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芸能 2019年12月30日 23時30分
昨年は不在だった欅坂・平手、今年は存在感示す 紅白リハ3日目、多彩なゲスト参加の「けん玉チャレンジ」にも注目
30日、『第70回NHK紅白歌合戦』リハーサルが東京渋谷のNHKホールで行われた。 本番前日ということで、この日はカメラリハが中心。報道陣に公開されたもののうち、午前中で圧倒的だったのは4年連続出場の欅坂46。昨年は不在だったセンター平手友梨奈を中心に、一糸乱れぬフォーメーションからキラーチューン「不協和音」を披露した。完成度の高いパフォーマンスは、総合司会の内村光良に「しっかり見届けたい」と言わしめるほど。目下最大の話題は所属する坂道3グループの共演で、番組の制作統括を務める加藤英明CPも太鼓判を押すなど、紅組の注目アクトになりそうだ。 白組で登場した三山ひろしは、昨年の紅白で「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」でギネス世界記録を達成した。昨年よりも1人多い125人に挑戦する今回、新たに『M-1グランプリ2019』で優勝したミルクボーイやGENERATIONS from EXILE TRIBEから数原龍友も挑戦する。前日に「目とつむってやります」と意気込んだ数原は、30日のリハーサルで見事9人目として成功。初出場にして堂々LDHを代表する新世代の勝負強さを本番でも発揮できるか注目したい。 白でも紅でもない出場者と言えば、いまもっとも注目を集めているのは氷川きよし。20回目の出場となる氷川は、アニメ『ドラゴンボール超』のオープニングテーマであるロック調の「限界突破×サバイバー」と最新シングル「大丈夫」のメドレーを披露する。あっと驚くような仕掛けとともに、ありのままの自分を見つめて、白組でも紅組でもない限界を突破するパフォーマンスを見せてくれることだろう。 この他に、年々充実する歌もの以外の企画も充実。当日まで明かされないサプライズもありそうだ。『第70回NHK紅白歌合戦』は、31日19時15分よりNHK総合テレビ、BS4K、BS8K、ラジオ第一にて放送される。
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芸能 2019年12月30日 23時00分
2019年は悪い意味で注目を浴びた小室哲哉、伝説となった「浜田雅功プロデュース」のきっかけは
2019年に悪い意味で注目を集めてしまったのが、小室哲哉氏だろう。昨年1月に『週刊文春』(文藝春秋)に看護師との不倫疑惑が生じられ、クモ膜下出血の後遺症のリハビリに励む妻のKEIKOの介護疲れを会見で述べ、プロデューサー業からの引退を表明した。だが、その後の続報ではKEIKOは実家の大分県で過ごしており、小室氏の介護の実態がないことが明らかになり、10月には離婚協議中であるとも報じられた。 会見時の印象を見るに、すっかりやつれたようにも見えるが、90年代の小室氏は天才音楽プロデューサーとしてヒット曲を連発していた。そうした黄金期の小室氏を代表する曲と現象と言えば、ダウンタウンの浜田雅功をプロデュースしたH Jungle with tの『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜』だろう。 きっかけは、ダウンタウンが出演していた音楽バラエティ番組『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)の一コマだった。浜田が小室氏に音楽のプロデュースを依頼したところOKしてもらい、小室氏は約1週間で楽曲を完成させ、1995年の1月にわずか1時間半で録音が行われ、3月に発売となった。 初回出荷枚数は何と70万枚。だが、この時点で小室氏はダブルミリオン(200万枚)の売上を確信していたという。実際にCDは約213万枚を売り上げた。これはお笑い芸人によるCD売上としては歴代一位、さらに楽曲に使われた「ジャングル」と呼ばれる音楽のジャンルでも世界一売れたCDと言われる。 これだけ話題になったのだから、当然ながら1995年末の『第46回NHK紅白歌合戦』への出場が決定。そこで動向が注目されたのが、相方である松本人志であった。紅白当日、『ダウンタウンのごっつええ感じ』を放送していたフジテレビでは、ダウンタウンファミリーによる『今田・東野・板尾の鬼のいぬ間に天下獲ったるねん』が放送されるも、松本は出演しなかった。 そして迎えた紅白本番。浜田は緊張の面持ちで登場し歌い始めた。すると、曲の盛り上がりの部分で、松本がGEISHA GIRLSの格好で登場。坂本龍一プロデュースでダウンタウンが先に結成していたラップユニットのオファーが来たという、松本なりの「ボケ」であった。松本の登場は浜田にも知らされていないようで、「俺の顔見た時めっちゃ嬉しそうな顔した」と『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』(日本テレビ系)のフリートークで松本にツッコまれていた。 時代を代表する音楽プロデューサーとお笑い芸人の見事なコラボが実現した一曲だったと言えるだろう。
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スポーツ 2019年12月30日 22時30分
2大メモリアル大会のメインを締めた三冠王者、宮原健斗【2019年のプロレス界】
元号またぎとなった2019年は、平成最後と令和初のプロレスオールスター戦が、メモリアル大会という形で開催された。 まず、2月19日に『ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜』が両国国技館で開催された。メインイベントでは棚橋弘至(新日本プロレス)とヨシタツ(フリー)が、宮原健斗(全日本プロレス)、関本大介(大日本プロレス)と対戦。11月15日には『ザ・デストロイヤー メモリアル・ナイト〜白覆面の魔王よ永遠に〜』が大田区総合体育館で開催。メインイベントでは、武藤敬司(W-1)、獣神サンダー・ライガー(新日本)と、宮原がトリオを結成し、SANADA&BUSHI(新日本)にKAI(フリー)を加えた同期トリオと対戦している。 どちらの大会も、全日本プロレスにゆかりがある選手が歴史をまたいで集結。そこに新日本など他団体が力を貸し、結果的に豪華なメンバーがそろったオールスター戦が1年に2回も実現した。これは日本プロレス界の歴史の中でもまれだろう。 90年代まで新日本の選手はテレビ朝日と、全日本の選手は日本テレビとそれぞれ専属契約を結んでいた。“テレビ局の壁”ともいわれたがこれが2000年代に入り崩壊。また、新日本と全日本の分裂劇もあって、「夢のカード」が続々と実現。これが出尽くしてしまったことで、プロレス界は厳しい時代を迎えていた。ここを何とか乗り切った新日本は2012年にブシロードに買収されてから、他団体に選手を貸しても他団体から借りる選手は“最低限”にとどめ、契約する選手だけで興行を開いて再建、現在に至っている。 “鎖国”はジャイアント馬場さんが社長を務めていた時代の全日本プロレスの専売特許だったが、鎖国を貫いたことで、全日本の選手の価値が上がったのは事実。それだけに、両大会のメインイベントに出場し、新日本の選手と“絡んだ”全日本の三冠ヘビー級王者、宮原にとっては、己の存在感をアピールするチャンスとなった。そんな中、宮原は入場時から「健斗」コールをあおり、自らの世界観にリングを染め上げてみせた。 棚橋は「宮原選手は本当に宝だと思いました。ハートの部分が屈託がないというか、明るい光を放っているので、昔の棚橋…。いや、僕を超える素材になると思います。これからのプロレス界は宮原選手が語ればいい」と絶賛。武藤は「俺らが知らないタイプのレスラー」と武藤らしい表現で宮原を評価していた。 宮原は2月の大会で棚原と対戦した後に「今日当たれたというのは、プロレスの神様も何か意味があると思う。その意味を確かめながらレスラーとして生きていく。この先も何が起こるか分からない」と口に。三冠ヘビー級王者として恥じない姿を見せつけて、さらなる自信につなげていた。 全日本の宮原、ノアの清宮海斗と、団体対抗戦を知らない世代がトップとして台頭してきたのは、プロレス業界にとって夢のあること。令和の夢のカードは彼らが作っていくのだろう。(どら増田)
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芸能 2019年12月30日 22時00分
Toshlのソロ活動は盛んだったのに、今年もX JAPANが紅白に出場しなかった理由
大みそかに行われる紅白だが、昨年白組で「YOSHIKI feat. HYDE」、紅組で「YOSHIKI feat. サラ・ブライトマン」として、両軍でパフォーマンスが行われた。X JAPANメンバーのToshlの名前は両軍ともになかった。 X JAPANといえば、2015年に1997年以来18年ぶりに紅白に出場。15年から17年までは3年連続で紅白出場を果たしていた。 「かつては近寄りがたい雰囲気を醸し出していたメンバーたちですが、時が経ち、すっかり“大人の対応”にチェンジ。お願いすればいくらでも両手をクロスする『Xポーズ』を決めてくれるし、16年の紅白では、YOSHIKIがスタジオに接近するという設定の『シン・ゴジラ』をドラムで倒すという演出にも乗ってくれた。紅白を盛り上げるためにはなくてはならない存在だった」(芸能記者) X JAPAN自体の直近の活動としては、18年9月30日に千葉・幕張メッセの公演を台風24号の影響で中止し、無観客ライブを行って以来、グループでの活動を行っていない。 ボーカルのToshlは別名義「龍玄とし」として活動し、活動の様子をブログで報告している。 YOSHIKIはジャニーズJr.内の6人組「SixTONES(ストーンズ)」の来年のCDデビュー曲を手掛けるなど、相変わらず多忙な日々を送っているが、今年もX JAPANが紅白に出場しなかったのは、2人の関係が大きく影響しているようだ。 「X JAPANのほかのメンバーたちはYOSHIKIの会社と契約し、いつでもバンドとして活動をする準備が整っている。ところが、ToshlだけはYOSHIKIの思うがままに利権を握られることを良しとせず、X JAPANの活動に合意せずソロ活動を続けている。このままの状態が続けば、バンドとしての活動自体が行われないままだと思われる」(音楽業界関係者) 2人は腹を割ってとことん話し合った方が良さそうだが…。
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芸能 2019年12月30日 21時45分
スピッツ、紅白出場なしの理由は? 今年の見どころは嵐×米津、坂道3グループの「ファンも見たことがないステージ」
30日、『第70回NHK紅白歌合戦』リハーサルが行われ、同番組の制作統括を務める加藤英明CPが報道陣の質問に答えた。 放送を翌日に控えて、最終的な企画の全容が明らかになった。この日新たに発表されたのは、米津玄師が作詞作曲を手がけ、嵐が歌う「NHK2020ソング」の「カイト」に関するもの。番組内で放送される同曲の制作ドキュメントの中で、嵐と米津のスペシャル対談を取り上げる。同曲の企画段階から携わった加藤CPは、同曲について「相当の思いを込めて作った曲。2020年のテーマソングとして一緒に盛り上げていきたい」と代表してPRした。「当日、米津本人の生出演はあるか」という質問には、「今の時点で発表されていることがすべてです。今日発表した内容が米津さんのご出演の形」と語った。 また、連続テレビ小説『なつぞら』で主人公を演じた広瀬すずが審査員として出演することを受けて、主題歌「優しいあの子」を歌ったスピッツの出演をめぐる交渉経過を説明。「最終的にアーティストサイドの判断なので、それを尊重したい。もちろん紅白はこれで最後ではないので、私としてはチャレンジしていきたい」と将来的な出演の可能性を示唆した。この他に乃木坂46、欅坂46、日向坂46の「坂道グループ」そろい踏みの「ファンも見たことがないようなステージになる」と自信をのぞかせた。 この他に、特別企画として発表されているのは、初の出場となる竹内まりや、YOSHIKI(X JAPAN)とロックレジェンドKISSによる夢のコラボレーション「YOSHIKI feat.KISS〈YOSHIKISS〉」、ビートたけしが歌う「浅草キッド」。前日のリハーサルでは、関ジャニ∞の村上信五がたけしとの共演をうっかりポロリしてしまうハプニングもあったが、「粛々とリハーサルが進んでいる状況。詳細については放送までのお楽しみです」と期待感を漂わせた。 『第70回NHK紅白歌合戦』は、31日19時15分よりNHK総合テレビ、BS4K、BS8K、ラジオ第一にて放送される。
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芸能 2019年12月30日 21時00分
「ヤンキーそのものじゃないですか」2019年下半期玉川徹氏の炎上発言3選
毎週月曜から金曜まで『モーニングショー』(テレビ朝日系)でコメンテーターを務め、発言がたびたび物議を醸す玉川徹氏。下半期も際どい発言が続き、炎上することが多かった。 そこで今回は玉川氏の2019年下半期炎上発言を振り返ってみたい。・堤防を作ることが正しいのか?10月の台風19号で東京都の多摩川や長野県の千曲川が氾濫し甚大な被害が出た関東甲信越地方。その要因として民主党政権時代、緒方林太郎元衆議院議員や蓮舫立憲民主党副代表がスーパー堤防を事業仕分けするなど、「軽視」したことがネット上で批判されていた。 玉川氏はそれに憤ったのか、堤防に税金を使うことについて、「その税金の使いは正しいんですか」と問題提起。そして、「『ここは浸水の被害がありえる』って言ったら、『命を守りましょう』っていう方向に向いていく(べき)」と堤防の必要性を否定し、「日本人はどんどん減少していく。『簡単に堤防を許可しましょうと、税金を投入しましょう』というのはいいのか、冷静に考えないと私はいけない」などと堤防に必要性を否定した。 これに視聴者は、「堤防があれば今回の水害は防げた。それを軽視している」「水害に遭った人の気持ちは無視か」「安倍政権の格差を指摘しながら、自分が差別をしている」「民主党をかばいたいだけだろうが論理が崩壊している」と怒りの声が上がることになった。・韓国人批判に不快感韓国ソウルで日本人女性が韓国人男性に暴行を受けた問題で、嫌感感情が広がった8月。『モーニングショー』では熱烈な親韓派の青木理氏が「私なら事件として書かない」と発言するなど、韓国憎しの風潮に苦言を呈し続けていた。 これに乗ったのが玉川氏。日本人は韓国人に報復などをするべきではないと訴えた上で、「いくら韓国の文句を言っても、韓国は変わりませんから」と、“何をされても黙っているべきだ”と取れる見方を示す。 ネットユーザーからは「韓国人は日本人に何をしてもいいのか」「韓国人の犯罪は無罪にしろということか」など、猛反発が上がる。もちろん玉川氏は、発言などを撤回せず、どこ吹く風で、真意などは一切説明していない。・木下優樹菜に「ヤンキー」 タレントの木下優樹菜が、姉が勤務していたタピオカ店店主に対し、Twitterで「事務所総出でやる」などと、恫喝を繰り返し炎上する様子を見た玉川氏は、「僕はね、このニュース最初に聞いたときに、別にイメージ的に不思議じゃなかったんです。だって、(木下は)ヤンキーでしょ」と木下を蔑視するような発言。 さらに、「元ヤンキーっていうか、ヤンキーそのものじゃないですか、これは。インスタのフォロワー、530万人もいる人たちは、みんなそれは知っているフォロワーなんだろうなと思っていたんです。違うんですね、今」などと、木下に厳しいコメントをぶつけた。 これに一部視聴者は「ヤンキーへの蔑視」「木下優樹菜の名誉を毀損する発言」と激怒。そして、「韓国には何でも擁護なのに日本の芸能人には厳しいのか」「人権派を気取りながら、木下優樹菜の人格を否定している」と厳しい批判にさらされた。 歯に衣着せぬ炎上発言が人気の玉川氏だが、韓国擁護・反日と見る人は多い。それが本当にコメンテーターとしてふさわしい振る舞いなのか、考えてもらいたい。
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芸能 2019年12月30日 20時55分
「なんでこんなに怒ってるんだろう」菅田将暉、怒涛の1年を振り返る 紅白は“特別”、祖父母孝行に
30日、『第70回NHK紅白歌合戦』リハーサルに俳優・歌手の菅田将暉が登場し、囲み取材に答えた。リハーサルでは、30人近いストリングスと生ピアノをバックに、米津玄師の提供・プロデュースによる「まちがいさがし」を熱唱。「だんだんエンジンがかかって来たら終わってしまったので、本番はもっと早くいかないと」と反省点を挙げた。 ファッションリーダーでもある菅田。この日は、金髪にボリューミーなフリースを合わせたリラックスした装い。リハーサル中に五木ひろしらと談笑する姿も見られた。ステージ後方に設置された点数表示板を指しながら、五木から「『点数出るんだよ。ほら白組負けたじゃん』って言われて見たら、“白白赤”で『これで負けたことになるんだ』と思ってたら、実は勝っていた」ということで、大ベテランの気さくな振舞いに癒されたとのこと。 主演ドラマ『3年A組』(日本テレビ系)をはじめ、歌手として初の全国ツアーを成功させるなど大活躍の2019年を、「ずっと怒ってる役ばっかで。なんでこんなに怒ってるんだろう、何のためにこの涙を流しているんだろうと。この世界に入って10年目の節目で、ドラマもツアーもやって最後に紅白ということで、すごい濃い1年でした」と振り返った。2019年を漢字一文字で表すと「命」。「命かけたなと」と充実の表情を浮かべた。 紅白に出場することについて、「自分一人のものじゃなくて、一生にそう何度もないことなので『じゃあお邪魔させていただきます』と。親族も喜んでくれて、おじいちゃんおばあちゃん孝行にもなった。やっぱり紅白は特別なものなので」と、本番への意気込みを語った。
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芸能 2019年12月30日 20時00分
『ゴッドタン』お蔵入り企画の真相は? 人気番組の裏側をプロデューサーが語る
テレビ番組では、出演者や制作側の都合などで、収録したはずの番組がお蔵入り(放送中止)になることが多々ある。2019年はタレントや俳優の不祥事が相次ぎ、お蔵入りもしくは撮り直しになったことで、改めて注目を浴びたケースもあるだろう。今回は、様々な理由でお蔵入りになったバラエティー番組をピックアップしたい。 まずは、劇団ひとりやおぎやはぎがレギュラー出演する『ゴッドタン』(テレビ東京系)。人気企画「マジ歌選手権」は、来年2月にさいたまスーパーアリーナでライブが開催される予定など、深い時間帯の放送ながらお笑いファンから熱い支持を受けている。そんな同番組でお蔵入りになったのが、スピードワゴン・小沢一敬が登場した「マジギライ1/5」。こちらは、小沢を嫌いだという女性が目の前におり、4人は偽物、1人は本物で、口喧嘩をしながら本物を当てるという企画。これまで数々の芸人が挑戦し、そのやりとりがネットで大反響となっているが、小沢は悪口の応酬に1時間下を向き、戦闘不能状態になっていたという。劇団ひとりやおぎやはぎが言い返すように注意をすると、「俺、女の子に悪口は言えない」と返し、涙を流したとのこと。番組プロデューサーの佐久間宣行は、自身のラジオ番組で「お蔵入りはこの一本しかない」と明かしていた。 「出演者が直接番組に頼んでお蔵入りするパターンもありますね。ロンドンブーツ1号2号・田村淳は、結婚する前、女性関係の企画で放送中止を要求したことがあります。テレビ朝日の番組だったのですが、プロデューサーに頼んでお蔵入りしたことで、『それからテレ朝の犬になった』と後に語っています」(芸能ライター) 攻めすぎる番組が故に、何本か企画がお蔵入りになってしまったのが、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)。当時、理化学研究所の研究員だった小保方晴子さんに扮した重盛さと美が「阿呆方さん」となって様々なクイズに答える企画を放送予定だったが、予告が流れた際に猛抗議があり中止に。過去には、木村拓哉をネタにした企画を1日かけて撮影したものの、放送されないまま最終回を迎えたという事例もある。 このほかにも、バラエティー番組では数え切れないほどお蔵入りになった企画はある。クオリティー自体低いものもあるが、番組放送時間の都合でカットせざるを得ない企画も存在するため、ネットでは、YouTubeや公式サイトで流してほしいという声も多い。テレビが変わろうとしている過渡期の今、業界にとっても新しい動きが必要なのかもしれない。
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芸能 2019年12月30日 19時00分
往年人気女性デュオ・Winkが本格的に再始動しない理由
令和初の紅白歌合戦が開催される中、再始動していれば確実に出場できたのが往年の人気女性デュオ・Winkだったという。 「結成30周年にあたる2018年、8月18日放送の『思い出のメロディー』(NHK総合)で10年ぶりにWinkを一時再開し、代表曲『淋しい熱帯魚』などを披露。NHKは紅白への出場をオファーしたが、断られていたようだ。もし、今年も活動するようなことがあればオファーしようと思ったようだが、結局、今年は活動しなかった」(音楽業界関係者) 昨年の10月16日には、Winkのメンバーである相田翔子と鈴木早智子のトーク&ミニライブ・イベントが開催され、さらに同12月30日に放送された「第60回日本レコード大賞」(TBS系)では、「淋しい熱帯魚」を披露。 その流れからすると、本格的な再始動があってもよさそうなものだが…。「2年前の秋、鈴木が前所属事務所との金銭トラブルを抱えていることが報じられた。当時、Winkの再始動話が進んでいたが、鈴木が相田に対し、『前事務所に未払いのギャラの支払いを求めて訴える』と切り出し、相田が困惑。再始動の話が流れてしまった。それが解決したのか、昨年は再始動したが、相田は鈴木に不信感を抱いたまま。再始動するのはいいが、その最中に鈴木にトラブルが発覚した場合、自分も巻き添えを食ってしまうことを相田は危惧しているため、本格的な再始動に至っていない」(音楽業界関係者) 96年のWink活動停止以降、2人の歩んできた道のりはあまりにも対照的。相田は08年に相澤英之元経済企画庁長官(今年4月死去)と女優・司葉子の息子で医師の相澤宏光氏と結婚し、12年に長女を出産。公私ともに充実している。 かたや鈴木は、スキャンダルまみれ。09年3月に睡眠薬の過剰摂取で救急搬送され、同年9月にセクシーDVDに出演し話題に。その相手役を務めた俳優との不倫疑惑も報じられ、芸能活動を休止していた時期もあった。 もはや、2人の価値観が合うはずもなく、足並みをそろえて再始動するのは難しそうだ。
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芸能 2019年12月30日 18時00分
『きのう何食べた?スペシャル』に期待の中、内野聖陽のコメントに不安の声?
2019年の4月から6月にかけて放送された深夜ドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)のスペシャルドラマ版『きのう何食べた?正月スペシャル2020』(午後10時から)と、連続ドラマシリーズ全話分の再放送が2020年の1月1日、一挙に流れると報道され、注目を集めている。 本作は、よしながふみ氏による同名漫画が原作の実写ドラマである。ストーリーは、小さな法律事務所で弁護士として働く筧史朗(西島秀俊)と、彼の同性パートナーの美容師・矢吹賢二(内野聖陽)の日常を描いたものだ。 本作では、倹約家の史朗が、激安スーパーで買った食材を使って絶品料理を振る舞うシーンや、カミングアウトや同性間の嫉妬など、ゲイカップルならではの悩みをリアルに描いたシーンが大きな反響を呼んだ。番組終了時は、SNS上で視聴者が「ロスだ」と声を上げたほか、番組イベントのチケットは即完売に。番組のレシピ本が「オリコン年間BOOKランキング 2019」のテレビ番組関連本部門で1位を獲得するなど、異例の人気ぶりを見せた。 原作ファンからも支持を得ている本作だが、スペシャルドラマを目前に、ファンの間では内野の発言が大きな波紋を呼んでいる。今回の「正月スペシャル」を受けて、番組公式サイトに寄せた内野のコメントに「作品の品格を壊さぬ程度に攻めた表現を探っていけたらいいなと考えています」という言葉があった。 これを見たファンからネットに「攻めた表現って何?気になる〜!イチャイチャシーンが増えるのかな?めちゃくちゃ期待大なんですけど!」「賢二がシロさん(史朗)にぐいぐい攻めてキスするっていう展開に一票!」という期待の声が続出した一方で、「この番組で過度なイチャイチャはやめてほしいな。ほのぼのした雰囲気が好きなのに〜」「おっさんずラブと違ってスキンシップ少なめだけど、しっかり二人の愛を感じる演出が好きなんだよね…。攻めた表現は正直いらないかな」という声も集まっている。 「原作でもキスシーンやイチャイチャするシーンはなく、ゲイカップルの日常が淡々と描かれています。そのため『原作の世界観が壊れるのでは?』と不安視する原作ファンがいるようです。ただ、賢二役の内野は、コメントで『何しろ僕も西島さんもこの作品世界がとても気に入っていますので』『作品の品格を壊さぬ程度に』と語っていることから、原作へのリスペクトが感じられます。原作ファンの期待を裏切るような作りにはなっていないとは思いますが、“攻めた表現”の方向性によって番組の明暗は変わってくるでしょう」(ドラマライター) 内野がコメントした“攻めた表現”について、原作ファンからは「原作では賢二が途中から金髪坊主になるけど、まさかドラマでもやるつもりかな?」「原作8巻でシロさんと賢二が京都旅行する回で、『シロさん、死ぬの?』とか妄想しちゃうところを大げさにやっちゃうとか?」と予想する声が集まっている。 果たして、“攻めた表現”とは一体どんなものなのだろうか。また、スペシャルドラマでも、ファンの期待に応えることができるのだろうか。今後の展開に注目したい。
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