加えると30億円以上(推定)ということになります」(芸能関係者) まさに“前田敦子恐るべし”というところだが、果たして卒業後はどうなって行くのだろうか。 「秋元康AKB総合プロデューサーは、いつも『エースは前田』と言って来ましたが、一人になったらそうはいきません。体を張って生きる覚悟が必要です。例えば、連ドラで役を得るために“枕営業”も必要になってくるでしょう」(テレビ局関係者) 前田は卒業発表後、笑顔が増えたと関係者の間で話題になったが、笑ってばかりもいられない状況だ。 「これから、バラエティーやトーク番組に出演する機会も当然増えてきます。そこで、この分野で幅を利かせているジャニタレと芸人からの“ナンパ攻撃”にどう対処していくかが問題です」(芸能記者) まず、ジャニーズ系のタレントたち。 「『SMAP』『嵐』『TOKIO』『NEWS』をはじめ、ジャニタレはドラマ、バラエティーばかりかニュース番組までカバーしていますから、接触は多くなります。中でも佐々木希や長澤まさみと浮名を流した二宮和也が彼女を狙っているともっぱらの噂です」(テレビ局関係者) 芸人らも負けてはいない。 「AKBのエースだった前田と一日でも恋人関係になれば、それだけでも芸人人生に“箔が付く”というものです。皆、共演するその日を今か今かと待っています。これまで、深田恭子やローラをものにした『くりぃむしちゅー』の有田哲平などは、早くも周囲に『絶対モノにしてやる』と息巻いているそうですから、要マークです」(写真誌カメラマン) もちろん“脱がせ屋”たちも前田に熱い視線を送っている。 「3月に発売された写真集『不器用』(小学館)や8月24日発売のフォトブック『あっちゃん』(講談社)を見てもわかりますが、彼女は実は推定84センチのDカップの隠れ巨乳なんです。今、ヘアヌードになれば、ギャラは5000万円以上です」(出版関係者)
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芸能 2012年09月06日 15時30分
『踊る』シリーズ最終作公開前に織田裕二と柳葉敏郎が電撃和解!
7日から公開される人気シリーズの映画最終作「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」だが、長年の確執がささやかれてきたのが主演の織田裕二と柳葉敏郎だった。 「織田はテレビシリーズのころから他の出演者のシーンにまでやたら口を出し、柳葉は地方紙の連載で織田と揉めそれ以上出演したくなかったため、プロデューサーに『(劇中で)殉職させてほしい』と訴えていたことを明かした。そんなこともあり、10年に公開された映画版の前作では2人が絡む場面が極端に少なかった」(映画関係者) ところが、急転直下、織田と柳葉が今年2月に和解していたことを発売中の「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。 同誌によると、今年1月後半にクランクインした際、柳葉が織田が来やすいようにキャストとスタッフ全員の飲み会を提案。その時、織田はスケジュールが合わなかったが、2月に改めて柳葉が織田をお台場のフジテレビ近くのホテルに誘い、監督やプロデューサーもいる場で柳葉が織田に「最後なんだし、お互いに頑張ろう」と声をかけると互いに打ち解け、最後は和解の握手を交わしたというのだ。 「織田は今や監督やプロデューサーよりも権限があり、台本にも手を入れることで知られているが、この和解劇のおかげか、織田と柳葉の絡みがかなり多かった。『踊る』ファンも2人の絡みを見たかったはずだし、シリーズラストとなれば、前作の興行収入73億円を上回る可能性が濃厚」(同) 今年の邦画興行収入ナンバー1は伊藤英明主演の人気シリーズ最新作「BRAVE HERAT 海猿」で興収は65億円を突破。同作も「踊る」もドラマ版を放送していたフジテレビが製作を手がけるが、関係者としては織田と柳葉の“和解効果”で「海猿」を上回りたいに違いない。
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芸能 2012年09月06日 11時45分
国税に狙われたGACKTの“黒い金”
ビジュアル系ミュージシャン・GACKTの都内にある豪邸に東京国税局査察部(通称・マルサ)の強制捜査が入っていたことを発売中の「週刊文春」(文藝春秋)と「週刊新潮」(新潮社)が報じている。 両誌の報道をまとめると、8月28日、都内の閑静な住宅街にある、これまで何度かテレビで紹介された地上4階、地下2階のGACKT自慢の豪邸に強制捜査が入ったという。 同マンションにはGACKTの実姉が社長をつとめる芸能活動に関わる会社の事務所も入り、家宅捜索は早朝から長時間にわたり、帳簿類やパソコンだけでなく、携帯電話まで押収されたというが、GACKTはこれまで毎年のように税務調査に入られ、昨年は1億2000万円の追徴課税を納付。マルサはGACKTがどのような方法で“黒い金”を集め脱税したかに注目しているというのだ。 「テレビで紹介された際、GACKTは『毎月の電気代は80万円』などと、ただ生活しているだけで一般常識では考えられない“経費”がかかることを公言していた。これまでラーメン店やリゾート関連事業に手を出してことごとく失敗しているが、投資する金をどこでかき集めたかが謎」(週刊誌記者) 「新潮」の取材に対し、GACKTの個人事務所社長、実姉は査察の事実を認め、実姉は「今回はあくまでもファンクラブを運営する会社に対する査察の裏づけを取るための反面調査」、「GACKT個人が対象とされたのではない」と説明している。 また、「文春」は海外で暮らすGACKTの隠し子の存在をスクープしている。 同誌によると、GACKTは10年ほど前、当時TBSで放送されていた深夜番組「ワンダフル」に出演していたアシスタントガール・ワンギャルをつとめていたタレントと交際。女性が妊娠したが、妻子持ちだとファンにバレた場合、イメージダウンにつながるため、女性と揉めに揉めた結果、女性が海外に住み子供を認知しないことを条件に生活の面倒を見ているという。現在、女性は子供と一緒にカナダ・バンクーバーの毎月の家賃が40万円を下らない高級マンションに居住しているという。 GACKTは10月から北川景子主演の日本テレビ系ドラマ「悪魔ちゃん」にレギュラー出演する予定だが、今回のスキャンダルがどのような影響を与えるかが注目される。
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芸能 2012年09月06日 11時45分
辻希美が第3子を妊娠
アイドルグループ、モーニング娘。の元メンバーである辻希美が第3子を妊娠していることがわかった。公式ブログで発表している。 「ご報告」とのタイトルで更新された同ブログで辻は、「この度、杉浦夫婦に新しい命を授かる事ができました。現在私は妊娠3か月に入り、来年春頃出産予定です」と発表。また、「来年に新しい家族が増えてさらに賑やかになる杉浦家が今からとても楽しみです皆様、これからも私達杉浦familyを暖かく見守って頂けると嬉しく思います。これからもどうぞよろしくお願い致します」とも綴っている。
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芸能 2012年09月06日 11時45分
乃木坂46若月佑美、「第97回二科展」に初入選
8月22日に3rdシングル「走れ!Bicycle」をリリースし、9/3付オリコン週間シングルランキング1位を獲得。9月1日より渋谷PARCO劇場で初の劇場公演を行っている乃木坂46のメンバー若月佑美が、国立新美術館で開催されている「第97回二科展」に出品したポスターが入選したことがわかった。 今回、若月が出品したデザイン部門では、歴史ある美術展示会「二科展」史上でも芸能人が入選する事は初となる快挙。若月は入選について、「乃木坂46の仕事中に親から連絡がありました。最初聞いた時はびっくりして、本当に嬉しかったです! でも『二科展』は、もっと上の賞もあるので、今後もチャレンジしていきたいと思っています」とコメントしている。
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芸能 2012年09月06日 11時45分
藤江れいな「すっごい深い作品です」
5日、映画「死ガ二人ヲワカツマデ…」の第二章「南瓜花-nananka-」の主演を務めたAKB48藤江れいなさんと松村清秀監督が舞台挨拶を行った。、藤江れいなは清楚な作品のイメージとは違った黒のセクシーなワンピース姿で登場。会場に花を添えた。登壇者の藤江れいなが「今日の映画はいかがでしたか?」と会場に問いかけると拍手が起こった。 また、藤江は、「第一章は私は出演してはいないのですが、拝見させていただいて面白かったです! 第一章はアクションと聞いていましたが女性でも楽しめるアクション。第二章の私の演じるヒロインの名前の秘密に気づいた人は、まだ私の握手会でも四人! これから映画を観る人は気づいてくれたら嬉しいです。第一章に出てくるシーンが第二章にも出てきたりして、よく考えたらすっごい深い作品です。両方観て楽しめる作品です」とコメントした。
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レジャー 2012年09月06日 11時45分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(9/9中山・9/9阪神)
先週ピックアップした2頭。新潟デビューと紹介したアディシオンだが、今回は登録だけで9月16日の芝1600m戦へ出走する予定とのこと。小倉デビューのタガノエンブレムは、若干もっさりとしたスタートを切るが、馬任せの位置取りで中段からの競馬。残り800mあたりからペースが上がると徐々に仕掛けられながら先頭に迫って行く。最終コーナーでは内にいた馬が進路を外に取ったため、一緒に外へ行く形となり大外を回りながらじわじわ加速し始める。残り100mからはトップスピードになり鋭い脚を繰り出し見事1着。初戦ということもあり直線で少しもたもたしたところはあったが、トップスピードの脚は良いものを持っている。まだ体に余裕があるので一回使って次はさらに良くなってくるだろう。以前当コラムで紹介したラウンドワールドが札幌2歳Sで、クラウンレガーロが小倉2歳Sで共に2着に入り実力を見せてくれた。両馬ともこれからが楽しみである。 今週の中山デビューの注目馬は、9月9日(日)第6Rダート1800m戦でデビュー予定のダイワブレイディ。牡、美浦・菊沢隆徳厩舎。父チチカステナンゴ、母ダイワジェラート、母父フジキセキ。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は大城敬三氏。近親に中央で5勝を挙げているOP馬・マルカバッケンや、昨年の紅梅Sを勝ったモアグレイスがいる。チチカステナンゴ産駒は今年中央で9頭デビューしているが、1勝馬1頭、2着馬2頭、掲示板内3頭と好走率が高い。しかし、好走したのは全て芝で、ダートで走ったのは1頭だけでしかも着外。データが少ないのでダートではダメということではないが芝の方がベター。今回はチチカステナンゴ産駒2頭目のダート戦なので、どこまで走るか注目したい。仮にダートがダメでも芝で使われたら狙ってみたい1頭。なお、鞍上は横山典弘騎手を予定している。 阪神デビューの注目馬は、9月9日(日)第6R芝1400m戦でデビュー予定のディアデラマドレ。牝、栗東・角居勝彦厩舎。父キングカメハメハ、母ディアデラノビア、母父サンデーサイレンス。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。クラブ法人キャロットクラブの募集馬で総額3200万円。母は2005年フローラS(GII)や2007年京都牝馬S(GIII)を勝ち、GI3着が3度ある名牝。近親には昨年のステイヤーズS(GII)を2着したイグアスや、2008年ファルコンS(GIII)を勝ったダノンゴーゴーがいる。本馬は柔らかみがあり、牝馬らしい体つきをしておりいかにも切れがありそうだ。気性もおとなしく距離の融通も利きそう。初戦から期待したい。鞍上にはアメリカ帰りの福永祐一騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。〈プロフィール〉ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。