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病気になったら! 思い込みの力「プラシーボ効果」で早期回復

 この時期は空気の乾燥により、風邪もしくはインフルエンザなどにかかりやすいです。病気にかかったとき、自分は治りが遅い体質だと思っている方がいるかもしれません。薬を飲んでもあまり効果がないタイプであるとか。

 でも、それはもしかすると心に問題があるのかもしれません。考え方や捉え方を変えることで、治療の効果が格段にアップする可能性があります。

 今回は、医師の小田切ヨシカズ先生に「病気の回復を早めるプラシーボ効果とその応用法」などについてお聞きしました。

■プラシーボ効果とは暗示のようなもの
 「プラシーボとは、ラテン語で『喜ばせる』の意味になります。実際には効果のない薬でも、あると信じて服用すると実際に回復に向かうという、偽薬により患者を治療し喜ばせる行為からその名が付きました。これは、医師や薬に対しての信頼感が生み出す効果です。一種の暗示のようなもので、信じやすい人や思い込みが強い人に、効果が表れやすいと言えます」

■プラシーボ効果とノシーボ効果
 「乗りもの酔いのしやすい人に偽薬を飲ませたところ、酔いが解消されたり、痛み止めと称して飲ませれば痛みが引いていったり。薬だけではなく、ノンアルコールビールをアルコール入りとして飲ませたところ、判断力の低下の症状が見られるなどの例もあります。逆に、なんの効果もない薬に対して副作用を感じたり、あまり効果がないと伝えると本当に効き目がなかったりするなど、マイナスの作用が生じることをノシーボ効果と言います」

■ダイエットや薄毛解消にも効果が
 「プラシーボ効果により得られるプラス要素は、病気に対するものだけではありません。例えばダイエット。ダイエット効果のあると言われる食材を積極的に摂り、尚且つそれを信じて疑わなければ、効率よくダイエットを進めることができるようになります。また、男性にとっては悩みとなる薄毛。これも、育毛剤など、効果を信じて使うことで、解消される可能性も十分にあるでしょう」

 プラシーボ効果を得るためには、医師の言葉や薬の効果を信じて疑わないことです。思い込むことで、十分な効果を引き出すことができます。

 人の思いというのはそれほど強い。老化に対しても、ただ受け入れるのではなく、自分はいつまでも若いと思い続けることもアンチエイジングの秘訣ですね。

【取材協力】小田切ヨシカズ
湘南育ちのサーファー医師。ワークライフバランス重視。現在、横浜の内科クリニックに勤務中。

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