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芸能 2013年03月01日 11時45分
モテ男・堤真一が結婚へ!
俳優の堤真一がひなまつりの3日、約5年間の交際を経て30代前半の会社員の女性と婚姻届を提出することを一部スポーツ紙が報じている。 報道によると、お相手の女性は女優の深津絵里似で、08年ごろに知人の紹介で知り合い、清楚で静かに支えてくれる女性に引かれ、結婚を意識するように。仕事関係者らには幸せの報告を済ませているという。 堤は昨年3月、映画「宇宙兄弟」のイベントで、共演した小栗旬が山田優と結婚したことを受け「僕も小栗君を見習って結婚したい」と笑顔。同11月に出演した「笑っていいとも!」(フジテレビ)では「もう48歳。本当に結婚したいと思ってますよ」と熱く話していた。結婚願望は高まっていたようだが、堤のモテっぷりは芸能界でも飛び抜けていた。 「かつては女優の鈴木京香と交際しゴールイン寸前と言われていたが破局。ここ数年を振り返ってみると、06年には映画で共演した松山ケンイチの妻・小雪との交際が報じられた。07年には16歳年下の女優・鶴水ルイとの交際を報じられた。08年に結婚するお相手と思われる女性との交際が発覚したが、おととしには綾瀬はるかと急接近していることが報じられ、昨年は蒼井優と密会していたことが報じられた」(映画関係者) そんな堤だが、昨年、京香と朗読劇で共演。 「堤の所属事務所が主催したが、京香にオファーしたところ、特に問題もなく出演を快諾。2人の間にわだかまりはなかったようだ」(演劇関係者) 過去とすっぱり決別して結婚を決断したようだが、果たして、結婚後は大人しく家庭に収まっていることができるだろうか?
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芸能 2013年03月01日 11時45分
勝ち逃げ卒業のファンタジスタさくらだ、六本木の試合で「産まれる〜!」
女性エンターテインメント集団・あやまんJAPANのあやまん監督、ファンタジスタさくらだ、ルーキタエが28日、東京・港区六本木のライブハウスで、ソロライブ「こーこーが六本木じゃい!!!」を開催した。 「ぽいぽいぽいぽ ぽいぽいぽぴー」と歌いながら体を前後に揺らす様子らを披露する芸や、独自のアンダーグラウンド芸(下ネタ)でおなじみの同集団。六本木をホームグランドとし、「試合」と称するライブステージをひと晩で3、4回、多い日で7回ほど開催。これまで不動のスターティングメンバーとして活躍してきた3人のうち、「おっぱい担当」のさくらだが、この度、結婚・出産のため卒業することとなった。この日は、さくらだの後任となる新メンバーを選ぶオーディションが行われた。ここまでの審査を勝ち抜いてきた12名の応募者が登壇。「自己紹介」「耐久ぽいぽい審査(ぽいぽいをどれだけ長く正確に続けられるか)」「30秒アピール」「質疑応答」「歌唱力チェック」に挑戦した。 応募資格が「かわいくてやりまん。」という今回のオーディション。12名の挑戦者たちは、あやまんユースや、あやまんネタ班などからスタメンを狙う猛者、就職活動中の大学生、看護師、「昼はエスティシャンで夜はテクニシャン」、「多くの童貞を食べてきた」という「恐竜博士」、「これからおっぱいを育てていきます」という「ツイッター芸人」、「キンタマ担当か、コウモン担当になりたい」…、「ビジュアル班の中では一番、おっぱいが大きい」…、「あやまんJAPANになれたら大学をやめます」…、「関東の大学生の中で一番やりまんの自信があります」…、「処女です」…など、そうそうたるメンバー。 自己紹介の後、「耐久ぽいぽい審査」が行われた。12名がそろって、ぽいぽいを始めたが、精度が低かったためか、あやまん監督が「ちょっと、あんたたち、そんなんで、あやまんJAPANになれると思ってんの!」と一喝。すると、応募者たちの動作が機敏になり、いつの間にか、スタメンの3人も、ぽいぽいを始めた。さくらだは、「産まれる〜!」と絶叫し、最後は、15名で乱舞した。 審査は続き、参加者が「先輩方の性病検査を指導したい」と言い始めたり、あやまんJAPANには処女性が欠けていると主張し始め、あやまん監督がぶち切れたり、「おっぱいを出すこと」が特技という応募者が舞台上で服を脱ぎ始めてとめられたりと、大熱戦が繰り広げられた。 結果、5名の応募者が審査を勝ち抜いた。選考のポイントは、さくらだいわく、「やっぱり、やりまんのオーラのある人」。5名は、3月14日に、六本木の「ニコファーレ」で開催される「さくらだ卒業&新メンバー決定ライブ」で最終審査に臨む。さくらだが、詰めかけたファンへ、「観客の皆さんに、いっしょに選んでいただこうと思います」と呼びかけ、最終審査が観客投票を交えた戦いとなることが明かされた。(中村道彦)
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芸能 2013年03月01日 11時45分
国民的美少女・吉本実憂がセンバツ初のイメージキャラクターに
平均年齢14歳の21人組ガールズユニット「X21」のリーダー・吉本実憂(16)が28日、東京・千代田区の毎日新聞社で、「第85回記念選抜高等学校野球大会」(センバツ)の「センバツ応援イメージキャラクター」記者発表会に出席。イメージキャラクター任命証を受け取り、野球解説者の吉村禎章氏と共に、トークショーを行った。 春のセンバツは選考委員会の選考によって出場校が決定することが特徴で、今年は、3月22日から13日間の日程で、阪神甲子園球場で開催。「東北絆枠」「21世紀枠」ら特別出場枠増設により過去最多の36校が出場。吉本は、全日本国民的美少女コンテスト2012でグランプリを受賞し、現在、高校1年生。X21は、同コンテストのファイナリストで先月、結成。 センバツでは初のイメージキャラクターに任命された吉本は、さわやかな制服姿で登場。「春の大会があって一年がスタートするというイメージがあります」とセンバツの印象を語り、そのイメージキャラクターに任命され、「うれしくて、とても、楽しみです」と笑顔を見せた。吉本を起用したポスターは3月1日から順次、全国に貼り出され、「私も夢を追いかけているので、同じ気持ちになって、夢を追いかけている同世代の方々を応援したいです」と、早くもやる気満々。 また、イベントでは、吉本が、吉村氏とキャッチボールをする姿が披露された。はつらつとボールを受け渡す姿に、初対面という吉村氏の口から、思わず「上手ですね」との言葉が。さらに、撮影していたカメラマンからも、吉村氏へ、「捕りにくい球を投げてみては」とのリクエストが出た。さすがに、吉村氏は困った顔をしてしまったが、ダンスが得意で球技が大好きという吉本は、カメラマンから出る体の向きなどのリクエストにすべて応じつつ、一球も落とさず、キャッチボールで汗を流した。 吉本は、会期中甲子園球場にも足を運ぶといい、「私も夢を追いかけているので、同じ気持ちになって、夢を追いかけている同世代の方々を応援したいです」とメッセージを送った。(竹内みちまろ)
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芸能 2013年03月01日 11時45分
栗原類 映画初出演はホラー
2008年より少女マンガ雑誌「りぼん」で連載中のホラー漫画を実写化した映画『絶叫学級』にネガティブなキャラクターで人気を博しているモデルの栗原類が出演する。 同映画は初夏公開。また、栗原が映画に出演するのは今回がはじめてとなる。
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芸能 2013年03月01日 11時45分
AKB48 無料配信で義援金を募る
2011年3月11日に起きた東日本大震災の後に「誰かのために」プロジェクトを立ち上げ、被災地の方々への復興支援活動を継続的に行ってきたAKB48。一昨年5月から本年2月まで合計22回の被災地訪問では、トラックをステージに見立てたミニライブや握手会に加え、クリスマスやバレンタインイベントなども行ってきた。 そして今回、「誰かのために -What can I do for someone?-」に続く、新しい震災復興応援ソング「掌が語ること」を全世界無料配信すると同時に、ファンより義援金を募り、その収益を日本赤十字社を通じて寄付する。 「掌が語ること」は、AKB48グループが『私たちに出来ること。子供たちを笑顔にすること。』そして『2013 年も被災地への支援活動を継続していきます』という思いが込められている。被災された方々を想い、気持ちを繋げて、世界が一つになるという願いも込められている。楽曲はAKB48グループ「誰かのために」プロジェクト特設サイトにて無料でダウンロードが可能だ。
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トレンド 2013年03月01日 11時45分
3月3日全員卒業のYGA ラストインタビュー
3月3日(日)に品川ステラボールでの公演で全員卒業することが決まっているアイドルグループ、YGA。吉本興業に所属するアイドル50%、お笑い50%、あわせて120%をコンセプトに活動していた同グループのメンバー、谷侑加子、林沙奈恵、春日沙也加、村田玲奈に卒業前の心境をインタビュー。話を聞いた。 −−まずは卒業公演、直前の率直な思いを聞かせて下さい。 村田 残り1週間くらいから、やっと実感がわいてきました。正直な気持ち、とまどっているところもありますけど、ただ、3月3日へ向けて今以上にダンスも歌も追い込んでいかなければいけない時期なので、とにかく集中あるのみ、です。あと、卒業公演までにダイエットも頑張りたいです(笑)。 春日 私はまだ、実感がわきません。この先、またいつものように週末になればYGAのみんなでライブができるんじゃないかなと思っていたり…。だから、ほんとに最後になる3月3日のステージはみんなの楽しい思い出になるライブを作りたいなと思っています。あと、私のキャッチフレーズが、「バカだからこそできることがある」なんですが、いまだにできる事を見つけたられてないので、卒業するまでには見つけたいですね(笑)。 −−ちなみに、どのくらいバカなんですか? 春日 テストは…クラスで下から2番目くらい。九九は大丈夫ですよ! 7×1=7、7×2=14、7×3=24…。 林 これで大学生なんですよ信じられます?(笑)。私は24日にルミネでのファイナルを終えても「ルミネで最後のライブ」という感じがまったくしなくて…。これからも、ファンの方と楽しくお話ができる場面がいつも通りにあるような、ほんといつも通りな感じで。ただ、ファンの方からのお手紙とかを頂いて、家に帰って読むと、「ああ、もう卒業なんだ」と思ったりしますね。 谷 個人としてもグループとしても、いつか卒業の日が来るんだろうなとは思っていました。ただ、ルミネのファイナル公演で、「今日が17歳の時からお世話になっているこの会場のスタッフさんにする最後のあいさつなんだなあ」と思ったらグッときました。通いなれた場所、居場所がひとつ無くなってしまうのはさびしいですね。 −−谷さんはリーダーでしたね。 谷 突然、「今日から、お前がリーダーや」って指名されて、その日その瞬間からリーダーになりました(笑)。でも、リーダーというポジションを経験させて頂いて、成長できた部分は大きいと思います。 −−もともと、リーダーになることは多かったのですか? 谷 いや〜ずっとへらへらしてましたね(笑)。学生の時は、「花いっぱい委員会」っていうナゾの委員会でしたから(笑)。 −−ラストシングル「君と出会えてよかった!」は、メンバーも作詞に参加しましたね。 林 みんなで、入れたい言葉やフレーズを出し合って、それを歌詞家さんにアレンジしてもらって、という事を繰り返しながら作っていったんです。 春日 私は一曲作っていくくらいの勢いで、ノート2ページ分くらい持って行ったんですが、ほとんど採用されなくって泣きそうになりました(笑)。 谷 さあちゃん(春日)、書いてあることがメチャクチャなんですよ。 −−どんなフレーズを考えたんですか? 春日 一番の自信作は「君にかけるよ、この魔法」です! 谷 それいったいなんの魔法なん!? って話ですよね(笑)。 −−YGAメンバーとして、様々な思い出もあると思います。 村田 大変だったことはMCを考えることです。私は9期生なんですが、同期3人でMCを考えて、ネタの考え方も全然わからなくて…。3人では盛り上がるんですが、いざスタッフさんに見せにいくと、「めちゃくちゃつまらない」って言われることが多くて。客観的に見るのは難しいなと学びました。 春日 私は毎回、緊張してしまって、ステージに立つと、しゃべることを忘れてしまうことが大変でしたね。 谷 こっちも大変だったよ! 黙ったり、泣いたり、ステージからいなくなったりするから(笑)。 春日 ステージに立つと、頭の中が真っ白になることがあって…最後のライブでも、何か忘れてしまわないか心配です。 林 実は、最後の3月3日に春日が大きな失敗をしたら怒るべきかどうか、私とゆちゃさんで話しているです(笑)。 谷 修正出来てもそれをどこで披露するんだろうって話になりますから(笑)。 春日 できれば、最後なんでぜひ優しくしてほしいですね(笑)。 林 私は、毎回シングルを出すたびの厳しい公約ですね。私はホクロ除去の整形をさせて頂きました。その頃から、体を張ることに慣れてしまって。なんせ顔をいじってますから(笑)。でも、それが自分の殻を破るきっかけだったし、今考えるとアイドルとしてもタレントとしても吹っ切れた時だったかなと思います。もともとは「YGAのエンジェルです」って言ってて、清純派路線で行くつもりだったのに(笑)。 谷 私も滝修行へ行ったり、絶叫マシーンに乗せられたりとか体を張ったことがたくさんありましたけど、一番大変だったことは、リーダーというポジションですね。 林 吉本興業は上下関係が厳しく、「後輩の失敗は先輩の責任」みたいなものがあるので、私たちができなかったことで、リーダーのゆちゃさんが、すっごい怒られることも多くて、「申し訳ないなあ」と思ってました。 −−10年後、みなさんは、どんな女性になっていたいですか? 村田 ひとりの大人として、やりたいことをやって、目標に向かって輝いている魅力的な女性になりたいです。結婚は…たぶんしてないと思います、結婚願望が全然ないので。あと、今よりも痩せてたらいいですね(笑)。具体的には45キロくらいになっていたいです(笑)。 春日 塾の講師になっていたいです、科目は英語で。そして生徒達を連れてピクニックに行ったり。何かを教える事が出来ていたらいいかなあ。 林 私は31歳になっているのですが、今と変わらない自分でいたいなと思います。結婚はできてたらいいなあ。もし子供がいても、春日の塾には入れませんけど(笑)。 谷 私は結婚して専業主婦になって、ガーデニングとかしてたいかな(笑)。今から10年後に、絶対にYGAメンバーと集まって、同窓会みたいな事をしてみたいです。 −−最後に卒業公演へ向けて一言、お願いします。 村田 ファンの皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。ダンス、歌、スタイルと自分を磨いて、最高の状態で3月3日を迎え、最高の日にしたいです。 春日 私はもともとYGAのファンでした。すっごく大好きなYGAが、みなさんにも、「YGAが大好きだ!」って言ってもらえるような公演にしたいです。 林 YGAは、アイドルとしてすっごくいいアイドルグループだと私は思っています。YGAを今まで見た事ない方にも、ぜひ卒業公演をご覧頂きたいですし「YGAって本当にいいグループだったんだな」って思ってもらえるようなライブにしたいです。YGAはなくなってしまいますが、楽曲はCDやDVDでずっと残っていくと思うので、これから先も、ずっとYGAのことを好きでいてくれたらな、と思います。 谷 私は4年半活動してきましたが、決して自分がアイドルに向いているとは思っていなかっんです。でも、いろんなチャンスを頂いたり、経験を積ませて頂いた事でここまでやってこれたので、その集大成としても、3月3日は今までで最高の「アイドル・谷侑加子」をみなさんに見て頂けるよう、頑張りたいと思います。3月3日(日)品川ステラボール<1回目>開演16:00「YGA LIVE in ステラボール 〜HINAMATSURI 10人並んですまし顔〜」<2回目>開演19:00「YGA FINAL LIVE in ステラボール HAPPY Turning☆Point 〜ありがとじゃあね。〜」
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スポーツ 2013年03月01日 11時45分
3月3日、UFC JAPAN 2013 シウバ「素晴らしいファイトを見せる」
世界最大の格闘技団体「UFC」が3月3日に行われる「UFC JAPAN 2013」の直前会見を28日ヒルトンホテル東京で行なった。 会見にはUFCアジア・マネージングディレクターのマーク・フィッシャー、メインに登場するヴァンダレイ・シウバ、日本人ファイター岡見勇信、五味隆典ら8人のファイターが出席した。 PRIDE時代は18連勝を飾り、桜庭には3勝と圧倒的な強さを誇示してきたシウバ。2006年以来、6年半ぶりの日本マット復帰に燃える。「日本のファンの前で試合をするのを待ちこがれていました。日本で戦う事に誇りを感じます。素晴らしいファイトを見せます」と静かに決意を述べた。 この日本での試合が最後になるのかという質問には「ノー。それはわからないです」と否定した。 またディエゴ・サンチェスと激突する五味は「最高のコンディションなので良い試合になるよう頑張ります」と語り、ミドル級で戦う岡見は「全力をつくして勝利するのを日本のファンに見てもらいたいです」と力強く語った。 「UFC JAPAN 2013」は3月3日(日)さいたまスーパーアリーナ、第一試合開始は午前9時45分。 (アミーゴ・タケ)
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社会 2013年03月01日 11時45分
少年サッカーのホモコーチが教え子の男児にわいせつ行為
なんとも、許しがたい事件が起きた。 少年サッカーチームの男性コーチが、あろうことか、自身の教え子の複数の男児にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつと児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で、神奈川県警に逮捕されていたことが分かった。 逮捕、起訴されたのは、コーチを務めていた無職・西森文宣被告(44=兵庫県神戸市東灘区)で、公判中。 起訴状によると、西森被告は11年8月〜12年3月、教えていたチームに所属する小学生の男児3人を、大阪府内のアパートに連れ込み、わいせつな行為をした上、カメラ付き携帯電話などで撮影。12年2月には、インターネットで知り合った男(26)に、これらのわいせつな動画を提供したとされる。 西森被告は08年頃に、小学生を対象にしたサッカーチームを結成。自分になついた児童に、このようなわいせつな行為をしていた。 県警は12年9月、動画を受け取った男を同法違反で逮捕。押収した携帯電話に西森被告からの送信画像が残っていたため、同年10月に西森被告を逮捕した。 被害に遭ったのは、年端もいかない小学生の男児たち。そのうち、自分になついた子どもを厳選して、アパートに連れ込んで、わいせつ行為に及んだ上、その行為を撮影して、他者に動画を提供するなど許されるものではない。 被害に遭った子どもたちの精神的なショックは、計り知れないだろう。(蔵元英二)
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社会 2013年03月01日 11時00分
日本を襲う中国の無差別細菌テロ 殺人スモッグPM2.5、薬漬け食品、致死率12%の殺人ダニ…(1)
日本を狙い撃ちするかのように中国からやって来る猛毒大気は、黄砂シーズンの到来する3月からが本番である。 「タクラマカン砂漠(新疆ウイグル自治区)やゴビ砂漠(内モンゴル自治区)など、中国西部や北部で舞い上がった黄砂は、今問題になっている微小粒子状物質『PM2.5』を取り込み、中国沿岸の工業地帯を通過する際には、気管支炎やぜんそくの原因となる煤煙をも吸着してしまう。黄砂にはカビや胞子も付着していて、その一部は食中毒を起こす恐れさえある。煤煙を含む黄色い砂は、今や黄砂とは名ばかりの真っ黒な砂です。それが偏西風に乗って日本に降り注ぎ、太平洋高気圧の張り出す夏ごろまで続くのですから、実に厄介なのです」(環境ジャーナリスト) これまで日本は中国に対し、巨額の環境ODAを続けてきたはずだ。それがこれでは合点がいかない。 「日本が技術援助をした脱硫装置(有害作用を持つ硫黄分を除去する)を設置していても、コスト削減などを理由に稼働させていないといいます。ODAという名の援助金を懐に入れてしまい、代わりにニセモノの脱硫装置を付けても知らん顔をしている。それがバレても『罰金を払えばいいんだろ』と居直る。環境保全に対する責任感など皆無です。その結果が、中国発の汚染物質垂れ流しの遠因になっているのです」(同) 黄砂には、1980年以前の大気圏内核実験で残されたセシウムも含まれていると指摘する専門家もいる。また、カナダの遺伝子学者のチームによると、精子の遺伝子構造の変化を発見したとの報告もある。福島原発事故の放射能汚染より、中国からの汚染黄砂の方が、よっぽど健康被害が大きいのではないか…。 「PM2.5は、大気中に浮遊する粒子状物質のうち、直径2.5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下の総称です。ディーゼル車や工場の排ガスに含まれるすす成分が代表格で、硫黄酸化物や窒素酸化物など多様な物質を含みます。通常のマスクでは防げず、防塵用やウイルス防御用でないと、あまり意味はありません」(環境省大気環境課) 今回の問題では、中国もさすがに日本製の空気清浄機をボイコットするわけにもいかず、バカ売れになっているという。 「テレビなどデジタル家電と違って、空気清浄機の性能では日本製品の技術力は他国の追随を許しません。パナソニックは、広東省順徳市にある工場での生産ラインの稼働率を1.5倍に引き上げましたし、シャープも1月の販売額が前年同月比3倍に拡大し、上海市内の工場で増産に乗り出しています。エアコン最大手のダイキン工業も、1月の販売台数が同約2倍になっているといいます」(家電業界関係者) 苦境にあえぐ“日の丸家電”各社にとっては、干天の慈雨だが、それが日本人の健康と引き換えとはトホホな話である。
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社会 2013年03月01日 11時00分
“アベノミクス”に浮かれる裏でリストラ加速。日本の“ものづくり技術”が海外大量“再”流出!(1)
「アベノミクス」による経済再生への手応えをつかんだ安倍普三首相は2月12日、官邸に米倉弘昌経団連会長ら経済3団体トップを招き、業績が改善してきた企業の賃上げを要請した。給料が上がれば消費に反映し、景気が活性化するとの期待に他ならない。実際、自動車産業などでは円安を追い風に、業績見通しを上方修正するケースが相次いでいる。 一方、それに冷や水を浴びせる動きも出ている。リストラに名を借りた“人減らし”を余儀なくされた企業が続出しているのだ。 民間の信用調査会社、東京商工リサーチがまとめた上場企業の早期・希望退職者募集状況調査(2月7日現在)によると、今年に入って具体的な内容を確認できたケースだけで26社(2935人)に及ぶ。調査対象が公表ベースのため単純比較は難しいが、年明けのほぼ1カ月だけで、昨年1年間(63社=1万7705人)の3分の1の件数に達した。一昨年(58社=8623人)との比較では、実に5割弱の水準に迫る。 募集人員が最も多かったのは日本無線の650人、次いでローム250人、三陽商会230人、JUKI、タムラ製作所の200人、淺沼組、タカラトミー、双葉電子工業、エフテックの150人などと続く。 まさに新年早々から、恥も外聞もない人減らしのオンパレードだ。円安効果が業績に反映するには企業や業種で温度差があることから、東京商工リサーチは「このペースで推移すると、4年ぶりに年間100社を超える可能性もある」と警告している。 そして不幸にも、この予測は的中しそうだ。 奇しくも東京商工リサーチが集計を発表した当日、富士通が9500人の人員削減に踏み切ったのである。不振の半導体事業をパナソニックと統合。この再編に伴って設立する新会社に4500人を転籍させるほか、国内外の社員5000人を早期退職優遇制度などで削減するという。 この人減らし策に合わせて富士通は、多額の投資を必要とする製造部門を分離。台湾メーカーなどと製造会社を設立する。これぞ台湾資本を駆け込み寺にした揚げ句、足元を見透かされて迷走し続けるシャープの断末魔を彷彿とさせる。 市場関係者は冷ややかだ。 「富士通は何を血迷ったのか、4年前に当時の野添州旦社長を解任に追い込み、社内がガタガタになった。半導体への巨額投資が裏目に出たことが赤字の元凶と言っていますが、あんなドタバタ騒動があれば社員の士気に影響して当たり前。それが回り巡って財政を直撃し、優秀な技術者が早期退職に名を借りてテイよく追い出される図式ですよ」