トレンド
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トレンド 2010年07月01日 12時30分
タバコを辞めたい方必見! 鼻からはじまる禁煙グッズ?
分煙強化や税金の増加など、愛煙家には肩身の狭い日々が続いている。 かくいう筆者も大の愛煙家。特に最近、コラムやニュースを書いている時にはついつい1箱以上のタバコを吸ってしまっている。 「そろそろ禁煙しないとなぁ」と頭では思っているが、なかなかうまくいかないのが愛煙家の悲しいところ…。実際、筆者も何度も禁煙に失敗しているのだ。 そこで今回は、今までになかったタイプの禁煙グッズを紹介したいと思う。それは株式会社バオバブから発売された、「A-romanスモーキング」(税込630円)という商品。 通常、禁煙グッズというと電気を使って煙りを出す電子タバコや、ニコチンをカットする離煙パイプなど、タバコの形を残したものが多いのだが、このA-romanスモーキングはタバコの形はおろか、口にもくわえない新しいタイプの禁煙グッズなのだ。 使い方は簡単。キャップを外し本体を鼻腔に近づけ、片方の鼻を押さえスーッと吸いこむだけ。もちろんニコチンは入っていない。見た目的にはなかなか間抜けではあるが、意外や意外。これが結構効果があるのだ。 A-romanスモーキングの香りは、ややきつめのメンソール。筆者は普段メンソールを吸わない人間なのだが、A-romanを使うと確かにタバコを吸いたい衝動は軽減できる。恐らくメンソールの爽快な香りが、気を落ち着かせているのだろう。 ちなみに筆者はこの記事を書く際、ずっとA-romanを鼻に突っ込んでいた。吸いたくなったらタバコの代わりにA-romanをひたすら吸いこむ動作を繰り返し、結果的に2時間近くもタバコを我慢できた。 本当に禁煙したい方は、お遊び感覚でもいいので色々な禁煙グッズを試してみるのも手かもしれない。株式会社バオバブ内「A-roman スモーキング」紹介ページhttp://www.baobab-net.co.jp/aroma.html(「昭和ロマン探求家」穂積昭雪 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年07月01日 11時00分
意外なグルメスポット、練馬
日本初の国産アニメーション映画『白蛇伝』が製作され、アニメーションの発祥の地として知られる練馬区。 アニメーション産業の取材の為に足を運んだのだが、取材の中で練馬は意外にもラーメン屋、インドカレー屋、中華料理、パン屋等々、都内でも屈指の食べ処の集積地であることを発見。特にラーメンは激戦区の様だ。 そんな中から、隠れた名店をご紹介したいと思う。今回ご紹介するのは豊玉北の喫茶店「カフェ・ド・フロール」さん。 一押しのメニューは「氷コーヒー」だ。メニューの字面だけを見ると一体何が出てくるのか想像に及ばないが、要するに特製アイスコーヒーである。このアイスコーヒー、なんと“氷もコーヒーで出来ている”のだ。 つまり、氷が解けてもコーヒーの味が薄まる事なく、最後の一滴まで美味しいコーヒーの風味を味わう事が出来るという趣向だ。普通のアイスコーヒーであれば、氷が解けるに従って味が段々水っぽくなってしまうところだが、コーヒーを凍らせて出来た氷のアシストで風味を落とす事無く、コーヒーの味をじっくりと楽しむ事が出来るのだ。 この「氷コーヒー」、オプションとして並々と注がれたミルクとガムシロップも付いてくるのだが、アイスコーヒー通であれば両者共に敬遠する人も多いと思われるが、このミルクとシロップも上等の素材を使用しており、適量のミルクとガムシロップを混ぜる事で一層美味しさを増す。 お値段は500円なのだが、これまたオプションでお茶菓子も付いてくる。この味とサービスバリューで500円はむしろ安いだろう。コーヒー一杯で300〜400円台はくだらない一般的喫茶店の基準からして容赦無いサービスだ。 この味に魅せられたリピーターも非常に多い。店内を見渡すと、2人帰ったかと思えば、次の瞬間には2人入ってくる、といった具合にお客さんが途切れる事が無い。この味とサービス内容であれば納得の繁盛振りであろう。 是非、練馬に立ち寄った際はグルメスポットにも注目してみて欲しい。きっと貴方だけの隠れた名店が見つかる事だろう。(取材協力:小野寺充 敬称略)【カフェ・ド・フロール】アクセス: 練馬区豊玉北5-15-10 大東ビル1F営業時間 10:00〜20:00(小野寺浩 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年06月30日 17時30分
『万年前座』から見た立川談志…落語家立川キウイに独占インタビュー前編
立川キウイ−この顔に見覚えがある人もいるだろう。 かつて、落語家兼漫画家の立川志加吾(現:雷門獅篭)が講談社のモーニングで連載していた実録漫画「風とマンダラ」の中で個性豊かな兄弟子として描かれていた立川キウイその人だ。立川キウイはカタカナの名前を持つ珍しい落語家である。だが珍しいのは名前だけはない。1990年に立川談志に入門したキウイは落語界では前代未聞ともいえる破門3回、前座歴16年半を経験している落語家でもあるのだ。 2007年には念願の二ツ目昇進。長きに渡る前座生活にピリオドを打つ。 2009年には自らの前座歴をつづったエッセイ「万年前座」(新潮社)を出版した。 そして、この本が師匠の談志に認められ2011年には真打昇進が内定しているという。 「万年前座」が真打へ…落ちこぼれと言われ続けた芸人に直接インタビューしてみた。 −−このたびは真打内定おめでとうございます! 「万年前座」売れているらしいですが、どれくらい売れたのでしょうか? 「売れているらしいって(笑)まあ、わかんないけど、初版は何とかいってるらしいよ。まあ「1Q84」(『万年前座』と同じ新潮社刊)みたいなベストセラーに較べたら僕ごときは…「1Q」の「1」にすらいかないけど…」 −−落語家を目指されたきっかけは? 「親父が演芸好きだったの。その影響が強いかな。個人的に憧れたのはツービート。ビートたけしさんが大好きで…そのとっかかりで家元(談志)に繋がっていったのかもしれないね」 −−「たけし軍団」に入りたいとは思わなかったんですか? 「熱湯風呂に入るのが嫌だったの(笑)自分にはセンスというか感覚というか、そういう『状況判断』みたいなものがズレてるんです。だから僕はセンスとか感覚みたいなものだけで、勝負するのは無理だなと感じたんです。だから芸とか技術みたいなものを身につけるほうがいいんじゃないかなと。でも、いいんじゃないかと思ったがゆえに技術、その型ができずにずっと前座だったのかもしれない。どっちも駄目だった(笑)」 −−キウイさんから見た談志師匠はどういったイメージなのでしょうか? やっぱり今も怖いですか? 「そりゃあ怖いよ! 理屈じゃなく。『己を律する』ってわけじゃないけど追いつめられるっていう怖さがある。師匠って気まぐれなの。きちんとスケジュール組んで稽古してくれるタイプの師匠でもないし。『キウイ! あれやってみろ!』みたいな事を急に言われるの。だから毎日〆切みたいなもの。師匠の要求するものが出来てないと前座期間も長くなるし破門にもなっちゃうしね」 後編に続く(6月25日上野広小路亭 楽屋にてインタビュー)「『万年前座』出版記念落語会」日時 7月7日(水) 7時開演《777!》 ※6時半開場会場 文京シビックホール 小ホール 出演 立川談志 立川談四楼 立川志らく 立川キウイ 木戸銭 ¥3500円(前売り当日共) お問い合わせ:倉庫の二階 souko-no-nikai@docomo.ne.jp公式サイト「立川キウイの小屋」http://www.geocities.jp/tatekawakiwi/ブログ「立川キウイの小部屋」http://tatekawakiwi.jugem.jp/(「昭和ロマン探求家」穂積昭雪 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年06月30日 17時00分
小向美奈子の最新写真集が7/1発売
8月28日(土)公開の映画「花と蛇3」に主演する小向美奈子が7月1日に同タイトルの最新写真集を発売する。 団鬼六原作、SM文学の金字塔「花と蛇」。幾度も映画化された不朽の名作が「花と蛇3」として新たに蘇る。 SM、緊縛、レズプレイなど様々な過激シーンに体当たりで挑んだ小向美奈子に密着した映画メイキングカットをはじめ、撮りおろしヘアヌード、緊縛写真などが収録されている。 「自分が未だかつて経験したことのない状況での撮影。カメラマン・橋本雅司さん、緊縛師・有末剛さんとの限界を超えたやり取りの中、私、小向美奈子の新たな一面を存分に出せた作品になったと思います」と小向。 なお、同作発売記念イベントが7月3日、銀座・福家書店で16時から開催される。
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トレンド 2010年06月30日 16時00分
再会〜仮面ライダーアマゾン&ストロンガー
『仮面ライダーアマゾン』(1974年・東映)において主人公の仮面ライダーアマゾン=山本大介を演じた岡崎徹さんが上京し、同じく仮面ライダーシリーズ『仮面ライダーストロンガー』(1975年・東映)において仮面ライダーストロンガー=城茂を演じた荒木しげるさんと仮面ライダーシリーズにおいて殺陣師を務めた岡田勝さんと共に7月3日にチャリティートークショーを開催する。 岡崎さんと荒木さんは同じ九州の出身であり、仮面ライダー時代からの親友であるそうだ。 二人の付き合いはやはり『ストロンガー』の頃からなのだろうか。(同作は終盤において藤岡弘さん演じる仮面ライダー1号からストロンガーまでの素顔の7人ライダーが勢揃いするという歴史的な展開となっている)今回のチャリティーイベントに際して、岡崎さんとの思い出を中心に荒木しげるさんにお話を伺った。 −−お二人の仲は『ストロンガー』での共演がきっかけなのでしょうか? 実はライダーがきっかけという訳ではなくて、僕が『ストロンガー』に出演している頃、岡崎君が僕と同じ事務所に所属することになったんです。彼も『アマゾン』で僕と同じく仮面ライダーをやっていたのもありますし、同じ九州の出身ですから、共通点も多くてお互いに気が合うものだから、その頃から付き合いが始まって、よく一緒に遊びに行ったり、お酒を飲んだりしましたよ。 −−数十年ぶりの再会 岡崎君が『非常のライセンス』というドラマの撮影中に大怪我をしてしまって、入院することになったんです。『さらば夏の光よ』という映画では撮影分の絵は岡崎君のまま、僕が声を代役でアフレコしています。岡崎君は入院中、今後も含めて色々と考えるところがあったらしく、俳優業を引退して長崎へ帰ったんです。それから僕も含めて誰も連絡を取れなくなってしまって…。本当につい最近、久々に再会することが出来ました。 −−最初で最後の夢のコラボレーション 岡崎君がひょっこり出てきたときは僕も含めて、本当にみんなびっくりしましたよ。ただ、彼としては、いろんなオファーがあったそうなんだけれども「もう芸能界に戻るつもりはない」ということらしくて。 岡崎君と再会してから、二人で「いつか徹ちゃんと何かやりたいんだよね」って語り合って…。そうしたら徹ちゃんが「荒木君ならいいよ」って言ってくれたんです。本当に嬉しかったですね。 多分これが最後になるんじゃないかな、岡崎君が表立って活動するのは…。本当は一緒にドラマ等で共演したり、色々やってみたい事があるのだけれど。今回のチャリティーイベントに際しては、岡崎君の気持ちに応える為にも、是非『アマゾン』と岡崎君のファンに喜んで貰える素敵なイベントをプロデュースしたいと思います。(6月吉日 駒込にて 続編として、岡崎さんへのインタビューも企画しています。お楽しみに!)荒木さんは駒込で「スナック・COM・どっと混む」をマスターをしていらっしゃいます。アクセス:東京都豊島区駒込1-16-10ルービル406号(写真 右から荒木しげるさんと岡崎徹さん)●荒木しげる・オフィシャルブログhttp://ameblo.jp/sigeru-araki1975/●大野剣友会・オフィシャルブログhttp://ameblo.jp/oono-kenyuukai/●大野剣友会・オフィシャルサイト(※開設中)http://oono-kenyuukai.com/(小野寺浩 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年06月30日 14時30分
不思議スポット探訪「蘇る異界『吉原遊郭』散策記」
吉原…それは、江戸徳川幕府の時代に開かれた、日本を代表する遊郭。 日本橋人形町に生まれ、大火により焼失。その後、浅草の外れに移された。以来、300年間にも及ぶ遊郭街「新吉原」の歴史が始まった。 6月19日土曜日、私こと呪淋陀が主催の怪談オフ会にて、吉原を散策した。参加者は総勢12名。 異界への先導をしてくださるのは、大野尚休(おおの・しょうきゅう)先生(霊界伝道士であり、怪談師:稲川淳二氏の最強ブレイン)。 まず、浅草で有名な漢方薬局にて、八つ目鰻の蒲焼と薬酒で精力をつける。 その後、平和な休日の公園にて、皆でお清めの御神酒を呑みつつ、尚休先生より吉原の歴史や異界散策についてご講義。 吉原とは、結界で区切られ、人によって作られた世界。 人々は吉原に、現実を忘れるために遊びに来た。そこは現世と隔絶された、華やかで洒落の分かる夢の異世界なのだ。 女性の地位が低い江戸時代において、遊廓の中では身分差はなかった。 一流の遊女ともなると美貌だけでなく、修行を重ねて芸に秀でており、教養も身につけ、品格があった。出世のチャンスもあったわけで、現代でいうキャリアウーマンともいえる。 決して悲しみ恐れるような場所ではない。 よくいわれる、吉原が苦界だという話は、現代人の先入観であるという。 先ずは吉原弁財天に訪れる。 大正の関東大震災で吉原遊郭一帯が火に包まれ、遊女ら多くの人々が弁天池に逃れて、490人が溺死。泥水の中に折り重なってあふれる死体は、凄惨を極めた。 後に供養にと、吉原観音像が建立された。現在、弁天池は埋められ、名残の小さな池が隅のほうに存在しているだけだ。 我々が敷地に入る前に、尚休先生が鹿島神宮の霊水をお清めで撒いた。 その時、霊感が強い女性は、地面に堕ちる霊水を求めてワラワラと無数の手が這ってくるのが見えたという。亡くなった時のまま時間が止まり、未だに渇きを覚えて水を求めている霊がいるのだろう。 中は樹木が生い茂り、昼間ながら薄暗く濃密な重い空気を感じた。そして時間の感覚がなくなるような不思議な空間。 慰霊碑の観音様の優しいお顔を眺めていると胸が熱くなる。線香を供えて静かに祈った。 次に吉原神社。吉原の栄枯盛衰を見守り、遊女たちの喜怒哀楽を見つめてきた。どれだけの遊女がここに祈りに来たのであろうか。 商売繁昌、技芸上達などのご利益があるとされ、女性の願いを聞いてくれる神社としても人気があり、女性の参拝客が多かった。 吉原の中通を大門跡まで進む。 目撃した男性のお話によると、道中、我々の前に立ちはだかる、大きな黒い影が現れたという。だが、尚休先生は寸での所で影をよけて、別の道を歩き始めたので、驚いたとか。 見返り柳を出た頃には、不思議と酔いが気持ちよく冷めていた。まるで、あの世からこの世に帰って来たような気分である。 尚休先生によると、今回の参加者の中には、位の高い太夫であったりと、前世に吉原にいろいろと縁が深い方もいらしていたとのこと。 我々は、吉原という地に呼ばれたのかもしれない。 栄華を極めた艶やかな幻影の中を探索し、楽しさや嬉しさなどの気分を捧げることができ、満足できた。暗く神妙な気持ちで祈ることだけが供養ではないと思った。 我々は、快く我々を迎えてくださった吉原、そして供養に対する新しい観念をご教授くださった大野尚休先生に感謝した。大野尚休先生のブログ「しょーきゅーし」http://blog.goo.ne.jp/syokyu_001/(「怪談作家」呪淋陀 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年06月30日 14時00分
庄司ゆうこのポジティブ・ヨガ 『コブラのポーズ』
こんにちは(゜▽゜)/ 庄司ゆうこです♪♪ 先週はVシネの撮影や、レギュラー番組の収録やらでいっぱいいっぱいでした(ノ><)ノ ヨガレッスンに行く時間もなく、最近は朝起きた時と寝る前に15分ずつくらいしか出来てません(*_*) 今日紹介するのは、『コブラのポーズ』です♪ まず、うつ伏せになり、足を腰幅に広げ、両手の平は胸の横に置いて、脇をしめます。息を吸いながら、両手で床を押して上体を持ち上げ、腰を伸ばしながら、肩を後ろに引いて、胸を開いていきましょう\^o^/ 起き上がる時は腹筋の力を使って、お尻の穴をしめます。そうしないと、腰を痛める原因になるので気をつけてくださいねo(^-^)o もし腰が痛い方は脚の幅を広くとると、楽に出来ますよp(^^)q このポーズは背中のラインが綺麗になるみたいです☆ 今週もあと半分! 頑張っていきましょうね(^0^)/《★庄司 ゆうこ★プロフィール》1984年2月22日、兵庫県生まれ。T160 B86 W57 H84 B型趣味=ヨガ、カラオケ特技=ダーツ、マッサージ2010年最強レースクイーン図鑑掲載中、『出番ですよ!「美女の館」』(千葉テレビ)レギュラー出演中、ZIP-FM 「MORNING CHARGE」(毎週金曜日)レギュラー出演中、「サーキットの狼」イメージガール、CM「キング観光」、ムック「庄司ゆうこのセクシー・ヨガ」(グローバル・エディット)、DVD「Sweet place」(竹書房)、写真集「February 22」(双葉社)など多数オフィシャルブログ=ポジ☆ポジ☆ポジティブ(http://ameblo.jp/shojiyuko/)
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トレンド 2010年06月30日 13時30分
小日向えりが“歴ドル目線”でその魅力を語り尽くす!(後編)
巷では“歴女”と呼ばれる歴史が好きな女性が急増している。そんな中、歴ドル(歴史アイドル)として活躍する小日向えりさんが『イケメン幕末史』(PHP新書)を出版した。本書は、坂本龍馬、土方歳三、高杉晋作など誰もが知っている人物から、加藤司書、真田喜平太、林忠嵩などマニアにはたまらない人物まで、幕末から明治期に活躍した人物50人をセレクト、丁寧に、乙女心をくすぐるイケメンポイントを解説している。そこで、著者である小日向えりさんにインタビュー。後編では歴史の魅力を“女性目線”で語ってもらった。 Q.最近、歴史の好きな女の子が増えていると思いますが、なぜそんな女性が増えたと思いますか? A.ゲームとかマンガとか、とっつきやすいところに歴史の市場が広がったことが大きいと思います。戦国時代や三国志だとゲームの影響が大きいと思いますが、幕末はやっぱりマンガの影響が大きいと思いますね。女の子は一番最初から歴史小説というよりはドラマやマンガから好きになる人が多いと思いますね。 Q.マンガやドラマで興味が止まらず、さらに掘り下げていってしまう女性も多いと思いますが。 A.魅力的な人がたくさんいますからね。「同じ人間なのにこんなことができるんだ!」とか「この人、ほんと変っているなあ」とか、人物に興味を持って、さらに小説を読んでみたり、ゆかりの地へ旅行に出かけたり、そうやって調べていくうちにハマってしまう人が多いと思います。特に女の子は歴史全体よりも、好きな人物とその周辺のサブキャラを掘り下げていく傾向があると思います。主従関係や友情など堅い契りのある人間関係とかもはまるポイントだと思いますね。 Q.歴史の好きな女友達とはどんな話で盛り上がりますか? A.私があまり興味を持っていない人物が好きな子がいると「どういう魅力があるの?」というのをお互い聞いてみたり、「佐幕? 倒幕? やっぱり決められないよね」とか(笑)、そんなガールズトークをします。 Q.青山霊園によく行かれるそうですが…。 A.幕末・明治のオールスターに会える夢のような場所です! その人の魂に会えるというのもありますし、本を書いた時に、「このように取りあげさせて頂きました」と報告しにいったりします。お墓トークをするとちょっと長くなりますよ(笑)。 Q.今までの行った史跡の中で一番感動したのは? A.京都の大徳寺三玄院に石田三成公のお墓があります。そこは普段は拝観禁止なのですが、雑誌の取材中、特別に入れてもらうことになりました。石田三成公はほんと大好きなので、感動で泣いてしまいました。 Q.今後行ってみたい史跡はありますか? A.めちゃくちゃ四国に行きたいです。『坂の上の雲』の秋山兄弟が育った松山、坂本龍馬、武市半平太の高知、それに戦国時代の長宗我部氏にも興味があります。 Q.大河ドラマで『龍馬伝』が放送されています。ちなみに、龍馬を殺したのは誰だと思いますか? A.見廻組なのかなあ…。実行犯は見廻組だと思うのですが、問題は黒幕ですよね。存在が邪魔だった人のはずです。難しい…。中岡慎太郎と二人いっぺんに殺す理由も気になるます。薩摩藩とも土佐藩とも、紀伊藩とも説はありますが、まだ確証は得られません。もっと調べてみたいと思います。 Q.歴史では、「戦国時代」「幕末」「三国志」などが圧倒的な人気ですが、他に気になる時代は? A.日本史なら源平の時代が気になります。特に木曽義仲は注目です。それと私は奈良出身なので奈良時代も面白いと思います。わからないことが多くミステリアスな時代ですから、幕末とはまったく違う面白さがあると思います。まだ踏み込めてはいないのですが、ハマったらはまりそうです。あと中国なら『史記』に書かれている時代も興味があります。中国史ってほんとダイナミックなんですよ。 Q.次回作はどんなテーマの本を書いてみたいですか? A.三国志、幕末ときたので、戦国モノも出したいです。やっぱり女性目線の人物列伝がいいですね。戦国もカッコいい人がたくさんいますので(笑)(了)<プロフィール>小日向えり1988年生まれ。横浜国立大学教育人間科学部卒業。歴ドル(歴史アイドル)の草分け的存在。趣味は史跡めぐり(お城、古戦場、お墓参り)、写真、Tシャツ収集。三国志、戦国時代、幕末期に関する歴史知識にとくに強く、さまざまなメディアやイベントを通じて、女性ならではの視点で歴史の奥深さ、おもしろさを世に広めている。著書に「恋する三国志」(青志社)がある。小日向えりさんの著書『イケメン幕末史』(サイン入り)をプレゼント致します。http://npn.co.jp/present/detail/5467221/
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トレンド 2010年06月30日 12時00分
世にも恐ろしい…ムダ毛の失敗談
ヤーマン株式会社(東京都江東区)は、「女性の体毛・脱毛」に関する意識調査を男性216名、女性310名(合計516名)に対して行った。「ムダ毛に関して、恥ずかしかった(or失敗した)エピソードを教えてください」との質問では、興味深い体験談が寄せられた。 「腕毛の処理をしていなかったのに、友人とのランチで、腕まくりをして頬づえをついて話をしていた…」(29歳・専業主婦) 「脇のムダ毛処理をしていなかったのに、電車で吊革につかまってしまった」(32歳・専業主婦) 「背中のあいた服を着るとき、自分では綺麗に剃ったつもりが剃れていなかった」(23歳・会社員) このあたりは“うっかり”レベル。人生の大きなイベントでの失敗談も。 「彼氏と初めてのHのとき、『乳首に毛が生えてるんだね』と言われた」(23歳・会社員) 「ネイルを完璧にキメていたのに、指の毛が伸びていた…これ、結婚式の時の話です。指輪の交換の時に気が付いて、恥ずかしかった」(34歳・専業主婦) また、男性に「女性のムダ毛に関して、思わず引いてしまったエピソードを教えてください」との質問には 「とてもかわいい女の子の鼻からちょろりと鼻毛が3本出ていた」(21歳・会社員) 「腋からのムダ毛の話をされ、それが枝毛になって太くなってるといいながら見せられたときはドン引きした経験がある(27歳・会社員) 「かわいいのにムダ毛が…」といったギャップに「残念!」な気持ちになって引いてしまう人が多い。 ちなみに、「女性のムダ毛の気になる部分」を男女別に集計した結果、男性の66.0%が、女性の「乳首のまわりの毛」を気になると回答しており、女性の44.2%を大きく上回った。他にも、おへそ(男性:48.5%、女性:41.0%)、鼻の上(男性:49.5%、女性:44.5%)などが、女性よりも男性の方が高い意識を持っており、女性はワキや足や腕などの目のつきやすいところだけではなく、細かいパーツまで意識をしたほうがよさそうといえる結果となった。
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トレンド 2010年06月30日 11時00分
ドラマ『ゲゲゲの女房』のモデルたち
NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」が好調だ。放送直後は14.8%だった視聴率も6月に入り20%を超える事が多くなり「ゲゲゲ夫婦」は朝の顔として定着した。ドラマの魅力はなんといっても向井理演じる村井茂(水木しげる)と松下奈緒演じる村井布美枝のほのぼのしたキャラクターだろう。他の登場人物も、どこか憎めない「イタチ男」浦木克夫、燃える漫画家兼出版社社長の戌井慎二、頼れるけど病弱なハンサム社長である深沢洋一など「ゲゲゲ夫婦」にも負けるとも劣らない個性派ぞろいだ。「ゲゲゲの女房」は水木しげるの妻である武良布枝さんのエッセイを元にしたドラマであり、もちろん上記の人物にもモデルは存在する。 まず、「イタチ」のあだ名を持つお調子者の浦木克夫(演:杉浦太陽)。名前は不明だが、水木しげるの漫画家仲間がモデルになっている。「少年戦記の会」の付録が安いプラモデルだったというのは、実話に近いエピソードだ。水木しげるの「ボクの一生はゲゲゲの楽園だ」(講談社文庫)によると、浦木のモデルになった漫画家は組み立て式の紙飛行機を雑誌「少年戦記」の懸賞品として用意していたのだという。なお、この漫画家は金に対する執念が凄く深い男だったらしく、ねずみ男のモデルにもなっている。さすがは、ねずみ男のモデルだけあって金儲けのセンスは本当にゼロだったらしいが…。 戌井慎二(演:梶原善)のモデルは漫画家の桜井昌一。桜井昌一は漫画家としてデビューするが、後に出版社の東考社(ドラマでは「北西社」)を立ち上げる。経歴もドラマとほぼ同じだし「悪魔くん」も東考社から出版されている等、戌井さんはかなり実話に近い。違いをあげるとすれば、北西社の事務所が弟の辰巳ヨシヒロ(この人も漫画家)の自宅ではなかった点だろうか? さて、ドラマを見ていて気がついた方も多いと思うが、戌井慎二=桜井昌一は水木漫画によく出てくる「メガネ出っ歯のサラリーマン」のモデルである。まさに適役! なキャスティングである。 深沢洋一(演:村上弘明)のモデルは「ガロ」を出版した長井勝一。結核を患ったのは事実であるが、現実はもっと悲惨でなんと3回も結核に倒れている。長井勝一は3度に渡る結核で片肺を切除し、かすれた声になってしまった。見た目もひょろひょろになってしまい、お世辞にもあまりたくましそうには見えないが顔が俳優の宇野重吉(寺尾聰の父親)に似ており、なかなかのハンサムさんであった事は間違いないようだ。 さて、ここで筆者から事実とドラマの一番の違いというか、知ったら絶対に違和感を感じてしまうだろうポイントを紹介したいと思う。それは見た目と年齢のギャップ。水木しげるは1922年、長井勝一は1921年、桜井昌一は1933年の生まれ。つまり事実に直すと、向井理と村上弘明は1歳違いで、梶原善は向井理よりも10歳年下というわけなのだ!そんなのってアリ???(「昭和ロマン探求家」ほづみあきゆき 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou