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芸能ニュース 2012年08月29日 11時45分
工藤静香の作詞、作曲を絢香 コーラスでも参加
工藤静香の4年ぶりとなる25周年記念シングルが10月17日に発売、同シングルの作詞・作曲は絢香が手掛けていることがわかった。タイトルは「キミがくれたもの」。絢香が他のアーティストに楽曲を提供するのは今回がはじめて。コーラスでも参加している。
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芸能ニュース 2012年08月29日 11時45分
桂米朝が自宅で転倒、骨折
落語家で人間国宝の桂米朝(86)が自宅で転倒、骨折して入院していることがわかった。報道によると、転倒したのは兵庫県の自宅で26日。第四腰椎圧迫骨折。ラジオのレギュラー番組はキャンセルし、当面は休養する。
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社会 2012年08月29日 11時45分
大阪府警の20代巡査が「LINE」通じて知り合った女子高生と淫行し裸画像要求!
大阪府警では布施署の20代巡査長が、海水浴場で10代後半の専門学校生の少女をナンパし、酒に酔わせた上、乱暴したとして、準強姦(ごうかん)容疑で逮捕されたばかりだが、また若い警察官による不祥事が起きた。 兵庫県警少年育成課は8月27日、同県神戸市の高校2年の女子生徒(16)にみだらな行為をしたとして、青少年愛護条例違反の疑いで、大阪府警柏原署地域課勤務の巡査・鶴岡辰弥容疑者(24=大阪府豊中市二葉町)を逮捕した。 逮捕容疑は4月22日、神戸市中央区のホテルで、女子生徒が18歳未満と知りながら、みだらな行為をした疑い。鶴岡容疑者は「18歳未満と知っていた。性行為は合意の上だった」と供述している。 同課によると、2人はスマートフォンのアプリ「LINE」を通じて知り合った。女子生徒がアプリ上で友人を募集する書き込みをしたところ、4月上旬頃に鶴岡容疑者からメッセージが届き、メールをやりとりするようになった。同月22日に2人は初めて会い、ホテルで性行為に及んだ。女子生徒によると、鶴岡容疑者はみだらな行為を、「携帯電話の動画で撮影したようだ」と話しており、「本人から警察官だと聞いていた」という。 鶴岡容疑者は5月下旬以降に複数回、女子生徒に裸の画像を撮って送るよう要求。女子生徒が拒否すると、女子生徒とのみだらな行為を動画撮影していたことをほのめかし、「あの時の動画を売る」などと脅した。6月下旬、女子生徒の母親が県警に被害を相談し発覚した。県警は児童買春・ポルノ禁止法違反(ポルノ製造)容疑でも捜査を進める。 鶴岡容疑者は10年4月に大阪府警に採用。昨年1月に柏原署に配属され、交番勤務をしていた。府警の渡壁一次監察室長は「兵庫県警の捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントしている。(蔵元英二)
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社会 2012年08月29日 11時00分
“罪名落ち”が急増の理由
殺人容疑で逮捕された容疑者を、検察がそのまま『殺人罪』の罪名で起訴する割合が大幅に低下しているという。先ごろの法務省の統計から明らかになった。背景にあるのが2009年から導入された裁判員制度。検察が有罪立証の難しい事件の起訴に慎重になっており、そのため殺人容疑で送検された容疑者が、傷害致死罪で起訴されるなど結果的に“罪名落ち”となったためだ。日本弁護士連合会の関係者が解説する。 「以前は検察と裁判官の間で通じる“暗黙のルール”がありましたが、その範疇にない一般市民である裁判員は、特に自白がない事件での状況証拠について見方が厳しい傾向にあります。検察サイドが、そのあたりに対して抑制的になっているのが原因でしょう」 その一方で、最高裁判所の付属機関である司法研修所の調査では、死刑判決の割合が戦後の混乱期並みの“乱発傾向”にあることを指摘している。この調査の論点も裁判員制度だ。 「同調査は、終戦直後から裁判員裁判導入までの1946〜2009年を対象に、起訴人数に対して1審で死刑判決を受けた人数の割合を10年ごとに調査しています。殺人事件では'46〜'54年が1.02%でしたが、'55〜'94年の間は0.25%前後で推移。'95〜'04年に0.63%、'05年以降は0.99%と、20年前の4倍となっています。起訴人数に対する割合ですから、はっきりと厳罰化の傾向にあるのが、この数字から読み取れると思います」(前出・関係者) 検察が殺人での起訴に慎重になったのは、死刑廃止の世界の潮流からすればごく自然な流れといえるが、日本人のおよそ9割は、死刑制度を必要だと認めているという調査結果もある。 “復讐する権利”が許されない以上、やはり死刑存続が日本の総意のようだ。
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芸能ニュース 2012年08月28日 15時30分
【週刊テレビ時評】日本テレビ24時間テレビが「平清盛」を完全KO!
先週末、お茶の間を席巻したのが日本テレビ系列「24時間テレビ35 愛は地球を救う」。同番組は8月25日土曜日午後6時30分〜26日日曜日午後9時9分まで放送されたが、その平均視聴率(以下、すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)は17.2%だった。これは歴代5位の数字。 瞬間最高視聴率は26日午後8時57分と58分の39.1%で、家族4人で120キロマラソンに挑んだ佐々木健介&北斗晶ファミリーのアンカー、北斗がメーン会場の日本武道館にゴールする直前と直後のシーンであった。 時間帯別の視聴率では、最も高かったのがフィナーレの26日午後7時〜9時9分で28.0%。25日午後9時23分〜11時23分が23.8%、26日午後5時23分〜7時が23.9%と上々。マンネリを叫ばれながらも、根強い人気を示した。 24時間テレビは同局の後続番組にも好影響を与え、「行列のできる法律相談所」(午後9時15分〜10時9分)=18.5%、「おしゃれイズム」(午後10時15分〜10時45分)=15.2%と、通常より高い数字を弾き出した。 その影響をまともに受けたのがNHK大河ドラマ「平清盛」(日曜日午後8時〜8時45分)で、24時間テレビのフィナーレとガチンコ勝負となり、第33話(26日)視聴率は9.3%(関西9.1%)と過去ワースト2位で、2度目の1ケタ台を記録。 ワーストの第31話(5日)=7.8%=の際は、ロンドン五輪女子マラソンとの対決だったが、やはり、強力な裏番組があれば、視聴率が大きく下がるというのが定番になってしまった。 軒並み低調な夏ドラマのなかでは、フジテレビ系列「GTO」(AKIRA主演=火曜日午後10時〜10時54分)が、五輪後再浮上。第7話(14日)は13.5%まで上がり、第8話(21日)は15.1%まで上昇した。この数字は第1話(7月3日)と並ぶもので、一度落ちた視聴率が、ここまで戻ってくるのは異例。 また、「FIFA U-20女子ワールドカップ ジャパン2012」でのヤングなでしこは、22日水曜日のニュージーランド戦(フジテレビ系列=午後7時15分〜9時24分)が10.6%、24時間テレビフィナーレと重なった26日日曜日のスイス戦(フジテレビ系列=午後7時15分〜9時24分)が9.4%で、まだまだフル代表には遠く及ばない数字となった。 その他、日本テレビ系列「金曜ロードSHOW!」(午後9時〜11時4分)で、地上波2回目の放送となった「崖の上のポニョ」は16.4%だった。(坂本太郎)
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トレンド 2012年08月28日 15時30分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol7 ラバーガール)
ボケるのではなく、間違う。ツッコむのではなく、注意をする。日常のあたりまえも、ラバーガールの手にかかればクスリと笑えるコントに変わる。それを人は、「シュール」と言うが−−。(伊藤雅奈子) −−ネタはどうやって作っているんですか? 飛永「完全に、2人で作ってますね。昔は、お互いが書いたものを見せあってたんですけど、そうすると、相方の審査がまずあるから、ダメ出しが出たら、そこで何時間もかかっちゃう。それなら2人でやろう、と」 大水「新宿のカフェで作ってます。最初はマック(マクドナルド)、次にモス(バーガー)、今はカフェで、ちょっとずつグレードアップして。2時間考えて、ダメだったらやめます」 飛永「3時間粘ることは、まずないね。だから、できなかったら、そのぶん何度も集まんないといけなくなるという」 −−「正していくコント」は、そうやって生まれるんですね。 大水「ベタでおもしろいのがいちばんいいと思ってるんで、じつは僕たち、“スーパーベタ”なんです、店員とお客さんとか」 飛永「“シュール”って言われるんですけど、じつはベタ。でも、テンションが低いから、そう思われちゃう(笑)。リアリティーなことを言うと、普通、店員はお客さんに『なんでだよ!』なんて絶対に言わないじゃないですか。クレームをつけられても、店員としての対応をするっていう、それをコントでやってるだけ」 大水「叩くとか、ずっこけるとか。いわゆる、お笑い的なベタをやってないだけで」 飛永「できないよね?」 大水「うん。できない。ヘタだし」 −−『キングオブコント2012』(※1)の、対策や意気込みを聞かせてください。 飛永「決勝戦は芸人が審査しますからね。まぁ、リアルな数字が出るんですよ。2本のネタ選び、順番はちゃんとやんなきゃなぁっていうのが、1回目に出たときに感じたんで、今年も出られたらもっと、上をめざしたいですね」 大水「1回決勝には行けてて、次に行けたら優勝しかないと思ってたんですけど、今年は準々決勝で1度落ちて、追加合格でここまで来られた。だから、ある意味プレッシャーなく、思いきりやれるかなぁって。ライバルは…。バイきんぐとニッチェ。昔からおもしろかったバイきんぐさんの言い回しやフレーズが、最近になって世間に浸透してきたって、すごい感じるんです」 飛永「決勝に行くっていうのを目標にして、去年の夏と今年の冬に単独ライブをやったので(※2)、優勝したいですね。今まで特に賞を獲ったことがないので、そろそろいろんな人に認めてもらいたい」(※1)毎年秋に開催されるコント日本一決定戦で、優勝賞金は1000万。ラバーガールは2010年大会で決勝に進出して、5位。同じ事務所の東京03が2代目、キングオブコメディが3代目キングになったことから、3組目の覇者が期待される。本年度は、8月30日&31日が準決勝。決勝戦は9月下旬、TBS系列で全国生放送。(※2)今年2月に新宿・紀伊國屋ホールで行われた単独ライブvol.7「ジェイコブ」は、DVD『ラバーガール ソロライブ ジェイコブ』(3,990円)となって発売中。本編87分+特典56分。【プロフィール】飛永 翼(左)‘83年2月生まれ、静岡県出身。大水洋介‘82年12月生まれ、青森県出身。2001年結成。プロダクション人力舎所属。●プロダクション人力舎presents「高校野球大好き!!ナイト2012」が9月7日(金)、阿佐ヶ谷ロフトAで開催。18時半OPEN、19時半START。出演は大水洋介(ラバーガール)、いけだてつや、早出明弘、渡部建(アンジャッシュ)/ゲスト:小関順二(スポーツライター)。チケット前売1500円、当日1800円オフィシャルブログ http://ameblo.jp/rubbergirl-jinriki/飛永のTwitter https://twitter.com/tobinagaプロダクション人力舎の公式サイト http://www.p-jinriki.com/pc/(この連載の次回更新は9月最終週)
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スポーツ 2012年08月28日 15時30分
ダメ虎もう白旗!? 早くも来季の組閣へ
まだ、8月だというのに、不動のセ・リーグ5位に低迷する阪神が、早くも来季への組閣人事へ動き出した。公式戦を32試合も残しているというのに、異例の早さでの行動は、今季はあきらめたのも同然だ。 阪神は27日現在、112試合41勝59敗。CS(クライマックス・シリーズ)への出場の可能性は残っているが、3位広島まで8.5ゲーム差、4位ヤクルトまでは6ゲーム差で、4位以上への浮上は至難のワザだ。最下位DeNAには5ゲーム差で、最下位転落の危機もはらんでいる。 ただ、用兵についてはすでに、ベテランや外国人を排除した若手選手起用に切り替えており、もはや今季に関しては、白旗を掲げたようなもの。 この現場の状況に、フロントの動きも素早かった。元阪神監督で、オリックスではGM、監督の経験をもつOBの中村勝広氏(63)が来季、GMに就任することが濃厚となった。オファーを受けた中村氏は「受ける方向で考えている」と語っており、来週中にも正式決定する見込みだ。 また、OBで解説者の赤星憲広氏(36)をコーチとして、招へいするプランもあることが明らかになった。 こうなると、非常にやりづらくなるのは現首脳陣だ。32試合も残しているのに、球団が来季組閣人事へ着々と進んでいる現状では、コーチ陣も落ち着いて選手の指導に当たれない。26日の広島戦では、有田修三ヘッドコーチ(60)が体調不良となり、試合中に球場を離れて静養する波乱があったばかり。有田コーチは胃腸炎といわれているが、失職を恐れて悩んでいたのだろうか。 和田豊監督(49)にとって、中村氏は大先輩で、かつては監督と選手という間柄。さすがに、現役時代、監督だった中村氏がGM職に就くとなると、自分の意見が通りづらくなるのは必至。 和田監督の来季去就は未定だが、不振の責任を取って、わずか1年で辞任に追い込まれる可能性もある。監督を続けても、昔の師匠に気を遣いながら、采配しなければならないという地獄が待ち受けている。和田監督にとっては、潔く身を引いた方が幸せなのかもしれない。(落合一郎)
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芸能ネタ 2012年08月28日 14時00分
菜々緒ショック 巨乳軍団社長を自殺に追い詰めた東京ガールズコレクション詐欺(2)
もっとも、帯刀氏を追い詰めたのはこの一件だけではなかったようだ。I社長によれば、帯刀氏は2回にわたって資金繰りで翻弄されてきた経緯があるというのだ。 「帯刀氏が『イエローキャブ』の三代目社長だったことは知られているが、辞任した二代目社長のSが、2年ほど前から『海外ファンドから金を集めてやる』などと甘言を弄していたのです。Sの目論みは社長の座に返り咲こうというものだったが、資金繰りに窮していた帯刀氏はこの言葉を信じ続け、半年以上も翻弄された。Sを信じず、早めに資金繰りに奔走していたら、Wの買収話にも乗らなかったはずなのです」 ただし、W氏が進めていた買収話について言えば、その実現性は限りなく低かったと言わざるを得ない。というのも、ここにきて同氏には別の疑惑も噴出しているからだ。 「W氏は杉本彩や小向美奈子主演で話題をさらった故・団鬼六氏の官能小説『花と蛇』のファイナル映画を昨年企画。『小池栄子、井上和香などを出演させ、作中で過激に縛り上げる』などと投資家から資金を集めていた。ところが、後に権利が東映にあることがわかり、今では詐欺だと騒動になっているのです」(映画の投資に詳しい関係者) この件に関し、W氏は「団さんがボケていて映画化権を二重に譲渡した」と釈明しているというが、「返金を請求しようものなら、反対に恐喝罪で訴える構えを見せ、泣き寝入りする投資家も多い」(同)のだという。 またI社長もこう話す。 「Wは業界でも製作費の遅配で有名で、佐藤江梨子主演の映画『秋深き』でも支払いを遅らせ、監督が自殺しているらしい。また、一方のSにしても、私自身が石原さとみ主演の映画製作費の一部立て替えを求められ、1500万円渡したが、撮影もしなければ金すら戻ってこない。この件は訴訟準備中ですが、帯刀氏は、2人のいい加減な人間たちとの板挟みで追い詰められたのです」 今回の件についてS氏は「『イエローキャブ』との間に未解決の負債はありません。財務に関することはわかりませんが、故人(帯刀氏)とは、長い付き合いでした。ご冥福をお祈りします」と回答。W氏は連日携帯をドライブモードにしたまま、連絡が取れず終いだった。 また、TGC事務局にも同イベントの映画化権についてコメントを求めたが、回答がない状態だった。 芸能界には、「魑魅魍魎がすむ」と言われるが、これが事実とすれば、いずれは訴訟に発展しかねない状況だともいえるのだ。
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芸能ネタ 2012年08月28日 14時00分
畑中葉子が所属プロからクビ宣告 理由は検定試験で2点不足のため
かつては平尾昌晃氏とデュエットで歌った『カナダからの手紙』が大ヒット。その後、ロマンポルノ『後ろから前から』に主演しファンも多い畑中葉子が、ひさびさに話題を提供してくれた。 所属している太田プロとの契約を解消したと自らブログで明らかにしたのである。 53歳になる畑中が、いまをときめく太田プロにいたとは意外だが、所属は昨年4月からだという。 さらに契約解除理由を聞いて驚いたむきは少なくなかったはずだ。畑中が『ガチ桜』(フジ系)の企画で、6月に受験した「ニュース時事能力検定2級」で不合格になったためだという。畑中は合格基準の70点に2点足りなかった。 太田プロは進行中の仕事をこなしてから契約を完全解消するとし、すでに事務所のプロフィールからも削除されている。 それにしても、テレビの企画で捨てられる畑中のようなケースは、これまであまり例がない。 畑中は「今後も太田プロにアピールを続け、仕事ができるよう時間をおいて交渉をしてまいります」と“再契約”に向けて努力するとしている。 このコメントを読む限り、わずかながら復帰の見込みもあるため「畑中再浮上」のための“やらせ”との見方もある。 だが、芸能プロ関係者の多くは、畑中は消える運命と見ている。 太田プロにはAKB48の前田敦子、大島優子の売れっ子2人に、有吉弘行がいる。この3人が5割を稼いでいる状況だ。 「畑中が生き残るには厳しい環境。彼女は不要タレントなのです。最近の畑中は『ガチ桜』のほか、映画『インターミッション』などの仕事があった程度です」(芸能レポーター) 太田プロも「いまが潮時」と判断し『ガチ桜』の企画に挑戦させたとの見方もできる。 では、これからどうするのか。 「畑中は太田プロに所属する前はカラオケスクールを自分で経営していた。現在は休んでいるが、またそれを再開すればいいと落ち込んでいる様子はない」(芸能界事情通) これをきっかけに、畑中の50代ヌードを企画する出版社も出てきたという。畑中もマル損ではなかろう。(編集長・黒川誠一)
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その他 2012年08月28日 12時00分
独占激白 元航空自衛隊空将(佐藤守氏)が機密公開した「UFO遭遇」(2)
昭和40年代、当時『F-86F』パイロットだったU元二佐が、東北地方の某基地に勤務していたとき、日中訓練で、はるか上空に星より明るく輝く物体に遭遇した。 通常、地上レーダーサイトからゴースト(レーダースコープに正体不明の影が映ること=鳥の大群の場合もある)やストレンジャー・インフォメーション(正体不明機の飛行情報)をもらえば、スクランブルがかかり目標に接近する。 「それがバルーンだったりすることもあるが、目視している明るく輝く物体はレーダーに捕捉されていなかった。われわれが目視している物体がレーダーに映らないというのは科学では考えられない」と、U元二佐は結論付けた。 1981年、宮崎県新田原基地での体験談。夜間要撃ミッションにおいて、『F-15J』パイロットの桧垣哲雄元二佐は、レーダーに映らない不可思議な光を目撃した。2機編隊での訓練空域で、右真横方向約9キロメートルに白いライトがほぼ同高度で飛んでいるのを見つけたのである。 「2番機は真横には飛んでおらず、横にいた飛行物体は蛍光灯に近い青白い光だった。GCIO(地上の要撃管制官)にストレンジャー情報を聞いても、周辺に他機はいないというし、後方を飛行する2番機に聞いても桧垣機の横には何もいないという。あれは一体、何だったのか」 こうした目撃情報が多数存在するという。しかし、それが日の目を見ないのはなぜなのか。 「UFOに遭遇したなどと言えば精神異常を疑われかねない。精神的におかしいパイロットを任務に就かせるわけにはいかないので、パイロットを辞めて地上勤務に移るか、最悪、自衛官の職を失うかしかありません。ただ内輪では、『見たぞ』という会話は普通に交わされています」(佐藤氏) '83年頃、松島基地で起きた事件は象徴的だ。 『T2』練習機(2人乗り)において、前席に教官のM一尉、後席にも教官のG一尉が学生の要撃訓練の目標機として飛行し、基地への帰投中1万5000フィート辺りでG一尉が“葉巻型”の物体を発見(M一尉は未確認)した。直後に機体のコントロールに異常を感じたが、物体を見失うと機体は正常に戻った。 基地に戻ると、いかなる機体トラブルも詳細に整備記録に記入し整備員に説明しなければならない。整備員は機体を点検後異常なしと確認し、再度点検のために確認飛行をすることになった。今度はM一尉が別のパイロットと確認飛行に飛び立った。操縦系統に異常なしと判断し、今度も基地への帰投中に“葉巻型”の物体と遭遇した。と、同時に前回と同じトラブルが機体に発生。またもや物体消失後に機体は正常に戻り、同じように整備記録に記入し整備員に説明したが、これも異常なし。そこで司令部が得た結論は、G、M一尉の証言には疑問があるということになった。 万一、2人の報告したトラブルが事実ならば、全国に配備されている『T2』、その改造型の『F1』支援戦闘機全機が故障探求の対象になる。製造した国内メーカーも巻き込み、一大事となるのは明らかだった。 点検にかかる費用も莫大なものとなる。この事項は、航空幕僚監部を巻き込む大問題に発展し、空幕の担当幕僚からの指令により司令部に呼び出された2人は、以後一切この問題に口を開くことはなかった。