◎エイシンフラッシュ
○ダークシャドウ
▲ダノンヨーヨー
△アーネストリー
△ブエナビスタ
△ペルーサ
△ローズキングダム
豪華メンバーだけに馬券の切り口も実に様々。あれもこれもといった具合ではとても買い切れないので頭を決めて馬連メインでいきたい。大方の展開予想を参考にすると、シルポートらの逃げ・先行馬の直後に位置するであろうアーネストリーが実質的にレースの主導権を握ると考えられる。この馬がどう動くかによって後続から伸びてくる馬が違ってくるようなレースになるだろう。勝ち負けを意識するアーネストリーが早めに動くことはなく、直線坂上から、と考えるのが妥当であり、今回の天皇賞は直線での瞬発力勝負となる公算が高い。その切り口でいけば、ダービーを32秒台の末脚で差し切ったエイシンフラッシュは府中に替わって魅力倍増。単勝5〜6番人気あたりが予想され配当面の妙味もあるので、思い切ってこの馬から入る。
相手筆頭には、前走・毎日王冠でとても届かないような位置から稀な瞬発力で差し切ったダークシャドウを。G1初挑戦となるが、“自分の庭”感覚の府中(5戦5勝)なら格負けすることはないだろう。3連単は、この2頭を軸に、有力各馬を
抑えるかたちで馬券を組み立てたい。
【馬連】流し(4)軸(2)(5)(7)(8)(11)(18)
【3連単】フォーメーション(4)(7)→(2)(4)(7)→(2)(4)(5)(7)(8)(11)(18)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。