-
芸能 2015年07月16日 15時30分
AKIRA主演ドラマ「HEAT」 早くも視聴率ボロボロで映画化に向け不安要素いっぱい
EXILEのAKIRAが主演を務める連ドラ「HEAT」(フジテレビ/火曜午後10時〜)が始まったばかりだというのに、早くも窮地に陥っている。 初回(7月7日)は午後9時からの2時間スペシャルという力の入れようだったが、視聴率は6.6%(数字は以下、すべて関東地区)にとどまった。第2話(同14日)は、さらに下げて3.9%とボロボロの状態。 同枠の4月期は、渡辺麻友&稲森いずみW主演「戦う!書店ガール」が放送されたが、全話の平均視聴率が4.8%と低迷。全10話予定のところ、第9話で打ち切られるハメとなってしまった。同ドラマでさえ、3%台まで落ち込んだのは第6話のことで、「HEAT」のあまりにも早い低視聴率には目を疑うばかり。第2話にして、3%台を記録した「HEAT」が、今後どこまで視聴率を回復できるかについては大いに疑問が残る。 同ドラマは不動産会社「クローバー都市開発」のエリートビジネスマン・池上タツヤ(AKIRA)が、街を買収するため、素性を隠して消防団に入る。そこには、一般市民でありながら、懸命に災害から住民を守ろうとする消防団員たちの姿があった。価値観の全く異なる彼らと、時にぶつかり、協力しながら、「自分の利益第一」が信条だったタツヤが、「人を守る喜び」を知っていき、“街を狙う男”が、“街を救うヒーロー”へと成長していくというストーリー。 共演者は栗山千明、佐藤隆太、田中圭、菜々緒、工藤阿須加、鈴木信之、吉沢亮、井出卓也、小芝風花、堀内敬子、正名僕蔵、菅原大吉、稲垣吾郎らで、なかなかの豪華キャスト。 総務省消防庁、東京消防庁が特別協力する形で制作されており、オンエア前に、「DRAGON」(仮題=AKIRA主演)として映画化されることが決まり、来春クランクインする予定だ。 今後も、低視聴率が続くようなら、前クールの「戦う!書店ガール」同様に、打ち切りも視野に入れざるを得なくなるが、映画化されるだけに、体裁を考えると、そう簡単にもいかない事情がある。制作する関西テレビとしては、悩ましい状況が続くことになりそうだ。(坂本太郎)
-
レジャー 2015年07月16日 15時00分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(7/18中京・7/19中京)
今週デビューの注目新馬は、7月19日(日)中京第5R芝2000m戦に出走予定のジュンヴァルカン。馬名の由来は「冠名+ローマ神話火と鍛冶の神」。牡、鹿毛、2013年2月15日生。栗東・友道康夫厩舎。父ネオユニヴァース、母ピンクリップス、母父エンドスウィープ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は河合純二氏。2014年セレクトセール1歳市場において3780万円で落札された。近親には07年フローラS(GII)を勝ち、同年オークス(GI)で2着となったベッラレイア(父ナリタトップロード)や、13年目黒記念(GII)で3着に入るなど中距離で6勝を挙げたカフナ(父キングカメハメハ)がいる。本馬は均整の取れた非常に馬っぷりの良い好馬体の持ち主。走る父のシルエット。トモには馬体に合った筋肉量を持ち、肩から胸前にかけても迫力十分の筋肉を背負っている。繋ぎの角度も良く、クッション性がある。父同様キレというよりも長く良い脚を使うタイプ。距離はクラシックディスタンスが合うだろう。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。 もう1頭の注目馬は、7月18日(土)中京第5R芝1600m戦に出走予定のマイネルインディゴ。馬名の由来は「冠名+藍色」。牡、栗毛、2013年4月14日生。栗東・五十嵐忠男厩舎。父ディープスカイ、母シルクサファイア、母父ステートリードン。生産は新冠町・ムラカミファーム、馬主はサラブレッドクラブ・ラフィアン。愛馬会法人・ラフィアンターフマンクラブの募集馬で総額2200万円。伯母には95年阪神3歳牝馬S(GI)(現・阪神JF)を勝ったビワハイジ(父 Caerleon)がおり、近親にはその仔でGI6勝を挙げたブエナビスタ(父スペシャルウィーク)がいる。本馬はトモにしっかりとした筋肉が付いているが、バネがあり可動域は広め。繋ぎはやや短めで、胴にも長さがあるタイプではないのでマイル辺りがベストか。なお、鞍上には和田竜二騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
-
アイドル 2015年07月16日 15時00分
AKB48 9期メンバーはイケメン好き?
アイドルグループ、AKB48の島崎遥香が“イケメン好き”を公言することが話題になっている。 島崎は先月放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で、「イケメンは目の保養になる。仕事で嫌なものを見たらイケメンで癒されます」と大胆宣言。好みの俳優として高良健吾を挙げ、恋人をつくるなら「絶対顔で選びます」とも語り話題になった。ロンブー・田村淳とともにMCを務める番組『淳・ぱるるの○○バイト!』(フジテレビ系)でも、たびたびイケメンに興奮する姿が話題となり、同番組では、「身長180cmくらいで、優しくてイケメンで面白い」と語ったこともあった。 島崎と同期である竹内美宥もイケメン好きを公言した。トークライブアプリ『755』で、ファンから自身の好みのタイプを聞かれた竹内は、「嘘つきや裏切る人は絶対無理」として、さらに、「ほどよく引っ張ってくれて、しっかり後先考えて、イケメン」と語った。ちなみに、この直後にファンから、「みゆちゃんって彼氏さんとかいる感じですか?」と質問され、「いたらこんなこと書かないです。隠します」と答えていた。 さらに、島崎、竹内と同期で、次期総監督である横山由依は、すでに卒業している大島優子から、テレビ番組で「すっげーイケメン好き」と暴露された。当時、好みのイケメンについては、「東方神起の2人」とも答えていた。 アイドルがイケメン好きであることを公言したり、暴露されたりすることは非常に珍しいことだが、なぜかAKB48の9期に固まっていることがナゾである。とにもかくにも、彼女たちはアイドルという立場の前に、普通の女の子であるということのようだ。
-
-
社会 2015年07月16日 14時00分
新幹線自爆テロより恐ろしい “待機老人”52万人の大暴走が始まった!(2)
林崎容疑者のような独り暮らしの高齢者は全国で600万人に迫り、その半数近くが年収120万円未満の生活保護世帯以下の水準。国は、こうした高齢者が最後の頼みの綱にしている年金さえ少しずつ減らし、医療・介護費用の負担は徐々に増やそうとしている。 消費税が10%に引き上げられる'17年4月以降、さらなる生活苦に陥ることは目に見えているのだ。 「今年度からは、生活困窮者自立支援法が施行されており、杉並区では『くらしのサポートステーション』が開設されて相談に乗っているが、孤立した独居老人はこうした情報さえ知らない可能性が高い」(前出・社会福祉士) 加えて深刻なのが、“待機老人”の問題だ。 これは、身よりもなく、行政のサポートが必要であるにもかかわらず、公的な老人ホームなどへの入所がかなわない人々のこと。 厚生労働省発表の「特別養護老人ホームの入所申込者の状況」によると、その数は'14年3月の集計で52万3584人にも上る。この大半が、行き場のない“待機老人”だと考えられるのだ。 「同年の厚生労働省の公式計数によると、『保育所入所待機児童数』、いわゆる“待機児童”は4万3184人ですからね。預ける先はなくとも、最低限の生活は親が面倒をみている児童と、“終の棲家”もなく食い詰めている老人たち…どちらが深刻な問題であるかは論を待たない」(前出のジャーナリスト) 同じく'14年の人口動態統計では、1人の女性が一生に産む子供の平均数が1.42となり、9年ぶりに低下。出生数から死亡数を差し引いた人口の自然減はマイナス26万9488人で、マイナス幅も過去最大となっている。 子どもが減り続ける一方で高齢者は増え続けており、人口に占める高齢者の比率はますます高くなり続ける。 東京都ですら、'20年に人口が1335万人でピークを迎え、その翌年からは急ピッチで高齢化が進行していくと予測しているのだ。 「林崎容疑者が借金督促におびえる最中に起きたのが、約125万件にも及ぶ年金記録の漏えい事件。長年、コツコツと払い続けた最後のよりどころを管理する行政に、まるで緊張感がないことを露呈しました。自分たちの保身しか考えず、年金生活者を“ゴミ同然”に扱う日本年金機構と厚労省の姿勢が、彼を絶望へと追い込んだのかもしれません」(全国紙社会部記者) 安倍政権は、以前から待機児童の解消には熱心だったが、いまだ解決には至っていない。それどころか、「戦争法案」の成立に躍起になっている。彼らにしてみれば、“待機老人”問題など、まったく眼中にないのだろう。 選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法は“老人切り捨て”の一歩なのかもしれない。 林崎容疑者のように、暴走する“待機老人”が続出しないことを願うばかりだ。
-
アイドル 2015年07月16日 12時06分
乃木坂46堀がインド人に恋をする!? 新曲『太陽ノック』カップリング『別れ際、もっと好きになる』MV公開!
乃木坂46が7月22日に発売する『太陽ノック』Type-Cにカップリングとして収録される『別れ際、もっと好きになる』のミュージックビデオが7月15日(水)公開となった。 ミュージックビデオの主役は『バレッタ』でセンターを務めた経験もある堀未央奈。転校生役の堀が日常のある日、アジフライを食べる謎のインド人の青年に出会い一目ぼれするというストーリーで、インド人との距離を縮めるべく学校にある“インド研究会”に所属する能條愛未にインド語やインド料理を習っていくというコメディータッチに仕上がっている。 監督を務めたのは、「生きてゆく 完全版」で「Short Shorts Film Festival & Asia 2015!」ミュージックShort部門優秀賞を受賞した山岸聖太。ダンスもインドをイメージした作品に仕上がっており、衣装からはどんな事があっても明るく生きる女の子を描いた往年の名映画「青空娘」のオマージュを感じることができる。 インドのあれこれを指導する先生役の能條愛未の教え方は完全にアドリブで、撮影現場では馴染みのないインド語を必死で教えようとする能條の姿に爆笑の連続だった模様。こちらも注目のポイントとなっている。
-
-
芸能 2015年07月16日 12時02分
「アメトーーク!」効果で「キングダム芸人」大反響! 累計発行部数1600万部以上&電子版全巻累計100万DL以上…集英社も喜びのコメント
5月28日にテレビ朝日「アメトーーク!」で放送された「キングダム芸人」。放送終了後には大きな反響を呼び、書店から単行本が消えるという現象も。発行元の集英社はリアルライブ編集部の取材に対し、反響についてコメントした。 番組の内容としては、「キングダム大好き芸人」が集まり、サバンナの高橋茂雄が主人公の信、ケンドーコバヤシがタジフ、平成ノブシコブシの吉村祟が王騎、ポテト少年団の菊地智義が桓騎、小島瑠璃子が羌瘣のコスプレで出演し、「キングダム」の魅力をたっぷり語った。「キングダムとは?」「キングダムの凄さ」「ハマるポイント」「史上最大のピンチ」「キャラクター列伝」という内容が紹介された。「キングダム」を知らないオードリーの若林正恭と三四郎の小宮浩信に読ませてみると、あっという間に虜に! 見事にハマっていた。 ネット上では「読みたい」「キングダム買いたくなってきた」「キングダム買いに行こ」「キングダム買え揃いたい」と大反響。書店から「キングダム」の単行本が消える現象も起きたようで、実際に放送日前後では約10倍以上も売り上げが倍増している(日販 オープンネットワークWIN調べ)。 そして、電子書店の2015年上半期ランキングでも「キングダム」が凄まじい快進撃を見せている。電子書店「GLAPAGOS STORE」の少年・青年コミック総合ランキングで1位、「BookLive!」の男性マンガ部門でも1位を獲得。さらに「eBookJapan」では2位にランクインし、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。 集英社の広報によると、1巻〜38巻までの累計発行部数は1,600万部以上で、「アメトーーク!」放送後、6月末までの約1か月間で電子版全巻累計100万ダウンロード以上を記録。「ふだんマンガを読まない層の方々にまで、作品にご興味を持っていただく機会になり、喜んでおります」とコメントした。 16日、「キングダム」を連載している「週刊ヤングジャンプ」の編集部は公式ツイッターで、「欠品続きでご迷惑お掛けしてます。キングダムの増刷分、今日あたりからまた店着しているところが多いかと(地域差アリ)」とコメント。今もなお人気が爆発している「キングダム」の最新刊39巻は17日発売。最新刊発売でまた、「キングダム」が書店から消える現象が起きるかもしれない。 「アメトーーク!」の影響力…、凄すぎる!
-
芸能 2015年07月16日 12時00分
深田恭子 歌唱力が大疑問視される初ミュージカル挑戦
7月5日、写真集『Down to earth another』(ワニブックス)が発売された深田恭子(32)。 「相変わらずの見事なバディを誇示していますが、だからといって、バストトップ(乳首)を見せているわけではありません。そろそろ深キョンも“脱皮”して、新しい物を見せなくてはいけません」(芸能レポーター) そんな自分の置かれている立場を知ってか、深田はミュージカルに初挑戦する。 「『100万回生きたねこ』というミュージカルで、8月15日から30日まで東京芸術劇場で行われます」(舞台関係者) 劇中、『小さい女の子』と『白いねこ』の2役を演じる深田は、制作発表会見に、白のワンピースに赤い靴というカワイイ装いで登場。共演の成河(ソンハ)とともに劇中歌を披露した。 舞台初挑戦に深田は、 「台本を読んで、是非やってみたいと思いました。私は映像しかやってこなかったし、舞台にはなかなか踏み込めませんでした。ミュージカルということで、もちろん緊張もしますけど、楽しんでやりたいと思います。毎日、ピアノを弾きながら、歌の練習をしています」 と、コメント。得意(?)の恋愛については、 「自分のことで精一杯。まずは舞台を一生懸命やりたいと思います」 と、表情を引き締めた。 「早いもので、深キョンも来年は芸能生活20周年を迎えます。同じ事務所には、後輩ながら実力のある綾瀬はるかや石原さとみがいます。同じ“アラサー女優”として差別化を図るべく、ミュージカルに挑戦しようということになったようです」(芸能記者) ミュージカル出演のために10キロ近く“体を絞った”という深田はヤル気満々だが、一部でこんな危惧する声も上がっているのだ。 「彼女の歌唱力を大疑問視する声です。ありていに言えば、“音痴”ではないかということです」(音楽関係者) もともとは歌手を目指していたという深田。カラオケでの“十八番”は華原朋美のようだが…。 「もし歌に自信があったのなら、アイドルとしてデビューしていたはずです。『日清紡』の企業CMで、深キョンは『にっしんぼ〜♪♪』と歌を披露していますが、音程が外れて、メチャクチャ下手に聞こえます。大丈夫でしょうか」(同) やはり“初体験”は“痛い”結果になる!?
-
芸能 2015年07月16日 12時00分
【バラエティ黄金時代】プロもアマも楽屋は全員大部屋『お笑いスター誕生!!』のスタンス
名もなき人間を、じっくり時間をかけて育み、ダイヤモンドのような輝きを放つお笑い芸人に仕立てあげる−−。そんな夢のようなプログラムが、昭和の時代に存在した。その成長過程は、小さなお笑いライブ会場ではなく毎週、テレビで伝えられた。テレビに出られて、ネタもできる。まさに、芸人にとっては夢舞台だ。 1980年4月12日にスタートした『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)は、プロ・アマ問わず、芸人を名乗る者(名乗りたい者)がネタで10週勝ち抜きに挑戦。番組終了までのおよそ6年で、とんねるず、B&B、おぼん・こぼん、九十九一(つくも・はじめ)、シティボーイズ、小柳トムほか、多数がグランプリを獲得した。グランプリに手が届かない者は、「ゴールデンルーキー賞シリーズ」、25組によるトーナメント「オープントーナメントサバイバルシリーズ」、「団体戦シリーズ 爆笑紅白大合戦」へ挑戦できたのも、うれしい配慮だった。 司会は、『ルパン三世』でおなじみの声優・山田康雄と、マルチタレントの中尾ミエ。山田の小気味いい名調子によって、元気よく階段を駆け下りてくる芸人。この登場も大きな見どころで、今でも懐かし映像で決まって起用される名物シーンだ。番組は、一般観覧客を招いて収録された。84年2月までは東京・山野ホールで、その後は、格闘技の聖地・後楽園ホールで2週間に1度のペースで行われた。このペースは、出る者をおおいに苦しめた。アマチュアにとって2週間に1度の新ネタ作りは、苦痛以外の何物でもないからだ。その苦痛を共有するためか、それとも、プロもアマも同じ土壌で戦うという番組意図のためか、楽屋は全員一緒の大部屋だった。知名度があろうとも、好成績を収めていようとも、このスタンスは崩さなかった。 当時、ぶっちぎりのおもしろさとスター性を放っていたのは、82年4月にグランプリを獲得した、とんねるず。当時はまだ素人で、貴明&憲武を名乗っていた。帝京高校を卒業後、ホテルセンチュリーハイアットに勤めていた石橋貴明と、ダイハツに勤めていた木梨憲武が、一般人として“お笑いスタ誕”に出演。当然、漫才をやれる技量はなく、ものまねや一発ギャグ、漫画のパロディなどを見せた。回を重ねるごとに注目されていったため、出演期間内にともに、勤務先を退社。プロ転向に本気になると、当時の日本テレビのゼネラルプロデューサーだった井原高忠氏が、「とんねるず」と命名した。貴明の「T」と憲武の「N」をもじり、“とんまとのろま”から、とんねるずに決めたという。 そんなふたりの笑いのルーツに触れたいと、みずから歩み寄ったのは、ガダルカナル・タカ。当時はつまみ枝豆と「カージナルス」を結成しており、とんねるずと同時期に“お笑いスタ誕”に出ていた。圧倒的に開ききった差を理解すべく、木梨に話しかけると、「新宿の百姓亭でライブをやってるから、来なよ」と誘われ、観にいった。そこはショーパブ。ステージでネタ見せしたり、ステージとわずかな距離に座る客をいじったりするふたりを見たとき、「追いつくことはできない」ことを確信した。 いっぽう、大箱の楽屋で異彩を放っていたのは、イッセー尾形。初期は、「尾形一成」として出演していたが、楽屋でも騒ぐことなく、おとなで、大器の片りんを見せていた。 手にしたグランプリを、その後はく奪されるという事態も起こっていた。結成直後、スタートしたばかりの同番組にアマとして出演したギャグ・シンセサイザーは当時、法政大学の落語研究会に所属。在学中にプロ転向宣言をして、10週勝ち抜きを達成したが、松園洋の病気によって、長谷川嘉昭がピンで活動。のちに、コンビを再開したが、今度は長谷川の交通事故が原因で解散。芸能界から去ったことで、グランプリをはく奪された。 浪速のしゃべくり漫才がウリだった大木こだま・ひかりも、同じ憂き目に遭っている。しかしこちらは、ひかりの薬物逮捕。番組の歴史に泥を塗ったばかりか、コンビ解散になったふたりだが、こだまはその後、現在の相方・ひびきと組み直して、漫才ロードを激走。見事、「上方漫才大賞」を受賞するまでにV字回復した。 ほかにも、ウッチャンナンチャンが初めて生でダウンタウンのネタを観たのが同番組だったという、貴重な逸話を残しながらも、番組は86年9月に終了。俳優のでんでん、ものまねタレントのコロッケ、マジシャンのマギー司郎、ミュージシャンのBro.TOM(小柳)、舞台役者のイッセーなど、輩出したタレントがお笑いに特化していないあたりは、同番組の多大なる功績といえよう。(伊藤雅奈子=毎週木曜日に掲載)
-
芸能 2015年07月16日 11時45分
極楽とんぼ・山本圭壱 加藤との共演に感動し涙堪える「俺が泣いたらいけない」
14日に放送されたラジオ番組の宮崎サンシャインFM「極楽とんぼ 山本圭壱のいよいよですよ。」で極楽とんぼの山本圭壱が、相方・加藤浩次との共演で必死に涙を堪えていたことを明かした。 山本は5日に開催された加藤のライブに飛び入り参加し、極楽とんぼが電撃復活。共演は実に9年ぶりとなった。山本は06年に未成年淫行騒動で芸能界を引退。今年1月に復帰ライブを行い、約8年半ぶりに活動を再開していた。 元々、加藤にライブを観に行くことを告げていた山本。加藤は「来てもいいけど…」と許可したが、「じっとしとけ」と忠告されていたという。 そして、結果的に山本がステージに上がると、ライブに出演していたおぎやはぎの矢作兼と平成ノブシコブシの吉村祟が号泣。そんな状況の中でさらに、「加藤も溜まってるんでよ。涙袋に。ワァ〜っと。それで、ヤバイと思って」と山本ももらい泣きしてしまいそうだったが、加藤とは逆方向にいるゲストの六角精児やロバートの秋山竜次を見て、なんとか泣かないように堪えていたという。 「自分を保ちながら『俺が泣いたらいけない、俺が泣いたらいけない』で我慢しましたよ。でも、潤んでたのは確かかなと。もらい泣きのもらい泣きですよね。でも泣きませんでしたけどね」と明かした。
-
-
アイドル 2015年07月16日 11時45分
大島優子、共演者から雨女を暴露される
元AKB48の大島優子が15日、世田谷区の小田急電鉄喜多見電車基地で行われた主演映画『ロマンス』(8月29日より全国公開)のPRイベントに出席した。劇中演じる小田急ロマンスカーのアテンダント・鉢子の制服姿で登場した大島は共演の大倉孝二、メガホンをとったタナダユキ監督と仲良くくす玉を割ると、「ほっこりした温かい作品。ゆる〜い気持ちで観てください」と主演作をアピールした。 新宿・箱根間を往復する特急ロマンスカーのアテンダント北條鉢子(大島)が箱根に向う道中、思いもよらない出来事に遭遇する一日を描いた本作。この日は大島の車内アナウンスも実際のロマンスカーの車内で初お披露目され、大島は自分のアナウンスに「恥ずかしいです」と照れ笑い。 ロマンスカーの制服に久しぶりに袖を通したことについては「制服を着るとシャキっとしますね。鉢子に戻って来たような居心地の良さを感じます」としみじみ。撮影を通して、アテンダントの仕事に刺激を受けることも多かったと告白し、「生半可な気持ちではできないお仕事だなって思いました。列車が動いている中、60キロもあるカートを動かすのはとてもたいへんでした。レディとしてのたしなみもいろいろと勉強させてもらいました。わたしが大人の女性になる上ですごくためになることでした」とコメント。 撮影中は雨に祟られることも多かったといい、大倉から「大島さんは本当にクソ雨女でした」と指摘され、タナダ監督からも「雨を呼ぶ巫女さんのようでした。恐れ多い感じがしました」とその雨女ぶりを紹介されると、思わず苦笑い。次に着てみたい制服を問われると「工事現場の、建設作業員の格好や道路整備の方の制服を着てみたい。女性でやっている方を見かけた時にすごく応援してみたくなったので」とその理由を笑顔で明かしていた。 この日初公開された大島の車内アナウンスは18日から実際に小田急ロマンスカーで使用されるという。(取材・文:名鹿祥史)
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分