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芸能 2014年10月21日 15時30分
【週刊テレビ時評】関ジャニ・丸山、錦戸主演ドラマ視聴率はW急落! “新婚”仲間の「SAKURA〜事件を聞く女〜」は1ケタスタート
テレビ朝日のシリーズものが絶好調だ。 第3弾となった「ドクターX〜外科医・大門美知子」(米倉涼子主演/木曜日午後9時)第2話(10月16日=15分拡大)視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は、20.9%で2週連続大台超え。「相棒season13」(水谷豊主演/水曜日午後9時〜)初回2時間スペシャル(15日)は、仲間由紀恵のゲスト出演も功を奏してか、19.8%とシリーズ第11弾の19.9%に次いで、初回としては過去2番目の好発進となった。 それをシリ目に、悲惨な状況となったのが、関ジャニ∞勢の主演ドラマ。初回13.3%のスタートだった丸山隆平主演「地獄先生ぬ〜べ〜」(日本テレビ/土曜日午後9時〜)第2話(18日)は7.9%で、5.4ポイントもの大幅ダウン。プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(巨人対阪神)第4戦の放送が急きょ延長され、1時間遅れとなったのは同情すべきだが、それにしても下がりすぎだ。 錦戸亮主演の「ごめんね青春!」(TBS/日曜日午後9時〜)第2話(19日)は7.7%で、初回の10.1%から、2.4ポイントダウン。「日曜劇場」枠としては、異例の低視聴率となった。ともに、第3話で、どこまで回復させることができるか? 田中哲司と結婚して初の連ドラ主演となった仲間の「SAKURA〜事件を聞く女〜」(TBS/月曜日午後8時〜)初回(20日)は、午後7時から2時間スペシャルで放送されたが、視聴率は9.9%と1ケタ台だった。ここ最近、主演ドラマの不振が続いている仲間としては、今後なんとしても盛り返したいところ。 初回15.8%と好発進した小栗旬主演「信長協奏曲」(フジテレビ/月曜日午後9時〜)第2話(20日)は13.5%で、2.3ポイント下落。 綾瀬はるか主演「きょうは会社休みます。」(日本テレビ/水曜日午後10時〜)初回(15日=10分拡大)は14.3%。裏の沢尻エリカ主演「ファーストクラス」(フジ/水曜午後10時〜)初回(15日=15分拡大)は8.8%。 シリーズ第14弾「科捜研の女」(沢口靖子主演/テレ朝/木曜日午後7時58分〜)初回(16日)は14.4%の好スタート。 西島秀俊主演「MOZU Season2〜幻の翼〜」(TBS/木曜日午後9時〜)初回(16日=15分拡大)は8.4%。 石原さとみ&松下奈緒W主演「ディア・シスター」(フジ/木曜日午後10時〜)初回(16日=15分拡大)は11.8%。 榮倉奈々主演「Nのために」(TBS/金曜日午後10時〜)初回(17日=15分拡大)は11.8%だった。 また、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(岡田准一主演/日曜日午後8時〜)第42話(19日)は15.6%で、前週より1.5ポイント上げた。(坂本太郎)
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スポーツ 2014年10月21日 15時30分
日テレ踏んだり蹴ったり! CS盛り上がらず、日本シリーズ吹っ飛んだ
プロ野球セ・リーグのCS(クライマックスシリーズ)ファイナルステージ(巨人対阪神)は、レギュラーシーズン2位の阪神が1位の巨人に怒涛の4連勝を飾り、下剋上を果たして、05年以来、9年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。 この予想外の事態に、まさに踏んだり蹴ったりなのが、日本テレビだ。 CSファイナルステージは、同局が第1、3、4戦を地上波放送(第2戦は地上波中継なし)したが、巨人の連戦連敗で全く盛り上がらず、関東地区での視聴率は第1戦(10月15日)=8.4%、第3戦(17日)=10.4%、第4戦(18日)=13.3%と極めて低調だった。 一方、阪神の地元・関西地区(読売テレビ)では、第1戦=16.8%、第3戦=16.2%、第4戦=23.9%と高視聴率を連発した。 日テレにとっては、CSの中継が低視聴率に終わったのもさることながら、日本シリーズ中継が吹っ飛んでしまったのは、あまりにも痛かった。 当初、同局では巨人が日本シリーズに進出した場合、第1、2、6、7戦を中継する予定となっていた。近年、巨人戦の視聴率は低下するばかりだが、日本シリーズとなれば、話は別で、昨年の巨人対楽天戦も高視聴率を獲った。同局では高い視聴率が見込め、第7戦までもつれた場合は、最大4試合放送できたはずなのに、巨人の失態で、消滅したとあっては、あまりにも痛すぎた。 巨人が出場しない日本シリーズは、11年の中日対ソフトバンク以来、3年ぶりとなる。関西地区と北部九州地区では、局地的な盛り上がりをみせそうだが、関東では“お寒い”日本シリーズとなりそうだ。(落合一郎)
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芸能 2014年10月21日 14時33分
文化放送 中森明菜の特別番組を放送 ベストアルバム60曲を一挙紹介!
文化放送は、22日(水)の午後7時から、特別番組『中森明菜 オールタイム・ベストスペシャル』を放送する。 今もなお“永遠のアイドル”として輝き続ける中森明菜の大ヒット中の2作のベストアルバム「オールタイム・ベスト–オリジナル-」「オールタイム・ベスト‐歌姫(カヴァー)‐」に収録されている楽曲60曲をフラッシュに編集し、全曲紹介。同アルバムは、オリコン初登場3位、4週連続TOP10入りを果たしており、発売10週目現在2作合計で20万枚を売り上げている。また、デジタル配信でもiTunesアルバムチャート最高位2位を獲得するなど快挙を記録。 中森明菜がデビュー後、初のラジオレギュラー番組を持った文化放送。番組では60曲紹介だけでなく、中森明菜のデビュー当時を知る吉田照美や、番組MCの太田英明アナウンサーが語る「私が知っている中森明菜」、ゲスト出演するユニバーサルミュージックの高瀬宣伝本部長が分析する「なぜ今、中森明菜が売れているのか」など聴き所満載となっている。
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芸能 2014年10月21日 11時45分
注目のASKA関連公判がスタート
執行猶予付きの有罪判決を受けた、歌手のASKA元被告とともに覚せい剤使用の罪で起訴された元交際相手の栩内香澄美被告の第4回公判が今日の午後、東京地裁で開かれる。 これまで、栩内被告サイドは一貫して薬物の使用を否認。毛髪鑑定や尿検査で陽性反応が出ているにもかかわらず、性交時にASKAの汗や体液が付着したことによる結果であることを主張していた。 「栩内被告サイドはかなり必死。栩内被告は性行為の際、普段からピルを服用しているため避妊していなかったことや、自宅マンションでの6年間に渡るASKAの愛人生活を垣間見せる赤裸々な証言をしていた。第4回公判でもさらに赤裸々な証言が飛び出すかが注目される」(全国紙社会部記者) 栩内被告はすでに保釈保証金300万円を支払って保釈されているとあって、「公判は残り1、2回で、遅くとも年内には結審される」(同)。 栩内被告の公判は午後1時半からだが、遅れること1時間半、同地裁では注目のASKA関連公判が開かれるというのだ。 「ASKAに違法薬物を売り渡したとして逮捕・起訴された、逮捕当時無職の柳生雅由被告と指定暴力団住吉会系傘下の組幹部の安成貴彦被告の公判が行われる。特に、安成被告が所属していた組織は新宿・歌舞伎町のド真ん中に事務所を構え、『新宿の薬局』とも呼ばれていた。ASKAのほかにも、薬物を購入していた芸能人がいるとうわさされており、逮捕の一方に背筋を凍らせた芸能人もいたはず。果たして、公判で芸能界を震撼させるような証言が飛び出すかが注目される。ただ、傍聴席は、“口封じ”のため、その筋の人がプレッシャーをかけているに違いないが」(週刊誌記者) ASKAは依然として、千葉県内の更生施設に入所しているが、柳生・安成両被告の公判が気になって仕方ないはずだ。
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トレンド 2014年10月21日 11時45分
「女賞金ハンター」とも呼ばれた2人組ダンスユニット「GALAXXXXY★」 好きな食べ物は「えんがわ」
ストリートダンス界では、数々の賞を総なめにし、「女賞金ハンター」とも呼ばれた2人組ダンスユニット「THE GALAXXXXY★」がリアルライブ編集部を訪問した。 「THE GALAXXXXY★」はJunko☆(右)とYUMIEの二人組ダンスユニット。これまでダンサーとしての活動がメインであったが、今年の7月に新曲をリリース。今はアーティスト活動をメインにしているとのこと。現代版ピンクレディーを目指し、テクノを基調とした音楽だ。もともとダンサーからスタートしているため、「踊りはバキバキです」(YUMIE)と自信を持っている。 ちなみに彼女たちのプロフィールを見ても、あまり詳しい情報が掲載されていない。謎多きユニットである。年齢やユニットの結成年を聞いてみても、「う〜ん、宇宙才。歳はとらないんです」(Junko☆)、「ダンスを始めたのも宇宙年」(YUMIE)との答え。ただ、出身地に関しては、Junko☆が静岡県でYUMIEが福岡県と、意外にあっさり教えてくれた。ちなみに、二人とも寿司のネタでは、えんがわが好きで、お寿司屋では、永遠にえんがわを食べ続けるという。 お互いの性格について、YUMIEはJunko☆を「どこでも進んでいく逞しい人です。なんでもできるんです」と紹介してくれた。今年、ノーベル賞を受賞した方と同じ高校だったとのことで得意科目は生物で、明治大学農学部出身でもある。一方のYUMIEをJunko☆は、「オシャレなんですけど、本当にボケているんです。そこがかわいいんです」と紹介。強い意志を持っているところは、「博多の強い女です!」と話してくれた。 最後に、今後の目標は、「みんなにもっと、私たちの曲を聞いてもらいたいです」(Junko☆)、「あと、『徹子の部屋』に出演したいです」(YUMIE)とそれぞれ答えてくれた。
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芸能ネタ 2014年10月21日 11時45分
アフリカに渡航中の狩野英孝 エボラ熱感染を心配する声
現在、テレビでの仕事のため、アフリカに渡航中のお笑い芸人・狩野英孝。12日に自身のブログで、「今からアフリカに行ってきます! 初めてアフリカに行った時もう人生でアフリカに行くことは二度と無いんだろうなぁ…と、思っていましたがまさかの今回で4回目」と報告した。 狩野の渡航報告に対して、ブログコメント欄には「エボラ…怖いですやん」「エボラ気をつけて下さいね」とエボラ出血熱の感染を心配する声が寄せられている。21日現在、帰国報告はされていない。 エボラ出血熱は西アフリカを中心にスペインなどにも感染が拡大。現在、疑い含む感染者数は9000人以上、死者は4500人以上に膨れ上がっている。 8日には、アメリカで医療従事者2人が感染したことが発覚。渡航者も多い世界の中心地なだけに、さらなる拡大が懸念されている。 20日、ナイジェリアはエボラ出血熱の終息を宣言したが、まだまだ予断は許されない。狩野には無事に帰って来て欲しいのと、帰国した際にはしっかりと検査して頂きたい。
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芸能 2014年10月21日 11時45分
EXILE・SHOKICHI 体脂肪率7.8%という最高の肉体美をCMで披露
EXILEのSHOKICHIが20日、都内で行われたアンファー「スカルプD」の新CM発表会に登壇し、会場に駆けつけた女性ファンの黄色い声援に応えた。 同CMで「自分史上最高」という鍛えあげられた体を披露したSHOKICHIは、「筋トレに食事制限、最後の1日は水まで抜いて絞りました」とコメント。もともと体脂肪率が一桁であったが、撮影ではさらに2%落とし7.8%という究極の肉体に仕上げたとのことで、「今回が1番つらかったですね、ちょっとやり過ぎたかな」と振り返った。 CM撮影では数トンの水を使用したとのことで、「人生でこんなに水責めされることないですよね。監督からは『耐えて』と言われたので、頑張って耐えました。男らしさも上がったはず」と話し、自分が好きなシーンについては服を脱いで上半身裸になるシーンだと答えた。 発表会終了後は、スカルプDが頭皮に優しい薬用シャンプーだということで、髪の毛関連の問題で必要なメンバーはいるかと質問されると、「いやいや、トレーニングの後やライブの前と後にみんなが使っています(笑)。爽快感がありますよね」と髪の毛の問題は関係なく、メンバー全員が使っているとコメント。さらに報道陣から「HIROさんも(大丈夫)?」としつこく聞かれると、「まだ大丈夫です。ではなく、もちろん、大丈夫です!」と答えた。(斎藤雅道)
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芸能 2014年10月21日 11時45分
AKB48渡辺麻友「メガネ無しの人生は考えられないほどお世話になっています」
メガネがもっとも似合う各界の著名人を表彰する「第27回 日本メガネ ベストドレッサー賞」が20日東京・江東区の東京ビッグサイトで行われ、AKB48がサングラス特別賞を受賞した。 「今後、サングラスを掛けて活躍してほしい人」に贈られる「サングラス特別賞」に、AKB48の渡辺麻友、横山由依、峯岸みなみ、小嶋真子、田野優花、加藤玲奈、木崎ゆりあ、向井地美音の8人が選ばれた。メンバーを代表して渡辺は「素晴らしい賞をいただきましてありがとうございます」とニッコリ。 2011年にもメガネ特別賞を受賞している渡辺は「小学校6年の時から8年間メガネを愛用しています。メガネ無しの人生は考えられないほどお世話になっています」と笑顔で語った。 普段はあまりサングラスを掛けないという渡辺だが「店などで可愛いサングラスを見つけるとつい買ってしまうくらいサングラスが大好きです。これからはファッションにもサングラスを取り入れていきたいです」とサングラス愛を語った。(アミーゴ・タケ)【27回 日本 メガネ ベストドレッサー賞 受賞者】政界部門・甘利明 経済界部門・萩原博子文化人部門・高嶋ちさ子スポーツ部門・葛西紀明芸能界部門・石原さとみサングラス部門・道端アンジェリカメガネ特別賞・May J.サングラス特別賞・AKB48
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芸能 2014年10月21日 11時45分
小林よしのり氏 AKB48まゆゆの“ベーコン姿”に大興奮
28日に放送されるCS放送フジテレビONEスポーツ・バラエティで放送中の『AKB観光大使』で、ベーコンの被り物を着用したAKB48の渡辺麻友の写真が報道され、自身のgoogle+にも画像をアップした。この渡辺麻友のベーコン姿を漫画家でAKB48の熱烈なファンである小林よしのり氏が大絶賛している。 小林氏は自身のブログを『まゆゆベーコン「愛の存在」』とのタイトルで更新。「ぐぐたす見たら、まゆゆがベーコンを被っていた。ま…まゆ…まゆゆ…き…君は王道のだなあ…正統派の…キラキラ光るその…華やかな…何をやってるんだ! まゆゆ〜〜〜〜〜っ!?」と大絶叫。 さらに、「表情があまりにベーコンとの落差がありすぎて、シュ…シュールでしゅよ〜〜〜〜〜っ!」と大興奮している。*写真は渡辺麻友のgoogle+から
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スポーツ 2014年10月21日 11時45分
ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(東京ヤクルト編)
即戦力投手を指名できなければ、来季も苦しいシーズンになるだろう。計算の立つ先発投手は、小川泰弘、石川雅規の2人だけ。館山昌平は右肘の再手術で一軍登板がなかった。昨年オフに右肩にメスを入れた(佐藤)由規も、二軍登板こそ果たしたが、終盤戦に再び違和感を訴えた。期待の新人・杉浦稔大も出遅れ、苦しい展開が続いた。 ヤクルトのスカウト会議は10月8日に開かれた。鳥原公二チーフスカウトは「勝つために必要な投手を集める。競合は辞さず、良い投手を…」と力強く語っていたが、その直後、社会人の雄・竹下真吾投手(ヤマハ=24/左投左打)の名前が浮上。竹下も複数球団がマークする好投手ではあるが、「有原(航平)、安楽(智大)の指名競合で外れた場合を恐れ、確実路線に転じた」との声が支配的だ。 ヤクルトは昨年オフ、トレード、FA補強を行わずにシーズンに突入した。外国人投手は獲得したが、ドラフト会議を『戦力補強の数少ない機会』と捉えている。 「球団経営が厳しいと聞いています。補強費にまわす資金にも制限があって、動きたくても動けないのでしょう」(プロ野球解説者) だが、野手は順調に育っている。今季ブレイクした山田哲人(22)を筆頭に、(高井)雄平(30)、川端慎吾(27)、畠山和洋(32)が打率3割強をマークし、中村悠平(24)、飯原誉士(31)、森岡良介(30)も高い打率成績を残した。 「谷内(亮太)、西浦(直亨)と2年連続で大学生内野手を指名しましたが、目立った活躍は見せていません。彼らは今後に期待するとして、チーム内に『野手は自前で育てた方が確実』の声が出ています」(関係者) 野手での指名があるとすれば、高校生になりそうだ。 同じく、近年のドラフト指名選手の活躍から考えると、社会人出身の投手に“助けられている”。13年は江村将也が31試合に登板し、今季は秋吉亮が奮闘した。秋吉の登板数61試合は、チーム最多だ。但し、もっとも熱心に見ていた社会人投手は、先の竹下。高木伴(NTT東日本/右投右打)、土肥寛昌(ホンダ鈴鹿/右投右打)は、「ストレートが速いだけではなく、重さもある」(在京球団スカウト)とのことで、今のヤクルト投手陣には少ないタイプ。江村は4位、昨年は指名最後を社会人捕手・藤井亮太で締めた(6位)。8日のスカウト会議後の「少ない(指名候補の)なかで、勝つために…」と、例年よりも指名選手が多くなることも示唆していた。近年、下位で20代半ばの社会人選手を指名するやり方からして、その指名枠を広げるという意味にも取れるが…。 ヤクルトも有原航平(早大)、安楽智大(済美高)、山崎康晃(亜大)、石田健大(法大)を1位候補としている。好投手・鈴木優(雪谷高)のもとにも熱心に足を運んでいた。 ヤクルトには、他球団も一目置く若手スカウトがいた。来季、二軍打撃コーチに配置換えとなる斉藤宜之氏だ。小川泰弘に早くから目をつけていたという。その斉藤スカウトの“置き土産”があるとしたら、島袋洋奨(中大)かもしれない。甲子園を沸かせた左腕は大学球界で苦しんだが、「もっとスピードが出るはず」と“プロ入り後の伸びしろ”を語っていた。他球団は大学球界での成績がイマイチなので、プロ入り後の成長に期待して上位指名してくるのではないだろうか。 他に高校野手は、宗佑麿(横浜隼人)、脇本直人(健大高崎)、浅間大基(横浜高)。影響力を持つスカウトの1人、羅本新二氏は、植田海(近江高)の守備センスを絶賛していたそうだ。同スカウトが社会人・本田技研の出身ということも考えると、同社(現ホンダ鈴鹿)で、主にリリーバーとして活躍してきた守屋功輝(21=右投右打)の指名も予想できるが…。 編成を統括する新純生・球団専務が、今年6月、田中英祐(京大)を直接取材したとの情報もある。ヤクルト関係者に田中の話を振ると、「大学がどこというのは関係なく…」と返してくる。『同リーグでナンバー1投手』というのが他球団を含めた田中評だ。しかし、「大学ウンヌン」と返答するのは、すでに他地区の好投手との比較も終えているからだろう。色々な意味で、ヤクルトのドラフトは異質なものになりそうだ。