-
社会 2014年06月03日 11時45分
成田空港へのリムジンバスの中で男が女子高生に放尿!
いやはや、とんでもない事件が起きてしまった。 千葉県警成田国際空港署は5月31日、成田空港に向かうリムジンバスの車内で、乗っていた女子高生に放尿したとして、暴行の疑いで、会社員の男(21=自称福岡県那珂川町)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は、同日午前3時頃、東京駅から成田空港に向け走行中のリムジンバスの車内で、座席に座っていた鳥取市に住む高校3年の女子生徒(17)に放尿した疑い。 同署によると、バスは、午前2時10分頃、東京駅八重洲口を出発。女子高生は男の2列後ろに座っていた。女子高校生はうとうとしていたが、太ももを手で触られたため目が覚めた。男の手を払いのけようと抵抗したところ、なんと男がやおらズボンのチャックを下ろし、イチモツを取り出すと、あろうことか女子高生の太ももに放尿した。目的を果たした男は1つ前の座席に座り、眠ってしまった。 バスには乗客約60人が乗っており満席だったが、犯行時は女子高生の友人を含め、ほとんどの乗客が眠っていたため気付かなかったという。 午前3時20分頃、バスが成田空港第2ターミナルの停留所に到着すると、女子高生は友人とともに男を取り押さえ、同署員に引き渡した。 男は酒に酔っており、「覚えていない」と供述。放尿する前には、女子高校生の太ももを触るなどしていたとみられ、千葉県迷惑防止条例違反(痴漢)などの疑いでも調べている。 女子高生は、同日午後に米国から来日予定の人気女性歌手を見るために、友人と一緒に成田空港に向かうところだった。 それにしても、バスの中で男から放尿されるとは、とんだ災難。女子高生にとっては、踏んだり蹴ったりに違いない。(蔵元英二)*写真イメージ
-
スポーツ 2014年06月03日 11時00分
「W杯toto」のオススメの賭け方
6月12日から始まるサッカーW杯で注目されているのが、国内で販売される『ワールドカップtoto』。 独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)によれば、販売されるのは通常の13試合の結果を予想する『toto』、5試合の予想のみとなる『mini toto』、3試合のゴール数を予想する『totoGOAL3』の3種類で、販売開始は5月31日(第700回)。全6回の販売となるが、オススメは、日本代表戦が3試合含まれる第701回『mini toto A組』(6月1日販売)だろう。 対象試合は以下の5試合。(1)コロンビア対ギリシャ(2)コートジボワール対日本(3)日本対ギリシャ(4)日本対コロンビア(5)ギリシャ対コートジボワール つまり、日本代表が一次予選突破できるかどうかを予想する内容だ。“応援”で日本全勝にマルを付けるのも良し。ただし、注意したいのは『対象5試合』が6月15日から同25日の10日にまたがっていること。(1)と(2)は6月15日、(3)は20日、(4)(5)は25日。『mini toto』は5試合全てを当てなければならないので、外国同士の(1)(5)は勝ち、引き分け、負けの三つ全てを塗り潰し、日本代表の予想に集中した方が楽しめるだろう。 しかし、今大会での日本代表に対する海外メディアの評価は決して高くない。 「コートジボワールは4年前の親善試合で対戦し、そのときは日本が2失点で敗れました。『若手の突き上げが著しい』と評されているものの、中核選手は4年前とほぼ変わっていませんし、今大会はより攻撃に重点を置いた選手選考をしています。この初戦が日本の試金石になると目されています」(専門誌記者) 日本が勝利するには先制が理想的だが、パスを供給するMF・長谷部の右膝負傷が気掛かり。また、ギリシャ、コロンビアは「長友への徹底マーク」を宣言しているという。 “日本の負け”に賭けた方がよさそう!?
-
社会 2014年06月03日 11時00分
欠航ラッシュ! 格安航空会社LCCの非常事態 パイロット不足で視界ゼロ
日本に格安航空会社(LCC)が相次いで誕生し、「LCC元年」と言われたのは2012年だった。それから2年、早くもLCCへの信頼を揺るがしかねない問題が噴出した。深刻なパイロット不足による欠航ラッシュだ。 ANAホールディングス傘下で関西国際空港を拠点にするLCCのピーチ・アビエーションは5月20日、10月までに予定していた国際線と国内線で最大2128便が欠航すると発表した。欠航便は1カ月前の4月24日に発表した時点に比べ56便増えている。 世間が目を剥いたのはその理由である。4月末には「現在52人の機長が在籍しているが、病気やケガが相次ぎ8人が乗務できない上、今春に予定していた機長の採用も当初見通しを下回った」と釈明した。5月になって欠航便が増えたのは「機長として運航乗務に当たる予定だった訓練生2人が5月上旬に退職した」のを理由にしている。 成田空港を拠点にするバニラ・エアも5月16日、機長不足を理由に成田-那覇線と成田-新千歳線の一部を6月に154便欠航すると発表した。記者会見した石井知祥社長は「機長が26人必要だが、採用が予定通り進まないところに想定以上の退職者が出たことで3人不足する」と打ち明け、「後発で実績が少なく、採用競争力が弱かった」と釈明した。同社はアジア最大のLCC、エアアジア(マレーシア)とANAホールディングスの合弁会社エアアジア・ジャパンとして'12年8月に就航したが、経営戦略を巡る対立から合弁を解消、昨年11月にANA100%子会社のバニラ・エアとして再出発したばかりだ。 一方、'12年7月に就航したJALグループのジェットスター・ジャパンは5月21日、パイロット不足とは別の理由で、6月上旬に予定していた国内線101便の欠航を発表した。関空の第2拠点化に伴い進めていた整備基地の運営準備が間に合わないためだという。 それにしても、LCCで相次ぐ“非常事態”が表面化した理由は何なのか。 驚くべき試算がある。国際民間航空機関(ICAO)によると2030年の機長需要は世界ベースで'10年比2倍超の98万人。とりわけ今後の需要が伸びるアジア太平洋地域は'10年比4.5倍の23万人が必要になる。これに追いつくには新たに年間1万4000人のパイロットが必要だが、現実に養成できるのは5000人程度とあって争奪戦は熾烈化する。 その際、しわ寄せを食うのは大手航空会社に比べて待遇面で見劣るLCCだ。言い換えれば、将来のパイロット不足を見越した大手各社は「こっちの水は甘いぞ」とばかり、LCCの機長や操縦士の“一本づり”に余念がないのだ。その脈絡で捉えると、ピーチの訓練生2人が5月上旬に退職したのはわかりやすい図式である。 「機長が病気やケガを理由に搭乗をキャンセルしたのだって、要は自主申告ですからね。こっそり面接試験を受けていたかも知れないし、どこまで本当かは怪しい限り。そもそもLCCは低運賃が売り物だから給与は大手に比べると見劣りする。もしヘッドハンティングで破格の給与を提示されたら、誰だってグラッとするでしょう」(航空関係者) パイロットの平均年収はANAが2000万円弱。一時国有化されたJALは1500万円前後。これに対し、LCCは企業間で多少のバラつきがあるにせよ1300万円前後とされる。われら庶民には高嶺の花だが、確かに「グラッとする」ほどの給与格差である。 そんな折も折、4月28日には那覇空港に着陸しようとしたピーチ機が海面ギリギリまで異常降下するトラブルが起きた。操縦桿を握っていたアルゼンチン国籍の男性機長は「管制官から降下の指示が出たと勘違いした」と釈明したが、一歩間違えれば大惨事になるところだった。 LCCが直面するパイロット不足との因果関係は不明だが、これで危険と隣り合わせの異常飛行が続けば客離れが加速する。航空アナリストが言う。 「パイロットを高給優遇しようにも、低価格競争の消耗戦を強いられているLCCには不可能です。これで大量欠航が定着すればイメージが悪化し、自分の首を絞める。だから『子会社の迷走に親会社は含み笑いをかみ殺しているだろう』との皮肉さえ聞かれます」 アジアのLCC勢に対抗すべく新規参入した当時、JALやANAは「庇を貸して母屋を取られなければいいが」と陰口された。客が流出して屋台骨が揺らぐとの見立てである。ところがLCCが早々と乱気流に突っ込んだことで、それも杞憂に終わりそう。業界事情に精通するこのアナリストは「JALやANAは将来的に切り捨てるのではないか」と冷ややかだ。 LCCは仇花だったのか。
-
-
スポーツ 2014年06月03日 11時00分
遠藤に頼りきりが続く大相撲
新横綱・鶴竜の誕生で13年ぶりに3横綱で迎えた大相撲夏場所だったが、やはり特に前半、場所を引っ張り盛り上げたのは、入幕5場所目、やっと頭に小さなチョンマゲが乗ったばかりの遠藤(23)だった。 「人気は横綱級。館内で売られているグッズの売れ行きも上々。初日、75個もあったザンバラ髪の携帯ストラップ(650円)も、チョンマゲを結ったことで希少価値が上がってわずか2時間で売り切れ、ネットオークションでは1400円の値がつきました。2カ所に置かれている遠藤モデルのお姫さま抱っこパネルも人気で、いつも長蛇の列ができています」(担当記者) この番付を超越したモテモテぶり、上位陣にとっては何ともしゃくの種に違いない。場所前の春巡業では3横綱に目の敵にされ、ぶつかり稽古で頭のてっぺんまで砂まみれになるまで可愛がられた。その回数、10日間でなんと4回も。このあからさまなイジメにはさすがに遠藤も、「すごい打率。これなら巨人でレギュラーが獲れる」と苦笑いしていた。 どうしてそんなに遠藤ばかり集中して可愛がるのか。3横綱の中でトップの2回も引っ張り出した日馬富士は、「遠藤が出てくると客席が沸く。お客さんが喜ぶのが一番だから」と答えている。いかに自分たちの人気がないかを浮彫りにするような言葉で、とんだ盛り上げ役にされた遠藤はいい迷惑。しかし4日目、鶴竜を破って史上最速2位となる入門8場所目の金星を挙げたときの喜びようは大変なものだった。 「横綱に勝つことは夢ではなくて目標。それが達成できた。稽古をつけてくれた横綱に少しでも成長したなと思ってもらえたらうれしい」と声を弾ませ、「(勝ち残りの)土俵下から横綱の相撲を見るのもいいものですね」と胸を張った。 3横綱以上に、今後の場所も遠藤にオンブに抱っこ状態が続くことは間違いなさそうだ。
-
スポーツ 2014年06月02日 22時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第24R 本来の力を出せなかった不遇の帝王〈ボブ・バックランド〉
『ニューヨークの帝王』『超新星』などと称されたボブ・バックランド。しかしWWF王者だったころも周囲からの評価は決して芳しいものではなかった。 「優秀なアマチュア」と言ったのは、一時期バックランドをコーチしたこともあるカール・ゴッチだ。 「欧州式のシュートな関節技こそが至高であり、それを身に付けてこそ本物のプロ」というゴッチの思想からすれば、全米大学王者の経歴を持つバックランドのレスリングテクニックがいくら優れていようとも「それはアマチュアの域を出るものではない」ということなのだろう。 「ストロングスタイルのなんたるかを理解していない」と酷評したのはアントニオ猪木。大技を繰り出した直後、相手に合わせるようにリング上で伸びているバックランドに対しての言葉である。ただ、これは後の四天王プロレスでもよく見られた光景だし、観客に大技の余韻を伝える効果もあるわけだから、単に好みの問題とも言えそうだ。 それらよりももっと否定的なのは「実力はあるが客は呼べない」というキラー・カーンの言葉であろう。一時はマディソン・スクエア・ガーデンの同じリングに上がっていたカーンの言葉だけに真実味は高い。 見るからに優等生風の外見で、お決まりの攻めを繰り返すバックランドの試合スタイルは、なるほど刺激に薄く、観客からの人気は決して高くなかった。“悪のオーナー”ビンス・マクマホンに、そのアスリート色の強いスタイルが「新時代のプロレス」と気に入られて王者となったまでは良かったが、実際に観客からの人気を集めたのは大巨人アンドレ・ザ・ジャイアントであり、WWFの全米侵攻に際してはニュースターのハルク・ホーガンにその王座を(アイアン・シーク経由で)譲らされることにもなった。 また、そうした扱いはアメリカだけのことではなく日本でも同様で、バックランドのプロレスラーとしてのパフォーマンスは横に置かれ、世界王座保持者という肩書きだけを重宝するカード編成がまま見られた。 新日時代でいえば、1982年の元日に行われた藤波辰爾との試合などはその最たるものと言えよう。世界タイトル戦にもかかわらず、メーンは猪木vsローラン・ボックに譲ってのセミファイナル。しかもその決着は、藤波が後方回転エビ固めを仕掛けている最中にマットに肩がついていたとしてレフェリーが3カウントを入れるという、実に不透明なものとなった。 藤波にとってヘビー級転向直後の『飛龍十番勝負・第1戦』という大事な試合であったとはいえ、時の世界王者にまともなピンフォール勝ちを与えないというブックは、いかに新日がバックランドを軽視していたかの表れだろう。 「でもU系に出場するようになってからは、もっと悲惨でしたよ。船木優治(現・誠勝)にミサイルキックを食らってなぜか反則勝ちの裁定を受けたり、Uインターでの高田延彦戦では金的への蹴りで秒殺されたり…」(プロレス誌記者) いずれもバックランドのかつての名声を利用して日本人選手の格上げを図り、なおかつ不透明決着とすることでバックランド自身の商品価値は落とさずに使い続けようという、フロント側の意図が透けて見えるようではないか。 U系に参戦していたころは時代状況も悪かった。 「UWFではゴッチ直伝の関節技こそが最上の価値とされ、また見栄えの良さから打撃が重視されていました。そんなふうだからバックランドの本来持ち合わせたレスリングテクニックは評価の対象外。地味な中堅選手にすぎなかったころの安生洋二にすら、打撃で圧倒されるような試合をさせられていましたからね。だけど、後に総合格闘技でタックルなどが最重要視されるようになったことから考えれば、本来“何でもあり”ならバックランドは相当に強かったハズです。少なくともUWF勢に不覚を取るレベルではなかったでしょう」(同・記者) 持ち前のレスリングテクニックを存分に生かすことなく、力任せのパワーファイターとしての闘いを余儀なくされたバックランド。四半世紀生まれるのが遅ければ、プロレスと総合格闘技を股にかける真の王者として君臨していたのかもしれない。〈ボブ・バックランド〉 1949年、アメリカ出身。大学のレスリング選手権で優勝した後、'73年プロデビュー。翌年、全日プロに初来日。'79年以降はWWF王者として新日プロに参戦。'90年代初頭にはUインター、WARなどのリングにも上がった。
-
-
その他 2014年06月02日 21時00分
出てこい! ニッポン埋蔵金 発掘最前線(20)
“シリーズIII”もいよいよ最終回。総集編として、今、最もホットなトレジャーハンティングスポットを取り上げよう。 2005年の夏、千葉県館山市の海岸で、散歩中の老人が1枚の小判を拾った。時価20万円相当の元文小判で、近くに江戸時代の船が沈んでいるのは古記録が残っていることからも間違いなく、もっと多くの小判が見つかってもおかしくはない。 ふつうこういうことが起きると、うわさが広まり、どっと人が押し寄せてきて残りを取り尽くす。1961年に山形県の最上川中流で小判が見つかったときも、1964年に東京都江東区有明の埋め立て地で小判が掘り出されたときも、人がひしめき合った。 ところが、館山の場合はそんな騒ぎがまったく起きなかったという。発見直後は話題にならず、小判が発見者のものになった1年後に、NHKのローカルニュースで地味に報道されただけだったからだ。ならば、まだ望みはある。1枚だけが沈没船から離脱して、波打ち際にたどり着いたわけではあるまい。 実はこの話、4月に始まったTBSテレビの新番組『アイ・アム・冒険少年』のスタッフから聞かされたもので、筆者は「そういういきさつであれば、小判はもっとあるはずだから、金属探知機を使って調べてみようよ」と、腰を上げたのだった。 現場の塩見海岸は、房総半島突端の東京湾の方に向かってかぎ爪のようにせり出した部分にあり、昔から漂着物の多いところとして知られる。雑多な漂着物の中からきれいな貝殻や流木などを探す“ビーチコーミング”が盛んなところで、実は小判を拾った老人も、縁起物として珍重される「布袋石」と呼ばれるイルカの耳骨の化石探しを目的に砂浜を歩いていたのだという。 さて、4月中旬、タレント数名と一緒に丸一日かけて小判探しをやり、その模様は5月7日の同番組で放送された。探知機は反応しまくったが、結局出てきたものはガラクタばかり。しかし、未発見の小判が眠っている可能性は大で、この場所はトレジャーハンティングのサイトとして非常におもしろい。 アメリカのフロリダ半島東海岸では、休日となると金属探知機を手に大勢のトレジャーハンターが訪れるが、房総は日本のフロリダになるかもしれない。 埼玉県鴻巣市の横田家歴代の墓所の発掘は、相変わらず地下水に行く手を阻まれていて、技術的な問題が残る。浸水さえ止めることができれば、数百枚の慶長大判はすぐにでも顔を出すはずだが…。 今年は本シリーズで取り上げた、旧日本軍の隠匿財宝の調査プロジェクトがいよいよ動き出す。新潟の柏崎と北海道の美幌。どんなものが眠っているのか、興味は尽きない。 もう一つ、ここへ来て急速な進展がみられるものがある。群馬県沼田市在住の埋蔵金研究家・高橋喜久雄氏が長年追い続けているもので、ターゲットは江戸後期の天保年間に、老中水野忠邦が埋蔵させた『大法馬金』と呼ばれる重さ160キロの金塊だ。備蓄用につくられたもので、江戸初期に21個が、その後寛政と天保のころにも鋳造されたが、幕末にはたった1個になり、徳川慶喜が水戸へ持っていった形跡がある。 もし昭和村に埋蔵されているとしたら、それは天保13年(1842年)造のものだろう。水野がそれを上州に埋蔵した理由は、諸外国が日本に接近し始めたので、万が一のことを考え、幕府の上州疎開を視野に入れていたのかもしれない。地元には、水野が日光参拝の途中に、この地に立ち寄ったことを示す史料が残っている。 高橋氏は、そういった文献や各地に残る伝承を調べ上げ、さらにさまざまな物証の整理と再検証を行った。その結果、赤城山麓を中心に残る、幕末の徳川幕府御用金埋蔵伝説と、この天保期の話とが混同されていることに気がついたのである。 物証の一つに、双永寺という寺から見つかったと伝えられる3枚の銅板に彫られた『双永寺秘文』がある。筆者は以前からこれを疑問視し、ねつ造の可能性もあるとみていたのだが、高橋氏は別の場所から見つかったものを、発見者が一時的な保管場所として寺を利用しただけであることを突き止めた。また、従来は地図が赤城山麓津久田原を示すというのが通説だったが、同氏は昭和村の長者久保がこれに該当し、天保期に埋蔵された『大法馬金』のありかを示すものと考えている。地図上に印のついた重要ポイントのすべてが、地上に配置されている神社などと一致するからだ。 今後、筆者も調査プロジェクトに加わる予定で、新展開についてレポートする機会をつくりたいと思っている。(完)トレジャーハンター・八重野充弘(やえのみつひろ)=1947年熊本市生まれ。日本各地に眠る埋蔵金を求め、全国を駆け回って40年を誇るトレジャーハンターの第一人者。1978年『日本トレジャーハンティングクラブ』を結成し代表を務める。作家・科学ジャーナリスト。
-
社会 2014年06月02日 21時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 カジノ法案がもたらすもの
国内のカジノ営業を合法化するカジノ法案の国会審議が、5月中にも始まるかもしれない。野党にも法案に賛成する声が多いため、一旦審議が始まれば、スピード成立する可能性が極めて高い。順調に行けば、東京オリンピックの開催前に、日本での“カジノ第一号”がオープンする見通しだ。 法案に賛成する議員たちが声を揃えるのが、カジノがもたらす経済効果の大きさだ。実際、シンガポールで2010年に二つのカジノがオープンしたが、観光収入は、'09年の124億シンガポールドルから'13年の235億シンガポールドル(1兆8800億円)へと9割も増えている。観光収入が、GDPの5%を超える規模に拡大したのだ。だから、カジノが大きな経済効果を持つこと自体に疑問を狭む余地がないと言えるだろう。 では、日本のどこにカジノができるのか。東京や沖縄を含めて複数の自治体が手を挙げているが、最有力候補は大阪だと思われる。松井一郎大阪府知事や橋下徹大阪市長が誘致に積極的だし、カジノを支える交通インフラやカジノ建設のための広大な敷地があるからだ。 実は、カジノは単独で作られるのではない。ホテルや会議場、ショッピングモール、レジャー施設などと一緒にIR(統合型リゾート)として整備されるのだ。賭場だけを開設するのは、あまりに露骨なので、それを包み込むための隠れ蓑が必要になるからだ。IRには大きな土地が必要だが、その点、大阪湾には人工島『夢洲(ゆめしま)』があるため、まさにIR誘致の条件が揃っているのだ。 実際、松井知事のところには、アメリカ・シカゴに拠点を置くラッシュ・ストリート・ゲーミング社のほか、海外のカジノ業者が続々と訪問して、進出をアピールしている。 もちろんカジノには大きな問題がある。それは、競馬やパチンコと比べて射幸性が高いため、賭博中毒者や破産者が続出するのではないかという懸念だ。そのためシンガポールでは、居住者に対して1回100ドル=8000円の入場税を課している。ただ、それでも、入場者数の過半を居住者が占めていて、低所得層を中心にギャンブルで全財産を失うケースが後を絶たないといわれる。 もう一つの問題は、誰がカジノの利益を得るのかという点だ。シンガポールはカジノに対して、消費税5%とカジノ税15%(プレミアム顧客は5%)を課しており、財政面での貢献は大きい。だが、賭博で一番儲かるのは胴元であるということは、世の常識だ。 シンガポールの場合は、二つのカジノの営業権を落札したのはいずれも外資だった。例えば、マリナベイ統合リゾートは、米国のサンズ・ラスベガスが営業権を取得し、プロジェクトのファイナンスは米国のゴールドマンサックスが仕切った。結局、カジノの経営全体を俯瞰すると、ギャンブルに熱中した国民から巻き上げられたお金は、政府とハゲタカ外資に吸い取られる構図なのだ。 賭博で全財産を失おうが、それはやった人間の自己責任だ。そうした新自由主義的考え方が正しいかどうかは別にしても、カジノによって格差が拡大することは間違いないだろう。バクチは必ず金持ちが勝つものだからだ。
-
その他 2014年06月02日 21時00分
メタボ改善・若返りの可能性も秘める 無理なくできる「空腹」健康法のススメ(1)
今では“メタボリック・シンドローム”(略してメタボ)という言葉をよく耳にするようになった。「内臓脂肪症候群」とも訳されるが、専門家によっては「代謝(異常)症候群」と訳すのが正しいという人もいる。 メタボの基準は以下となる。(1)腹囲が85センチ以上(男性)(2)高血圧(上の血圧130mmHg以上、下の血圧85mmHg以上)(3)高脂血症(中性脂肪)150mg/dl以上(正常値50〜149mg/dl)(4)HDL(善玉)コレステロール値:40mg/dl未満(正常値40〜70mg/dl)(5)高血糖110mg/dl以上(正常値70〜109mg/dl) このうち、二つ以上が該当する人はメタボとされ、中年男性の2人に1人が、この状態といわれる。 挙げた数字を見るまでもなく、メタボには「高脂血症=中性脂肪」「高血糖=糖尿病」「高血圧=高塩分血症」「高体重」のごとく、すべて「高」が付く病気ばかりで「栄養過剰病」、すなわち“食べ過ぎ病”である。 「腹八分目に病気なし、腹十二分に医者足らず」という諺がある。食べ過ぎは、ありとあらゆる病気の罹患者を増やし、いくら医者が増えても対処しきれない状態を招くということ。言い換えれば、人間は食べ過ぎると体内に余分な脂肪や糖分が増え、メタボリック・シンドロームの症状が起き、さまざまな病気の誘因や原因となるのだ。 『空腹が人を健康にする』(サンマーク出版)の著者で脳神経科医の南雲吉則氏は、「私たちの体の中には、飢えや寒さに適応できる仕組みが備わっている。過酷な環境を生き抜く進化の過程で“サバイバル遺伝子”を獲得してきたんです。この遺伝子が“飢えと寒さ”に置かれたときほど活性化するのです」と語り、著書の中でこう記している。 「私たちは、飢えに対して非常に高い適応力を発揮する力を獲得したが、急激な飽食状態に対しては無力であるばかりか、逆に生命力が有害に働く、ということです。私たちの体は飢えには強いけれども、満腹には適していない。約17万年に及ぶ人類の歴史は、飢えと寒さの戦いであって、その中でお腹一杯食べることができた時期は、わずか100年にも満たないのだということを、もう一度思い出してください」 現代では、1日のエネルギー消費量を上回る高カロリーの食事を、毎食、満腹(腹十二分)になるまで摂り続けている生活。この豊かすぎる食生活に適応できなくなってしまった人たちが、急激に体質の変革に迫られている。 食べ過ぎれば体脂肪が溜まり、どんどん太ってしまう。それも、際限なく食べ続けたらどうなってしまうか。ちまたには、100キロを超す巨体を誇る人も少なくない。そこまでは行かないにしても、新たに登場した“国民病”といわれる「糖尿病」を患う。 糖尿病人口は、すでに癌や心臓病患者を上回っている。戦後は、すべての国民がお腹一杯食べられる国を目指してきた。ところが、今では逆に、飽食が糖尿病を始めとするさまざま病気という形で我々の体を蝕む要因を作っているとしたら、何とも皮肉な話ではないか。
-
芸能 2014年06月02日 17時06分
AKB48・岩田華怜の七夕の思い出は「ハリウッド女優になる」
AKB48の“伊達娘”岩田華怜が2日都内で『「笹かまの日」大使任命式』に出席した。 昨年から宮城県蒲鉾組合と紀文食品は7月7日を「笹かまの日」に制定、地元宮城県を応援する活動に積極的に取組んでいる岩田は、笹かま大使に任命され大喜び。「笹かまは宮城では有名な名産品なので大使に任命いただき本当に嬉しく思います。笹かまは東北では子供からお年寄りまで幅広い世代から愛されているので、たくさんの人に知っていただける様に頑張って活動します」とニッコリ。 子供の頃の七夕の思い出を聞かれると「皆で吹流しを作ったりして七夕は楽しみな行事でした」と話し、「私は気が強くて夢を大きく持っていた子だったので、短冊にハリウッド女優になると書いていました」と笑顔で振り返った。(アミーゴ・タケ)
-
-
芸能 2014年06月02日 15時30分
紅白歌手・桂銀淑が覚せい剤に手を出した理由
人気デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA容疑者が覚せい剤の所持と使用の疑いで逮捕された事件が話題となっているが、発売中の「週刊現代」(講談社)に07年に覚せい剤所持で逮捕され、08年に国外退去処分になった紅白歌合戦にも出場したことがある韓国人の演歌歌手・桂銀淑のインタビューが掲載されている。 桂は85年7月に日本デビューし、独特のハスキーボイスで「すずめの涙」や「酔いどれて」などがヒット。88年から94年まで7年連続でおおみそかの紅白歌合戦に出場した。しかし、大手芸能プロから独立後、所属事務所との金銭トラブルによる裁判を抱えるなど次第に表舞台から消え、07年11月に覚せい剤取締法違反(所持)逮捕。同12月で懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受け、08年に国外退去処分に。今年に入って韓国で音楽活動を再開している。 同誌で桂はASKA容疑者の逮捕について、「なんてバカなことを…。歌い手がドラッグに負けてしまうのは、彼らがいつも不安を抱えているから。時代性が求められる一方で、息が短い」と売れっ子だった時代もあるだけに、ASKA容疑者の胸中を代弁。 離婚や事務所との金銭トラブルを経て、40歳を過ぎてからは更年期障害にも悩まされステージに立つことは困難に。そんな時、25年来の知人から「これは音楽家が好きなものだよ」と覚せい剤を手渡されたというが、桂は「本当に覚せい剤とは知らなかった」としながら、「クスリを使用すると、頭の中がボーっとして、悩み事も忘れることができた」、「使い方がよく分かっていなかったから、あぶりをやろうとして焦がしちゃったこともありました」と振り返った。 ASKSA容疑者に対しては「きちんと反省して、クスリを断って再起するように伝えたい」とメッセージを送っている。
-
レジャー
GI菊花賞確信 3冠 サムソン ディ-プと対照的な雑草馬が史上7頭目の快挙へ サムソンの競馬さえしてくれば自ずと結果は出る
2006年10月16日 15時00分
-
レジャー
GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
-
レジャー
確定GI秋華賞 アドマイヤキッス激変
2006年10月13日 15時00分
-
芸能
みのもんた 参院選出馬!?
2006年10月12日 15時00分
-
レジャー
GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
-
レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
-
レジャー
アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
-
芸能
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
-
芸能
マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
-
芸能
中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
-
芸能
a
1980年09月26日 22時06分
-
芸能
a
1970年09月27日 12時20分
-
芸能
a
1970年09月26日 22時43分
-
芸能
a
1970年09月26日 22時28分
-
芸能
a
1970年09月26日 22時10分