これは、落語家の立川キウイ氏が2008年5月、東京都は板橋区内で撮った写真である。
暗闇の中を円盤状の物体が中に浮いており、まばゆい光を放っているではないか。
まさか、これはUFO…というわけではもちろんない。
これは、立川キウイ氏が太陽をPHSのカメラで撮影したところ、偶然UFOのように撮れてしまったものである(キウイ氏のブログには「UFOのように撮れてしまった」と前置きし、この写真を投稿している)。
さて、このように一見、UFOの写真に見えても実際はまったく違う、いわゆる誤認や見間違いによっては公開されたものは非常に多い。巷に数多くあふれるUFO写真であるが一体、どこまでが本物な のだろうか。
世界で最も有名なUFO写真として各種メディアで紹介されている「アダムスキー型UFO」。
お椀型の形で、真ん中には乗組員が覗くのであろう窓が何個も付いているあのUFOである。
こちらは最も有名なUFO写真であると同時に真っ赤な嘘のフェイク写真としても世界で知られている。
これは模型を使って撮影されたものとされており、アダムスキーはこの写真により一躍有名となり数々の著作も残している。
このようにUFO写真はフェイクや見間違いと常に議論を繰り返しながら歴史を歩んでいる。
特に最近ではアマチュア間での特撮技術も進歩しており、自主映画の研究会や同士が集まりUFO動画を撮影するグループもあるという。
また、今は自宅のパソコン1台でCGも作れてし まうため思わず目を引くようなUFO動画も増えている。
ところが、そのような時代でありつつも「空飛ぶ未確認飛行物体」の目撃情報は日本や世界で多数あり、今も人々の関心を惹いている。
皆さんも「UFOらしき写真」を撮影したら、是非山口敏太郎事務所までご連絡をいただきたい。
写真提供:立川キウイ(落語家)
(和田大輔 山口敏太郎事務所)