同誌によると、元社員は「今の報じられ方では可哀想すぎます」とI氏に同情。I氏とメリー喜多川副社長の対立が今回の騒動にあることはすでに各メディアで報じられているが、メリー氏が昨年2月発売の「週刊文春」(文芸春秋)誌上で自身の娘である同社の藤島ジュリー副社長を「次期社長はジュリー」と指名したころからパワーバランスが変化。
娘が社長の座に就いた時、I氏が社長以上の存在になることをメリー氏は危惧。I氏はSMAPを連れての独立計画を進めたが、結局、キムタクこと木村拓哉の“裏切り”もあり頓挫。メリー氏にとっては“目の上のたんこぶ”のような存在だったI氏が退社に追い込まれたという。 元社員は「(I氏が)抜けた影響力は甚大」、「何より、肝心のタレントがジュリー体制に付いて行かないでしょう」と古巣の行く先を憂慮しているというのだ。
「らつ腕のI氏だからこそ、SMAPが難しそうなオファーでも受けていた部分もあった。I氏の後任者ではI氏が窓口なら通った仕事も通らなくなりそうで、業界内で“I氏ロス”が広がりそう。そうなると、SMAPへの全体的なオファーが減りそう」(芸能記者)
また、同誌はI氏とともに独立を決めながら結局、残留した中居正広の近況を報道。生謝罪から2日後の先月20日、中居は関係者とともに都内の飲食店を訪れた際、「ところでさ、メリーって何なの?」、「日本人なのに、メリーって」、「日本人なんだからさ」などと、メリー氏を茶化していたというのだが…。
「メリー氏への溜まりに溜まった不満はあるだろうが、口にしたらどこから漏れるか分からないので、せいぜい、名前を茶化すぐらいでとどめているのでは」(同)
SMAPとジャニーズの契約は今年9月まで。“秋の乱”が巻き起こるかもしれない。