スポーツ
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スポーツ 2019年08月27日 06時30分
グラウンド外で存在感を増す中畑清氏に原監督の胸中は?
中畑清氏(65)が「強い存在感」を発揮していた。このほど開かれた小中学生対象の野球教室(岩手県宮古市)では、巨人のユニフォームに袖を通した。プロ野球OBによる野球教室で、彼らは在籍していたチームのユニフォームを着用する。 「ユニフォームは主催者が用意します。複数球団を渡り歩いたプロ野球選手もいますので、どのチームのユニフォームを着るかは本人次第です。球団の親会社が変わったところのOBの中には、愛着心で旧チームのユニフォームを着る者もいます。現オリックスのOBだと、近鉄や阪急ブレーブス時代のものを要望する者が多いです」(プロ野球解説者) 横浜DeNAベイスターズの初代監督でもある中畑氏が「巨人のユニフォーム」を選んだところが興味深い。 同野球教室に参加したOBには巨人出身者も多く、周囲に合わせたのかもしれない。しかし、野球少年たちにとって、中畑氏は「ベイスターズの熱血監督」だったはず。DeNAではなく、巨人ユニフォームを着ることで、古巣に何か訴えたいことがあったのかもしれない。 「その野球教室が行われて間もなく、王貞治氏が発起人となった『世界少年野球大会』が福島市で開催され、中畑氏も駆け付けました。福島は東京五輪の野球競技の会場ともなります。横浜スタジアムも同様です。中畑氏は福島県出身、DeNA本拠地の横浜スタジアムは自分の庭みたいなものですし、今夏の精力的な活動を見ると、東京五輪・野球競技で解説を務めることが決まっているのかもしれません」(体育協会詰めの記者) また、福島はソフトボール競技の試合会場ともなる。王氏とソフトボール日本代表の宇津木麗華ヘッドコーチがともに現地入りし、地元ファンとの交流イベントに臨んでいた。昨夏のソフトボール・ジャパンカップの解説は中畑氏が務めた。 王氏のイベントのサポートもそうだが、中畑氏は精力的な活動を続けている。 「巨人は原監督で5年ぶりの優勝を確実とし、その政権基盤を確固たるものとしました。3度目の監督就任に際し、『長くやる気はない』と話していましたが、次の監督に引き継いだ後もチームに強い影響力を与え続けるのは確実です」(スポーツ紙記者) 中畑氏は何度か、古巣巨人の監督候補として名前が報じられたが、今後もそれはかないそうにない。五輪の野球、ソフト競技との接点、野球教室での実績は”野球人・中畑”の地位を確実に高めるはず。また、DeNAとの関係性についても、こんな目撃談が聞かれた。 「都内でU−18の強化合宿があり、駒澤大学との練習試合も行われました(8月24日)。注目は、令和の怪物・佐々木朗希投手(大船渡=3年)。同校出身の中畑氏も視察に訪れましたが、佐々木のことをDeNAのスカウトにいろいろと質問していました。DeNAとの関係は今も良好のようですね」(在京球団スカウトマン) 巨人・原監督は現役時代の後輩、DeNAのラミレス監督とは「指揮官と選手」の関係だった。監督時代の中畑氏はラミレス監督の守備難に怒って、スタメンから外したこともあった。そういう意味では、クライマックスシリーズで激突する可能性が高い両チームに最も詳しい人物が、中畑氏ということになる。 「原監督と中畑氏は現役時代、同じ三塁のポジションと4番を争ったので、お互いに意識しすぎているというか、ヘンな距離感があります。中畑氏の巨人に対するコメントには厳しいものもあり、DeNAには激励するような内容が多い」(ベテラン記者) 試合前、中畑氏が解説者としてグラウンドに姿を現すと、巨人選手の方から近づき、あいさつをしていた。存在感の強い先輩OBが接近してきて、原監督はやりにくいと思っているのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年08月26日 22時30分
ケニー・オメガがDDTに電撃凱旋決定!新日本移籍から2014年以来、5年ぶりの里帰り!
DDTプロレスリングは11月3日に東京・両国国技館で開催するビッグマッチ『Ultimate Party 2019〜DDTグループ大集合!〜』に、ケニー・オメガ&里歩対アントーニオ本多&山下実優のカードを「ドラマティック・ドリームマッチ」として追加すると発表した。 ケニーが2014年の10.26東京・後楽園ホール以来、約5年ぶりに古巣のDDTマットに戻ってくる。ケニーは自らDDTに売り込む形で2008年に初来日し現在、新日本プロレスに所属。先の『G1クライマックス29』で初優勝を飾り、当時はDDT所属だった飯伏幸太とのタッグチーム“ゴールデン☆ラヴァーズ”で、DDTのみならず日本のマットを席巻。シングルプレーヤーとしても新日本や全日本プロレスなどに参戦し、世界ジュニアヘビー級王座など数々のタイトルを獲得した。 2014年秋、新日本へ“円満移籍”すると、明るく楽しいキャラクターから一変し、ヒールユニットのバレットクラブに加入。IWGPジュニアヘビー級王座を獲得するなどジュニア戦線で活躍していたが、2016年に、当時リーダーだったAJスタイルズを裏切り追放。ケニーはバレットクラブのリーダーに就き、ヘビー級に転向した。棚橋弘至との王座決定戦を制してIWGPインターコンチネンタル王座を奪取すると、同年8月の『G1クライマックス26』に初出場、外国人選手として初優勝を飾った。 2017年からオカダ・カズチカとライバル抗争がスタート。60分フルタイムドローなどの死闘を経て、昨年6月、IWGPヘビー級タイトルマッチ初の時間無制限3本勝負を制して、同王座を獲得した。昨年は飯伏が新日本マットでの闘いに重点を置いたこともあり、ゴールデン☆ラヴァーズが復活。ケニーのファイトスタイルもラフファイト中心のスタイルから本来のスタイルに戻っていく。結果、バレットクラブは分裂。ケニーはヤングバックスらと行動をともにし、“THE ELITE”として、タマ・トンガ、バッドラック・ファレらオリジナルメンバーと袂を分かっている。 昨年のG1では、飯伏とのシングルマッチがDDT東京・日本武道館大会以来、6年ぶりに武道館のメインイベントで実現。飯伏が勝利し決勝に進出した。その後はG1優勝者の棚橋と“イデオロギー闘争”を繰り広げ、今年1.4東京ドーム大会でのIWGPヘビー級選手権試合では激闘の末、棚橋に敗れて防衛に失敗、ベルトを明け渡している。この試合を最後にケニーは新日本との契約を延長せず、ヤングバックス、Codyらの後を追うようにアメリカの新団体AEWと契約。副社長に就任した。AEWはDDTと友好関係にあり、ケニーの盟友である中澤マイケルが移籍した際には、ケニーがビデオメッセージを送り、DDTマットに戻ることも示唆していた。 今大会はDDTグループの全ブランドが集結。スペシャルシングルマッチとして、DDTグループの「大社長」高木三四郎と、年内でDDTグループからの独立を発表したプロレスリングBASARA代表の木髙イサミがシングルマッチを行う他、KO-D無差別級選手権試合、プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合、ユニオンMAX選手権試合、インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合といったDDT本隊、東京女子プロレス、BASARA、カンハレ☆プロレスの主要シングルタイトルの防衛戦も行われる。その他の出場選手は次の通り。<DDT>竹下幸之介、HARASHIMA、佐々木大輔、遠藤哲哉、男色ディーノ、高木三四郎、彰人、勝俣瞬馬、飯野雄貴、大鷲透、平田一喜、上野勇希、吉村直巳、高尾蒼馬、マッド・ポーリー、島谷常寛、坂口征夫、高梨将弘、大石真翔、樋口和貞、納谷幸男、渡瀬瑞基、松永智充、ゴージャス松野、スーパー・ササダンゴ・マシン、ポコたん、ヨシヒコ<東京女子プロレス>中島翔子、坂崎ユカ、辰巳リカ、天満のどか、愛野ユキ、原宿ぽむ、YUMI、うなぎひまわり、桐生真弥、舞海魅星、鈴芽、渡辺未詩、乃蒼ヒカリ、らく、まなせゆうな、伊藤麻希、上福ゆき、白川未奈、瑞希、沙希様、操<プロレスリングBASARA>関根龍一、FUMA、塚本拓海、中津良太、トランザム★ヒロシ、久保佑允、風戸大智、SAGAT、阿部史典、下村大樹、中野貴人、神野聖人<ガンバレ☆プロレス>大家健、今成夢人、石井慧介、勝村周一朗、岩崎孝樹、翔太、鷲田周平、HARUKAZE<団体所属外>黒潮“イケメン”二郎、クリス・ブルックス、朱崇花、大和ヒロシ、ヤス・ウラノ、藤田ミノル、ミス・モンゴル DDTグループのオールスター戦である今大会にケニーが凱旋するのは、DDTファンにとってかなりうれしいビッグニュース。今後のAEWとDDTの関係も含めて気になるところだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月26日 19時30分
「試合を壊すピッチング」西武マーティンへの中継中の“悪口”が物議 「酷すぎる」「的確な紹介文」など賛否の声
埼玉・メットライフドームを舞台に、25日に行われた西武対楽天の一戦。この試合に3番手として登板したカイル・マーティンに対し、TV中継の画面上に表示された選手紹介文が、ネット上のファンの間で物議を呼んでいる。 今回話題となっている番組は、同日フジテレビTWO(CS/16:50〜試合終了)が放映し、テレビ埼玉(地上波/17:00〜21:00)へもネット放送された「LIONS BASEBALL L!VE 2019」。番組はその名の通りライオンズびいきのスタンス。野手なら主に第1打席に入った際、投手なら先発・リリーフ問わず登板した際に、今季成績や選手紹介文が画面下部に表示される。 選手紹介文は試合によって変わるが、例えば「150キロのストレートが魅力の高卒2年目」(投手・平良海馬)、「捕手転向3年目となる今年に勝負をかける!」(捕手・駒月仁人)といったように、普段は自軍選手に対してポジティブな文面が付けられることが多い。 しかし、この日の中継でマーティンに充てられた紹介文は、「先頭打者を四球で歩かせて失点のパターンは見飽きた 22日も四球・死球・タイムリーと試合を壊すピッチング」というネガティブな内容だった。 通常とは異なり、かなり辛辣な表現が用いられたマーティンの紹介文。これを受けてネット上のファンからは、「これは酷すぎる、ただの悪口」、「マーティンのコメントだけ当たり強すぎじゃない?」、「一個人の感想みたいな文章をなぜ採用したのか」といった批判のコメントが数多く寄せられている。 一方、中には「すごく的確な紹介文だ」、「何も間違っていないよなこれ」、「文章はキツいけど事実だからなあ」と擁護する声も。書いた側のスタッフだけでなく、書かれた側のマーティンにも非があると考えるファンも少なくないことが浮き彫りとなっている。 マーティンの今季登板を見ると、登板直後の先頭打者に四球を与えたのは全40試合中7試合で、そのうち紹介文通りの形で失点を喫したのは5試合。この数字だけを見ると、「先頭打者を四球で歩かせて失点のパターンは見飽きた」というのは少々言い過ぎのようにも思われるかもしれない。 ただ、この一文から「先頭打者」という条件を外すと、該当試合はほぼ倍の11試合と激増。また、四球絡みの失点は25日の試合前まで2試合連続で続いており、25日も「0.1回・1安打2四球・4失点」と不安定な投球で失点を重ねてしまっている。 この日は「2−14」と大敗を喫したものの、首位ソフトバンクとは3.5ゲーム差の2位と逆転優勝も十分に狙える好位置につけている西武。チームの追い上げムードに水を差しかねないマーティンの投球に、紹介文担当のスタッフも相当イライラを募らせていたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年08月26日 17時53分
“遅れ気味”といわれる日本の大学スポーツ振興のため民間企業が一肌脱いだ!
去る8月21日、わが国の大学スポーツのさらなる振興のために今年3月1日に設立した大学スポーツ協会(以下、UNIVAS)の“民間企業パートナーシップ”発表会が都内で行われた。 パートナーシップ企業となるのは、KDDI株式会社、株式会社マイナビ、MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社。発表会イベントにはスポーツ庁の鈴木大地長官他、ハンドボール元日本代表・宮﨑大輔氏、シドニーオリンピックメダリスト・田中雅美氏、元プロ野球選手・田中浩康氏らが登壇した。 UNIVASは、安心安全を確保した大学スポーツの振興を通じ、社会貢献を果たしていくUNIVASの理念に共感した上記の3社とのパートナーシップ契約を締結し、大学スポーツにおける「学修支援」「安全安心」「ファン層の拡大」の各領域の活動をより一層充実させ、大学生アスリートの環境整備に努めるという。契約期間は5年間で中・長期で活動する。 同時に発表された3社それぞれの活動は、以下の通りだ。〇KDDI:小型センサーを内蔵するボールを使いデータ分析する技術〇マイナビ:アスリートの人材開発や職業紹介〇MS&AD:大学や医療機関とのネットワークを活用し、選手のけがや病気などのリスク防止や保険サービスの提供 鈴木長官は「企業とのパートナーシップ契約によって、UNIVASがさらに大きな成果を挙げることを期待します」と語った。
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スポーツ 2019年08月26日 17時30分
DeNA、絶対エース・今永昇太がチームを救う!巨人・山口俊に投げ勝ち再び2位浮上!
今永昇太が魅せてくれた。25日敵地東京ドームでのジャイアンツ戦で先発した今永は、6回無失点の好投で勝利投手となり、意味あるゲームをモノにした。 24日の試合では、1点リードの9回2アウトランナー無しの状況から、守護神・山崎康晃がまさかの失点で追い付かれ、結果的には延長でサヨナラ負けを喫する痛すぎる敗戦。しかも自力優勝は消え、カープと入れ替わり3位に転落し、4位のタイガースの足音がはっきり聞こえるところまで来てしまった。 それだけに25日のゲームは重要だった。しかもジャイアンツの先発は、ベイスターズからFA移籍し、今やジャイアンツのエース格の山口俊。今永と勝利数、防御率、奪三振などの投手タイトルを争っているライバル。今永は「初回から全力で行くように」とのベンチの指示通り飛ばしていき、やや球数は多いものの、ジャイアンツ打線に得点を許さない。結局6回を投げ抜き、115球、披安打2、奪三振8、与四球2の無失点ピッチング。先発の役割を果たし、勝利投手となった。 先週の日曜日のカープ戦では、140球の熱投で完封勝利を飾り、2位を争うライバルとの3連戦を勝ち越した。しかし、7月25日のタイガース戦で完封勝利を挙げたあとの2試合は、ピリッとしない投球が続いたこともあり、同じような状況のこの日のゲームに、ファンの間では心配の声も聞こえた。だが、蓋を開ければ、疲労もどこ吹く風の快投を見せた。 この日の勝利でキャリアハイの12勝をマーク。しかも、これは山口俊のハーラートップに並び、防御率2.38、奪三振155は単独トップ。投手タイトル3冠王となった。 そして、カープが負け、再び2位の座を回復したので、この大一番をモノにした意義は大きい。27日から前回痛恨の3タテを喰らった最下位スワローズに挑むベイスターズ。ラミレス監督も「Day by day」と繰り返し口にする大事な戦いが続く晩夏に、絶対エース今永が引き寄せた勢いを大切にしたい。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年08月26日 12時00分
張本氏、“守備妨害”判定は「厳しい」 西武・源田選手を庇うも関口宏は反論、ネットでは物議
25日の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が野球のルールを誤認するようなコメントをしたことが物議を醸している。 問題のプレーは、20日に行われた埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ戦で発生。西武の源田壮亮内野手が、キャッチャーファールフライを打ち上げた際、折れたバットに気を取られ立ち尽くし、落ちてきたフライと捕ろうとした捕手と当たったのだ。 審判はこのプレーについて、キャッチャーファールフライにもかかわらず、源田選手が退かずに立ち尽くし、捕手の補球を妨げたとして、守備妨害を取られアウトとなった。このプレーを紹介した関口宏は、「どうしてじっとしてるの。避けなきゃいかんのに、何してるのかな」とナレーションする。 これを見た張本勲氏は、 「まあ難しいね。ファールだからね、バッターは走りませんよ。バットが折れたから、打球見て何で折れたかなと見てるからね」 と源田選手を庇う。これに不満そうな関口は「打球がそこにあるならどかなきゃいけないでしょ?」と話すと、張本氏は「そらそうだけど、守備妨害もちょっと厳しいかな」とコメント。審判の判定に苦言を呈す。 それでも納得行かない関口は「厳しい?あっそう?なんかボケッとしてる感じもしますけど」と食い下がる。すると張本氏は、 「ボケっとはしてませんよ。あんたがそう見えるだけでね。やっぱりなんでバットが折れたかなと自分自身で反省をしておるからね、長い時間じゃないからね」 と源田選手を再度庇った。 このやり取りに、視聴者から異論が。張本氏は源田選手がファールを打ったあとボールと捕手に当たり、守備妨害となったことを「厳しい」としたが、ルールに詳しい複数ネットユーザーからは「たとえ故意でないとしても、捕手の補球を邪魔した以上、守備妨害は妥当」との指摘が寄せられた。 「源田選手は打った後、打球を見ていませんので、おそらくどこに飛んだのかわからなかったのだと思います。バットが折れてしまったことに驚き、見失ってしまったんでしょう。 故意であろうがなかろうが、捕球できる打球を打者や走者が妨害した場合は、守備妨害です。厳しくもなんともなく、ルール通りでしょう」(アマチュア野球審判経験者) 今回のプレーについては、関口の「避けなきゃいけない」という論理が正しかったようだ。
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スポーツ 2019年08月26日 11時30分
絶体絶命のオリックス、夏の陣3勝3敗も残り試合から逆転CS進出の可能性を探る!
“荒ぶる猛牛”をテーマに、ストロングブラックのユニフォームに身をまとい、今年の『Bs夏の陣』前後半全6試合が25日終了した。今年はこのユニフォームの効果もあり、開催中はいずれも約3万人の観衆が京セラドーム大阪に詰めかけ、25日は期間中最多となる33,712人ものファンが集まった。近年は日程的な問題もあり、人気企画でありながら動員に苦戦していた夏の陣だが、今年は夏休みの週末に2度開催したのが成功だったようだ。関係者によると「ほとんどの特典付き前売り券はすぐに売り切れた」そうで、例年であれば関係者に配布されるユニフォームのレプリカも「全て売ってしまった」ため、配られなかった。気になる試合結果は、前半の西武戦が2勝1敗、後半の日本ハム戦が1勝2敗に終わり、3勝3敗のイーブンで終了。今年のユニフォームは、選手やファンに好評だった上、西武戦を連勝スタートしたことから、関係者はもし大きく勝ち越すようなことがあれば、このユニフォームを着用する機会を増やすことも視野に入れていただけに、日本ハム戦の負け越しは残念である。 この日本ハム戦の負け越しは、再び借金が「6」に膨らみ、最下位から逆転のCS進出を目指しているチームにとっても、痛すぎる結果となってしまった。だが、各チームとの戦績と残り試合を見ると、まだ諦めるには早すぎると言っていいだろう。 オリックスとパ・リーグ各チームの戦績と残り試合数は、次の通りだ。1位 福岡ソフトバンク 20試合6勝13敗1分け 残52位 埼玉西武 21試合8勝13敗0分け 残43位 東北楽天 21試合10勝10敗1分け 残44位 千葉ロッテ18試合11勝7敗0分け 残75位 北海道日本ハム 19試合7勝10敗2分け 残6 既に、1位のソフトバンク、2位の西武とはシーズン“負け越し”が決定しており、ゲーム差を見ると、2位の西武とは6ゲーム差と射程範囲内に見えるが、負け越しの数が多く残り試合も少ないため、データを見る限り2位通過は厳しい状況になっている。しかし、3.5ゲーム差の3位の楽天から2.5ゲーム差の5位日本ハムまでは、楽天とは5割、ロッテには4つの勝ち越し、日本ハムには3つ負け越してはいるものの、なお6試合残していることから、まだ可能性が残されている。 CS進出に望みを繋ぎたいオリックスにとって最後の天王山は、30日から始まる怒涛の11連戦だ。ここでロッテと4試合、西武と3試合、日本ハムと3試合、楽天と1試合が組まれており、うち本拠地開催は、ほっともっとフィールド神戸で行われる西武との3連戦のみ。この11連戦で、下位チームとの直接対決でどこまで貯金を伸ばすことが出来るかが、逆転CS進出へのポイントであるのは間違いない。日本ハム戦では、アグレッシブさが故にミスをしてしまう場面も目立った。終盤戦に向かってアグレッシブさは大切だが、ミスは命取りになる可能性が高くなるだけに、まずは確実に先制点を挙げて、疲れが出て来ている投手陣の気持ちを和らげてもらいたい。 ファームでは、前半戦ローテーションを守ってきた榊原翼が復帰した。“神童”山本由伸も早期復活に向けてトレーニングに励んでいる。25日の試合で途中交代したモヤも病院で診察した結果、「異常なし」の診断を受けており、好調なクリーンナップは引き続き他球団の脅威であることに違いない。叶うべき夢の先を、今年こそオリックスというチームを愛する全ての人間が見たがっている。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月25日 17時30分
新日本イギリス大会はG1スペシャル!鈴木みのると棚橋弘至がチャンスを掴む!
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』が終わり、ジュニアヘビー級勢はアメリカで『スーパーJカップ』に参加し、31日には英ロンドン・ザ・カッパー・ボックスで新日本ロンドン大会『NJPW Royal Quest』を開催する。 新日本は90年代、G1の次のシリーズで、G1になかったスペシャルカードをメインに、主要都市のアリーナクラスの会場で『G1スペシャル』というシリーズを開催していたが、今回のイギリス大会はまさに『G1スペシャル』というタイトルをつけても文句のないカードぞろいだ。 “何かが起こる”G1最終日。12日の東京・日本武道館大会のセミファイナルで、オカダ・カズチカ&棚橋弘至対鈴木みのる&ザック・セイバーJr.のタッグマッチが実現した。この中でG1にエントリーしなかったのは、みのるだけ。昨年もエントリーされなかったタイチが、後藤洋央紀を最終日のアンダーマッチで破り、NEVER無差別級王座への挑戦権を得たが、今年はみのるがオカダを完膚なきまでに叩き潰しピンフォール。なんとG1に“選ばれなかった”みのるが、驚きの飛び級でIWGPヘビー級王座への挑戦権を得たのだからたまらない。 みのるは10、11日と試合後に不気味な笑顔を見せていたのだが、全ては最終戦でオカダとの対戦を実現させるためだったことを12日の試合後に明かしている。みのるはその日が来ると確信してG1のアンダーマッチに出場し続けていたのだ。昭和最後の新日本を知るみのるにとってIWGPヘビー級王座は手に入れておきたいタイトル。本人も「あのベルトは予約済みなんだよ」とかつて語っていた。ファンからの待望論も多く、イギリスの地で悲願達成なるか注目されるところだ。 G1を負け越して終わってしまった前年度覇者の棚橋。ウィル・オスプレイに敗れ負け越しが決まった10日の武道館大会では「G1負け越し、いつ以来だろう。みんなが俺に引導を渡してくる。『棚橋もういいよ、棚橋もういいよ』って。オカダ、飯伏、内藤、オスプレイ…もう引導はもらいすぎてるから。必ず復調して、必ず棚橋は戻ってくるから」と強がっていたが、内心穏やかではないのは表情を見れば一目瞭然だった。 しかし、11日の武道館大会でブリティッシュヘビー級王者のザック・セイバーJr.とのタッグマッチで3カウントを奪うと潮目が変わってきた。12日の試合後に次期挑戦者としてザックから逆指名を受けたのだ。本人も「G1クライマックス最終日にして、進むべき道、また、テッペンを目指すための第一歩、見つかりそうです」とニヤリ。今年のG1は棚橋の「志」を引き継いだ飯伏幸太が優勝したが、まだまだ「タナハシ」のブランドは落ちていない。 その証として、すぐにタイトルマッチ挑戦のチャンスが巡ってきた。棚橋にとってはブリティッシュヘビー級王座も巻きたいベルトのひとつ。ここから再び新日本プロレスの中心に戻るキッカケを作ることができれば、来年のダブルドームも面白くなるはずだ。 他にも石井智宏と、バレットクラブに電撃加入したKENTAのNEVER無差別級選手権試合、IWGPタッグ選手権試合など、新日本のビッグマッチがロンドンで爆発する。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月25日 06時30分
親戚関係だけじゃない?星稜・奥川のドラフトが「巨人で決まり」とされているワケ
石川・星稜高校のエースとして、チームの準優勝に貢献した奥川恭伸。その右腕が巨人・高木京介と親戚関係にあることを一部スポーツ紙が報じている。 報道によると、この関係は奥川のいとこが高木の妻ということによるもので、甲子園出場前後には高木から奥川に対して直接激励の言葉もかけられていたという。 今秋のドラフトで1位指名が確実視される右腕と、ブルペン陣の一角として首位・巨人を支える左腕に意外なつながりが存在していたというこの一件。これを受けてネット上には「こんなつながりがあるとは知らなかった」との声が多数寄せられているが、その一方で「巨人の単独指名決まりじゃん」、「指名に向けて外堀を埋めてきてる感」、「これは新手の囲い込み」などと、今秋のドラフトを心配する声も少なくない。 奥川に関する報道の中では、他にも巨人と関連付いた内容が伝えられている。例えば、奥川が使用するグラブは菅野智之モデルのもので、今大会では新調して使用。大会前にはその菅野から評価されていたことを知り、喜ぶ一幕もあったという。 加えて、奥川が所属する星稜高校は、“ゴジラ”の愛称で親しまれた松井秀喜氏を輩出した学校でもある。ちなみに、松井氏はチームの戦いをネット中継で全試合観戦していたといい、大会終了後にはねぎらいのコメントを寄せてもいる。 もちろん、こうした周辺情報の多寡にかかわらず、他球団も欲しいと思えば奥川を指名することはできる。ただ、過去の巨人のドラフトを振り返ると、長野久義(2009年/日本ハム、ロッテの指名を拒否)、澤村拓一(2010年/大学時代の監督が巨人OB)、菅野(2012年/原監督の甥・日本ハムの指名を拒否)といった“相思相愛”の選手はいずれも一本釣り。このことを考えると、場合によっては巨人との競合を避けるために、奥川から手を引く球団が出てくる可能性も否定はできない。 当初は奥川ではなく、岩手・大船渡の佐々木朗希を評価していたという巨人。仮に狙いを切り替えたとなれば、先述したような奥川と巨人のつながりは他球団に対する強烈な“牽制球”となるかもしれない。ただ、肝心のクジ運はというと、巨人は2016年(田中正義/ソフトバンク)、2017年(清宮幸太郎/日本ハム)、2018年(根尾昂/中日)と、3年連続で当たりクジを逃し続けているが….文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年08月24日 17時00分
藤波辰爾ドラディション、10月ツアーはヒロ斎藤40周年記念ツアーに決定、旧友集結!
プロレスラー“炎の飛龍”藤波辰爾が主宰するドラディションは19日、都内で会見を開き、『RAGING OUTLAW TOUR〜HIRO SAITO 40th ANNIVERSARY〜』(10.25東京・後楽園ホール大会、10.27大阪・大阪南港 ATCホール Cホール大会)の概要を発表した。 今回のツアーは藤波とともに新日本プロレスを退団し、現在ドラディション所属のヒロ斎藤のデビュー40周年記念ツアーとして行われる。 ヒロは1978年に新日本に入団してデビュー。メキシコ、カナダでの海外武者修行生活を経て、85年に当時、初代タイガーマスク引退に伴い初代タイガーの“後継”として新日本のジュニアヘビー級戦線のトップだったザ・コブラのライバルとして凱旋した。コブラからはWWF(現WWE)ジュニアヘビー級王座を奪還している。 故上田馬之助さんと金髪タッグなども結成したが、同年8月、スーパー・ストロング・マシン、高野俊二とともに新日本を電撃離脱。カルガリー・ハリケーンズを結成し、全日本プロレスに主戦場を移すと、86年には初代世界ジュニアヘビー級王座を獲得。新日本から移籍してきた選手の中で、故ジャイアント馬場さんが最も評価していたと言われている。しかし、翌年には長州力、マシンらとともに新日本へUターンした。 新日本復帰後はヒールユニットのバイプレイヤーとして、ブロンド・アウトローズ(レイジング・スタッフ)、狼軍団、nWoジャパン、TEAM2000で存在感を発揮。特に蝶野正洋とは狼軍団時代から脇を固めており、信頼も厚かった。2006年に新日本を再び退団すると藤波と行動をともに。近年では新日本の東京ドーム大会にサプライズ参戦し、武藤敬司プロデュースのプロレスリング・マスターズにも参戦している。 10.25後楽園大会では、蝶野の来場が決定。ヒロは、武藤、天山広吉とnWoジャパンを復活させ、藤波、越中詩郎、獣神サンダー・ライガーのドラゴンボンバーズと対戦。10.27大阪大会では、新日本の道場で一緒に汗を流した藤原喜明、船木誠勝とトリオを結成し、大阪初登場となるドラゴンボンバーズと対戦する。新日本は前回大会のライガーに続いて、今回もライガーと天山をドラディションに派遣。新日本の協力で、最高の形で40周年を祝うことができるだろう。 ライガーにとっては師匠の藤原、同じく藤原門下生だった船木と最後の対戦になる可能性があるだけに、こちらにも注目したい。(どら増田)
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キャンプ・オープン戦中間報告「阪神」 新人・榎田が先発人材難を救えるか…
2011年03月15日 15時30分
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スポーツ
日本人メジャーリーガーはどうなる? 「松井秀喜=アスレチックス」 100打点のノルマ克服で復活を目指す
2011年03月15日 15時30分
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日本人メジャーリーガーはどうなる? 「西岡剛=ツインズ」 米国版「和の野球」で、100得点&三塁打量産も
2011年03月12日 18時00分
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スポーツ
ディアナ旗揚げ記念イベント『井上京子&野崎渚サイン会 in T-1』が延期
2011年03月12日 17時00分
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スポーツ
ガッツワールド・プロレスリング蕨大会開催が延期
2011年03月12日 10時30分
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スポーツ
日本人メジャーリーガーはどうなる? 「建山 義紀=レンジャース」 スライダーのキレがダルビッシュの落札金を変える?
2011年03月11日 15時30分
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スポーツ
快挙! 沖縄プロレスの地上波テレビレギュラー放送決定!
2011年03月11日 15時30分
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ネパールの余波が高田馬場に伝染!? “カンパイ・ボーイズ”入道&梅沢が阿吽王座死守 2・27地下プロレス『EXIT-63 MIDNIGHT』
2011年03月11日 11時45分
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スポーツ
ガッツワールド・プロレスリング3・12蕨大会に注目!
2011年03月10日 15時30分