昨年12月、当時メンバーの山口真帆がファンから暴行を受けた事件を、本人が動画配信サービス「SHOWROOM」で告発したことをきっかけに起こったNGT騒動。騒動後もメンバーはSNSを運用し続けていたが、5月20日にメンバーの加藤美南がインスタグラムのストーリーズに「せっかくネイルしてるのにチャンネル変えてほしい」とつづりつつ、山口らの卒業公演を報じるワイドショーを映したテレビ番組の写真をアップするという不適切投稿をきっかけに、翌21日からSNS運用が停止されていた。
そんな中、NGT48公式サイトは7月31日に「NGT48メンバーSNS再開のご案内」という文書をアップ。その中で、「メンバーのSNSを、8月1日 18:00以降、順次再開させて頂きます」と報告した。メンバーはSNSの停止期間中に専門家による講習を受けたといい、再開にあたっては「NGT48のSNS運用ルール」が設けられたとのこと。ルールについては、メンバーからのダイレクトメッセージの送信禁止のほか、「仲間であるメンバーを傷つけたり、憶測を生む可能性があるため、メンバー自身がフォローしている48グループメンバーのフォローを断りなく外すことを禁止致します」としていた。
しかし、グループ運営会社のAKSが、犯人の男性2人を相手に損害賠償などを求めた訴訟もまだ終わっておらず、事件について明らかになっていない点もいまだ多いことから、「なにも解決してないのにこのタイミングの解決はおかしい」「あれ以降運営は謝罪会見もせず、のんきにSNS再開は間違ってる」「吉本に目線が向いてるいまだから再開ですか?」といった批判の声も集まっている。
「特に、公式サイトに書かれていた『仲間であるメンバーを傷つけたり、憶測を生む可能性がある』という文面については、山口真帆さんが卒業前にツイッターで、メンバーのフォローを外したりなどしていたことがたびだび話題になっていたこともあり、『あてつけかよ』『卒業してもまだ嫌がらせみたいなこと言うんだね』といった苦言が集まっています。“時期尚早”といった指摘も多く寄せられているということもあり、今回のSNS再開は、まだ早すぎたと言わざるを得ない状況となっています」(芸能ライター)
事件発生から8か月弱が経過したものの、いまだに騒動は解決の糸口を見せず、ファンからの不信感を拭えないNGT48。第二の加藤美南が出なければいいがーー。
記事内の引用について
NGT48公式サイトより https://ngt48.jp/