今回はテレビ朝日の“夜の顔”として、すっかり定着した感がある小川彩佳アナ(27)を取り上げます。
小川アナは85年2月20日生まれ、東京都出身。小学校から青山学院に通った生粋の青学女子で、大学は当然のごとく、青山学院大学の国際政治学部国際政治学科を卒業しています。
07年4月にテレビ朝日に入社。同年7月の「速報!甲子園への道」でアナウンサーデビュー。その年の「第89回全国高等学校野球選手権大会」では、スタンドレポーターを務めた。同年10月、当時、同局の看板番組のひとつだった田原総一朗の「サンデープロジェクト」に、ド新人ながら大抜てきされ注目を集める。
同番組では田原の厳しいツッコミに対し、当初はたじたじだった小川アナだが、経験を積むごとに、うまく切り返せるようになり、その成長を促した。
10年3月で同番組が終了すると、その後継番組である「サンデーフロントライン」(キャスターは小宮悦子)のサブキャスターに起用される。同年7月からは夕方の報道番組「スーパーJチャンネル」でも、フィールドキャスターを務めるようになる。
そして、11年4月より、前任の市川寛子アナに代わって、「報道ステーション」(「報ステ」=平日午後9時54分〜11時10分)のサブキャスターに抜てきされ、メーンキャスターの古舘伊知郎とコンビを組む。現在は「報ステ」に、ほぼ専念している。
小川アナはこれまで、一切バラエティ番組を担当したことがなく、報道路線一筋で、硬派の女子アナとして君臨する。
女子アナ・ウォッチャーのA氏によると、「画面から伝わってくるイメージは、全くすきがない完ぺきな印象ですね。何かがない限り、当分、『報ステ』の担当は続くと思いますが、将来的にもっと彼女の柔らかい面も見たい気がします」と語る。
今後も報道路線が続くのか、その動向が気になる小川アナです。
(坂本太郎)