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芸能ニュース 2013年04月19日 11時45分
ジョーのパンチで壊れてしまった!? どうした伊勢谷友介
最近、俳優の伊勢谷友介が「おかしくなった!」ともっぱらの評判だ。自身のツイッターでネット民を攻撃したかと思えば、すぐに撤回したり、完全に壊れてしまったかのようだ。その原因はやはり、週刊誌に報じられたDV報道だとみられている。 伊勢谷は一昨年公開された映画「あしたのジョー」で演じた力石徹役が好評を呼び、昨年日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど、人気俳優への道を着実に駆け上がってきた。そして今年、人気女優長澤まさみとの熱愛が発覚。まさに公私とも順風満帆だったはずだったが、今月発売の「週刊文春」の元彼女へのDV報道で、一気にどん底に叩き落されることになった。 ネット上では伊勢谷への批判、非難、中傷であふれ返り、伊勢谷が出演しているCM「COCO塾」をもじって「BOCO塾」などとバカにされる始末だ。これに耐えかねたのだろう。伊勢谷は今月16日、ツイッターで「誰かを誹謗したりする事で、自分がネット右翼となっている事を気がつかない人が多い。ネット右翼が社会の足を引っ張る存在になるのだが、自意識がなければ、自分を正義と勘違いしている奴がいる」などとつぶやき、ネット民に宣戦布告した。 いわゆる「ネット右翼」という言葉については様々な見解があり、いまいち定義がハッキリとしていないのだが、伊勢谷が言うように「誰かを誹謗する人」という意味合いは持ち合わせていない。そこで再び伊勢谷に批判が殺到し、伊勢谷はツイートを削除。さらに自身のフェイスブック上に「先日のツィートで、きちんとした定義と、意味を理解しないまま『ネットウヨク』という言葉を使ってしまったことで、僕の意図とは別の、多くの誤解を招いてしまった事をお詫びします」と謝罪した。 他にもツイッターで攻撃的な言葉をつぶやくようになるなど、完全に迷走状態の伊勢谷について、映画関係者は「DV報道があって、精神的に完全に参ってしまったようです。もともと図太いタイプではありませんでしたから。このままでは仕事はもちろん、長澤との関係にも影響が出てしまうのではないか」と指摘する。 このまま伊勢谷友介という俳優は潰れてしまうのだろうか。
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芸能ニュース 2013年04月19日 11時45分
石田純一が理汰郎くんのプレイボーイ化を危惧「女性を泣かせないでほしい」
俳優の石田純一が18日、都内で開催された、デロンギ・ジャパンの「エスプレッソ・ルネサンス −至高の一杯を日本に。−PRイベント」に登場し、トークショーを行った。 デロンギ・ジャパンの家庭用コンパクト全自動エスプレッソマシン「マグニフィカSシリーズ」のラインナップに、3月15日から「マグニフィカS スペリオレ」が加わった。「スペリオレ」は、エスプレッソコーヒー発祥の地イタリアのデロンギが日本向けに開発した、コーヒー豆を挽いた後に蒸らしながら抽出する間欠抽出と抽出量に合わせて豆の2度挽きを自動で行う「カフェ・ジャポーネ」機能を搭載。香り、甘み、うまみが凝縮された1杯をボタン一つで提供し、イタリアから日本にやって来たダビデがエスプレッソを紹介するCMを放送中。 トークショーに現れた石田は、お馴染みの素足に革靴スタイル。イタリアのサラリーマンは「靴下を履いていないんです」と語り、ファッションや所有する車もイタリア製ばかりで、パスタは「週5回」食べると、自身のイタリア好きを紹介。若い頃、撮影のためにイタリアへ長期で行き、一晩をいっしょに過ごしたイタリア女性から、「今日、ステイしてくれて、ありがとう」などと言われたエピソードで場内を沸かせた。 また、昨年、妻でプロゴルファーの東尾理子との間に誕生した長男・理汰郎くんの話題になると、父親に似て女性好きになる? との質問が向けられた。石田は、「血は争えないですからね。東尾の血も、石田の血も、…どうしようもないですね」とのこと。「今でも、抱っこしているとこう、きれいな女性が来ると、エビ反りになっても、追いかけますから」と、最近の理汰郎くんの様子を紹介。苦笑いと共に、「女性を泣かせないでほしいなと思います」などとコメントした。(竹内みちまろ)
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トレンド 2013年04月19日 11時45分
舞台「応!〜吠えろ!叫べ!打ち砕け!すべての軛を引きちぎれ!〜」開幕
アクトステージ第3弾公演「応!〜吠えろ!叫べ!打ち砕け!すべての軛を引きちぎれ!〜」が17日から東京・築地「築地ブディストホール」で幕が開いた。ダブル主演となる今回の主演は、元AKB48の米沢瑠美と元宝塚歌劇団の遥奈瞳。 初日の舞台を終えた山月 吼役の米沢は「昨日の自分の演技に負けないレベルの仕事をしたい。日を追うごとに違う自分を見せていきたい」とコメント。また、朝日昇太郎役の遥奈瞳は「最後まで限界を決めず頑張りたい。(フレッシュな)共演者たちとチカラを合わせればできるはず」と周りを鼓舞していた。 共演には、ミュージカル「テニスの王子様」出演の北代高士、女性演劇カンパニーのアリスインプロジェクトで活躍中の北山亜莉沙、ミュージカルBLEACHで活躍の村上耕平、アイドルカレッジ冨田樹梨亜、キャナァーリ倶楽部のちーちゃんなど。また、日替わりゲストには元SDN48なちゅ、アリスインプロジェクト綾乃彩、元SDN48木本夕貴、元AKB48研究生・畑山亜梨紗。公演は21日(日)まで。■応!公式サイトhttp://www.actpro-boys.com/stage-ou.html
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社会 2013年04月19日 11時45分
国立神戸大の准教授が相次ぐ盗撮行為などで懲戒処分
国立神戸大(兵庫県神戸市灘区)は4月12日、盗撮やのぞきなどの行為を繰り返し、大学の名誉と信用を傷つけたとして、国際コミュニケーションセンターの宇都健夫(うと・たけお)准教授(34)を、8日付で諭旨解雇の懲戒処分としたことを発表した。宇都准教授は退職願を提出し、12日付で退職した。宇都准教授は昨年11月、同市中央区の書店で女性のスカート内をデジタルカメラで撮影したとして、兵庫県迷惑防止条例違反容疑で県警葺合署に現行犯逮捕された。 さらに、同年10月に同市灘区のマンションに侵入し、浴室の女性を盗撮したとして建造物侵入と軽犯罪法違反容疑で再逮捕されていた。また、11年10月にも、女性の下着を撮影する目的で女性の居室内に侵入したことも判明。宇都准教授は罰金50万円の略式命令が確定した。一連の不祥事に対して、同大では「職務の内外を問わず、大学の信用を傷つけ、その利益を害し、または職員全体の不名誉となるような行為をしないこと」と定める同大の就業規則に違反したとして、諭旨解雇の懲戒処分に至った。 ただ、宇都准教授は深く反省しており、行為が身体、財産への侵害に至る度合いのものではなく、すでに全被害者との間で、謝罪及び示談ないし和解が行われていること等の諸事情を勘案し、懲戒免職は免れた格好。大学、しかも国立大の准教授たる者が、盗撮やのぞきを繰り返していたなど、自覚のなさもはなはだしい。免職されなかっただけでも、ましということか…。(蔵元英二)
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スポーツ 2013年04月19日 11時00分
W国民栄誉賞に隠された真実 ゴジラ松井「5・5」引退式で巨人監督要請(1)
連続日本一に絶好のスタートを切った原巨人が、来季の松井政権発足に向けて本格的に動き出した。5月5日の広島戦(東京ドーム)の試合前に巨人OBでヤンキースなどでも大活躍した松井秀喜(38)の引退セレモニーを行い、松井が入団時に監督を務めた巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(77)も駆けつけるのだが、実はとんでもないサプライズが用意されていた。 「当日の引退セレモニーの前に巨人の球団会長で読売新聞本社グループ会長でもある渡辺恒雄氏が松井に会い、正式に次期監督就任を要請。そののち、長嶋氏が渡辺会長を代行する形でスタンドのファンの前に現れ、松井に次期巨人監督への就任を要請し、その場で返事をもらうという段取りだというのです」(球界関係者) 師匠の長嶋氏から直接要請を受けたら、絶対にノーとは言えない、というしたたかな計算が秘められているのだ。 「渡辺会長は次期監督に松井を心底推している。今年1月7日には自らポスト原監督の問題に触れ、『今、原君のあとを継ぐってのはいないんだよ。そのあとは松井君が最適。松井君の方がどう考えるかだ。(日本に)帰ってきたら会うから、会って頼む』と取材陣に話している。その後、松井との直接交渉が遅れたのは、一つには松井が年齢的に次期尚早と判断、将来の指導者に備えて勉強したい旨を伝えていたからです。そこで渡辺会長は安倍首相と長嶋さんを巻き込み、国民栄誉賞のW授与という離れ業で、監督就任を決断させようとしているのです」(スポーツ紙デスク) 渡辺会長が足早に「新体制」を進める背景には、今季中に「ナベツネ巨人」の集大成を成し遂げたいという意図が強くにじむ。 「巨人軍のトップとして球界を長く牽引してきた渡辺会長も、5月30日には87歳を迎える。昨年11月に政治記者時代から大親友だった三宅久之氏(政治評論家)が他界、今年に入るや自身も足指骨折や大腸ポリープの除去手術などで約1カ月の入院生活を余儀なくされたことで、巨人の今後についてもあれこれ考えたのでしょう」(同) 昨年、原巨人は交流戦、リーグ、CS、日本シリーズ、アジアシリーズをことごとく制覇。史上初となる『5冠』を達成したことで、渡辺会長はこれで有終の美を飾れたと安堵したものの、唯一の心残りが巨人軍、いや読売の大功労者である長嶋氏にいまなお国民栄誉賞が授与されていないこと。 ONの二枚看板でV9を達成したにもかかわらず、王貞治氏が通算756本塁打の世界記録達成で1977年に授与されたのに対し、プロ野球を国民的なスポーツに発展させた大功労者のミスターはいまだ授与されていない。王氏自身も「第1号は自分ではなく長嶋さんでよかった」と心を痛めていることもあり、長嶋氏への授与こそが球界全体の最優先課題だった。 政府が長嶋氏と松井氏に国民栄誉賞を授与する方針を発表したのは4月1日だが、読売グループ関係者によれば、実は1月7日に都内のホテルで開催された読売新聞社の2013年賀詞交歓会が発端だという。 同日、ホテル内の日本料理店で渡辺会長と安倍晋三総理の食事会が設けられ、菅義偉官房長官が同席。日本最大の発行部数を誇る読売新聞の主筆でもある渡辺会長は国の内政、外政について具申するとともに、長年の懸案事項だった長嶋氏への国民栄誉賞授与についても進言したという。 「安倍政権の返り咲きに尽力したのがナベツネさんの盟友・三宅久之氏だったことに加え、朝日新聞が保守色の強い安倍総理のバッシングを繰り返していることもあり、現政権は読売に友好的なのです。そんな追い風もあり、長嶋さんの国民栄誉賞を煮詰めたのでしょうが、問題は時間が経過し過ぎており、なぜいまなのかの納得いく説明でした。そこで安倍総理が松井ファンであることをとらえ、松井とのW授与ではどうか、という流れになったのです。長嶋氏とともに国民栄誉賞が心待ちされていた大相撲の大鵬親方が1月に亡くなり、生前の授与ができずに終わった反省から、長嶋氏への授与が急ぎ決まったのです。一方、松井は王貞治、衣笠祥雄、長嶋茂雄の大先輩に肩を並べるには荷が重いと判断、先輩のイチローが辞退していることもあり、気持ちに変化はない。が、『今回の長嶋氏への授与は教え子である松井とのセットが条件』と説得され、受け入れたのです。かたくなに辞退すれば今回の長嶋さんへの授与が見送りになる、その心配を危惧したからです」(日本テレビ関係者)
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芸能ネタ 2013年04月18日 18時00分
カトパン、高島彩も戦々恐々とする高橋真麻の女子アナ界暴露
3月いっぱいでフジテレビを退社し、フリーとなった高橋真麻(29)の人気が急上昇し始めた。 「現在、彼女のもとにはテレビ局やイベントからの出演オファーが殺到中。イベントの出演ギャラは一本80〜100万円で、すでにスギちゃんらと肩を並べ、石田純一らに迫る勢いだとか。このままいけば、局アナ時代の年収など数カ月で超えてしまうと評判になっているんです」(芸能記者) 退社時に、「フリーになって仕事があるのか」と不安視する声も多かったが、それを払拭するほどのラブコールが相次いでいるのだ。 「舞い込んでいる仕事のほとんどは、上手いのになぜか笑いを誘う彼女の“歌”に対する出演オファー。番組やイベントを盛り上げてくれることを期待したものが多いのです。歌手デビューの話はまだないが、あの美声と明るさで人気を博しているのです」(放送作家) もっとも、その一方ではこんな話もあるという。 「実は彼女は、フジの女子アナからの人望が厚く“女子アナウオッチャー”を自称しているほど。これを狙って、女子アナ事情を暴露させられないかと複数の雑誌社から連載オファーが舞い込んでいるのです。そのため、今後人気アナたちの下着の色や形、さらには異性関係までが暴露されないかと、フジ内部に不安が広まっているのです」(前同) 要は、アナウンス室の“知られざる真実”が明かされる可能性が高まっているのである。しかも、真麻の情報の確度の高さは「折り紙つき」とも評判なのだ。 「先日ヤフーニュースにカトパンの独立の噂が掲載されたが、真麻は交際中と報じられたヤフーの重役に“デタラメ”と忠告したともっぱら。メディアへの影響力も相当なものなのです」(出版関係者) この“フリーアナ受難の時代”に真麻の快進撃ぶりは称賛に値するが、カトパンや高島彩の下半身ネタの流出を期待してしまうのは、本誌だけ?
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芸能ニュース 2013年04月18日 15時30分
ひっそりと打ち切られていたビートたけしととんねるず・石橋のバラエティー
昨年10月にスタートしたビートたけしと石橋貴明がタッグを組んだバラエティー番組「日曜ゴールデンで何やってんだテレビ」(TBS系)がひっそりと打ち切りになっていたことを発売中の「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。 たけしと石橋といえば、ともにお笑い界を牽引してきた大物で特番以外のメーンは同番組が初共演。昨年10月に行われた会見でたけしは、「TBSの日曜8時は、ほとんど死んでる。どんな名医も治せないけど、治っちゃうんじゃないかな」と自信をのぞかせ、視聴率について石橋が「40%は超えますよね」と答えると、たけしは「全国で40人って意味じゃないですよ」と混ぜ返すなど息のあったところを見せていたのだが…。 「ところが、昨年10月21日の初回放送の視聴率は8.8%といきなり1ケタで、その後も1ケタを連発。局内でもさすがに『このまま続けていいものか』という声があがったが、大物2人だけに、簡単に打ち切ることはできなかった。今年に入ってもまったく数字が上がらず、3月2日は過去最低の3.2%を記録。その後、番組は放送されていなかった」(TBS関係者) 同誌によると、番組が不振を極めたのは2人のお笑いの質が違ったことと、たけしは明石家さんまを相手にした時のような調子で石橋とやりとりできず、石橋はたけしに過剰に気をつかったためキャラが生きなかったことなどが原因。TBS広報部は同誌の取材に対し、今月に入って打ち切りを決定したことを認めている。 「たけしはほかからもオファーがあるが、石橋は今後、仕事が減る一方だろう。妻で女優の鈴木保奈美が元恋人と言われているフジテレビの幹部にすり寄って4月スタートの『家族ゲーム』へ出演するのも、石橋の稼ぎが減っているから」(テレビ関係者) 今年に入ってからは徐々に“たけし色”が出始めていた同番組だが、たけしでも不振の時間帯を“治療”できなかったようだ。
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トレンド 2013年04月18日 15時30分
噂の深層 ドラマが面白くなくなった本当の理由
4月期の新ドラマが続々とスタートを切った。目下、最有力候補とされているのは福山雅治主演の『ガリレオ』(フジ系)だ。第2シーズンの今作は、ニューヒロインに吉高由里子を新たに迎え、初回視聴率22.6%とさすがの滑り出し。 もっとも、それ以外に目を移すと話は別。新垣結衣の『空飛ぶ広報室』(TBS系)と米倉涼子の『35歳の高校生』(日テレ系)が14%台。残りの多くは11%前後と、ほぼ1月期のドラマと同様の成績。「連ドラは初回の視聴率が一番高く、その後ずるずると落ちていくことがほとんど」(テレビ局関係者)なだけに、平均視聴率24%、最終回は40%という『家政婦のミタ』(日テレ系)クラスの大ヒットドラマはもはや年に1度あるかないかだ。 インターネットが普及してテレビを見る時間が減少したなど、ドラマが昔ほど注目されなくなった理由は色々とあるだろう。 しかし、現場の制作スタッフにその話題を振って見たところ意外な返事が帰ってきた。彼は「最近、テレビドラマで通天閣か道頓堀見たことってありますか」と問うのだ。 「例えば主人公が大阪に行くシーンがあるとします。まずはここが大阪だということを分からせるため、街の紹介カットから撮るのですが、大阪の紹介カットといえば、昔から通天閣か道頓堀って相場は決まってたんですよね。でも、最近はまずやりません。なぜなら、道頓堀にはグリコ、通天閣には日立の看板があるから。ドラマのスポンサーにグリコ以外の食品メーカーや日立以外の家電メーカーが入っていたら、まずそのシーンはアウトなんです。スポンサーサイドにしてみれば、高い広告費出しているのに、どうして、ライバル企業の宣伝しなきゃいかんのだということなんです」 さらに酷くなると、逆にスポンサーに擦りよってしまった作品さえあるという。「大手ビールメーカーがスポンサーについたとあるドラマは、大学の学食なのにキャストの飲み物が缶ビール。寝たきりの親が出てくる病室のシーンで、部屋の隅にケースで置かれた大量のビールと、突っ込みどころ満載でしたよ」(同) 視聴率30%が当たり前のひと昔前ならこうはならなかったはず。いまのドラマはスポンサーになめられっぱなしのようだ。(明大昭平)
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その他 2013年04月18日 15時30分
【声優の履歴書】第13回 妻は坂本真綾。音楽活動も精力的に行う鈴村健一
声のお仕事である『声優』。顔の見えない裏方のお仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなって来ており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく、注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第13回目としてお届けするのは鈴村健一。 声優の仕事だけでなく自分のオフショットを多数掲載した写真展や、自転車で名古屋から大阪までの200kmを睡眠時間を含め25時間爆走した「ちゃりんこアーバンライナー」など様々なジャンルに挑戦している。特に歌手活動は精力的に行っており、2008年に個人名義でCDデビューし、昨年2012年には音楽活動5周年を記念して全国で単独ライブを開催。他にも声優・岩田光央と「CONNECT」という音楽ユニットを組んでおり、これはバンダイビジュアルとランティスが共同設立したレーベル「Kiramune」の第1弾アーティストになっている。現在ではKiramune所属のアーティストを牽引し、その中心人物としてなくてはならない存在である。また声優仲間7人で結成した「謎の新ユニットSTA☆MEN」は、スーパー戦隊シリーズ第36作『特命戦隊ゴーバスターズ』のEDテーマ「キズナ〜ゴーバスターズ!」を担当しており、『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』の主題歌「キズナ〜ゴーバスターズ! 豪快にアレンジver」もSTA☆MENが歌唱している。そして4月からTVアニメ第2期も放送されている大人気乙女ゲームシリーズ『うたの☆プリンスさまっ♪』でも聖川 真斗を演じ、多数のキャラクターソングを歌い多くの女性ファンを魅了している。 1994年のデビューから丸2年仕事がない状態だったなど不遇の時代を過ごしていたが、女性向けCDなどに多く出演し徐々に人気をつけていき、遂に2004年に大人気ガンダムシーリズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の主人公・シン・アスカ役を射止める。私生活では、同作品で恋人同士を演じたアニソン歌手の坂本真綾と2011年に結婚。2012年には、長らく所属していた大手声優事務所・アーツビジョンを離れ、個人事務所・INTENTIONを設立した。環境の変化と共に更なる変化を遂げるであろう鈴村の今後に注目だ!
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社会 2013年04月18日 15時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 絶対平和は幻想か
日本維新の会が3月30日に党大会を開き、新しい綱領の要旨を決定した。その冒頭には次のように書かれている。「日本を孤立と軽蔑の対象におとしめ、絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶である占領憲法を大幅に改正し、国家、民族を真の自立に導き、国家を蘇生させる」。 戦争放棄と軍備の保有禁止を盛り込んだ現行憲法は、現実を踏まえない幻想であり、その憲法のおかげで日本は世界から軽蔑され、孤立化しているというのだ。 この事実認識は、私のこれまでの経験と大きく異なる。日本の憲法が軍備を放棄していることを、理想的な条文だと外国人からほめられたことは何度もあるが、非難されたことは一度もない。もちろん、世界から戦争を根絶することが一度もできていないというのは、厳然たる事実だ。しかし、憲法が描くべきことは社会の理想であって、現実ではないだろう。 ただ、軍備をしなければ平和は守れないという考え方が一定の支持を得ているということも事実だ。維新の会はそれを新しい綱領で明確に打ち出したというだけのことだ。 そこでの問題は、日本維新の会の支持者たちが望んだことは、本当にそうしたことなのかということだ。そもそも橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会が高い支持を集めたのは、大阪府や大阪市で蔓延していた役人天国を破壊し、民間の活力を復活させて豊かな暮らしを取り戻すという理念に多くの人々が共鳴したからだった。 実際、昨年8月に日本維新の会が作った維新八策では、「憲法9条を変えるか否かの国民投票」をすると書かれているだけで、憲法改正に関してはニュートラルだった。それが、ここにきて強いメッセージを発するようになってきている。このことが意味するのは、参議院選挙後に、自民党と維新の会が手を組んで、憲法改正に一気に進んでいくだろうということだ。 自民党は、結党以来、憲法改正を党是としている。ところが、自民党政権が長く続いてきたのに、憲法改正は行われなかった。それは、自民党の中のリベラル勢力が、改正を許さなかったからだ。それがここにきて、自民党内でもリベラル勢力が衰退していることに加えて、アベノミクスの成功によって安倍総理の権力は最高潮に達している。維新の会と安倍総理が手を組めば、憲法改正は現実のものになるだろう。 絶対平和は幻想だというのは、現実論としては正しい認識かもしれない。300万人の人命と国富の4分の1を失った太平洋戦争の記憶が風化し、威勢のよい強硬論が若者を中心に大きな支持を得るようになっているからだ。ただ、一つだけ認識しておかなければならないのは、戦争の最大の犠牲者は、いつも若者になるという事実だ。太平洋戦争のときも、特攻隊員として国家に命を捧げた大部分は少年兵だった。 そのことは、安倍政権が掲げる成長戦略、すなわち規制緩和を中心とする市場原理化政策と見事に符合している。解雇規制の緩和などの労働市場流動化策で、真っ先に切り捨てられるのは若者たちだからだ。実際、市場原理化の進んだアメリカや韓国の若年失業は、日本より深刻になっている。傷つくのは権力者に煽動された弱者ばかりなのだ。