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その他 2013年02月27日 12時00分
本好きオヤジの幸せ本棚(42)
◎オヤジ人生にプラス1のこの1冊『あなたへの想い』(矢口敦子/ハヤカワ文庫JA 672円) ミステリー小説の多くは殺人事件がストーリーの中心を担うが、そうではないものもある。1990年代前半頃、北村薫や加納朋子が確立した〈日常の謎〉スタイルが代表例である。ごくありふれた日々の中で浮かび上がる不可解な謎を解き明かすというもので、血なまぐささを排したムードが大きな特徴だ。 本作『あなたへの想い』も殺人事件は起きない。とはいえ〈日常の謎〉スタイルの仲間という感じでもない。ムードがはるかにエモーショナルで、切迫している。作者は2001年に出した『償い』がベストセラーになったことで有名だが、本作でもその筆力が存分に発揮されている。 札幌の大学に通っている女の子・明は、恋心を抱いている男子学生・真一が横浜の実家へ帰省するのに同行する。彼の母・律子が六十歳目前で病死したのだ。葬式に出るための帰省だが、彼の表情はあまりに暗過ぎる。自分は母に愛されておらず、関係を修復できないまま永遠の別れを迎えたという。母が残したパソコンに日記が残されていた。明の伯母・亜貴子は気になり、勝手に日記を読み始めた。彼女は律子と同年代。親が子を愛さないということが本当にあり得るのか、という疑問から始まって、他人の文章に没頭していく。それは自分以外の者の人生へ迫っていく行為だ。人間という存在そのものがミステリーであると実感させる小説だ。(中辻理夫/文芸評論家)◎気になる新刊『プロ野球全選手カラー写真名鑑2013』(ベースボール・マガジン社/480円) 今年はシーズン前にWBCがある。3連覇を目指す今回は、メジャーリーガー抜きの“純正ジャパン”チームだ。この名鑑を片手に応援すれば、楽しみも倍増しそう。また、話題の新人選手も多いので、開幕前の予習のためにも必見だ。◎ゆくりなき雑誌との出会いこそ幸せなり 『ダ・ヴィンチ』(メディアファクトリー/490円)は、毎月6日発売の「本」がテーマの月刊誌。新刊・既刊本をジャンル別に紹介する他、本と“世相”との関連に切り込んだ記事が特徴だ。 3月号の特集は『30代女子のためのマンガ100』。我々オヤジも気になる三十路女性を対象とした漫画について、「あなたはどのタイプ?」と題し、「青春リバイバル」「30代リアル」「今、求める男キャラ」など、キーワード別に分類し、オススメを紹介している。 きめ細かな分析や、識者(3月号では漫画家の西原理恵子が登場)へのインタビューなど、ボリュームのある特集主義は毎号読み応えがある。 この3月号を一読して感じることは、漫画は「もはや子供の愛読書ではない」という、ごくあたりまえの世相が浮き彫りになってくること。オトナの現実逃避の場となっているのだろう。 書籍の検索機能と連動した電子版雑誌も発売中。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表) ※「ゆくりなき」…「思いがけない」の意
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芸能 2013年02月27日 11時45分
ペニオク詐欺騒動がきっかけで離婚危機を脱したほしのあき
昨年12月、入札のたびに手数料がかかるペニーオークション詐欺事件をめぐり、自身のブログに「うその落札」を書き込んだタレントのほしのあきだが、今年1月8日にブログで謝罪して以降、ブログの更新がストップしている。 「ママタレとして本格的に売り出そうとしていた矢先の騒動で、事実上の“謹慎”のような状態。当然、仕事のオファーもなく、セコい小遣い稼ぎに走ったことを後悔していることだろう」(芸能プロ関係者) ほしのと同じように“広告塔”として名前があがったタレントの小森純は今月3日に「サンデー・ジャポン」(TBS)に生出演し涙ながらに謝罪したが共演者たちから厳しい言葉を浴びせられ、一部ではレギュラー出演している情報番組「ヒルナンデス!」(日本テレビ)を降板することが報じられただけにダメージは深刻。 対してほしのの場合、仕事がないのに加え、昨年末には夫の三浦皇成騎手がほしのが参加していなかった自身の誕生会で美女とディープキスを交わしていたことを一部女性誌で報じられ、以前からささやかれていた離婚危機説が再燃していたのだが…。 「ほしのとしてはこのままだとイメージ回復は難しく、ママタレのライバルも多いので、今後、以前のように稼げそうにもなく離婚してもマイナスばかり。そこで、夫に競馬で勝って稼いでもらう方向に頭を切り換えたようで、夫婦仲は完全に修復した。形としては“仮面夫婦”だが、ほしのにとってはこれ以上タレントとしての“商品価値”がダメージを負うのをなんとしても食い止めたかったようだ」(芸能記者) 今年、三浦騎手の調子が良ければ、ほしのの“内助の功”が最大限に発揮されたとして、ほしのの評価が上がりそうだ。
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芸能 2013年02月27日 11時45分
堀北真希 憧れはドライブデート
女優・堀北真希が26日都内でスズキ「新型スペーシア」新TV-CM発表会に出席した。 堀北は「軽自動車なのに広くて実際に乗ってみてもゆとりがあります。後ろの席を倒してフラットにすると自転車も積めるのでアウトドアやレジャーの楽しみに使っていただきたいです」とコメント。 一年ほど前に免許を取得したという堀北は「休みの日に景色のきれいなところを運転して楽しんでいます」と語り、憧れはドライブデートだというが「助手席はいつもマネージャーです」と苦笑い。 最後に「女性にやさしく、うれしい機能がたくさんついているので、ぜひ女性の方にも乗っていただきたいです」と語った。 新型スペーシアの新TV-CMは2月28日(木)よりオンエア開始。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2013年02月27日 11時45分
ますおか岡田が過激グラドル吉木りさと共演で大ハッスル!
お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右とグラビアアイドルの吉木りさが26日、都内で開催された、くらコーポレーションのチェーン店「くら寿司」の「7種の魚介だれ すしやの天丼 発売記念イベント」に登場し、トークショーを行った。 「食の戦前回帰」をコンセプトに、無添加の商品で、食のテーマパークを目指す「くら寿司」。発売中の「七種の魚介醤油らーめん」に加え、3月1日から、すし屋ならではの素材を使い、注文後に揚げ、特製魚介だれをかける、「7種の魚介だれ すしやの天丼」(399円税込)を発売。 この日は、らーめん発表イベントで大活躍した岡田が、「くら寿司 岡田店」を臨時オープン。最初の来客者として、吉木が登場。 「すしやの天丼」を試食後、吉木は、「衣がサクサク、エビもプリプリ。たれとの相性もいいですね!」とキュートに感想を語った。すると岡田は、「聞きました? 今のコメント! 完璧!」と絶賛。なんでも、この日の共演は、岡田が、第1号来客者として吉木へ白羽の矢を立てたことで実現したとか。吉木も、「直々にオファーをいただけてうれしかったです」と笑顔。 岡田によると、吉木の魅力は、「全てにおいて真剣で、まっすぐ取り組む女性」であり、かつ、「そういうイメージなのに、グラビアを見ると、『あ〜、何!』という、そのギャップ!」とか。吉木との共演に大興奮の岡田は、その後も、新商品の値段にちなんで「さん、きゅ、きゅ」と言いながらポーズを決める芸(?)や、吉木に体を近づける「岡田圭右の寄り添い芸」などを披露して、イベントを盛り上げた。(竹内みちまろ)
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芸能 2013年02月27日 11時45分
高橋尚子の「ゴール見えてる」告白に、スギちゃんも結婚に言及「まだ、100キロ」
シドニー五輪女子マラソン金メダリストで国民栄誉賞受賞者の“Qちゃん”こと高橋尚子が26日、都内で開催された「Zoff Running with Q」の新製品&新CM発表会に出席。“結婚まで42キロ地点”などとコメントしていた交際相手とのその後について、「お互い、どうしようか、どうしようか、という話にはなっているんですけど、時間があればそこにあてはめようみたいな勢いで」としながらも、ゴールインについては、「ゴールは見えているのに、トレッドミル(=ランニングマシーンのこと)を走っていて、前に進んでいない…」などと明かした。 この日は、メガネブランド「Zoff」を運営するインターメスティックから3月1日に発売される本格派ランニング用サングラス「Zoff Running with Q」(高橋尚子監修)の概要と、発売と同時にオンエアされるテレビCMの内容が紹介された。同商品は、軽さとフィット感を追求し、天候に合わせて脱着可能な3色(ダークグレー・ライトグレー・イエロー)のミラーレンズと、コーディネートに合せて選ぶことが出来るフレームなどのカラーバリエーションの豊富さが特徴。Qちゃんも、「自信を持っておすすめ出来ます」とにっこり。 また、イベントには、お笑い芸人のスギちゃんが、スペシャルゲストとして登場。左右色違いのサングラスで姿を現すなり、「レンズをバラバラにつけてきてやったぜ!」「風景が3Dに見えるぜ!」と、十八番のワイルドネタを炸裂。しかし、Qちゃんから、「真似をしないでください」と言われてしまう羽目に。Qちゃんから、ゴールは見えているが近づけないという現状が明かされると、スギちゃんも、「ありますよね。そういうとき」としみじみ。Qちゃんが、「スギちゃんは?」とふると、「私はまだ、100キロくらい。スタートしてないから」と笑いを誘った。(中村道彦)
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芸能 2013年02月27日 11時45分
武井咲がお天気キャスター役 関ジャニ大倉と競演
女優の武井咲がテレビ朝日系ドラマ「お天気お姉さん」(4月スタート、金曜午後11時15分)でお天気キャスター役をつとめることがわかった。関ジャニの大倉忠義、俳優の佐々木蔵之介と競演する。
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芸能 2013年02月27日 11時45分
菊之助が挙式 27日には団十郎の本葬に参列
歌舞伎俳優の尾上菊之助(35)が26日、中村吉右衛門(68)の四女・波野瓔子さん(30)と東京都千代田区の神田明神で挙式した。婚姻届は24日に提出。菊之助は、「歌舞伎の中心となれるよう2人で一生懸命頑張って先輩方についていきたい」と決意を語った。 27日にはふたりで故・市川団十郎さんの本葬に参列する予定。
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社会 2013年02月27日 11時45分
愛知の交番で勤務中に賭けマージャンか?
愛知県警豊田署の地域課の男性巡査部長ら署員数人が、豊田市美里の同署御立(みたち)交番で、勤務時間中に賭けマージャンをしていた疑いがあることが分かった。県警は賭博容疑で、詳しい状況を調べている。 県警関係者によると、巡査部長らは1月に豊田市美里にある御立交番の一室で、現金を賭けてマージャン賭博をした疑いが持たれている。決められたレートがあり、1日で少なくとも5千円前後が動いていたという。巡査部長らは「現金は賭けていない」と否認しているという。 巡査部長らは全員が交代制の交番勤務員で、3日に1度、8時間の休憩を含めて24時間の勤務に就いていた。御立交番には2、3人が常駐。他の交番の勤務員らが合流し、長時間のマージャンを繰り返していたとみられ、県警は内部処分も検討している。 以前、豊田署に勤務していた警察官から通報があって発覚した。御立交番は豊田署管内に18ある交番の中では中規模で、豊田市駅前交番などに比べると、取り扱う事件などの件数が少ない地域にある。 県警では昨年、拳銃所持や覚せい剤使用などの疑いで、警察官5人が逮捕されるなど不祥事が続発。免職、停職は12人で、警察庁が都道府県警に懲戒処分の指針を示した00年以降最多で、再発防止に取り組んでいた。 確かに現金を賭けていたかどうかは大きな争点で、賭けていたら犯罪行為。ただ、道義的に問題なのは、賭けていなくても、警察官が交番内で勤務中にマージャンをしていたことだ。警察官としての自覚が足りないというしかない。(蔵元英二)
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社会 2013年02月27日 11時00分
吉本興業の「中卒・高卒」大量採用に触発 一部民放キー局が『高卒社員』採用を検討
テレビキー局が、高卒社員採用の検討を始めた。 きっかけは吉本興業がこの4月から「中卒・高卒社員」を大量採用するとぶちあげたためだ。 「これまで吉本は、京大、同志社大、関西学院大などの学生をマネジャー等『制作要員』として採用してきた。女子社員も数カ国語ぺらぺらの帰国子女が目立った。以前から比べると、180度の方針転換といえる」(吉本興業関係者) なぜ、こうなったのか。 「吉本の業績低迷が根底にあると思われます。さらに、体力のない大卒新人が増えたことも一因。マネジャーなどのセクションに必要とされる要素は、忍耐力、寝ないで働く体力・精神力で、学歴は無関係。それならいっそのこと高卒を大量に採用していこうということになった」(芸能界事情通) これに触発されたのがテレビキー局で、数局が「高卒採用」に前向きだという。テレビ界も吉本と同様にビジネスの将来性が不透明。また、人件費が重荷になっている。 たとえば日テレの制作畑の場合、残業が多いため年2000万円の給料を払ってディレクターを雇ってきた。4年前、これに異を唱えたのが故・氏家斉一郎会長だった。 「あの程度の番組を作っている社員に大金を払う必要はない」と激怒し“賃下げ”を決めたが、波紋を呼んだのはいうまでもない。 バブルの頃から最近まで、キー局が採用してきた学生といえば、スポンサーの子女らコネ入社が有名。多くが大物代議士の推薦状つきだった。 テレビ局はいま、過去に大量に採用したコネ社員が退職時期にあたるため、退職金を払うのに四苦八苦している。 「東大、京大、それに早慶大卒なら最低でも5000万円でかなりの負担」(テレビ業界事情通) それならば、高卒社員の方に雇用が集中してもおかしくはない。テレビ局員エリート論はすでに過去の話となりつつある。
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芸能 2013年02月26日 18時00分
織田裕二主演の深夜ドラマが白紙に!?
このところたびたび俳優の織田裕二がフジの土曜午後11時枠で2年ぶりの連続ドラマ「ぴえろ(仮題)」に出演することが報じられていたが、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が出演が白紙になったことを報じている。 ドラマの出演は織田の方から「ギャラは3分の1でもいい」とかなり意欲的に提案したとされていたが、同誌によると織田の“持ち込み企画”とあって、制作サイドには「視聴率を気にせず、自由にやっていい」という好条件が与えられていたという。しかし、深夜ドラマなので制作費の問題があり、1本2000万円で作りたい制作サイドに対し、織田のアイデアを取り入れると1本あたり5000万円はかかってしまうため意見がどうしても噛み合わず。最終的に織田が「この話じゃイヤだ」と降板。ところが、企画自体を変更するわけにはいかず、織田の代役として個性派俳優の古田新太を起用することになったという。 「このところ、織田は危機感を感じているようで、大ヒットドラマ『東京ラブストーリー』を意識したようなコミカルなCMや、犬の“コスプレ”でのCMに出演したりしてイメージアップを図っている。それだけに、ギャラを下げてでも主演ドラマの仕事がほしかったようだ」(テレビ関係者) とはいえ、織田の主演作となると、共演者探しに骨を折ることになるというのだ。 「織田はとにかく、自分の思い通りにやらないと気が済まず、かつては『踊る大捜査線シリーズ』で共演した柳葉敏郎との確執が大々的に報じられた。最近は織田の主演ドラマ『外交官 黒田康作』で共演した女優の柴咲コウがさんざん織田に台本をいじられ、同ドラマ以後織田を“共演NG”にした。これまで織田と共演した女優だと、現状で問題なく織田と共演できそうなのは『踊る大捜査線シリーズ』で共演していた深津絵里ぐらいしかいない」(週刊誌記者) ならば共演者がいらない“1人芝居”でも良さそうだが…。