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芸能 2016年12月11日 17時30分
SMAPラスト タモリ頼みのフジ&NHK
刻一刻と迫っているSMAPの解散。12月に入り、徐々にSMAPの予定も固まってきているが、フジテレビとNHKはSMAPに関して、タモリに絶大な信頼を寄せているようだ。 まず、毎年クリスマス恒例の日本テレビ特番「さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル」とフジテレビの年始特番「さんタク」が放送されないことが、わかっている。 そんな中、SMAPメンバーがレギュラー出演している「スマスマ」は、12月26日(月)に最終回が放送。最後の「ビストロスマップ」にはSMAPメンバーが慕っているタモリがゲスト出演。さらにタモリは、大晦日に放送される「第67回 NHK紅白歌合戦」のスペシャルゲストとして出演することも決定している。 「やはり、タモリさんがいると空気が和むというのが大きいですね。『ビストロ』の最後には相応しいゲスト。『紅白』に関しては、タモリさんがゲスト出演するということで、なんとかSMAPを引きずり出したい思惑でしょう。フジテレビとNHKは、タモリ頼みになっている感が強いですね」(芸能記者) すでに「紅白」の出場歌手が発表されたが、SMAPの名前はなかった。ただ、NHK側は企画枠も含め、SMAPの「紅白」出演を目指して全力交渉中だ。NHKの籾井勝人会長も「最後の最後まで粘り腰でやるつもり」と意欲をみせている。 「スマスマ」でのタモリとSMAPとの共演も楽しみだが、やはり気になるのは「紅白」。タモリの「紅白」出演で、SMAP出演の確率も多少上がっているのかもしれない。
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芸能 2016年12月11日 17時00分
「ワイドナショー」 河本の生活保護不正受給問題をイジる
11日放送のフジテレビ「ワイドナショー」でダウンタウンの松本人志が、次長課長・河本準一の生活保護不正受給問題に触れる場面があった。 番組では、くりぃむしちゅー・有田哲平が結婚したという話題を取り上げた。その中で、松本は有田の結婚を知らされた際のエピソードを明かした。 河本と有田が飲んでいた際に、河本の電話番号から松本の携帯電話に着信があり、留守電が入っていたという。その時の河本は、「ちょっと話があるんですけど…」と暗い真剣な声だったようで、そのため松本は「こいつなんかまた不正がバレたんかなって」とその時の心境を語った。この話に対して、番組MCを務める東野幸治が爆笑。東野のもとにも河本から電話があったようで、東野も松本と同様に「何があったんや!!」と心配してしまったという。 河本といえば、2012年に母親の生活保護費不正受給問題が発覚。大きな騒動に発展し、河本は記者会見を開いて謝罪した。この出来事は以後、バラエティーにおいてあまり触れられることはほとんどなくなったが、2014年10月放送のフジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「時計を買う。」コーナーで、河本が「世間に叩かれた」「しっかり代償を払ったんだ」などと自虐ネタを披露。案の定、ネット上では「不愉快」「反省していない」など怒りの声が大噴出してしまっていた。
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芸能 2016年12月11日 17時00分
成宮寛貴 最後の出演ドラマと現実との奇妙な関係
2日発売の「FRIDAY」(講談社)で薬物使用疑惑が報じられた俳優の成宮寛貴が9日、芸能界引退を発表。各方面に激震が走っている。 薬物疑惑報道は、成宮の友人が「FRIDAY」に対して、情報や写真を売ったとされており、9日発売の同誌では、その友人と成宮の肉声データも公開。成宮は信頼していた友人に裏切られる形となり、「全ての原因を作ったのは自分自身だと承知しております。心から信頼していた友人に裏切られ複数の人達が仕掛けた罠に落ちてしまいました」と悔しさを滲ませた。 直近の作品で成宮は、織田裕二主演のTBSドラマ「IQ246〜華麗なる事件簿〜」の第5話「錯覚じゃなかった男達の友情」に犯人役としてゲスト出演。11月13日に放送されたが、結果的に成宮が出演したドラマで最後の作品となってしまった。 実はこの話では、成宮が演じる千代能光一が友人を裏切り殺してしまうという内容だった。友人と最新技術を駆使したデザイナーユニットを結成し、千代能は営業や宣伝、友人はデザイン制作を担当していた。ストーリーでは、お互いの方向性がかみ合わなくなり、友人から裏切られると危機感を感じた千代能は友人を殺害。しかし実のところ、友人は千代能を裏切るつもりはなく、今後も千代能と共に活動していこうと決心していた、という結末だった。その真実が発覚した際には、千代能は動揺し、織田裕二演じる法門寺沙羅駆からは「友達を信じられなかったのはあなたです!」と一喝された。 現実では友人に裏切られ、作品では友人を信じられず裏切るという…なんとも奇妙な関係。何かいたたまれない運命を感じるが…。
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スポーツ 2016年12月11日 12時00分
通勤時間の駅前にタイガーマスクW! 新日本1・4ドーム大会プロモーションがスタート!
今月2日の朝7時から10時にかけて、JR品川、渋谷、新宿、水道橋、東京など都内11駅12箇所に全30体の『タイガーマスクW(ダブル)』(以降、タイガーマスク)が出現した。これを仕掛けたのは、スポーツ専門のフリーペーパー「Spopre」を発行している株式会社スポプレだ。今月号は『レッスルキングダム11 in 東京ドーム』新日本プロレス1・4東京ドーム大会の特集記事が組まれたということもあり、新日本協力のもと今回の企画が立案された。 「今回はやはりタイガーマスクのマスクを被って配布したので、SNSの反響がすごかったんですよ」 スポプレの担当者がこう話すように、当日の朝はTwitterをはじめとするSNSで、フリーペーパーを配布するタイガーマスクの画像が多数発信されていた。通勤ラッシュの時間帯にタイガーマスクが現れたインパクトはかなり強かったようだ。発信者のほとんどが、プロレスファンではなかったところに、今回の企画の価値があるのだろう。 担当者は今回の手応えについて「3万枚配布させていただいたのですが、手応えはありました。配っていて思ったのは、サラリーマンの方はもちろん、OLの方や学生さんにも反応が良かったので、新日本プロレスさんの人気を実感しましたね」と話している。今回のような企画は、現在のファンだけではなく、昔1・4ドーム大会に毎年のように行っていた層にも「1・4ドーム」を思い出してもらえる大きなチャンスである。1・4ドーム大会の見どころとともに、過去の試合を視聴することができる「新日本プロレスワールド」の情報も紙面に割かれており、これが再びプロレスに興味を持ってもらうキッカケになるかもしれない。 1・4ドーム大会は5万円のロイヤルシートが既に完売し、続くアリーナAも残り僅か。関係者によると、チケットは昨年を上回るペースで売れているとのこと。これは「新日本プロレス」というブランドが世間に根付いてきた証だろう。とはいえ、当然のことながら、まだまだプロモーションの手を緩めることはない。大会まで1か月を切ったことで、今回のタイガーマスクを皮切りに、選手のメディア露出も含め、今年も「“新日本プロレス”が目に入る」ような世間に向けた様々なプロモーション活動が行われる予定だ。 またスペシャルアンバサダーとして、人気俳優の安田顕が就任。安田は以前からプロレスファンを公言しているだけに、1・4ドーム大会への熱い思いを新日本のオフィシャルサイトなどで語っている。大会前日の3日には前夜祭的なファンイベント『大プロレス祭り2017』(ディファ有明)の開催も決定した。1・4ドーム大会は週明けにも全カードが出揃う予定だ。(どら増田)写真提供:Spopre【新日Times Vol.47】
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芸能 2016年12月11日 11時35分
ダウンタウン松本人志 芸能界引退を毎日思考「1年間で370回思っているよ」
11日放送のフジテレビ「ワイドナショー」でダウンタウンの松本人志が、自身の芸能界引退について常に考えていることを明かした。 番組では、お笑い芸人・星田英利の“引退騒動”をトピックスとして取り上げた。星田は自身のインスタグラムで、芸能界引退について所属事務所と相談していると報告。この内容は大きな騒動に発展したが、星田は後日引退発言を撤回した。 番組MCの東野幸治が、ゲスト出演していたスピードワゴンの小沢一敬に「ご自身は引退考えたことないでしょ?」と聞くと、小沢は「僕は全く考えたことない」と即答。これに「ほんま?」と驚いたのが松本だった。 松本は自身の芸能界引退について「俺はしょっちゅうやわ」と明かし、「1年間で370回思っているよ」と冗談交じりに語ったが、改めて「毎日って言ってもいいぐらいやわ」と本心を明かした。 東野から「もうええんちゃうかなって?」と確認されると、松本は「そうね」と返答。ただ、「でも辞めたところで、他にとって(雇って)くれるところも…、コンビニのピッ(レジ精算)もでけへんと思うんですよ」と自身の立場や性格を理解していた。
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芸能 2016年12月11日 11時12分
明石家さんま SMAP解散情報解禁できない状況に悶々「抱えなアカンやつ」
10日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」で明石家さんまが、SMAP解散情報を解禁できず悶々としていたことを明かした。 今年1月にSMAPの「解散&分裂」騒動が勃発。そして、8月14日には正式にSMAP解散が発表された。ごく一部の人間は、昨年末ごろから解散の情報をキャッチしており、さんまもその一人だった。 さんまは「意外と秘密を守るタイプなんですよ」と自身の性格を語った上で、「去年の年末からSMAPは、これは抱えなアカンやつやんか」とコメント。 さんまは、昨年末のオーストラリア旅行の際に、一緒に旅行に行った友人たちにSMAP解散情報を喋りたい衝動に駆られたが、なんとか我慢していたという。 「去年もパタンってトークが止まる時あんねんな。パーっと喋って、テーマがなくなる時に『今、SMAPのこと言ったらすごい盛り上がる』って思って」と明かし、「そのことがずっと意識あるから、『お前ら、知ってるか? SMAP解散すんねんで』って言ったら、すごい喜ばはる」と語った。
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芸能 2016年12月10日 18時51分
「溺れる魚」で共演の窪塚洋介 成宮引退にメッセージ? 「誰も傷つけてない奴がみんなから叩かれ…」
俳優の窪塚洋介が10日、自身のツイッターを更新。俳優・成宮寛貴の芸能界引退に向けたと思われるメッセージを発信した。 2日発売の「FRIDAY」(講談社)で薬物使用疑惑が報じられた成宮は、報道内容を「事実無根」と完全否定。法的措置を取る意向を示し、事務所とともに徹底抗戦する姿勢を見せていたが、9日にまさかの芸能界引退を発表。各方面に激震が走っている。 そんな状況の中、窪塚は「誰も傷つけてない奴がみんなから叩かれ、多くを傷つける奴がチヤホヤされる」と語り、「まだそんな世界に生きてんの? そこクソみたいじゃないの? 笑」と疑問を投げかけた。 具体的に成宮の名前は出していないが、窪塚のツイッターには「素晴らしい俳優さんなので彼を傷つけた人達に怒りを感じます」、「成宮さん、好きだったのでこんなことになってしまいとても残念です」、「努力されて芸能界で頑張ってる人を傷つけるなんて言葉が出ないです」などの意見が寄せられている。 窪塚は、2001年の映画「溺れる魚」で成宮と共演していた。
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アイドル 2016年12月10日 18時14分
木村拓哉主演の新ドラマ 主題歌で援護射撃
2017年1月にスタートするSMAP木村拓哉主演のTBSドラマ「A LIFE 〜愛しき人〜」(日曜21時〜)の主題歌について、木村が9日放送のラジオ番組「木村拓哉のWhat's UP SMAP!」で一部語った。 木村は同ドラマで外科医役初挑戦となり、心臓血管と小児外科が専門の外科医役を演じる。また、共演者は竹内結子、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、柄本明、及川光博、浅野忠信など豪華キャストも揃い、大きな期待が寄せられている。 木村は「今回作品を作るにあたってまだ主題歌の発表とかはできないんですけど、ものすごい援護射撃をしていただきまして…。実際のお医者さんたちにもすごい援護射撃をしてもらいまして」と明かし、「俺、もうハンパなモン作れねぇなって状況に置かれています」と説明。 最後に「なのでハンパじゃないモン作ります」と力強く語った。
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アイドル 2016年12月10日 18時00分
KAT-TUNファンが大興奮した亀梨和也の発言とは
充電期間中のジャニーズの人気グループ・KAT-TUNの亀梨和也がファンをやきもきさせている。 グループが活動休止中のため、年末の音楽祭などには出演していないが、「亀梨は帝国劇場で行われている『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』に時折、ゲスト出演しているんです」とはある芸能関係者。 この「ジャニーズ・オールスターズ・アイランド」は「Kis-My-Ft2」、「Sexy Zone」やデビュー前のジュニアのメンバーなどが集まり、「社長のジャニーさんが熱を込めて進めている」舞台だ。12月からスタートしているこの公演には「毎回、東山紀之や堂本光一といった先輩ジャニーズがゲスト出演して、ジュニアの子と一緒にステージに立ち、ファンを喜ばせているんですが、その1人として亀梨がやってきたんです」と同関係者。 そのステージ上で亀梨はKAT-TUNの「絆」や「1582」などを熱唱したというが、「基本的にはジュニアのファンが多数を占めているんですが、亀梨が出たときは“神回”とツイッターでも話題になったくらい大盛り上がりだったんです。しかも、そのときに亀梨が言った言葉で、KAT-TUNファンたちがこれまた大騒ぎになった」と同関係者。 そのステージ上で亀梨は来年の活動について話したというが、「亀梨は来年はいまとは違うものを見せたいとか、もっといろんな面をファンに見せていきたいというニュアンスの話をしたんですが、これがKAT-TUNの再始動じゃないかとファンが大盛り上がりしたんです。その日、一日中、注目ワードには『亀梨』という言葉が上位を占めていたくらいです」(同関係者)。 KAT-TUNが充電期間に入ってまだ半年足らず。ファンはもちろんだが、テレビ業界からも復活を望む声は多数を占めている。ある芸能プロ関係者は「まだ半年ですから、さすがにすぐに再始動というワケにはいかないでしょうが、ファンの声が無視できないということは事務所も良く分かっていますから、来年とは言わないですが、そう遠くもないのでは」。ファンは声を上げて待ち続けるしかない。
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その他 2016年12月10日 17時59分
【不朽の名作】80年代のヤンキー映画ブーム作った作品「ビー・バップ・ハイスクール」
今回紹介するのは1985年公開のヤンキー映画の金字塔といえばこの作品『ビー・バップ・ハイスクール』だ。 同作は監督・那須博之、脚本・那須真知子という夫婦が監督・脚本を担当した作品となっている。この名前でピンとくる人はいるかもしれないが、2004年に伝説のクソ映画『デビルマン』を生み出したコンビだ。同じ漫画原作の実写化ということで、さぞ強烈なダメ作品に仕上がっていると思いきや、意外と無難にまとまっているのが本作だ。ちなみに、当時はヤンキーブームを巻き起こし、ヤンキー映画量産のきっかけを作った作品だ。同作もその後シリーズ化され、1988年まで全6作品を制作。後にテレビドラマやVシネマなどでも配役を変えて作品が作られている。 映画公開当時、原作はギャグがありつつも、シリアスで、バイオレンス描写もかなり痛そうなヤンキー漫画だった。それと比べると、本作はマイルド目だ。いや、やっていることはかなり過激は過激なんだが、破天荒アクションになっており、笑い所も多くネタ要素が高い。同作よりあとに実写映画化された、もうひとつの有名ヤンキー漫画『湘南爆走族』の原作がギャグ寄りなのに、リアル目なヤンキーアクションに寄せているのとは対照的だ。両方の原作を読んでいる人だと、どこかで企画書が入れ替わったのではと疑うレベルになっている。 主役の加藤浩志(清水宏次朗)、中間徹(仲村トオル)のふたりは、仲村がデビュー作、清水も役者としてはまだ駆け出しの頃ということで、ヤンキーとしての凄味に欠ける部分はあるものの、ボンタンとリーゼントはなかなか似合っている。他の役者も過度の強調されたヤンキー感が出ており、心地よい違和感がたまらない。菊永淳一役の石井博泰などはかなり原作の風貌に寄せている。同作では、最初からギャグ寄りのキャラ扱いだったのが悔やまれるレベルかも。他の脇役のヤンキーたちもかなり濃い連中ばかりで、ヒロインの泉今日子を演じる、中山美穂の印象があまり残らないほどだ。作中での出番は少ない訳ではないのだけれど。まあ、作品の狙いが喧嘩アクションに重点を置いているので仕方がないといえばそうなる。無駄に恋愛描写が入りすぎても冷めるだけだし。 同作は今観ると、よくこれ公開出来たなレベルで登場人物がやりたい放題やっている。凶器の使用、飲酒、喫煙なんぞもう当たり前レベルで、喫茶店や電車の破壊、交通事故の誘発、工事現場の資材置き場の全壊などもやらかす。普通ならどっかで警察のお世話になって退学するだろさすがに、ツッコミどころ満載だ。という訳で、同作はファンタジーヤンキーアクション作品として観賞することをオススメする。 コメディーありのアクション作品として同作は純度が高い。かなり楽しめる。後半の電車での大立ち回り、クライマックスの工事現場での乱闘シーンあたりは特にやりたい放題なので注目だ。おそらく作っている側も笑わせようとして作っている。電車での乱闘シーンなど、不良どもが窓や扉から投げ飛ばされ、川に落ちているのに電車は止まらないという非常識さだ。落ち方が完璧にコメディーノリでかなり笑える。クライマックスの乱闘シーンに至っては、はなっから誰もステゴロでやろうとはしない。鉄パイプやらバットを持ち出して、合戦かチャンバラアクションのノリだ。あげくの果てには重機まで持ち出して大騒ぎ。絵図的にけっこう派手なので、なんで警察は来ないんだとかいう疑問も、どうでもよくなってくる。喧嘩とギャグのバランスが絶妙だ。 序盤の喧嘩サッカーや中盤の喫茶店破壊も似たようなノリで、とくに警察のご厄介になることもない。おそらくこの世界では、一般の人々はヤンキーを嵐かなんかの自然災害と同じレベルで見ているのだろう。途中で『仁義なき戦い』オマージュのようなシーンも挿入され、そのあたりのやりたい放題も面白い。また、純粋なギャグ描写としては、序盤のクソ長いボンタン用の生地をせっせと輸送しているシーンや、菊永との抗争で人質となっていたはずの舎弟・兼子信雄(古川勉)を浩志、徹がすっかり忘れ、菊永の部下たちに信雄が「お前もう帰っていいよ」と哀れみの目を向けられるシーンなどは印象に残る。実はこれでも一作目ということでかなり遠慮している部分も多いのだ。二作目以降はもっと純度の高いネタシーンがぶっこまれることになるが、すでにその片鱗はある。 ストーリーとしては、主人公たちが喧嘩に明け暮れていると、もっとヤベー高校のヤンキーが出てきて、抗争に発展するという王道路線だ。若干ブツ切りな部分はあるが、それでも、話の流れは単純なので、苦痛なくストーリーは追える。序盤のギャグ描写は今観ると、微妙に感じるかもしれない。とにかくハイテンションでバカバカしいので。まあそのあたりは現在のヤンキー映画でもよくあるので、ハマるかハマらないかの問題かもしれないが。 ちなみに、今作の最大の抗争相手は卒業したら半分はやくざになる、通称「ヤクザ養成機関」と言われている私立戸塚水産高校だ。ここの学校の描写はもうヤンキー校というか、『マッドマックス』『北斗の拳』のような荒廃した世界だ。まあ、当時はそこかしこの窓ガラスが割れていて、窓からイスやら机やら飛んできた高校はあるにはあったらしいが、それでもこのレベルはないだろう。できれば同高校のナンバー1で、原作では出番がほとんどないが、最強と言われている岸直樹を出して欲しかった気もするが。 当時同作を真似するヤンキー志望の中高生が続出したということがわかるほど、細かい荒さを問題にしないほど勢いがあるのが同作だ。80年代のヤンキー作品のエネルギッシュさを知るにはかなり良作と言える。(斎藤正道=毎週土曜日に連載)
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