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社会 2013年03月31日 15時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第20回 雇用の流動性強化の「意味」
政府の産業競争力会議のメンバーなどから、雇用の流動性強化を求める声が上がり始めた。よりわかりやすく書くと「正社員の解雇を容易にするべき」という話だ。 産業競争力会議は「成長産業への人材の移動が円滑になるよう、企業が社員に再就職の支援金を支払うこととセットで解雇できるようにするべき」と主張している。 なぜ、産業競争力会議のメンバーなどは正社員解雇を容易にするよう提言しているのか。彼らの理屈は以下である。 「企業が正社員を解雇しにくいから、逆に雇用が増えないのだ。正社員解雇を容易にすれば、企業は人を雇うようになり、失業率が下がる」 これを読み「本当にそうなのか?」という疑問を抱いた読者は少なくないだろう。 現在の日本で雇用の流動性強化を主張する人々は、ひとつ、大きな勘違いをしている。すなわち、彼らの提言は「成長産業であれば、雇用はあるはず」という前提に基づいているのだ。 成長産業が真実、雇用を必要としているのであれば、失業者はそこに就職できる「はず」だ。それにもかかわらず、失業者が就職できないのは、企業側の雇用需要と失業者の能力の間に「ミスマッチ」があるためだ。 失業者を教育し、雇用のミスマッチを解決すれば、失業率は下がる「はず」だ。同様に、企業の正規社員解雇を容易にすれば、成長産業に労働者が流れ、国民経済は成長できる「はず」である。 大雑把に言うと、上記の何となくもっともらしい理屈に基づき、産業競争力会議などに集まった構造改革主義者たちは「雇用の流動性強化」を主張している。 彼らの理屈には、色々と穴がある。本当に「成長産業(どこかは知らないが)」とやらに雇用需要があり、職種のミスマッチや雇用の流動性が低いことが理由で労働者が雇われないのであれば、人件費の水準が上がっていくはずだ。 成長産業が「人材が必要」であるにもかかわらず、人が来ないならば、それこそ「市場原理」に基づき、人件費は上がる。人件費が上がれば「低成長産業(これまた、どこかは知らないが)」で働く労働者が自ら職を辞し、成長産業に流れるのではないか。 あるいは、失業者が自らに教育や訓練を施し、「高い人件費」の成長産業に向かい、雇用のミスマッチは解消されるはずだ。 構造改革主義者たちが勘違いしているのは、現実の世界には「雇用のパイが足りない」という事態が発生しうるという話である。 具体的には、バブル崩壊後の世界だ。バブル崩壊後は、民間企業や家計が借金返済や銀行預金を増やしていく。借金返済や預金は「消費」でも「投資」でもないため、企業や家計がどれほど莫大なおカネを使ったとしても、モノやサービスが買われるわけではない。あくまで、モノやサービスの購入という形でおカネが使われなければ、雇用は生まれない。 読者が100億円の銀行預金をしたところで、別に雇用が生まれるわけではない。銀行の借入金(銀行預金は銀行の借入金)が100億円増えるだけの話であり、雇用は生じないのだ。それに対し、100億円が工場建設(投資)のために使われれば、そこに1000人単位の雇用が生まれる。 バブルが崩壊し、企業や家計が消費や投資としておカネを使わない時期は、モノやサービスが買われず、雇用のパイが縮小しているのだ。バブル崩壊後に雇用全体のパイが小さくなっている環境で「雇用の流動性強化」、企業の正規社員解雇を容易にすると、単にリストラクチャリング(企業が収益構造の改善を図るために事業を再構築すること)が進むのである。 すなわち、雇用需要がない企業が「喜んで」従業員を解雇していくことになるのだ。とはいえ、経済学者たちの期待にそぐわず、「成長産業」とやらが失業者を雇用してくれることはない。単に、国家全体の失業率がひたすら上昇していくことになる。 「そんなことはない! 雇用の流動性を強化すれば、失業率は下がる」 と主張する構造改革主義者、経済学者は、現在のスペインの状況をどのように説明するのだろうか。 '08年にスペインで不動産バブルが崩壊し、失業率が上昇していった。スペイン政府は「失業率を下げる」ことを目的に、2010年に「正規社員解雇を容易にする」形で労働市場改革を行った。まさに、雇用の流動性を強化したわけだが、その後のスペインの失業率は却って悪化し、現在('13年1月)は26%を上回っている。さらに、若年層失業率に至っては、60%に近づいているのだ。 スペインは「若者の雇用を改善する」ことを目的に、雇用の流動性強化を実施したのである。すると、正規社員が解雇され、職がない若者と「雇用の奪い合い」を始めた。 とはいえ、そもそもスペインの企業側に雇用需要がないため、単に失業率が上昇していくというオチになったわけである。 日本国内で雇用の流動性強化を叫んでいる人たちは、一体、何が目的なのだろうか。企業が人件費を削ることを容易にし、純利益と配当金を拡大しやすくしたいだけではないのか。 現在の日本にとって必要な労働政策は「雇用のパイ」を拡大することだ。パイが拡大していない環境で雇用の流動性を強化したところで、失業率上昇を引き起こすだけである。 雇用の流動性強化に限らず、政府の各会議に入り込んだ構造改革主義者の「甘い言葉」を信じてはならない。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能ニュース 2013年03月31日 11時59分
芸能ポロリニュース PART57「中川翔子が公開イベントで『ハー、ハー』!?」
芸能イベントから小ネタを紹介するポロリニュース。今回は、3件。●プラスマイナス岩橋、ブレイクの予感? お笑いコンビ「プラスマイナス」の岩橋良昌が20日、都内の書店で、よしもとの「笑いと平和の百冊シリーズ」春フェアPRイベントに登場した。関西では大人気のプラスマイナスだが、R-1ぐらんぷり決勝大会にも出場し、岩橋は、知名度アップを感じているという。 この日は、既に全国区の知名度を得ている「ピース」の又吉直樹との共演となった。又吉の一見するとぼんやりしたキャラと、岩橋の小気味良い元気キャラがマッチングし、イベントが盛り上がった。囲み取材でも、東京のメディアから岩橋へ質問が多数寄せられた。 岩橋いわく、東京では、関西のように街中でいきなり声を掛けられたりすることは少ないというが、気づかれている機会が増えていることを感じているそうだ。 岩橋、ブレイクするか。●ウエンツ瑛士が原宿に出没? 22日、俳優のウエンツ瑛士が、日本語吹き替え版の声優を担当したアドベンチャー映画「ジャックと天空の巨人」の初日舞台あいさつに登場したが、原宿に“出没宣言”をしたらしい。 この日は、映画の中で地上と天空を結ぶ「豆の木」にちなんで、ウエンツは緑色のタキシードで姿を現した。着てみた感想を質問されると、「恥ずかしいです…」「緑色は普段、着ないので…」などと、本音ポロリで苦笑していたとか。しかし、そのタキシードは、出演終了後にもらえることになっているそうで、「原宿」なら着ていくことも可能かも、などと笑顔で話していたとか。 はたして、ウエンツは、“ジャックスタイル”の緑のタキシードで原宿に出没するのか。目撃情報に注目。●中川翔子が公開イベントで「ハー、ハー」!? 26日、タレントの中川翔子が発売40周年の大人気玩具「オセロ」をPRする「オセロ大使」に任命され、ミニオセロの対戦で、オセロキッズの少年と戦ったが、「ハー、ハー」と鼻息全開だったらしい。 子どもたちに大人気で、知的コミュニケーションの達人として大使に任命された中川は、「オセロ部」のジャージ姿で登場し、「オセロ部」のポーズを披露した。 そして、オセロキッズとの公開対戦となったが、中川は、「大人げないと言われようが全力でいきます」とやる気満々。序盤は、静かな展開で、中川も石を着実に増やしていった。しかし、途中から、オセロの達人という少年が本領を発揮し、中川の石が見る間に減っていく展開に。中川は、マイクを口に当てていることも忘れて、「ぐわぁ!」「なんじゃい!」と絶叫。ついには、「ハー、ハー」と息があがってしまったとか。 結局、4対32の大敗を喫した中川だが、オセロは「心と心のぶつかり合いで、遊ぶことができます」と、その顔は満足感に満ちていたそうだ。 昨年、初めてのアジアツアーも成功させ、ますます大活躍の中川だが、オセロ大使としても、子どもたちに希望を与えてほしい。
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社会 2013年03月31日 11時00分
4月からBSテレビでニュース戦争勃発 今後は売れないキャスターの駆け込み寺?
BSテレビ業界が本格的なニュース戦争に突入する。4月からいっきに3本も増えるのだ。 BSジャパン(テレビ東京系)は政井マヤ、神田愛花、小島慶子らをキャスターに据え、『ニュース日経プラス10』(月曜〜金曜午後10時)を開始。これまでの『NIKKEI×BS LIVEPM』(月曜〜金曜午後7時)は打ち切る。 「知名度はあるが、キャスターとしてはこれからという女性陣ばかり。ギャラも1回推定20万円程度で意外と廉価です」(BSテレビ関係者) BS-TBSは、2時間の『週刊BS-TBS報道部』(日後9時)を新編成する。旬のゲストを招き、インタビューするという内容。キャスターは東大出身の局アナ・岡本仁美、杉尾秀哉解説委員。経済評論家の生井俊重氏が司会進行を受けもつ。 「視聴率的に厳しいTBSはフリーを使わず、社員で間に合わすことにした。金を使う前に知恵を使おうという、今のテレ朝的な手法で乗り切ろうというわけです」(TBS関係者) BS朝日も『2時のニュースルーム』(月曜〜金曜午後1時53分)をスタートさせる。 BSニュースがさまざまなスタイルで氾濫するのはなぜか。 「BSフジで八木亜希子が司会の『プライムニュース』がBS報道番組の中では接触率がかなりいい。その成功を祝って、3月2日にはホテルオークラでパーティーが開かれた。BSはニュースが売れ筋商品になってきた」(民放事情通) それほど制作費がかからないのもうまみである。 ニュース素材は地上波の報道スタッフが集め、それをBSが“買取”のような形にして使用する。BSではニュースをそのまま放送するわけではなく、切り口を変え、評論することが中心。そのため司会進行に局アナを使えばギャラはいらないし、フリーのキャスターを起用してもそれほど金はかからない。1〜2時間の番組が、廉価で制作することができるのだ。 「今後は地上波で売れなくなった女性キャスターの駆け込み寺になりますよ」(前出・民放事情通) 地上波の報道幹部連中も新たな天下り先ができて内心ほくそえんでいるに違いない。(編集長・黒川誠一)
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スポーツ 2013年03月31日 11時00分
ポスト原にWBC・山本代表監督 巨人が画策する広島・マエケン獲り(1)
要請した現役監督に次々に断られ、WBCの東京ラウンドを主催する読売グループが頼みやすいとの理由から誕生した侍ジャパンの山本浩二監督(66)=日本テレビ解説者=。WBCのテレビ中継はライバル局のTBSとテレビ朝日とあって江川卓氏、堀内恒夫氏のコーチ入りは出し控えたのだろう。 ところがどうだ。3月8日の台湾戦は26.5%(テレビ朝日)、10日のオランダ戦も34.4%(TBS)、1位通過を決めた12日のオランダ戦も30.4%。 侍ジャパンと山本監督の契約は今年3月末の予定だったが、決勝トーナメント進出の手腕を高く評価して契約延長する方針。2015年3月に国際野球連盟(IBAF)が日本で開催する『プレミア12』に向け、新生・侍ジャパンの基礎づくりを託すのだ。 「続投要請が決まったのは、山本監督が侍ジャパンのコンセプトを誰より理解していることもあるが、次期巨人監督就任への時間調整の意味合いも含まれているのです。代表監督なら巨人観戦やアドバイスも自然だし、主将で正捕手で4番の阿部とも気兼ねなく意見交換ができる。阿部が『コージさんを男にしてみせる』と宣言して渡米したように2人は強い絆で結ばれている」(スポーツ紙デスク) 阿部が山本監督と連携を図るのは、安倍首相が打ち出した「アベノミクス」ならぬ「阿部ノミクス」実現のためだ。現在の巨人は坂本勇人、澤村拓一ら1988年生まれの黄金世代が主流になりつつあり、侍ジャパンの二枚看板だった田中将大(楽天)と前田健太(広島)もしかり。将来を見据えて阿部は'88年選手を広く集め、巨人の現戦力にミックスすることで「阿部ノミクス」を達成しようとしているのだ。 その意味では「マー君」「マエケン」両エースの獲得が理想だが、田中はメジャー志向が強く、今オフにもポスティングシステムでの米球界入りが囁かれている。一方、前田健は日本球界でのバージョンアップを目指しており、巨人入りの可能性が高い。 「マエケン夫人の早穂さんは元東海テレビのアナウンサーで千葉・柏市の出身。大学も横浜のフェリス女学院でバリバリの関東人です。夫が巨人に入れば、日本テレビの看板アナに抜擢されることも予想され、メジャーよりもジャイアンツ入りを期待している。実際、山本監督の子息も日テレの関連企業に就職している。三つ上の姉さん女房にぞっこんのマエケンですから、国内FAで巨人に移籍することが既定路線になっているのです。周囲には『いつかは巨人に行きたい』と漏らしているそうですから」(広島担当記者) 今季で7年目を迎える前田健だが、一軍定着は6年目。順調にいっても国内FA取得にはあと3年かかる。それまでは広島がポスティングを認め、ダルビッシュのようにメジャー移籍するしか転身の道は事実上ない。 そこで「将来の巨人監督」を見据える阿部の出番となる。
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その他 2013年03月31日 10時05分
「アニメコンテンツエキスポ2013」去年よりさらに拡大
30日、千葉・幕張の「幕張メッセ」で「アニメコンテンツエキスポ2013」が開幕した(31日まで)。新旧アニメ情報が紹介され、ステージやコスプレも満載のイベントとあって、初日から多数の入場者でにぎわった。2012年から始まったイベントも今回が2回目。多数の来場者で入場制限がかかるほど盛況だった昨年を踏まえ、主催者は規模を約2倍に拡大するなど対応した。本日は17時まで(最終入場は16時30分)■アニメコンテンツエキスポ公式サイトhttp://www.animecontentsexpo.jp
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芸能ニュース 2013年03月30日 17時59分
週刊裏読み芸能ニュース 3月24日から3月30日
(スリムになったホリエモンはいくら稼げるか) 旧ライブドアの粉飾決算事件で旧証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪で懲役2年6月の実刑が確定し長野刑務所に服役していたホリエモンこと堀江貴文元社長が27日午前に仮釈放され、同日夜に都内で会見した。 収監時は96キロだったという堀江氏だが、現在は体重が66キロまで減り、刑務所で30キロのダイエットに成功。かつては「人は金で動く」、「稼ぐが勝ち」など聞いている人の神経を逆なでする発言を連発していた堀江氏だが、会見では「痛い経験を糧に、二度とみなさまにご迷惑をおかけしないよう、気を引き締めていく」と頭を下げるなどまるで別人のようにすっかり謙虚に。以前から手がけている宇宙事業に再着手し、28日にはさっそく北海道にロケットの打ち上げを見に行くというが、今後、どうやって稼いでいくのだろうか? 「以前はとにかくライブドアの資産価値にこだわって株価をつり上げるマネーゲームのための“虚業”ばかり。ところが、収監後、検閲はあったというが、刑務所内でつづった日々の出来事などをメルマガとして発行し月間1億円稼いでたという。会見では、新しい報道の形に興味があることに触れていたので、そのうち、新事業を立ち上げるだろう。ちなみに、今IT各社の資金源となっているソーシャルゲームにはあまり興味がない様子。今度はコツコツながらも着実に利益を上げていくだろう」(IT関連会社幹部) 会見後には獄中生活をまとめた著書をしっかりPRしていたホリエモンだが、すっかり毒が抜けて激やせし、やりたい仕事も変わってしまったようだ。 (不倫が発覚して打つ手がなくなった上原さくら) 建築関連会社社長の青山光司氏との離婚調停中のタレント・上原さくらが不倫関係にある男性とラブホテルで逢瀬を楽しんでいたことを発売中の写真誌「フライデー」(講談社)が報じている。 2人の第1回離婚調停は3月22日に東京家庭裁判所で行われたが、青山氏は出廷したにもかかわらず、上原は体調不良を理由にドタキャンしていた。同誌によると、その数日後の昼間、上原と神奈川県内の飲食店に勤めるキャッチの男性がラブホテルに入り、3時間ほど滞在していたという。誌面にはラブホテルの駐車場に泊めた車に乗り込もうとする2人の写真も掲載されている。 「離婚調停は慰謝料目当ての上原から申し出て行われている。上原は自分が有利になるように周囲の関係者を通じて一部週刊誌に青山氏のネガティブな情報をリーク。しかし、一部女性誌では夫とは別の男性をはべらせ都内の高級レストランで泥酔したことも報じられた。5月に第2回の調停が行われるがもはや勝ち目はないだろう」(芸能記者) 後は、離婚の“Xデー”がいつになるかだけが気になるところだ。
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芸能ニュース 2013年03月30日 17時59分
所属事務所のコントロールが利かなくなったオセロ・中島
11年の4月から芸能活動を休止し、昨年、同居していた自称・占い師の女性による洗脳騒動で渦中となった女性お笑いコンビ・オセロの中島知子が29日に放送されたテレビ朝日「ワイド!スクランブル」に出演。約2年ぶりのテレビ出演を果たした。 インタビューは前日28日に行われたというが、休養前はぽっちゃりしていた中島だが、すっかりスリムな体型に戻り、メイクもバッチリですぐにでも仕事復帰できそうな様子で、出演を決めた理由について「迷惑をかけている人に対して、自分自身がテレビで話せばいいと気づいた」と話した。 同居していた女性については「人生相談をしていた友人」と強調し、マインドコントロールされていたことを再三にわたって否定し、女性に対して「自分のせいで迷惑をかけてしまった」とし、「申し訳ない」、「とにかく謝りたい」と繰り返した。 騒動の渦中には同居していたマンションの家賃滞納も発覚。しかし、意図的に滞納していたことを明かし、その理由として相方の松嶋尚美が07年に事務所を離れて独立したことに触れ、「相方の独立で考えることがあったので仕事を休みたかった。やけになったら休ませてくれるかと思った」と仕事を休むために起こしたと説明。松嶋との間にできてしまった溝がかなり深いことを伺わせた。 「番組の放送日付けの一部スポーツ紙では中島が28日に所属事務所の松竹芸能を退社したこと、オセロが事実上解散することが報じられただけに、独立に向けて心身共に健全なことをアピールする目的で出演したと思われていた」(芸能記者) ところが、放送終了後に状況は一変。各スポーツ紙によると、松竹芸能はマスコミ各社にファクスを送り、中島との専属契約を解除していないことを明かした。 同社は28日に中島側から契約解除の申し入れがあったことを認めたうえで、「肉体的及び精神的な健康状態が、芸能活動を行う上で、万全でないと見受けられたことから、弊社による継続的なサポートが必要であると判断」し、契約解除を考え直すように説得していたというのだ。媒体名こそ名指ししなかったものの、中島は事務所に無断で一部の取材に応じたそうで、「事実と異なる発言が少なからず見受けられたことは極めて遺憾」、「今後の対応については検討中」としている。 また、一部スポーツ紙が都内で松嶋を直撃したところ無言。変わって対応した中島の個人事務所のマネージャーは中島の退社について「特に報告は受けていない」。コンビの解散についても、「そのような話は一切、聞いていないし、松嶋からもしたことがない。(松嶋)本人も『どういうことなの?』と驚いていた」と話したという。 「事務所はまったく蚊帳の外に置かれていた形だが、もはや中島の独立は既定路線。再度事務所と話し合いを持ったとしても、中島の心は変わらないだろう」(同) 復帰に向けて中島をサポートしてきた事務所にすれば、思いもよらぬ形で中島の退社騒動に発展してしまったようだ。
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レジャー 2013年03月30日 17時59分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(3/31) ダービー卿CT 他4鞍
3回中山競馬4日目(3月31日日曜日)予想・橋本 千春☆中山11R「ダービー卿チャレンジトロフィー」(芝1600メートル) 単勝1番人気の優勝は過去10年間で1頭のみ。波乱含みのハンデ戦を象徴するレースであり、今回も一筋縄ではいかない。優勝候補は五指に余るその中で、素質馬のダイワマッジョーレに期待する。 まだ重賞タイトルが無いのは意外だが、実力は優に重賞レベル。その証拠に、3走前の金鯱賞はオーシャンブルー(有馬記念2着)のレコード2着、そして、前走の東京新聞杯もクラレントの2着。上がり3F32秒7とメンバー最速の差し脚を発揮するも1/2馬身差届かなかったが、ガルボ(昨年のダービー卿CT優勝馬)他、今回のメンバーには最先着を果たしているのだ。もちろん、目標レースだけに仕上げに抜かりはない。新馬勝ちしているように仕上がりの速いタイプで久々は心配無用。さらに、恵ハンデ56キロに加えて3枠5番と、理想的な枠順を引き当てて勝利の女神を大きく引き寄せた。優勝請負人の蛯名騎手と人馬一体になり、今度こそ栄冠を手にする。◎5ダイワマッジョーレ○10ダイワファルコン▲7ホーカーテンペスト△1ガルボ、9リアルインパクト☆中山10R「伏竜ステークス」(ダ1800メートル) 名うてのダート巧者が一堂に会したが、優勝の最短距離に立つのはセンスの良さが光るコパノリッキー。 未勝利→500万条件を0秒8差、0秒9差突き放す次元の違う強さで連勝したのは真骨頂。3連勝を目指した前走のヒヤシンスSは惜しくも3着に終わったが、速い流れを3番手に付け前に行って残ったのはこの馬だけ。まさに負けて強しだ。前走から距離が200メートル延びるのと、舞台が小回りの中山コースに替わったのは願ったり叶ったりでチャンスは大きく広がった。◎14コパノリッキー○12ソロル▲9サトノプリンシパル△2インカンテーション、4サトノイクシード☆中山9R「春風ステークス」(ダ1200メートル) 腐っても鯛とは、重賞ウィナーのノーザンリバー(アーリントンC)のこと。骨折(約1年10か月休養)で戦線離脱している間に条件に降級したが、実力上位なのは明らか。復帰戦の前走、なにわSは6着に終わっているが着差は0秒3だから巻き返しは十分可能だろう。1度使ってすべての面で上積みは大きいし、今度こそ本領発揮は間違いない。差し切りが決まる。◎1ノーザンリバー○9スズカジョンブル▲15ダンシングマオ△5トーセンナスクラ、6ワンダースピンドル☆阪神11R「大阪杯」(芝2000メートル) 王者オルフェーヴルがここから始動する。この馬の実績と実力は今更説明するまでもないが念のため列記する。皐月賞、ダービー、菊花賞の3冠に加えて、有馬記念、宝塚記念を含むGI5勝はここでは抜きん出た存在。確かに、これほどの馬でも絶対はない。記憶に鮮明なのは、向こう正面で逸走し2着に敗れた昨年の阪神大賞典。そして、楽勝と思われた凱旋門賞もゴール前で内にささる悪癖を出して痛恨の2着と前科がある。だからといって、また悪癖を出すと決めつけ軽視するのは短兵急過ぎるだろう。普通に走ってくれば勝てる、これが結論だ。◎5オルフェーヴル○7エイシンフラッシュ▲4ダークシャドウ△3ショウナンマイティ、14ヴィルシーナ☆阪神10R「マーガレットS」(芝1400メートル) デキの良さが目立つローガンサファイアが面白い。メンバー最速の差し脚を爆発させ快勝した前走の決め手は、まさに男勝り。オープンでも十分通用する。休養前は桜花賞トライアルを快勝したクロフネサプライズと好勝負(りんどう賞2着)した実績もあり、牡馬より2、3キロ軽い54キロならチャンスは十分ある。◎12ローガンサファイア○13エールブリーズ▲16プレイズエターナル△3ワキノブレイブ、10ノーブルコロネット※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2013年03月30日 17時59分
ダービー卿CT(GIII、中山芝1600メートル、31日)藤川京子のクロスカウンター予想!
中山11R、ダービー卿CTは◎ダイワマッジョーレがマイルで瞬発力を生かします。 前走の東京新聞杯は、後方でタメを利かせ、直線で前が開くと豪快に伸びて2着。上がり3ハロン32秒7はメンバー最速で、自身もこれだけの上がりを使えたのは収穫。前々走の中山金杯は、道中接触もあってハミを噛んで掛かってしまい、最後は伸び切れず5着でしたので、今はマイルの方が競馬がしやすそう。3走前の金鯱賞は、オーシャンブルーの2着し、レコード決着から0秒1差と好走。一戦毎に力をつけていて、重賞でも活躍できる高い能力の持ち主です。 左回りが得意ですが、右回りが駄目という訳ではないし、小柄な馬で立ち回りは上手ですから中山でも問題ありません。ゲートを上に出るのでテンのスピードがつきにくく、ハミを噛むので無理に押しても行けませんが、内枠もいいですし、マイルのペースなら折り合えるので、ここも切れ味を発揮してくれそうです。(5)ダイワマッジョーレ(3)ドナウブルー(7)ホーカーテンペスト(13)トウケイヘイロー(10)ダイワファルコン(1)ガルボ(12)ファイアーフロート馬単 (5)(3) (5)(7) (5)(13)3連単 (5)-(3)(7)(13)(10)(1)(12)ダイワマッジョーレ 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2013年03月30日 17時59分
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(3月31日)大阪杯(GII)他5鞍
今年は早くも桜が満開となり、都内ではもうすでに散り始めているところがちらほらですが、馬券の方でも満開の結果といきたいところですね。さて、まずは先週の結果発表から。的中は中京8R馬単(1)→(15)3,100円、中山11R馬単(15)→(4)3,460円、中京11R馬単(11)→(12)560円の合計7,120円。買い目を全て100円で購入した場合11,100円。トータル収支は7,120円-11,100円=-3,980円。う〜ん、まだまだですね。一応複数的中し惜しいレースがいくつかあったので、調子が上がってきたと考えて山籠りは今週の結果次第ということで…。いつもながら今週こそは的中へロックオン!!☆阪神2R3歳未勝利戦(ダート1400m) リフレッシュが吉と出るゼンノコンゴウ。これまでダートで4戦使われ、2着2回3着1回5着1回と安定した結果を残していますが、昨年11月から今年1月まで使いづめで来ており、その影響で前走は終いが甘くなってしまったように見受けられました。今回は休養を挟んでリフレッシュしており、この馬本来の走りが出来るでしょう。距離も芝ではありますが、新馬戦の走りを見る限り問題なさそうです。今回は後ろから行く馬が多く、Sペースになりそうなのもこの馬にはもってこいの展開になりそうです。相手は初ダートとなるが、兄妹はダートで勝ち星を挙げておりダート適性が高そうなトーコーグリーン。◎(9)ゼンノコンゴウ○(16)トーコーグリーン▲(15)シンクスマイル△(6)チョウダンディー△(1)グレートエンジェル△(12)アルカナ買い目【馬単】4点(9)→(16)(15)(6)(16)→(9)【3連単】8点(9)(16)→(9)(16)→(15)(6)(1)(12)☆阪神3R3歳未勝利牝馬限定戦(芝2000m) 新ひだか町生まれのキレる女・スカイキューティー。性格じゃありませんよ(笑)。この馬末脚がキレキレなんです。前走は道中後方3、4番手の位置取りから、直線では前が壁になり、まともに追い出せたのは残り250m付近から。そこからメンバー唯一の上がり3ハロン34秒台で追い込み3/4馬身差の2着。前々走でも4コーナーでほぼ最後方の位置からメンバー最速の上がりで4着まで追い込みました。毎回必ず終いは伸びてくるので、今回も確実にキレる脚を使ってごぼう抜きを見せてくれるでしょう。相手はタイプは違うが末脚堅実なノーザンファームのお洒落なお嬢様・デニムアンドルビーです。今回はひだかの女VSノーザンFのお嬢様の対決に注目です。◎(12)スカイキューティー○(6)デニムアンドルビー▲(11)アサクサティアラ△(4)オーアンジェリーナ△(16)リメインサイレント△(1)ディオーサシチー買い目【馬単】5点(12)→(6)(11)(4)(6)(11)→(12)【3連単】8点(12)→(6)(11)→(6)(11)(4)(16)(1)☆中山5R3歳未勝利戦(芝2200m) 勝利の踊りを今度こそシンボリジャズ。好馬体を誇る本馬ですが、これまで思うような結果が出ずもがいていました。しかし、前走では続けて使ってきた効果が表れ末を伸ばして2着。ここにきてようやく馬体の良さが走りに繋がってきました。パワーがあり時計のかかる馬場が合っているので、開催後半の今の馬場は本馬にもってこいの舞台。今回で決めたいところです。相手は展開の利を活かして粘り込みたいベストフォンテン。◎(13)シンボリジャズ○(11)ベストフォンテン▲(14)ウエスタンオウジ△(9)ナスショウホウ△(1)ドラゴンウォー△(5)ワナビーザベスト買い目【馬単】5点(13)→(11)(14)(9)(1)(11)→(13)【3連単】8点(13)→(11)(14)→(11)(14)(9)(1)(5)☆中山6R3歳500万以下(芝1600m) 一叩きされて上昇中ユキノユウダン。前走は久々ということもあり少し掛かるようなところを見せ、上手くタメが出来なかったこともあり、最後は苦しくなってしまいました。今回はマイネルブルズアイが何が何でもハナに立つ競馬をすると思われるので、前で競馬をする馬には厳しい展開になりそうなこともあり、初勝利を挙げた時のような競馬が出来れば勝ち負けが期待できます。今回は一叩きされ調子は上向いており好戦必至でしょう。相手はハナに立てばハイペースでもしぶといマイネルブルズアイ。◎(14)ユキノユウダン○(2)マイネルブルズアイ▲(10)トウショウプライド△(6)シンボリディスコ△(9)スイートルピナス△(15)レッドヴィーヴォ買い目【馬単】6点(14)⇔(2)(10)(6)【3連複1軸流し】10点(14)→(2)(10)(6)(9)(15)☆阪神11R大阪杯(GII)(芝2000m) 一瞬の脚で勝利をもぎ取るエイシンフラッシュ。本命を決めるのに非常に悩みました。オルフェーヴルが昨年の状態にあれば問答無用の本命にしようと思いましたが、昨年に比べ馬体が薄く、筋肉の張りが物足りなく見えました。事実今春の目標は宝塚記念であり、その先には最大目標の凱旋門賞があります。次走を天皇賞(春)にするのか宝塚記念にするのかさえ決まっていない状態。最大目標を凱旋門賞においての仕上げだけに付け入る隙ありと見ました。レースでも凱旋門賞を見据え後方からの競馬をすると思われ、そうなると唯一勝ち目があるのはオルフェーヴルより前で競馬をし、内周りを活かした一瞬の脚が使える馬。そうエイシンフラッシュです。今回は逃げ馬不在でスローペース確実。となればこの馬の持ち味である一瞬の脚が生きるレースとなります。距離もベストの2000mと条件は揃いました。あとは仕掛けるタイミングだけですが、そこは名手C・デムーロ騎手。絶好のタイミングで仕掛けてくれるでしょう。◎(7)エイシンフラッシュ○(5)オルフェーヴル▲(3)ショウナンマイティ△(4)ダークシャドウ△(12)タガノエルシコ好調教馬(7)(5)(3)(12)買い目【馬単】6点(7)⇔(5)(3)(4)【3連単】6点(7)→(5)(3)→(5)(3)(4)(12)☆中山11Rダービー卿チャレンジトロフィー(GIII)(芝1600m) 充実一途ダイワマッジョーレ。昨年夏からの成長には目を見張るものがあり、ここ3走は重賞で2着2回5着1回と惜しい競馬が続いています。どちらかといえば右回りよりも左回りの方が合っていますが、今の充実ぶりなら右回りでも十分やれるでしょう。成長と共にマイラーの馬体になってきており、筋肉のボリュームもアップしています。ここで初重賞制覇を挙げてもらいましょう。相手は同じ馬主のダイワファルコン。こちらもいよいよ本格化し、得意の中山で勝利を狙います。◎(5)ダイワマッジョーレ○(10)ダイワファルコン▲(2)ムクドク△(12)ファイアーフロート△(13)トウケイヘイロー△(16)ネオヴァンドーム好調教馬(10)(12)(13)買い目【馬単】6点(5)→(10)(2)(12)(13)(16)(10)→(5)【3連複1頭軸流し】10点(5)→(10)(2)(12)(13)(16)※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適性、過去のレース内容を重視。