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社会 2016年08月30日 10時00分
小池の乱第2幕 橋下徹が加勢する新党立ち上げ「後の先」
「永田町が今、ザワついているのは“小池新党”が現実的に動き出し、それが近々、中央に波及しそうだからです。火種は8月10日、都内で小池百合子氏を応援した超党派の区議、都議ら70人超が結集した会合。その席で小池氏は、当選直後に否定していた新党立ち上げについて『都政を前に進めるためには一つの選択肢』と、発言したことにあります」(小池氏側近) 東京都知事選で圧勝した小池氏が、ここへ来て永田町でも台風の目として俄然、注目を浴びつつある。小池氏が新党に関し言及したためだが、その背景には、橋下徹おおさか維新の会前代表(現・法律政策顧問)の存在が大きいというのだ。 「当初、小池氏の都知事選出馬に、おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は批判的でさえあった。しかし、それを軌道修正したのが橋下氏。小池氏と同じく政治的嗅覚に長ける橋下氏は、小池氏が大化けすると嗅ぎ取り“小池ブームが来る。おおさか維新の会も乗るべきだ”となだめた。その言葉を境に、おおさか維新の会は陰で一斉に小池氏全面支援の方向へ舵を切ったのです」(同) 橋下氏も選挙中にツイッターにおいて、民進党推薦の鳥越俊太郎氏が女性問題を報じた『週刊文春』を告訴したことに対し、「ケツの穴が小さい」などと“口撃”。間接的だが、小池氏支援にまわった。 「さらに当選後、小池氏は橋下氏、馬場伸幸おおさか維新の会幹事長らと極秘会談をしたという話もある。そこで双方は、小池新党を創設し、それを橋下氏が全面支援するで合致したということです」(同) 橋下氏らにとって、天下統一に向け東京の基盤拡大は必須命題だ。しかし、これまで何度も東京への進撃を試みたが、やはり関西圏ほどの浸透とはいかず、ほとほと困り果てていた。 「都議会は127議席あるうち1議席のみで、頭を抱えていた。そこに突然現れたのが小池氏。小池氏は兵庫県出身で肌も合う。しかも、右派思考の点も橋下氏らと同類。そこで橋下氏は、小池新党を旗揚げさせ、それとタイアップして来年の都議選を戦えば東京で確実に基盤を築けると踏んだようです」(おおさか維新の会関係者) 小池氏にとっても、新党は大きな“御守り”になる。というのも、都知事選出馬で完全に敵に回してしまった自民党都連のドン・内田茂前幹事長を頭に置く内田派議員は、自民党都議60人中30人はいるという。今回、自民党が推した増田寛也氏敗北の責任を取って幹事長を辞しても、内田氏が裏の都連幹事長であることは変わらない。小池氏は都政運営で強烈な妨害を受けることが予測されるのだ。 「そんな中、小池氏は自民党を牽制し都議会をコントロールするには、“来年の都議選で新党からの大量候補者擁立、プラス、おおさか維新の会のバックアップ”をチラつかせることが最大の武器になると読んだ」(小池氏支持区議) 実際に小池新党ができた場合を考え、自民党都議の中には早くも小池氏に擦り寄る議員も多いという。 では、小池氏と橋下氏はその後について、どのような思惑を抱いているのか。 先の小池氏側近はこう言う。 「小池氏が日本のヒラリー・クリントンを狙っていることは間違いない。都知事後は初の女性首相。一方、橋下氏も“天下盗り”を狙っている。今は安倍首相に近い形を取っている橋下氏だが、小池氏、さらには友好関係の減税日本を率いる河村たかし名古屋市長と手を組み、三大都市を基盤に国政へ参加したほうがテッペンは早いと思い始めている。来年の都議選で小池・橋下ブームが巻き起これば、国政で両者の党の躍進は間違いない。それは歴史が証明していますよ」 金丸信自民党副総裁(当時)が東京佐川急便から受けた5億円の闇献金発覚や脱税での逮捕などで、自民党内が揺れに揺れた'92年、細川護煕元熊本県知事が立ち上げた日本新党が大躍進したのは、その翌年の東京都議選。27人が当選し都議会第三党に躍り出た。 「都議会選挙は、常にその次に展開される国政を占う一つの試金石。自民党の麻生太郎政権がリーマンショックなどの経済不振と参院での与野党ねじれ現象で急速に人気を失った。その中で民主党への期待が高まり、'09年、民主党政権が誕生した。その直前の都議選でも自民党は10議席減らし、民主党は20議席増の54議席で都議会第一党に躍り出ているのです」(都議関係者) 日本新党も当時の都議選の勢いで、'93年夏の衆院選で35人が当選、連立政権で細川護煕首相が誕生した。当時、細川氏の側近として政権奪取に動いたのが、キャスターから国政に転身した小池氏。その小池氏と大阪府政・市政を牛耳った橋下氏がタッグを組むとなれば、永田町界隈が騒ぎ出すのも無理はない。 「どちらが先に首相をやるかは時の流れ。しかし、両者とも互いに“こいつは使える”と思っている。その前に、小池新党が立ち上がれば自民党が相当なダメージを受けるのは必至。安倍首相、ポスト安倍を窺う石破茂氏、岸田文雄外相らは、小池氏や橋下氏らのしたたかさにどこまで対抗できるのか見ものだ」(全国紙政治記者) それぞれの“次の一手”に大注目だ。
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芸能 2016年08月29日 18時00分
SMAP解散でも“御用メディア”の脱ジャニーズ化が進まないワケ
今年12月31日に解散することで、世間を騒がすSMAP。そんな中、最近、話題となっているのが、各メディアの脱ジャニーズ化である。果たして、SMAPの解散はメディアの姿勢をも変えることができるのか、しかし、現実的には、「それはない」との見方が正しいだろう。 これまで、所属事務所の意に沿わないものは、封殺してきた“御用メディア”。しかし、SMAP解散という大きなショックでその姿勢が変わるのではないかと期待する見方もあった。ここ10年でも、芸能ニュースの中でトップクラスのネタであり、独自情報を発信することは、メディアとして非常に意義があるはずだ。 しかし、現状を見てみれば、事務所からの垂れ流し情報を、テレビ局が朗読。仕組まれた構図通りの報道ともいえないような情報を読者や視聴者に提供している。独自の情報はまったくない。 なぜ、メディア側は、SMAP解散という最大のショックがあっても対応が変わらないのか。これには、「事務所は関係なく、変化を嫌うメディア側の姿勢の問題」とスポーツ紙記者は語る。もはや事務所側の問題ではなく、それを扱うメディア側の問題なのだ。SMAPの事務所でなくとも、各事務所にはメディアの担当が配備され、意に沿わない報道はお伺いをたてて、なかったことにしている。それが慣例化している。 SMAPの解散でひとつの時代が終わっても、変化をすることができないメディアが多いようだ。
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芸能 2016年08月29日 17時30分
小島よしお、「よしおのうた」リリースイベント開催 子ども達と一緒にうたやダンス、クイズ大会も
今や幼児や小学生たちからカリスマ的な人気を誇り、「コジマリオネット」のネタでブレイク中の小島よしおが、8月29日に千葉・ららぽーとTOKYO-BAYにて小島よしお初のキッズアルバム『よしおのうた』のリリースイベントが開催された。 7月20日に発売された小島よしお初のキッズアルバム『よしおのうた』は、「R-1ぐらんぷり2016」で準優勝を果たした話題の「コジマリオネット」や「ごぼうのうた」「ピーマンのうた」、そして「そんなの関係ねえ」までも収録した、子供たちが歌って踊れる楽曲を集めたDVD付きCDアルバム。 たくさんの子どもたちが集まった会場で小島は、「よしおの一万尺」のBGMに合わせて大人気の「コジマリオネット」の姿で会場に登場。歓声や笑い声が飛び交う中、『よしおのうた』に収録される「コジマリオネット」「ごぼうのうた」「ピーマンのうた」の3曲を全てマリオネットと共に曲を披露した。 野菜ソング「ごぼうのうた」では、マリオネットの姿でごぼうダンスを踊る小島に集まったファンは大興奮、会場全体が「ゴーゴーゴーゴーゴーゴーごぼう!」とサビのごぼうコールに包まれるほどの大合唱に。曲が終わると小島は、「みんな良いごぼう出してました!」と満足そうな表情をした。「ピーマンのうた」の披露が終わると小島は「ピーマンね、嫌いな子もいるとは思うけど、ピーマンを見たらこの歌を思い出してね、いっぱい食べてくださいね」と子どもたちにメッセージを贈った。 イベントでは小島が「南船橋」を「みなみはなばし」と言い間違えた際には子どもたちから鋭い突っ込みを入れられるなど、終始和気あいあいとした雰囲気。終盤に披露した小島よしおの代表ネタである「そんなの関係ねぇ」では、中央広場は「そんなの関係ねぇ」コールに包まれ、子どもたちとのクイズ大会や写真撮影会を通して子どもたちと触れ合う機会も多く、大盛況の中リリースイベントは終了した。
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芸能 2016年08月29日 17時00分
SMAP キムタク以外の4人はさんまにも見捨てられた!
お笑いタレント、明石家さんまが27日放送のフジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」に出演してSMAPの解散に言及、「もうはっきり言うわ、俺、木村派や」と宣言した。 SMAPの解散騒動では終始、キムタクこと木村拓哉とその他の4人のメンバーという構図があった。かつてさんまは、フジテレビの27時間テレビに出演した際に、中居正広に対して、「おれは(木村派でも中居派でもなく)SMAPファン」とコメントしたが、今回、その考えを改めた形だ。さんまといえばかねてよりSMAPと交流が深く、リーダーの中居やキムタクとも仲が良いことで知られている。 所属事務所内でも、今後、孤立することが懸念されているキムタク以外の4人だが、思わぬ形で外部の味方も敵に回してしまった格好だ。特にバラエティを中心に活動を続けてきた中居正広には、かなり耳の痛い話となってしまった。 また、さんまは、「言えることは、いつになったら言えるか分からんけど、ゴーサインが出たら言う。ジャニーさんにもメリーさんにも承諾得てないから、アカンやろ」とも語っていた。果たして、さんまの口から何か真実が語られる日はくるのか…注目したい。
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アイドル 2016年08月29日 17時00分
℃-ute解散 ファンへ最高の恩返し…最後の最後で1位獲得なるか!?
ハロー!プロジェクトの最年長グループ、℃-uteが来年6月の解散を発表した。グループ結成から11年間、ハロプロの歩みを見続け、屋台骨を支えてきた℃-uteの解散は、老舗アイドル集団に、そしてアイドル業界全体にどのような影響を与えるのだろうか。 8月20日、ハロー!プロジェクトの公式ホームページ、ならびに全国ツアー中のハロプロコンサートのステージ上にて、℃-uteの解散が発表された。突然の重大ニュースに、ファンのみならず、同じアイドル業界からも驚きの声があふれた。 現在、アイドルとして活躍する者たちには、子供の頃にモーニング娘。やBerryz工房、そして℃-uteを見て、この世界に憧れを抱いたメンバーが多い。また、卒業や解散によって日々新陳代謝が繰り返されるなかで、℃-uteはアイドル業界全体の「最年長」的存在となり、彼女たちのパフォーマンスを目標としてきたアイドルも少なくない。まさしく℃-uteは、「アイドルが憧れるアイドル」だった。 驚き、衝撃、悲しみを表す現役アイドルたちのツイートは、充分に理解できる。ただ、発表当日、中野サンプラザでメンバーから直接報せを聞いたファンの反応は少し違った。 「やっぱり、そうなるか」 「ついに、この日がきてしまった」 落胆の色は、当然ある。しかし、「驚き」というよりも、すでに覚悟していたことを改めて突きつけられ、見ないふりをしてきた現実を思い出した…あの日、解散発表直後の空気は、そういったところなのかもしれない。 2005年6月11日結成、2007年2月21日に『桜チラリ』でメジャーデビュー。以後、長く℃-uteは、モーニング娘。や先輩メンバーたちの「妹分」的な存在として活動してきた。 2009年、年長メンバーの一斉卒業によるハロプロの組織改編を経て、℃-uteはハロプロの中核をなすグループに成長。そして2014年11月、モーニング娘。の道重さゆみ卒業によって、決定的に立ち位置が変わった。先輩メンバーは、ひとりもいない。ハロプロリーダーの座も、矢島舞美が道重から受け継ぎ、Berryz工房とともに文字通りの「最年長グループ」となった。 新陳代謝と継承によって、ハロプロのトップに立った℃-ute。それに見合うだけの実力と評価も得ている。ただそれは、バトンを渡される立場から、バトンを渡す立場になったことも表していた。 年2回催されるハロプロコンサートを見れば、それは如実に感じ取れた。十代はじめの中学生メンバーも増えていくなか、20〜24歳で構成される“ベテラン”のグループは、抜きん出たパフォーマンス力もあいまって、そのステージ上でいささかの違和感を見せるようになっていた。 年齢的なものだけでなく、楽曲のせいもあるだろう。元プロデューサーで、ハロプロ所属グループのほとんどの楽曲を手がけてきたつんく♂の方針だったのか、ハロー!プロジェクトでは、曲の方向性によってグループの「棲み分け」を行う傾向がある。このグループはカワイイ系、このグループはカッコいい系…といったように、グループごとに“色”を打ち出していくことは、「似たような曲ばかりで飽きさせないようにする」「ユーザーの幅広い好みに対応する」、さらには「ハロプロ内でのファンの食い合いを防ぐ」など、いくつものメリットが考えられる。売り手側の理屈としては理解できる。ただ、ここに受け手側のニーズはあまり考慮されていない。運営によって舵を取られた方向が、ファン、特に既存ファンの好みや希望に合うとは限らないのだ。 最年長グループであることに加え、近年、「卓越したパフォーマンス」を売りにしてきた℃-uteは、マイナー調で大人びた「アイドルらしくない」楽曲が割り振られるようになった。それがハロプロ内での℃-uteのポジションと、運営サイドは舵を取ったのだ。 2時間近いコンサートにおいては、さまざまな曲があって然るべきだ。「強弱」や「変化」というものも必要だろう。しかし、本来、アイドルファンの音楽的好みは、それほど広くはない。マイナー調の楽曲を強弱ではなく、「谷間」と感じる者も少なくない。「全体における棲み分け」という観点から、「大人グループ」のポジションにあったかつてのBerryz工房や℃-uteは、いささか損な役回りを担わされたようにも思えた。 楽曲の方向性という点では、同じハロプロのアンジュルムにも同じことが言える。ハロプロ内で増える後輩グループ、新規メンバーの加入、グループ名の改称などを受け、楽曲の色も大きく変化した。それによって新たにファンとなった者も多いが、古くから応援してきたファンからは、最近の楽曲への不満の声も聞こえてくる。 アイドルファンのなかでも、ハロプロファンというのは、「楽曲」に対する思い入れが特に強い。特定のアイドルではなく、楽曲に惚れてファンになった者も珍しくない。そんななか、楽曲への不満はファン離れにも繋がりかねない。それも「新陳代謝」と言えなくもないが、メンバーはともかく、ファンを新陳代謝させたのでは、常にファンの総数は変わらず、大きな発展は望みづらい。 運営の舵取りも納得できるし、ファンの反応も理解できる。ハロプロだけでなく、アイドル業界全体が抱える難題だ。 来年6月、目標として掲げてきたさいたまスーパーアリーナ公演をもって、℃-uteは解散する。彼女たちがアイドルとして叶えていない目標や夢は、それほど多くはないだろう。そう思えるだけの実績を残し、多くの夢をファンに与えてきた。叶えていない目標を強いてあげるならば、やはり、これまでに一度もオリコンランキング1位を獲得していないという点だ。 2017年6月の解散まで、あと何枚のシングルをリリースするかは不明だが、最後の最後で念願の1位を獲得することができれば、長年応援してきたファンへの最高の恩返しになるだろう。また、彼女たちの背中を見てきた後輩にとっても、なにより励みになる「夢見る力の継承」となるはずだ。【リアルライブ・コラム連載「アイドル超理論」第41回】*画像は℃-uteオフィシャルブログからhttp://ameblo.jp/c-ute-official/
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芸能 2016年08月29日 15時00分
NHK BSプレミアムドラマ「ママゴト」 安藤サクラ主演、擬似親子なのに本物の親子愛に注目
NHK BSプレミアムのよるドラマ「ママゴト」が、8月30日(火)の23時15分からスタート。主人公のスナックで働くママ映子役を、演技派女優の安藤サクラが務める。 同ドラマは、松田洋子さんの漫画が原作で、5歳の男の子大滋(タイジ)を巡って“ほんとうの家族”を追い求める、ちょっと切ない物語。スナック「アムール」のママ・恩地映子(安藤サクラ)は、いつものように常連の男たちと酒を飲み、酔っていた。そんな中、店じまいをしようとすると、旧友の滋子(臼田あさ美)が久しぶりに姿を現す。タイジ(小山春朋)という5歳の子を連れていた滋子は、タイジを映子に預け、置き手紙をして行方をくらましてしまう。タイジを見ているうち、映子は赤ちゃんを産んだ自らの過去を思い出す。映子とタイジとの疑似親子のような奇妙な共同生活が始まる。 安藤は「プロットを読むと、すごくポップにも見える軽いところと、本当にズシッと来るところがあって、きちんと“愛”が描かれている。心に響くような30分のドラマになったらすごくいいなと思いながら撮影に入ったんですけれど、自分が想像していたところに行くのはなかなか難しくて…うまく言えないんですけれど、がんばりました(笑)。すべて監督を信じて、監督が思い描いているところに行けるといいなと思いながらやりました」とコメント。 ドラマは全8話。一話ずつ、愛が深まっていく映子とタイジ。本物の“愛”に気づかせてくれるだろう。 NHK BSオンライン豪華出演者のインタビューを公開中! 安藤サクラの詳しいインタビュー記事はこちら http://www.nhk.or.jp/bs-blog/3000/250947.html(C)NHK
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アイドル 2016年08月29日 14時30分
キムタクと草なぎ剛が勝俣州和と同じグループだった過去
今年大みそかで解散するSMAP。その余波はまだまだ続きそうで、今後は残り4か月で5人は揃うのか、歌う姿は見られるのかに、注目が集まりそうだ。 そもそもSMAPは、中居正広と草なぎ剛が先にジャニーズ事務所に入所しており、遅れてオーディションを突破した木村拓哉、稲垣吾郎、香取慎吾、森且行(脱退)が加わる形で誕生した。その87年にジャニーズJr.になり、のちに、正式メンバーが試験や受験、修学旅行などの学業によってつねに変動する「スケートボーイズ」となった。同ユニットは流動的な寄せ集めだったため、TOKIO・国分太一、V6・坂本昌行、さらには大物俳優の反町隆史も、1度はメンバー入りをはたしている。 翌88年、SMAPに改名。およそ3年後に6人で『Can't Stop!! -LOVING-』でデビューに至るが、その過程で木村と草なぎは、他事務所からデビューするプランも挙がったという。 そのグループとは、CHA-CHA。SMAP結成イヤーにコントアイドルとして華々しくデビューした5人組で、萩本欽一の番組『欽きらリン530!!』(日本テレビ系)から誕生した。歌って、踊って、演じて、笑いまで取るイケメン集団で、昭和の江戸演芸をけん引してきた欽ちゃんの初プロデュース男性アイドルグループとして注目された。前身は、「茶々隊」。すでに経験値があったため、ブレイク必至と誰もが信じて疑わなかった。 この初期メンバーオーディションに、SMAP6人はジャニー喜多川社長の命令で受験させられたのだ。そして、木村と草なぎが見事に合格した。ところが、笑いにどん欲で、練習がハードで、理不尽なレッスンの積み重ねに弱音を吐き、木村は脱走。根が真面目で、体操経験を生かしたアクロバティックな動きで頭角を現しつつあった草なぎは、CHA-CHAとしての歌手デビュー直前まで漕ぎつけた。 そんなビッグチャンスに待ったをかけたのが、欽ちゃん本人。「損するからCHA-CHAに入らなくていい」と、草なぎに非情な宣告をしたのだ。草なぎは、正式デビューを間近に控えたギリギリのところで、欽ちゃん預かりの浅井企画からジャニーさんの元サヤに収まったというわけだ。 ちなみに、元CHA-CHAで今なおテレビタレントとして生き残っているのは、勝俣州和だけ。ほとんどが表舞台から退いているが、西尾拓美は元アイドルの西村知美と結婚し、夫婦そろってテレビ出演することもしばしば。現在は、東京・広尾の韓国料理店で店長を務めている。 もしもあのとき、木村が脱走せず、草なぎデビューを欽ちゃんが承認していたら、SMAPという前代未聞のモンスターアイドルは生まれなかった。欽ちゃんは先見の明があったといえよう。
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アイドル 2016年08月29日 14時00分
NMB48リクエストアワーセットリスト235 2016(30位〜1位) 神戸ワールド記念ホールライブレポート
今年で4回目を迎えた『NMB48リクエストアワー』が、初日の25日に続き、27日の昼・夜と神戸ワールド記念ホールで開催された。今回のリクエスト対象曲は235曲あり、その235位から1位までの全順位を発表するこれまでにない発表方法となり、昼公演では60位〜31位まで、夜公演では、30位〜1位の発表となった。このたくさんの楽曲数の中から1位に輝くのはどの曲なのか? この日のオープニング曲となった30位は、山本彩・上西恵・岸野里香による『太宰治を読んだか?』が選ばれた。昼公演で岸野がNMB48の卒業発表した直後ということもあってか、ステージに1期生の3人が登場するやいなや、大きなどよめきが起きた。29位には山本のソロ曲『夢のdead body』、24位には1期生による『卒業旅行』、17位にまたまた山本のソロ曲『抱きしめたいけど』などがランクイン。さらに『なんでやねん、アイドル』や『ライダー』なども上位に食い込んできて、完全に山本彩を中心とした1期生の独壇場のリクアワになりつつあった。 前日に行われた山本不在で行われたコンサートでは、次世代センター候補と呼ばれている若いメンバーたちが、こぞって山本に対して宣戦布告をしたばかりだったのだが、その勢いは見えてこない状況が続いてしまった。 古参メンバーの貫禄を見せつけた形でリクアワの発表は続いていったが、上位の発表になると、若手メンバーを中心とした楽曲が多くランクインしているのだ。3位には白間美瑠や矢倉楓子を中心としたメンバーが参加してる『片想いよりも思い出を…』が選ばれた。続いて2位には根強い人気を持つ矢倉楓子がセンターの『冬将軍のリグレット』。本年度のリクアワの頂点に立ったのは、次世代エース候補の太田夢莉・薮下柊・渋谷凪咲・須藤凜々花・内木志の『虹の作り方』だった。数あるNMB48の名曲を抑えて1位を獲得した楽曲だが、NMB48の未来がギッチリと詰まっている。これで山本超えということでは、無いが、少しずつ背中の距離は縮まっていることを証明した瞬間でもあった。センターの太田は「こうして1位になれて私自身も喜びもありますけど、私でいいのかな? と思うこともありました。でもこのユニット曲は大成功だったと思います。全国の皆さんに大成功だったことを証明することもできました」と喜んだ。山本は「希望に満ち溢れた1位ですね。立派なユニット曲で、未来が明るいと思いました」と喜んだ。 10月26日にソロアルバムを発売することが決定している山本だが、この日はソロアルバムに続き、山本の単独コンサートツアーの開催も発表された。11月2日のZepp Nagoyaを皮切りに、8日にZepp Tokyo、14日にZepp Sapporo、21・22日にZepp Nambaでの開催となった。山本は「まだアルバムもできていないのに、ソロツアーが決まりました。みんながこれからのNMB48のことを考えているのを見て、私も自分のことばかり考える訳にはいきませんけど、もちろんNMB48の活動で手を抜くこともありません。そこは皆さんと約束します。私自身もこうやって目標に一歩近づいたようにですね、私がグループで目標を追うことによって、このグループは夢を叶えられる場所なんだということを私は証明したいと思います。メンバーみんなも自分なんかはダメとか思わずに、やりたいと思ったことは素直に口に出して目指していって欲しいです。ソロツアーはメチャクチャ不安ですけど、精一杯ライブをやらせて頂きます」と意気込んだ。 新たな山本のステップを目の当たりにしたセンター獲り宣言をしているメンバーたちだが、ここで一気に山本を倒すつもりで頑張って欲しいものだ。果たして絶対王者の山本超えはできるのだろうか? これからの活動に期待を持ちたいと思う。取材/ブレーメン大島(C)NMB48
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芸能 2016年08月29日 13時30分
SMAP解散余波! キスマイ17枚目シングルまさかの2位発進
SMAP解散余波か? SMAP育ての親ながらジャニーズ事務所を“追放”された飯島女史が、熱心に育てていた「Kis-My-Ft2」だが、やはり飯島女史のプロデュース力とSMAPのバーターでのごり押しがなくなったら、ただの“ブサイク”グループなのか。 8月24日に発売されたキスマイ17枚目シングル「Sha la la☆Summer Time」。ファンクラブの組織票があるため、ジャニーズグループがCDを出したら、必ずオリコンチャートの初日売上げでも初週売上げでもランキング1位になるもの。 業界関係者は「当然ながら初動つまり初日売上げ1位だと思われていました。しかし、実際にはご当地アイドル『BOYS AND MEN』に負け2位だったんです。キスマイは現在もテレビで冠番組2本を抱えていて、しかもデビュー5周年というアニバーサリーイヤー。絶対に1位になるはずだったのに違った。これまでの人気は単に飯島女史のマジックだったのです。魔法が解けてしまったのです」と指摘する。 この「BOYS AND MEN」は2010年に結成され、主に東海地方で活動するグループだ。ジャニーズグループがCDをリリースする際、必ず売上げ1位を実現するため、他のアーティストの動向を注視し、有力アーティストとかぶらないタイミングでCDを出すものだ。いかに飯島女史派がジャニーズ内で粛清されようとも、まだ冠番組を持っているキスマイが初動でご当地アイドルに負けるとは…。 「ジャニーズグループはオリコンのウイークリーランキングでの『○作連続1位』がアイデンティティーです。これが途切れたら、まさに落ち目。ブレーク前に1位を取れないことはあっても、ブレークしてから『○作連続1位』獲得に失敗したグループはありませんよ。キスマイはデビューから16作連続で1位なのに、17作目が1位にならない危機に陥った。そこで危機感を抱いたキスマイファンが購買運動を始めたんです」と同関係者。 それに対し、SMAPファンも購買に協力。さらにラブライバー(人気アニメ「ラブライブ」のファン)の間では、キスマイの宮田が神的存在とされている。「宮田はアイドルにも関わらず『ラブライブ』のイベントに皆勤賞の勢いだし、アニメイトでの目撃も多い。本当のラブライバーだとして、ラブライバーからも認められているんです」(同) SMAPファンとラブライバーの力を借りて、キスマイは8月31日発表のオリコンウイークリーランキングで1位を獲得できるのか?*画像 BOYS AND MENオフィシャルブログ
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アイドル 2016年08月29日 12時37分
NMB48リクエストアワーセットリスト235 2016(60位〜31位) 神戸ワールド記念ホールライブレポート
今年で4回目を迎えた『NMB48リクエストアワー』が、初日の25日に続き、27日に神戸ワールド記念ホールで開催された。今回のリクエスト対象曲は235曲あり、その235位から1位までの全順位を発表するこれまでにない発表方法となり、この日の昼公演では、60位〜31位までの発表となった。初日は2階席を黒い幕で封鎖され、総客数は2500人だった。厳しい現実を突きつけられた状況での開催となったが、今回は超満員のファンを集めた。 この日のオープニング曲となった60位は、チームMの『恋を急げ』。チームMらしさ全開で、元気イッパイな空気を作り上げて盛り上げていった。 リクエストアワーといえば、劇場公演やコンサートとは違い、あまり見れなくなってしまったユニットやオリジナルの曲が聞ける楽しさもある。まず56位にランクイン『Bird』に注目が集まった。『Bird』は、かつてAKB48チームAが行っていた『誰かのために』公演で歌われていた曲である。その『誰かのために』公演をNMB48がスタートした時の演目としてやることになった。AKB48では、高橋みなみと篠田麻里子と大島麻衣が歌っており、当時の人気メンバーが歌っていたこともあり、人気の高い楽曲だった。NMB48では、山本彩と岸野里香と山口夕輝がユニットを組んで歌うことになり、NMB48でも当時の公演の目玉でもあった。 さらに大組閣前のチームBIIの加藤夕夏と日下このみと石塚朱莉が歌った『Faint』、4期生を中心に結成された当時の研究生のみで歌った『サングラスと打ち明け話』、同じく大組閣前のチームBIIのオリジナル曲でもある『アーモンドクロワッサン計画』など今ではほとんど結成されることのなかったユニットが続々と登場し、集まったファンを喜ばせてくれた。 レアな曲が続々と紹介されていったのだがあっという間に最後の発表となってしまった。ランキング発表でかなり楽しませてくれたが、観ているファン心理としては、ここで終わって欲しくはない。ここで暗転と同時にアンコールの声が掛り、そのアンコールに応えて、メンバーは再びステージに戻ってきてくれた。アンコールの1曲目は、朝ドラの主題歌でもお馴染みの『365日の紙飛行機』を歌い大きな盛り上がりを見せてくれた。 そのアンコールの1曲目を歌い終わり、次の曲を歌いだそうとした瞬間に、岸野里香がいきなり「ちょっと待って下さい!」と声を掛けてきた。ここで突然の卒業宣言である。「岸野里香はNMB48を卒業します。この6年間はNMB48のメンバーとして頑張ってきました。これまでずっと辛い時も苦しい時もNMB48のメンバーでいるのが当たり前になっていましたが、いつしか卒業を考えるようになっていました。皆さんがたくさん応援してくださったお陰で、こうやってNMB48を続けてやっていけました。私はNMB48の活動をする中で、何が自分の中で一番楽しいか考えてみました。私にとって歌うことが大好きなことに気付きました。これからも歌をもっと練習して、皆さんをビックリさせるくらいに上達して帰ってきたいと思います」と胸中を話した。 同じ1期生の山本彩は「夢を追ってグループに入る子もいれば、グループの活動を通して夢を見つける人もいます。こうやって夢を見つけたのはすごく明るいことだし、本当にすごいことだと思います」と労った。 続いてアンコール曲として卒業生の渡辺美優紀がセンターを担当した『僕はいない』を歌うのだが、岸野がセンターになり、全メンバーとともに歌った。ここでエンディングを迎えようとしたところ、いきなり同期の山口夕輝が涙を流しながら岸野に近寄り労った。滅多に涙を見せない山口が涙を流した姿を見た岸野は、冷静に受け止めて2人は肩を寄せあった。岸野の卒業時期はまだ決まっていないが、残り少ないNMB48での活動を悔い無く突き進んでいって欲しい。岸野里香の第二章に期待を持ちたいと思う。取材/ブレーメン大島(C)NMB48
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社会
文京区長選 黒川紀章が鳩山太郎個人演説会に乱入
2007年04月21日 15時00分
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レジャー
ホッカイドウ競馬「スタリオンシリーズ競走・プレミアムシリーズ」を実施
2007年04月21日 15時00分
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レジャー
フローラS(JpnII 東京芝2000m 22日)古谷剛彦はベッラレイアから勝負!
2007年04月21日 15時00分
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レジャー
フローラS(JpnII 東京芝2000m 22日)藤川京子はベッラレイアに注目!
2007年04月21日 15時00分
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レジャー
フローラS(JpnII 東京芝2000m 22日)本紙・橋本が“樫の秘密兵器”と熱視線を注ぐのは?
2007年04月21日 15時00分
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レジャー
アンタレスS(GIII 京都ダ1800m 22日) 血統ビーム・亀谷敬正はエイシンラージヒル中心
2007年04月21日 15時00分
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芸能
赤西仁 KAT-TUN復帰に待ち受ける試練
2007年04月20日 15時00分
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芸能
藤咲みゆはコスプレが“隠れ趣味”
2007年04月20日 15時00分
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スポーツ
K-1MAX 魔裟斗がロッキーになる
2007年04月20日 15時00分
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レジャー
オーストラリアT(京都芝1800m 21日)本紙・谷口は適鞍ホッコーソレソレー◎
2007年04月20日 15時00分
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スポーツ
ハッスル RGがまさかのエース襲名!?
2007年04月20日 15時00分
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芸能
上戸彩 好きな人のためなら寝る時間をさく
2007年04月20日 15時00分
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レジャー
東京競馬場GOP記念(東京芝2400m 21日)本紙・橋本は東京2400m3勝のチェストウイング◎
2007年04月20日 15時00分
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レジャー
東京競馬場GOP記念(東京芝2400m 21日)本紙・特捜班はメジロトンキニーズを狙い撃ち
2007年04月20日 15時00分
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レジャー
福島牝馬S(GIII 福島芝1800m 21日)本紙・清水は自在に動ける器用な脚生きるコスモマーベラス◎
2007年04月20日 15時00分
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レジャー
福島牝馬S(GIII 福島芝1800m 21日) 藤川京子 サンレイジャスパーが突き抜ける
2007年04月20日 15時00分
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スポーツ
猪木IGFが抱える火種
2007年04月19日 15時00分
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芸能
ゴリ 知花さくら 不倫のうわさの真相
2007年04月19日 15時00分
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レジャー
フローラS 美浦黄門こと本紙・橋本記者がイクスキューズ陣営を直撃!
2007年04月19日 15時00分