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芸能ニュース 2012年09月25日 11時45分
「ミスヤングチャンピオン2012」が水着でお披露目…3人で写真をいっぱい撮られたい!
グラビアアイドルオーディション「ミスヤングチャンピオン2012」の発表記者会見が24日、東京・千代田区の秋田書店で開催。相原美咲(あいはら・みさき/17)、池上紗理依(いけがみ・さりい/16)、由井香織(ゆい・かおり/23)がグランプリに輝き、水着でお披露目会見を行った。 今年で3回目を迎える同オーディション。2000通を超えるエントリーの中から、面接、カメラテスト、読者投票らをへて3名が選出された。25日発売の『ヤングチャンピオン』のグラビアに登場し、グラビアコンテンツ配信などでも活躍。また、グランプリ受賞の結果を知らされた瞬間の映像らも収録された沖縄ロケのイメージDVDも発売。 この日、キュートに誕生したミスヤングチャンピオン2012の3人。今後、三姉妹ユニットとしても活動し、チャームポイントは長女役の由井が「腰のくびれ」、次女役の相原が「胸の形とほっぺたが伸びるところ」、三女役の池上が「茶色い瞳」と紹介。 今回の応募がきっかけでグラビアを始めたという由井は、当初は受賞が信じられなかったというが、会見に臨み、「今は責任感」が芽生えていると早くも頼もしい発言。一方、相原は、受賞を告知された瞬間に「かわいくない泣き方」をしてしまったことを明かし、その場面はDVDにも収録されているが、「まだ見ていないんです。恥ずかしくて…」と恥じらい気味。今回の結果情報は会見の終了をもって解禁となるが、「ファンの方に感謝しています」という池上は、「早くブログに(結果報告を)書きたいです」とにっこり。 3人は、ミスヤングチャンピオン2012の魅力と強みを、「3人の結束力」(由井)、「みんなかわいい」(池上)、「仲良くて、いつも明るい現場なので、それを誌面に出していきたい」(相原)と紹介し、由井は、「3人で写真をいっぱい撮られて、撮影会などをやっていきたいと思います」と笑顔を見せた。(竹内みちまろ)
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芸能ニュース 2012年09月25日 11時45分
AKB48 サイード横田絵玲奈が研究生辞退「なかなか上手く出来ず悩んだ結果」
アイドルグループ、AKB48の研究生・サイード横田絵玲奈が研究生として活動することを辞退することがわかった。AKB48の公式ブログで発表された。 24日に、「サイード横田絵玲奈からファンの皆様へ」とのタイトルで更新された同ブログ、「AKB48 12期研究生 サイード横田絵玲奈より、AKB48研究生を辞退する申し出があり、受理した事をご報告致します」として、サイード横田からのコメントが掲載されている。 サイード横田絵玲奈はAKB4812期生オーディションに合格。研究生として活動を開始。ロンドン五輪では、姉のサイード横田仁奈が新体操の代表として出場したことが話題に。今月18日に行われた「第3回AKB48じゃんけん大会」では、新体操の衣装でリボンを持って登場した。【サイード横田絵玲奈からのコメント全文】こんにちは。12期研究生のサイード横田絵玲奈です。この度私は研究生を辞退させていただきます。AKB48に入ってから約1年半。たくさんのことを経験させていただきました。普通では経験させていただけないような貴重な体験もたくさんさせていただきました。楽しかった事や悔しかった事、悲しかった事たくさんありました。学業との両立をしようとしてきましたが、なかなか上手く出来ず悩んだ結果このようになりました。今年私は受験生で学業に専念したいと思います。研究生で学んだことはこれからたくさんのことに活かせると思います。今までありがとうございました。AKB48の研究生になりに過ごした日は本当に幸せでした。いつか会える日まで。本当にありがとうございました。AKB4812期研究生15歳サイード横田絵玲奈
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芸能ニュース 2012年09月25日 11時45分
映画『BUNGO〜ささやかな欲望〜』公開直前イベントに女優の波瑠が登場
映画『BUNGO〜ささやかな欲望〜』の都内で行われた公開直前イベントに作中の1編「幸福の彼方」で主役を演じた女優の波瑠と谷口正晃監督が登場した。 同イベントは、女優・波瑠と谷口正晃監督をコトブキツカサが映画で心理分析し、二人の素顔を徹底大解剖するというもの。またハイブリット型総合書店hontoとのコラボ企画として本作の映画パンフレットを電子版のみで販売するにあたり、発売前の電子版映画パンフレットの中身も初公開致した。 波瑠は、「監督とは衣装合わせのときが初対面でした。監督は、私が現場で、どうしたらいいか迷ってしまったりするのをすぐに見つけてくれるのでとても安心できました。初日は茨城の大洗海岸での撮影で、すごく風が強くて大変だったのを覚えています。(共演した)三浦貴大さんは、何をしても受け入れてくれる気がしてそんなに“ああしよう、こうしよう”とは考えませんでしたね。初めて脚本を読んだときは、重要なずっしりくるシーンの連続だったので大変そうだと思いましたが、監督が資料で戦時中のことをまとめたDVDやアンジェラ・アキさんのラブソングをくださって、向かう場所が明確になり、ありがたかったです。夫婦の愛や親子の愛、愛の在り方って何だろうということを考えさせられる、自分の大事な人と観てもらいたい映画です」とコメントした。 『BUNGO〜ささやかな欲望〜』は、9月29日(土)より角川シネマ有楽町ほか全全国順次公開される。(C)「BUNGO ささやかな欲望」製作委員会
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芸能ニュース 2012年09月25日 11時45分
原沙知絵に結婚報道 お相手は30代一般男性
25日発売の女性週刊誌『女性自身』が女優の原沙知絵が結婚したと報じた。お相手は30代の一般男性。同誌は、原の自宅マンションを訪れている男性をキャッチしている。また、原は、今年の春ごろから交際をスタート。9月下旬に男性が都内の区役所に婚姻届けを提出しているという。 原沙知絵は福岡県出身。高校在学中にスカウトされ、モデルとしてデビューし、その後、女優活動を開始。テレビドラマなどで活躍している。
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社会 2012年09月25日 11時45分
無資格で健康診断のニセ医師を逮捕 医療現場経験は事務3カ月
東京都板橋区の高島平中央総合病院で、医師に成り済まして健康診断を担当し、報酬をだまし取ったとして、警視庁と長野県警の合同捜査本部は9月24日、詐欺、医師法違反(医師の名称使用制限)、偽造公文書行使の疑いで、無職・黒木雅容疑者(43=東京都世田谷区中町)を逮捕した。 逮捕容疑は09年6月、都内の人材紹介会社に対し、実在する山梨県内の眼科医の名前と「山梨医科大医学部医学科卒業」とウソの申告をして医師登録。同社の斡旋で、10〜11年、偽造の医師免許証のコピーを同病院に提出し、健康診断を行い、その報酬として現金計262万円をだまし取った疑い。黒木容疑者は同病院で2363人の健康診断を受け持った。 警視庁生活環境課によると、黒木容疑者は容疑を認め、「子どもの教育費や交際費、生活費がほしかった。独学で看護師の知識は得たが、診療は自信がなく、健診ならできると思った」などと供述。インターネットで同姓の医師を見つけ名前を使っていたという。 黒木容疑者は同病院の他、長野、神奈川など十数カ所で健診をしていたとみられ、長野県の病院は県警に被害を相談。警視庁と長野県警は実態解明を急ぐ。 自称医師を名乗りながらも、医療現場としては横浜市内の病院で事務の経験が3カ月あっただけで、独学で看護師の知識を得たという。 世田谷区のアパートで、妻と小学生の娘と暮らしていたが、問題発覚後は行方をくらまし、横浜市の短期賃貸マンションに移っていた。24日朝、警視庁の呼び出しに応じ、東京・鎌田の路上に出頭し逮捕された。 この問題を受けて、厚生労働省は全国の都道府県に、医師免許の原本などで医師本人の確認を徹底するよう通知する。(蔵元英二)
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社会 2012年09月25日 11時00分
あべのハルカス“日本一の高層ビル”が最大テナント「シャープ」を失いおおわらわ!?
「阿倍野に日本一のビルを建てろ!」との山口昌紀会長の号令のもと、近畿日本鉄道が威信をかけて建設を進める『あべのハルカス』。8月30日には300メートルの高さに到達し、超高層ビルでは横浜のランドマークタワー(296.33メートル)を抜いて日本一の高さになったわけだが、早くも先行きが不安視されているという。 「竣工予定は2014年。地上60階の堂々たる威容は、まさに“平成の通天閣”と地元ではもっぱら。しかし、ここにきて、オフィス・フロアのメーンテナントに予定されていた『シャープ』が本社機構の移転を断念し、一気に暗雲が立ち込めたのです」(地元紙記者) ハルカスの計画が立ち上がった頃のシャープは、液晶パネルが絶好調で、堺に新工場を作るなどイケイケ状態だったが、今や空前の赤字で崖っぷち。台湾の鴻海グループとの業務提携を巡り、最後の詰めの真っ最中で、「こんな状態では高額家賃のハルカスに引っ越せるわけがない」(シャープOB)というのも頷ける。 問題は、大口テナントに逃げられた近鉄だ。 「『WTC』にしても『りんくうゲートタワー』にしても、ここ最近の大阪の超高層ビルは経営破綻が続き、お荷物状態になっています。近鉄はそれらの失敗を踏まえて、関西経済の底力を見せるべく万全の計画を進めていただけに、ショックは大きいと思いますよ」(経済誌記者) ただ、そもそもシャープ本社の移転計画は正式には発表されていない。それだけに、この問題に関してはシャープも近鉄もノーコメント。ある近鉄関係者はこう語る。 「確かにシャープの本社が入るという話は正式には発表してません。正式に発表しない間に話が消えたんやから、“話が無かった”のと同じでしょ」 一方のシャープ側も、「社内に『移転準備室』を設置するという話はあった」(前出・OB)というから、計画があったことは間違いないようだ。 大阪の新たなシンボルの行方やいかに。
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トレンド 2012年09月24日 15時30分
「オスカープロお笑いライブ」 『THE MANZAI2012』の認定漫才師50組に選ばれた勝又、決勝進出への意気込みは?
21日の夜、東京・新宿区の関交協ハーモニックホールで、オスカープロモーション主催の「オスカープロお笑いライブ」が開催された。毎月第3金曜日に行われる恒例ライブ。今月は所属45組に、マセキ芸能社のジグザグジギー(『キングオブコント』セミファイナリスト)を加えた計46組が、デッドヒートを繰り広げた。 観客投票で上位にランクインしている者だけが立てる「A-YOSE」で、この日トップ投票となったのは、とりゅふ。優勝賞品である韓国料理店「TEJITOKYO西新宿店」http://www.teji-tokyo.com/の豪華お食事券1万円分と、来月は、ネタの持ち時間が3分の「3分組」から5分の「5分さん」に昇格する権利を手にした。 注目すべきは、オスカーから唯一『THE MANZAI2012』の認定漫才師50組に選ばれている勝又。兄弟漫才コンビは、この日の観客投票で残念ながら、「3分組」から前哨ライブの「B-YOSE」に降格。意気消沈のところをキャッチして、『THE MANZAI』に賭ける想いに迫った。 −−コントのイメージが強いふたりが、『キングオブコント』ではなく、『THE MANZAI2012』で好戦績を収めているのは、意外でした。 ani(右)「前から、僕らがやってることは漫才に近いんじゃないかと、偉い大人に言われてまして。それなら漫才師としてやってみますかと、試行錯誤して、なんとか形になったかなぁと」 −−認定漫才師に選出される自信はありましたか? ani「本戦サーキット用に、ネタをおろしたんですね。で、やらしい話、ウケたんですよ(8月21日、ラフォーレ原宿の2回戦)。でも、そのあとのコンビもバンバンウケてたんで、あれ、俺たち、そうでもないな…って思ってたんですけど、その日の23時ぐらいに電話がかかってきたんです、『選ばれましたんで、明日来てください』って。単純に、うれしいってこういうことなんだなって思いました。それまでが、クソみたいな生活を送ってたんで」 弟「僕はaniから聞いたんで、ドッキリだろうと。絶対に騙されないぞ、そんなもんに引っかかるかって、ホントに喧嘩になってしまって。『信じろ!』、『信じない!』ってなってたんですけど、最終的にはマネージャーから言われて」 ani「これまで、イケるんじゃないか!?と思いながらダメだったことを、もう4、5回経験してますんで。ちょっと闇を抱えてます。1回捨てられた猫は、人を信用しないですから。けど、今回はイケたな〜」 弟「うん。本物だ。騙されてない」 −−決勝進出者の12組が絞られる本戦サーキットは10月6日、ルミネtheよしもとから開始(全5戦)。12月下旬、決勝大会を控えています。今の気持ちを。 ani「僕らは真正面から向かうタイプじゃなくて、隙を突くというか。あの手この手を使って、最終的にあの舞台に立っていられたらいいなぐらい。選ばれなくても、結果は結果として、そこまでのプロセスで気を抜かず。あるサイトで岡村(隆史:ナインティナインは今年も司会を務める)さんに、『勝又と新宿カウボーイは、上には行かないだろうけどおもしろかった』って言ってもらえたんで、名前を出してもらえたってだけで、十分ですよ」 弟「岡村さんは『絶対に行けない』って、絶対を強調してたけどね」 ani「絶対って? まぁ、それも芸人のデカい愛でございますから」(インタビュー・伊藤雅奈子)【今月のトップ】B-YOSE第1位:プラスワン第2位:達磨屋サンデーマンデー第3位:ちょこっとヘブンA-YOSE第1位:とりゅふ第2位:ダイマル第3位:反抗期フレイバー【次回のオスカープロお笑いライブ】日時:2012年10月19日(金)場所:関交協ハーモニックホール住所:東京都新宿区西新宿7-21-20関交協ビル開場:18:00開演:18:15 *A-YOSEは19:30からチケット:前売り1300円、当日1500円(A-YOSE・B-YOSE通し)
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スポーツ 2012年09月24日 15時30分
日馬富士 横綱昇進確実となるも数々の不安要素
大相撲秋場所(両国国技館)は千秋楽(9月23日)で、大関・日馬富士(28=伊勢ヶ浜)が横綱・白鵬を破り、94年の貴乃花以来となる大関での2場所連続15戦全勝を達成した。 横綱審議委員会・鶴田卓彦委員長は「素晴らしい成績だ。これなら問題ない。日馬富士は予想以上に強くなった印象だ。東西に横綱が揃うと番付の形がいいし、面白くなる。白鵬との2強時代が来るかもしれない」と太鼓判。北の湖理事長(元横綱)も、「理事会を招集する。精神的に大変な重圧があっただろうが、よく乗り越えた。上がったら自然と風格が身につく。今の形を崩さず、責任を果たせるよう頑張ってほしい」と評価。 この結果、日馬富士の横綱昇進が確実となった。24日の横綱審議委員会を経て、26日の臨時理事会で正式に第70代横綱が誕生する。外国人力士としては、史上5人目となる。 10年初場所(1月)後に朝青龍が引退して以降、実に2年と4場所の長きにわたって、白鵬が1人横綱で奮闘した。横綱が2人になることで、白鵬1人にかかっていたプレッシャーも緩和され、より土俵の充実が期待される。 ところで、横綱昇進が確実となった日馬富士だが、関係者内では早くも数々の不安要素が取りざたされている。 それは、まず、「ここ一番」の弱さ。日馬富士は3度目の綱獲りでようやく、悲願を成し遂げたが、1度目の綱獲り場所では9勝6敗、2度目の綱獲り場所では8勝7敗と、いずれも1ケタ台の星に終わった。新大関となった場所も8勝7敗で、プレッシャーに弱いところを露呈した。新大関より、さらにプレッシャーがかかる新横綱の場所で、日馬富士が本来の相撲を取れるかどうか、不安視される。 また、浮き沈みが激しい不安定な成績も、心配要素。09年夏場所(5月)で初優勝した後、3場所連続で9勝6敗に終わった。11年名古屋場所(7月)で2度目の優勝を果たした後は、8勝7敗が2場所続いた。今年夏場所(5月)でも8勝しか挙げていない。たまに爆発して優勝することもあるが、それ以外の場所は冬眠しているかのような相撲しか取れていない。その“病気”が横綱になって出ないかどうか、不安も覗かせる。 さらにいえば、今場所、3大関が途中休場して、その分、対戦相手が下位力士にすり替わった点。休場した大関との対戦成績は、把瑠都と14勝12敗、琴欧洲と18勝17敗とほぼ互角。琴奨菊とは14勝25敗と大きく負け越している。この3大関が休場していなかったら、優勝できたどうか疑問は残る。来場所は5大関相手に、横綱らしく圧倒できるかどうかも心配だ。 そして、関係者が危惧するのは、その人気面だ。某協会関係者は「横綱が2人になるのは喜ばしいのですが、日馬富士の綱獲りで、観客動員が大きく増えたということはありません。朝青龍・白鵬時代のような盛り上がりは期待できないでしょう」(某協会関係者)と嘆く。今場所千秋楽のNHKでの相撲中継の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は17.7%、瞬間最高は日馬富士が白鵬を破った場面で24.4%だった。 大混戦となり平幕・旭天鵬が史上最高齢優勝を果たした夏場所千秋楽(5月20日)の視聴率は20.4%、瞬間最高は24.5%だった。綱獲りが懸かっていても、夏場所千秋楽より視聴率が低かった事実は深刻。いかに日馬富士への注目度が、低いかの証明となってしまった。 新横綱誕生は日本相撲協会にとっては、喜ばしい話だが、数々の不安要素が現実とならないことを祈るばかりだ…。(落合一郎)
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その他 2012年09月24日 12時00分
スカイツリーにご用心!? 子供たちの脳を襲う「電磁波」の危険度(2)
電磁波とは携帯電話などから発せられるマイクロ波と送電線から発生する低周波をいう。これらの電磁波は微弱なため、事業者は健康に影響はないと主張してきた。ところが、長期に渡って浴び続けていると、さまざまな障害が起こることが報告されている。 中でも最もわかりやすいのは、携帯電話の基地局を設置したマンションで発生した住民の健康被害だ。 沖縄でこんなことがあった。マンションで800Mhzと2ギガのアンテナを設置したところ、住民の間に頭痛、耳鳴り、倦怠感、イライラ、精神錯乱、意識障害などの苦情が出たというのだ。 マンションに住んでいた医師が住民の苦情を聴き取り調査をして、健康被害がひどくなったのはアンテナ設置の後だというのがわかった。 理事会で、基地局の撤去を決め、それが実施されると、住民の主症状はほとんどなくなったという。 電磁波を浴びると、なぜ、胸がしめつけられたり、頭がフラフラするのか。 「これまでの研究で、細胞内のカルシウムイオンが流出し、脳の松果体から分泌されるメラトニンが減少することがわかっています。カルシウムイオンは神経の伝達や心臓の鼓動に影響します。メラトニンは睡眠覚醒など、生活のリズムを体内に伝える働きがあります。そうした働きが電磁波で損なわれるのですから、頭痛、疲労、睡眠不足、集中力の低下や不定愁訴が起こるのは当然かもしれません」(宮田氏) Aさんの他にも、マンションの躯体に埋め込まれた電気の配線がわかるという患者もいた。 一番身近な問題は、携帯電話のマイクロ波。東京都墨田区にできたスカイツリーからもそれは出ており、当然、東京タワー時代よりも強力であるはずだ。 「心配なのは、子供たちが携帯電話を当たり前のように所持していることです。子供の頭蓋骨は大人に比べて薄いだけに、脳は電磁波の影響を受けやすいのです」(宮田氏) 米国では、妊娠中に日常的に携帯電話を使用した母親から生まれた子供は、問題行動を起こすリスクが高まるという研究結果が出ている。それは携帯電話の健康影響を研究する専門家チームによって報告された。 今や、幼稚園児でさえ携帯を使う時代だが、親は子が携帯電話を長時間使わないよう注意すべきだろう。 電磁波を発する機器とは切っても切れない現代人の生活。では、電磁波アレルギーを回避するためにはどうすればいいのか。 「子供たちに携帯を持たせないのは言うまでもありませんが、ビタミンC、ビタミンE,ビタミンB群、マグネシウム、カルシウムを十分摂取することです。そうすれば、電磁波による健康被害から少しは身を守れるでしょう」(宮田氏) 世界一のスカイツリーを眺めているだけではわからない、見えない“恐怖”がそこにある…。
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その他 2012年09月24日 12時00分
本好きオヤジの幸せ本棚(22)
◎オヤジ人生にプラス1のこの1冊『なぜ、「怒る」のをやめられないのか』(片田珠美/光文社新書 798円) ツイッターやフェイスブック等、インターネット上でのコミュニケーションはすっかり定着している。見知らぬ誰とでもコンタクトを取れる今は、確かに10年ほど前よりはるかに進歩した世の中といえよう。しかし、いい面ばかりがあるわけではない。ブログの炎上といった、ネット上での口撃の応酬は常に絶えない。人はおおむね寂しがり屋であり、より多くの人と仲良くし、自分は孤独ではないと信じ込もうとする。しかし同時に自己が中心であり、怒りやいら立ちを多くの他人にぶちまけたくなる生き物だ。 本書の著者は1961年生まれの精神科医である。その立場から、すべての人間が抱いていて当然の怒りや悲しみ、世間的にはみっともないとされるマイナス感情がなぜ生まれるのか、分析する本をいくつか出している。2009年に新潮選書の1冊として出た『無差別殺人の精神分析』ではストレートな凶行で怒りを表現した有名な犯罪者たちについて書いていた。一方、本書では日常で怒りを小出しする、例えば嫌みを言う、些細な意地悪をするなどして他人に迷惑をかける人を取り上げている。そして彼ら彼女らの内面を分析する。 ごく身近にいるマイナス感情のかたまりのような人と付き合う際、本書は格好の参考書になるだろう。なぜこいつは迷惑な行為を続けるのか、という疑問を解消すると気分がすっきりするからだ。(中辻理夫/文芸評論家)◎気になる新刊『日本人なら知っておきたい家紋と名家のいわれ』(大野敏明/じっぴコンパクト新書・800円) 「源平藤橘」を源流として枝分かれし、守り継がれてきた一家の証しである家紋のいわれを、大名や公家などの名家の来歴、系譜などを踏まえて紐解いている。美しく洗練された紋所を眺めるだけでも楽しい1冊だ。◎ゆくりなき雑誌との出会いこそ幸せなり LCC(格安航空会社)の登場により、空の旅がより身近になった。例えば東京→札幌は最安値で4590円。座席はやや窮屈そうだが、それでも安さには代えられない。 ぴあムック『空旅』(ぴあ/780円)は、そんな格安航空を上手に使うガイド雑誌。各社の激安料金比較表やネットによる予約方法などを詳しく紹介している。 また、これまでとひと味違ったカジュアルで親しみやすい客室添乗員の制服図鑑や、手軽な娯楽施設と化しつつある国内主要空港の飲食店案内、「空弁」と呼ばれる限定弁当の味比べまで、空の旅の楽しみを倍増させる企画も満載だ。 LCCの場合、機内で提供されるドリンクや食事が有料であることや、チェックインに時間がかかる、マイルが加算されないなど、デメリットも指摘されているが、そうしたリスクも解説。賢く活用するのに留意すべき点が、わかりやすく伝わってくる。 今までになかったレジャー情報誌として注目したい。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表) ※「ゆくりなき」…「思いがけない」の意