社会
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社会 2020年07月18日 17時00分
舞台公演に続いての“クラスター”が危惧され始めた格闘技興行
東京・新宿シアターモリエールで今月5日まで上演されていた舞台「THE★JINRO-イケメン人狼アイドルは誰だ!!-」で新型コロナウイルスのクラスターが発生した問題で、濃厚接触者が約850人に指定される騒動に発展してしまった。 同公演で東京都が明らかにした濃厚接触者の内訳は、全観客約800人と出演者約50人で、「検査を勧奨する」とした。 主催者は公式サイトで「公演が行われた6日間全ての日で感染が確認されている」と説明。 対象者には今後、保健所からの連絡が入るとしたが、遅くなる可能性もあるため、保健所や帰国者・接触者相談センターへの相談を呼びかけている。「各メディアが大々的にこの件を報じているが、会場内は『三密』で、最前列の客は用意されていたフェースシールドの着用を拒否したため、出演者の飛沫を浴びていた可能性が高いという。今後は、『誰が責任を取るのか』という問題に発展しそう」(演劇業界関係者) プロ野球とJリーグは今月から観客を入れ始めたが、感染予防対策を徹底していることもあってか、感染者が出たことが報告されていない。 そんな中、“クラスター”が危惧され始めているのが格闘技興行だというのだ。「今月末、首都圏である格闘技イベントが観客を入れて行われるが、会場は換気もままならず『三密』になることは明らか。興業を再開したプロボクシングは前日に選手やレフェリーも含め興業前日にPCR検査を実施する徹底ぶり。ところが、その格闘技イベントは予算がないのか、早い段階で抗体検査をしておしまいなのだとか。おまけに観客も入れるというから、主催者の危機意識が低すぎる」(格闘技ライター) 出場選手、関係者、観客はウイルスとの戦いにも勝たなければならないようだ。
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社会 2020年07月18日 06時00分
社会的距離のためバー店内に電気柵を設置し物議 「酔っ払ったカップルが餌食になった」効果絶大?
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、世界では多くの飲食店が休業していたが、再開後、とある国では独自の対策をとった飲食店がある。 イギリス・コーンウォールにあるバーが、スタッフと客の社会的距離を保つため、注文を受けるバーのカウンターに電気柵を設けたと海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『ABCNews』、『BBC News』が7月14日までに報じた。 >>警備員の男、マスクなしで入店の客を射殺 男の過去にも驚き、「やり過ぎ」の声<< 報道によると、バーは新型コロナウイルスの影響でしばらく営業を停止していたが、7月に入り、約3カ月ぶりに営業を再開したという。だが、イギリスでは店内でも新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、人と人の距離を1.5メートル以上空け、社会的距離を保たなければならない決まりがあった。 同バーでも張り紙をするなどして社会的距離を保つよう客に促していたが、特に、注文を受けるバーカウンターに人が集まることが多く、スタッフと客が接近することが多かったようだ。 バーのオーナーの男性は対策として、バーカウンターに電気柵を設置し、「注意 電気柵」と書かれたボードを設置した。電気柵はバーカウンターの高さに1本、足元に1本、合計2本が、縄を張るような形でバーカウンター前に設置されていた。電気柵の外からバーカウンターまでは手を伸ばせば届く距離で、バーのスタッフは客がオーダーした飲み物ができたらバーカウンターに置き、客はカウンターから自分で飲み物を取る。 電気柵が設置された後、多くの人が社会的距離を守るようになったという。バーのオーナーは『Daily Mail Online』のインタビューに対し、「電気柵のおかげでお客さんのほとんどがバーカウンターに近づきすぎることがなくなったけど、こないだの週末に酒を飲み過ぎて酔っ払ったカップルがこの電気柵の餌食になって痛がっていたよ」と話している。『BBC News』によると、電気柵は畑でイノシシの侵入を防ぐために使われているものとほぼ同じものだという。『BBC News』は電力について問われたオーナーが「電気柵が人々を感電死させていないことを願っているよ」と笑いながら冗談めかして答えたことを伝えている。 なお、電気柵には常に電源が入っているわけではなく、店内が混み合った時や、社会的距離を守れない人が多くなった際に電源を入れ、電流を流すようにしているそうだ。『ABCNews』によると、バーのオーナーは「電気柵がある警告を客にしていれば、電気柵を店内に設けることは合法である」と述べているそうだ。 このニュースが世界に広がるとネット上では「特にお酒を提供するお店だと社会的距離を保てない人が多過ぎる。これくらいしなきゃ守れない」「電気柵はやり過ぎ。もしけが人が出たらどうするつもりなんだ。間違えて触ってしまう可能性もある」「アイデアは面白い。電気柵見たさにバーに訪れる人が増えるかも」などの声が挙がっていた。 海外では感染拡大防止のため、他にも独自の対策をとった飲食店がある。 ドイツ・メクレンブルク=フォアポンメルン州にあるカフェが、客同士の社会的距離を保つため、客に長さ約1.5メートルのポールのついた帽子を被るようにお願いしていると海外ニュースサイト『CNN』が5月15日に報じた。 同記事によると、カフェのオーナーの女性は、水泳用の浮き具として使われている、約1.5メートルのスポンジでできた棒状のポールがついた帽子を訪れた客に配り、帽子を被って食事を楽しむようにお願いしたという。浮き具は2本、十文字状につけられており、前後左右にいる他の客と社会的距離が保てるようになっている。ドイツでは感染拡大の影響で営業が停止されていた飲食店の再開が許されたものの、客同士が約1.5メートル以上離れなければならない決まりがあった。 カフェのオーナーは同記事の取材に対し、「面白いギャグのつもりで始めたけど、やってみたら、1.5メートル離れることがどれほど難しいか分かった」と話している。 ユニークな方法で社会的距離を保ち、感染拡大防止に努める飲食店が世界にはあるようだ。記事内の引用について「Pub bosses install ELECTRIC FENCE at the bar to keep punters socially distanced from staff while ordering their drinks」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-8515485/Pub-bosses-install-ELECTRIC-FENCE-bar-punters-socially-distanced.html「Pub adds electric fence to remind customers of social distancing」(ABCNews)よりhttps://abcnews.go.com/International/pub-adds-electric-fence-remind-customers-social-distancing/story?id=71773953「Coronavirus: Pub landlord installs electric fence around bar」(BBC News)よりhttps://www.bbc.com/news/uk-england-cornwall-53389977「German cafe tells customers to wear pool noodles to enforce social distancing」(CNN)よりhttps://edition.cnn.com/2020/05/15/europe/german-cafe-noodle-distancing-scli-intl-grm/index.html
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社会 2020年07月18日 06時00分
東京五輪中止濃厚 すでに間に合わない新型コロナ「ワクチン製造」
新型コロナウイルスの影響で2020東京五輪・パラリンピックは1年延期となったが、果たして来夏、同大会は無事開くことができるのか甚だ疑問だ。「財政的に見ても、東京都はコロナ対策で巨額の出費を強いられ、五輪向けに新たな資金を投入することはできないでしょう。国民だって、無理して開催することはないと考えているんじゃないですか」 こう語るのはノンフィクション作家の窪田順生氏である。 終息まで長期戦を覚悟しなければならない新型コロナとの闘い。第一、終息に必要不可欠なワクチンはまだ先のことだ。「ワクチンがなければ、オリンピックというビッグイベントの開催は考えられません。世界中で猛威を振るい続けるコロナウイルスは1200万人の感染者、そして、死者は55万人を突破し、まだまだ被害は拡大している。“風邪みたいなもの”と軽く見て、コロナ対策を重要視しなかったブラジルのボルソナロ大統領は、このほどコロナ感染したことを明らかにした。第1波でこの惨状ですから、多少の変異がありうる第2波が今秋に襲って来たらどうなるか予断を許さない」(医療関係者) 有効なワクチンはいつできるのか。「これまで史上最速で承認された風疹ワクチンは、4年の歳月を要しました。現段階ではバイオ技術の発展、認可過程の短縮化によって、うまくいけばワクチンは12〜18カ月で開発できるという予測もあるが、これはあくまで希望的観測です」(医療ジャーナリスト) ワクチン製造に至るまでには様々なハードルがある。 医師で作家の外岡立人氏は「実用化には少なくとも2年以上かかると思いますね」と指摘する。「アメリカを始め各国、ワクチン開発に懸命に取り組んでいるが、どこの国もワクチンがいつから使えるようになるかは絶対、言わない。ワクチンの効果を見るには、流行している地域でそれを接種して、副作用の有無も含めてチェックしなければならない。ワクチンが有効で、副作用も許容できるものなら、接種する患者を増やして、効果を確かめていく。安全であれば、国が認めて製造に入る。安全が確認されても、製造に入るのに半年くらいかかるのです」(外岡氏) ちなみに、中国はワクチン製造をカナダの工場で行う協定を結んでいるが、肝心のワクチンの安全性がいつ確認されるのかまったく不透明。参考までに、同じコロナウイルスで2003年に流行したSARS、2012年初めに確認されたMERSのワクチン開発は、いまだに成功していないのだから楽観視などできない。 客観的に見ても、2021年7月23日開幕予定の東京五輪にワクチンが行き渡ることは時間的に無理筋と考えるのが自然だ。「だいたい政府は専門家会議を突如解散し、御用学者や経済学者からなるコロナ対策分科会を作るなんて、どうかしています。コロナ関連の諸問題を長期的に考えていこうとする立ち位置が見えてこない。このままではコロナで呻吟するニューヨークのようになってしまいます。本当に脇が甘い感じがします」(外岡氏) 自粛を解いて経済活動を活発化させた途端、感染者の数が6日連続100人を超え、9日には過去最多の224人となった東京。感染者の中心は20代、30代の若者だ。その点は2万人以上の死者を出しているニューヨーク州と酷似している。経済活動を再開したことにより、若者を中心に感染者が増え、重症化の確立が高い高齢者へ広がる…。まさに悪夢のような連鎖である。「新型コロナは季節性がはっきりしない。当初は夏に減り、寒くなったら増えると言われていましたが、そうなっていない。夏に増えだしたものが、冬まで続くとしたら、いったいどうなっていくのか非常に気掛かりですね」(外岡氏) 新型だけあって、コロナウイルスは謎だらけで予測がつかみにくいのである。「一旦、感染しても免疫ができるのかどうかも分からない。インフルエンザのように数カ月から1年有効であれば、毎年ワクチンを接種し蔓延を防ぐことができる。トライ・アンド・エラーを繰り返しながら、感染しない生活になじんでいけばいい。来夏の東京五輪開催ですが、“とんでもない”と言う人がいます。私もそう思いますね」(外岡氏) IOCは東京五輪を中止するか否か、10月中にも決断するとされる。アフリカ大陸における新型コロナ感染者数は、6月21日で30万人を超えたとWHO(世界保健機構)は発表した。アフリカでは2月にエジプトで初の感染者が確認され、98日後には域内全体で感染者数が10万人に達した。さらに、19日後には20万人を超えた。30万人を突破したのは、20万人に達してからわずか10日後だった。「アフリカは先進国に比べ、遅れて拡大している。そうして見ると、来年夏のパンデミック終息というのはあり得ない」(外岡氏) ノンフィクション作家の織田淳太郎氏の話。「かつて、IOC会長のクーベルタンが『オリンピックは勝つことではなく参加することにこそ意義がある』と語ったが、ロス五輪以降、商業主義が蔓延し、その弊害が出て、薬物疑惑、審判買収などが行われ、スポーツの祭典どころではない。この際、東京五輪は中止にして、スポーツの在り方を考え直すべきです」 オリンピックイヤーの7月4連休も無駄だった?
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社会 2020年07月17日 19時00分
20代警察官、派遣型風俗店を利用しコロナ感染 大バッシングの中「感染者責めないで」の声も
16日、青森県青森市が県警本部警備部に勤務する20代の警察官が新型コロナウイルスに感染したと発表。警察官への批判や、それに対する反論などが上がり、議論になっている。 この警察官は、10日に感染が発覚した派遣型風俗店に勤務する女性従業員の濃厚接触者で、8日に利用していた。12日に咳などの症状が出始め、15日に体調不良を訴え、指定医療機関に救急搬送。検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが確認された。 >>41歳男、居酒屋に居合わせた所属会社社長を包丁で刺し逮捕 「逃げようとして…」言い訳にも疑問の声<< 青森市は風俗店従業員女性の新型コロナウイルス感染発覚後、濃厚接触者に検査を受けるよう呼び掛けていたが、警察官は名乗り出ることなく勤務。14日には十和田署を訪れ、市内のホテルに宿泊していた。 県警はこの男性警察官と接触した21人の職員を自宅待機に。そして県警本部や十和田署を消毒した。現在のところ業務に大きな支障は出ていないというが、「全くない」ということは考えにくい。 コロナ禍に風俗店を利用し感染した警察官に、「迂闊すぎる。こうなる可能性があることを理解していなかったのか」「何をやっているんだと言われても仕方ない。警察官として自覚を持ってほしい」「感染は仕方ないにしても、濃厚接触者を探している段階で名乗り出るべきだった」「警察署にコロナを広めた罪は重い」など、怒りの声が上がる。 一方で、「警察官だって人間。少なくとも合法な風俗利用を責めるのはおかしい」「コロナになった人を犯罪者扱いするのは危険。名乗り出る人が減る」「一度は隠そうとしたようだが、最終的に感染経路を正直に話した。確かに迂闊だけど、責めるのはおかしい」「気軽に休める環境にあったのか。警察官だけのせいにしないでほしい」と擁護の声もあり、議論になっている。 新型コロナウイルス感染者については、タレントの石田純一やテレビ朝日の富川悠太アナウンサーなど、感染した人を世間が強く叩く風潮がある。いずれも感染までの経緯が不適切と感じた人がバッシングをしているが、「感染者を叩く風潮はおかしい」「好きでコロナになったわけじゃない」という声もあり、意見が分かれている。 新型コロナウイルスは、現状誰でも感染する可能性がある。そのような状況で感染した人を犯罪者のように扱う風潮は、たとえ理由がどのようなものであっても、危険と言わざるを得ないのではないだろうか。
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社会 2020年07月17日 12時00分
役場でマスクを外し「俺コロナ」と嘘、逮捕された男に懲役1年6か月求刑 「軽すぎる」の声も
16日、今年4月に愛知県大治町の役場で、「俺コロナ」などと嘘を言い業務を妨害した無職の男(38)の初公判が開かれ、検察が懲役1年6か月を求刑した。 男は新型コロナウイルスの感染が拡大していた4月17日、愛知県大治町の役場を訪れ、「書類に印鑑を押したいので朱肉を貸してほしい」と女性職員に申し出ると、マスクを外して「俺コロナ」「陽性反応が出た」などと発言し、2、3回咳をした。この後、役場は来庁者を避難させたうえ閉鎖し、消毒作業を行う。結局、男は新型コロナウイルスには感染しておらず、虚言だったことが発覚。威力業務妨害の疑いで逮捕された。 >>ティーンファッション誌が電車・バスでの危険行為を推奨? 運転手からの悲痛な訴えに同情の声<< 16日の初公判で、男は犯行の動機について、「女性職員の顔を見て魔が差した」「コロナに注意という看板を見てびっくりさせようと思った」などと話し、大筋で容疑を認める。検察側は「感染によって死者が出たり、休業が出ることを知りながら安易に犯行に及んでいる」「強い不安感を募らせたことは卑劣かつ悪質」とし、懲役1年6か月を求刑。一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めた。 コロナを悪用した事件で、懲役1年6か月が求刑されたことについて、「当然の求刑。個人的にはもっと重くてもいい」「女性を見て怖がらせようなんて馬鹿にしている。許せない」「これで執行猶予が付けば模倣犯が続出する。実刑判決を望む」「見せしめの意味でも重い判決を」などと、求刑通りの判決を望む声が相次ぐことになった。 新型コロナウイルスは現在も猛威を振るっており、明確な治療薬が出ていない状況。人々の不安感が高まることを利用した犯罪は卑劣と言わざるを得ず、抑止力が必要だ。「懲役1年6か月」が抑止力になるか否かは意見が分かれるところだが、執行猶予付きなら「甘い」という印象を受けてしまう。
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社会 2020年07月17日 06時00分
警備員の男、マスクなしで入店の客を射殺 男の過去にも驚き、「やり過ぎ」の声
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。マスク着用は感染を広げないためにも必要なものだが、海外ではマスクをめぐり、命を落とすこともあるようだ。 海外ニュースサイト『KTLA5』はアメリカ・カリフォルニア州の店で働く警備員の男が、マスク着用をめぐり口論に発展、客の男性を射殺したと7月8日に報じた。 >>マスクなしの男、乗車拒否されバス運転手と口論になり発砲 乗客が被弾し恐怖の声<< 同記事によると、50歳の男性は7月5日夜、38歳の警備員の男が勤務するお店に入ってきたという。男性はマスクを着用しておらず、男は男性にマスクをするよう注意。男は逆上し口論に発展。男性は一旦、お店を出たが、再び戻ってきてケンカを始めたという。このとき男の仕事を終わるのを待っていた男の50歳の妻が、お店に現れた。妻は持っていた銃を抜き、男性や他のお客らに向けたため、ケンカが一時中断。男性は再び店を去ったが、男は男性の後を追っていき、自ら持っていた銃で男性を撃ったという。男性は病院に搬送されるも、死亡が確認された。男と妻は現場から逃亡。事件発生の翌日、2人は警察に逮捕されたという。2人は2013年にも暴行罪で有罪判決を受けていた前科者であった。男は殺人罪で有罪となれば最高で終身刑、妻は銃器所持の重罪で3年の禁固刑に処される可能性があるという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「マスクしないから射殺するなんて間違っている」「男も妻も前科者。関わってはいけない人物。マスクは殺人の口実に過ぎない」「コロナ感染でマスク着用は必須。男性も悪いな」「素直に謝罪していれば、男性は死なずに済んだ」「男は仕事をしただけ。店内はマスク着用義務あり。射殺はやり過ぎだが」などの声が上がった。 海外では、マスク着用をめぐり、事件に発展するケースが後を絶たない。海外ニュースサイト『People』の5月4日の報道によると、アメリカ・ミシガン州のお店で、マスクを着用するように注意した警備員が射殺されたという。 同記事によると、45歳の女は5月1日、娘とともにお店を訪れた。女はマスクを着用していたが、娘がマスクをしていなかったようだ。警備員の43歳男性は「マスクを着用しなければ入店できない」と2人に注意。女は逆上し、男性と口論を始めた。最終的に女は男性につばを吐きかけて、娘とともにその場を立ち去ったという。しばらくして、44歳の夫と23歳の息子が来店。男性の元へ向かい、息子が男性の後頭部を銃で撃ったという。2人はその場から逃亡。男性は病院へ搬送されたが死亡が確認された。女は警察に身柄を拘束されたそうだ。夫と息子は殺人容疑で逮捕状が請求されたようだが、現時点で身柄を拘束されたとの続報はない。 他にも、フランス・バイヨンヌで、乗客4人にマスクを着用するよう注意したバス運転手が、殴る蹴るの暴行を受けて死亡したと7月13日に「CBS News」が報じた。また「FOX News」の7月9日の報道によると、アメリカ・マサチューセッツ州のドラッグストア店内で、マスク着用をめぐり、客の男性2人が口論。口論は店外の駐車場まで続き、59歳の男がマスクを着用していなかった30歳男性に銃を突き付け、その場を立ち去ったが後に逮捕されたという。 現時点で治療薬もワクチンもないコロナウイルスは怖い存在だ。マスク着用は感染を広げない効果はあるが、絶対的なものではない。マスク着用を注意されて逆上するとは言語道断だが、マスクを着用しない人をとがめて命を奪うのも、許されるものではないだろう。記事内の引用についてGardena security guard accused of killing man after dispute over mask at market; couple charged: DA(KTLA5より)https://ktla.com/news/local-news/gardena-security-guard-accused-of-killing-man-after-dispute-over-mask-at-market-couple-charged-da/Woman, Her Husband and Her Son Charged After a Security Guard Was Allegedly Shot Over Mask Dispute(Peopleより)https://people.com/crime/woman-husband-son-charged-after-security-guard-allegedly-shot-over-mask-dispute/Bus driver beaten to death after asking passengers to wear face masks: "It's barbaric"(CBS News)https://www.cbsnews.com/news/bus-driver-beaten-to-death-passengers-face-masks-france/Massachusetts suspect pulls gun on maskless man outside Walgreens: cops say(Fox Newsより)https://www.foxnews.com/us/massachusetts-suspect-pulled-gun-maskless-man-outside-walgreens-police-say
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社会 2020年07月16日 21時00分
どこまで膨らむかが注目されるコロナ感染者への見舞金
東京都の小池百合子知事(67)は16日午前、同日発表される新型コロナウイルスの新規感染者が280人台になるとの見通しを明らかにした。 都内の1日当たりの感染者数は10日の243人が最多で、これを更新することになる。 各メディアによると、都庁で記者団の取材に答えた小池知事は、「検査数がこれまでの最大と聞いている。検査を進めることによって陽性者が判明する確率がより高くなっている」と説明した。「以前はいわゆる“夜の街”で働く人の感染者が急造し、特に新宿・歌舞伎町と池袋がやり玉にあげられていたが、一般でもPCR検査が受けやすくなったことから、検査の分母が急増。そのため、感染者も急造している。小池知事はそのあたりを冷静に説明しないと都民がパニックになってしまう」(都政担当記者) そして、“夜の街”の住人からはこんな声が聞こえてきたのだ。「こんなことになるなら新宿区に住んでおけばよかった。新宿なら、もしコロナにかかったら見舞金がもらえることが確定。しかし、豊島区はそのへんがまだ微妙」(池袋の30代男性の飲食店従業員) そこで気になるのが、見舞金の金額が果たしてどこまで膨らんでしまうかだというのだ。「売れないホストやキャバ嬢、風俗嬢なんかは、10万円欲しさのためにわざわざ感染しやすい場所に足を運んでいる輩もいるのだとか。若い人は症状がなかったり、軽傷のケースが多いが万が一重症化する可能性も。まるで10万円と命を引き換えにしているような愚かな行為は謹んでほしいもの」(歌舞伎町の事情に詳しいジャーナリスト) とはいえ、見舞金給付を打ち出さなければ、水面下でコロナがまん延していた可能性が高そうだ。
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社会 2020年07月16日 19時00分
56歳男、排泄物まみれの家屋で犬67頭を飼ったとして起訴 愛犬家から怒りの声相次ぐ
15日、兵庫県三木市の家屋で劣悪な環境下で犬67頭を飼ったとして、住所不定の派遣社員の男(56)が起訴されたことが判明。その行動に怒りの声が相次いでいる。 事態が発覚するきっかけは、付近住民からの通報。「空き家で家が多数飼われている。鳴き声が激しい」などと警察に相談が入ったのだ。警察が訪れてみると、家屋は排泄物まみれとなっており、67頭の犬がいた。警察は中にいた全ての犬を保護した。 >>放し飼いの闘犬が逃走、女性に重傷を負わせトイプードルを噛み殺す 飼い主の男に怒りの声殺到<< 男は犬に餌を与えていた模様で、健康状態に問題はなかったというが、排泄物まみれの家屋で犬を飼うことは虐待に当たるとして、動物愛護法違反の疑いで逮捕され、15日に神戸区検が男を起訴した。逮捕時、男は「飼育に最適な環境ではないが餌や水は与えた。虐待とは思っていない」と一部容疑を否認していると報じられたが、現在の認否は明らかになっていない。 餌や水は与えたとはいうものの、劣悪な環境で67頭の犬を飼っていたという男性に、「酷すぎる。犬が本当に好きだったら、こんな扱いはしない。反省してほしい」「絶対に犬を愛していない。それこそ、家畜のような扱いをしている」「虐待と思っていないなら、それはそれで問題」と怒りの声が上がる。 また、「動物愛護法の罪が軽すぎるのでこうなる。抑止になっていない」「もう少し動物愛護法の罪を重くしてもらいたい」などと、動物愛護法の「罪の軽さ」を疑問視する声も。 さらに、「うちの近所にも異常に吠える犬がいて、虐待されているのではないかと不安になる」「動物虐待が疑われる場合、速やかに相談を受け付け、対応してくれる機関がほしい」と訴えるネットユーザーも出た。 動物虐待の犯罪が後を絶たない昨今。抑止になるような法律や相談を受け付け、迅速に行動する機関が求められている。
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社会 2020年07月16日 12時05分
「タバコを吸おうと…」41歳無職男、火を点けたマッチを投げ捨て火事を起こし2人死亡 怒りの声殺到
北海道札幌市内のマンションで火事を起こしたとして、41歳の無職の男が逮捕されたことが判明。その行動に怒りや呆れが続出している。 火事が発生したのは14日未明。札幌市西区のマンションで火事が発生し、1階の1室約15平方メートルを焼き、上階に住んでいた56歳と70歳の男性が煙を吸って亡くなった。警察が捜査した結果、火元はこのマンションに住む41歳の男によるものと判明。重過失失火と重過失致死の疑いで逮捕した。 >>41歳男、居酒屋に居合わせた所属会社社長を包丁で刺し逮捕 「逃げようとして…」言い訳にも疑問の声<< 男はなぜ火を出したのか。警察の調べによると、男はタバコを吸うためにマッチに火を点け、床に投げ捨てていた。その火が床に放置されていたゴミに燃え広がり、尊い命が失われてしまったのだ。男は取り調べに対し、「ベッドでタバコを吸おうと思ったが火が点かず、手が熱くなってマッチを捨てた」「床のゴミに火が点き、消そうと思ったが消えなかった」「何度も水を掛けたが、火が大きくなった」などと話している。 タバコを吸うためにマッチを点け、それを投げ捨てるというあり得ない行動に、「酷すぎる。こんな人間のために2人の人間が死ぬなんて許せない」「重罪にしてほしい。遺族がやりきれない」と怒りの声が相次ぐことになった。 このような「マッチ投げ捨て」の火事は多々発生している。記憶に新しいところでは、kukuluライブという動画配信サイトで生配信中の男性が、オイルマッチに火を点けたところ、火が大きくなり、慌ててマッチをごみの山に投げ捨たことで火が燃え広がったことがある。 様子を収めた動画は、現在もYouTubeなどで閲覧することが可能で、マッチ一本で家が燃えてしまうという「戒め」や、男性が火のついたゴミをダンボールに置き、風を送るなどしたことから、「誤った行動の見本」として見る人は多い。 今回、火事を起こした男がこの動画を知っていたかどうかは不明だが、ベッドでタバコを吸おうとすること、そしてそのマッチを床に投げ捨てたこと。全てが最悪と言わざるを得ない。そのような迂闊な行動で、2人の人間が亡くなっている。男の罪は、非常に重い。
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社会 2020年07月16日 06時00分
女性リポーター、生中継中ホームレスにナイフで襲われる 『ミヤネ屋』中継中にも似たトラブルが
テレビ中継中に予想外の出来事が起きることはあるが、海外ではテレビ中継中にリポーターがナイフで脅される事件が起きた。 ブラジル・サンパウロ州で、川の水位上昇について生中継でリポートしていた女性リポーターが、ホームレスに襲われたと、海外ニュースサイト『news.com.au』と『The Independent』が7月3日までに報じた。 >>インスタライブ配信中に男が彼女に暴力「みんな、これをしたいんだろ」 叫ぶ彼女の顔を複数回殴る<< 報道によると、ブラジルのCNNの女性リポーターが、大雨により同州にあるチエテ川の水位が上昇していることを、チエテ川に架かるバンデイラス橋の近くで伝えていたそうだ。 リポーターが2分ほど状況を伝えた後、突然ホームレスの男が画面の中に入り込んだという。リポーターはスタジオにいるキャスターに話を振り、キャスターがコメントしている最中に男に声を掛け、男から数歩離れた。リポーターが男から離れるも、男はリポーターに詰め寄り、持っていたナイフを引き抜いて、スマートフォンを出すように脅したそうだ。リポーターは持っていた2台のスマートフォンを男に渡し、男はスマートフォンを手にするとその場から逃げた。 『news.com.au』は、実際にリポーターが襲われる動画の一部を公開しているが、リポーターが画面に向かってリポートしていると、フード付きのパーカーを着て、帽子をかぶった男が、リポーターの背後にある橋からリポーターの方に向かって歩いて来ている姿が映っている。男はリポーターの横に立つと、画面からは見切れているが、ナイフと思われるものをリポーターに突き出し、ナイフと思われるものを向けながらリポーターに詰め寄っている。リポーターはそれを見て後退りし、男にスマホを渡している。リポーターの表情は髪の毛に隠れてよく見えないが、声は発さず、冷静にスマホを渡している。 『news.com.au』によると、リポーターは大きなショックを受けているものの、怪我はなかったという。なお、7月15日現在、男が逮捕されたという報道はない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「生中継中にリポーターを襲うなんて異常。何か精神的な病気を抱えていたのかも」「リポーターはかなり怖かったはず。しかし話をキャスターに振ったりして機転が利くし勇気もある」「怪我がなくて良かった。リポーターが一人で対応しているけど、周りのスタッフが助けてあげても良かったのに」などの声が挙がっていた。 リポーターが襲われる事件は、海外だけではなく、日本の某番組の生中継中にも起きている。 6月15日、『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)で、新宿・歌舞伎町から生中継していた女性リポーターが男に殴られそうになる事件が起きた。 リポーターは新型コロナウイルスの感染者が出た、新宿・歌舞伎町入り口の交差点で、現在の歌舞伎町の様子を伝えていた。リポーターが歌舞伎町の様子を伝えていると、リポーターの背後から赤信号にも関わらず、帽子を被った男が横断歩道を渡り、真横からリポーターを殴るような動きを見せた。 リポーターは男の存在に気がついたが、男をよけつつリポートを続けた。男が再びリポータを殴る仕草を見せると、中継は切られ、画面はスタジオに戻った。リポーターは後日、番組で「私もスタッフもケガなく大丈夫です」と報告している。 生中継中にも関わらず、一歩間違えたらリポーターが大怪我をするかも知れない事件が国内外で起きているようだ。記事内の引用について「CNN reporter mugged at knifepoint on live TV in Brazil」(news.com.au)よりhttps://www.news.com.au/entertainment/tv/cnn-reporter-mugged-at-knifepoint-on-live-tv-in-brazil/news-story/6aa5c36d4ea3e87e9c173bfb58e2a7a6「CNN reporter mugged at knifepoint live on air in Brazil」(The Independent)よりhttps://www.independent.co.uk/news/world/americas/cnn-reporter-mugged-knifepoint-live-brazil-bruna-macedo-a9599316.html
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病気になったら! 思い込みの力「プラシーボ効果」で早期回復
2017年01月28日 16時07分
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社会
勝負あり! 小池百合子都知事がドン内田「退治」で都議会制圧へ
2017年01月28日 09時00分
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社会
人が動く! 人を動かす! 「田中角栄」侠(おとこ)の処世 第53回
2017年01月27日 14時00分
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社会
三越伊勢丹が青ざめた“中国爆買い終了”ともう一つの誤算
2017年01月27日 10時00分
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社会
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 高齢者は75歳以上でいいのか
2017年01月26日 14時00分
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社会
カジノ利権でまたも“天下り”を狙う警察の合法暴挙介入
2017年01月26日 10時00分
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社会
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第206回 「意見を表明しない」という意見
2017年01月25日 14時00分
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社会
内乱兆候 韓国「従中国・北朝鮮政権」樹立で起きる軍クーデーター
2017年01月25日 10時00分
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社会
春節を前に急増する大阪・ミナミの中国人客引き
2017年01月24日 14時00分
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社会
東日本大震災の余震は終わってない! “奈落からの大爆弾”が咆哮する日
2017年01月24日 10時00分
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社会
油でうがい!? 「オイルプリング」で寒さに負けない健康なカラダに
2017年01月21日 15時00分
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社会
ベールを脱ぐトランプ恫喝に戦々恐々の日本自動車メーカー
2017年01月20日 19時00分
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社会
安倍首相を“玉突き”で襲う トランプ米大統領SEXスキャンダル
2017年01月20日 17時00分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
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2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分