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元NGT48暴行容疑をめぐる民事訴訟、メンバーの出廷は「可能性ある」 結局泥仕合に?

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元NGT48・山口真帆

 アイドルグループ・NGT48を運営するAKSが、元メンバー・山口真帆への暴行容疑で逮捕され不起訴となった男性ファン2人に、3000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が10日、新潟地裁で開かれ、その様子を各スポーツ紙が報じている。

 47枚の傍聴券に対し、約150人が集まり、倍率は約3.2倍。注目度の高さから、新潟地裁は初めて公式ホームページにも抽選結果を発表した。

 各紙によると、被告側は「請求棄却を求める。追って認否する」との答弁書を提出し争う姿勢を示したという。この日、被告側はだれも出廷せず3分ほどで閉廷。

 終了後、AKS側の代理弁護士が取材に応じ、元メンバーの山口を含むNGT48現役メンバーが証人として出廷する可能性について、「可能性としてはあると思います」。また、訴訟の主目的については、「当時所属していたメンバーが暴行を受けたにもかかわらず、不起訴になった理由も会社として分かっていない。こうした点を含め真相を解明したい」と説明したというのだ。

 「AKS側は、事件によりNGT48が活動中止を余儀なくされ、広告契約などに影響を及ぼしたなどと指摘し、損害賠償を請求したが、逮捕された2人は大学生とフリーター。支払能力はなさそうで、せっかく訴訟で勝っても何も得られない可能性が高い。民事だったら証拠よりも、言った言わないのやりとりになるので、泥仕合になったあげく、事件の真相が解明できるか微妙なところでは」(芸能記者)

 おそらく、傍聴券を求めて多くの人が並んだのは、メンバーが出廷することを期待してだと思われるのだが…。

 「山口は大手事務所・研音に移籍してしまった。今後、仕事を再開するとなれば、裁判に時間を取られることは避けたいはず。出廷せずに書面でのやりとりで終わるのでは」(同)

 次回は、9月20日に進行協議が行われる予定だというが、判決が出るまではまだまだ時間がかかりそうだ。

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