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30周年のスカパラ、銀座ソニーパークを『音楽の森』に「デビュー当時の空間がパッケージされている空間」

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東京スカパラダイスオーケストラ、ソニー企業株式会社・永野大輔代表取締役社長

 9月6日、Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)で体験型イベント『#010 MUSIC IN THE PARK 〜東京スカパラダイスオーケストラと作る音楽の森〜』の関係者向け内覧会が行われ、デビュー30周年を迎えた東京スカパラダイスオーケストラ(スカパラ)が出席した。

 同イベントは、同パークによる実験的プログラムの第10弾として、パーク内に「音楽の森」を設置し、訪れた人に音楽を楽しんでもらうもの。

 ソニー企業株式会社の社長兼チーフブランディングオフィサーで、プロジェクトを主宰する永野大輔氏の挨拶と企画趣旨説明に続き、スカパラメンバーを交えてプロジェクトの見どころを語り合った。「音楽の森」というアイデアは加藤隆志(ギター)の発案。地下2階の『MUSIC FAMILY TREE』では、回遊しながらコラボレーション曲や代表曲を合わせて120曲聴くことができる。茂木欣一(ドラムス・ボーカル)が「さすがソニー。ヘッドフォンを120個用意してもらえることはなかなかない」と言えば、沖祐市(キーボード)は「デビュー当時の空間がパッケージされている未来的で不思議な場所」と印象を語った。

 同じく地下2階の『GLASS SOUND TREE』では、スカパラのライブから着想を得て、14個のグラスサウンドスピーカーでスカパラサウンドを立体的に再現。地下4階の『ginza paradise records』(期間限定)では、メンバーが影響を受けたレコードを販売する。「デビュー当時、『レコードはもう終わり』と言われたけど、今でも愛好家はいる。実際に触れてヴァイナル愛をはぐくんでほしい」と川上つよし(ベース)。メンバーのレコード愛に話題が及ぶと、“気に入ったレコードは違うジャンルの棚に隠してキープする”など、レア盤探しの経験談で盛り上がっていた。

 趣向を凝らした『MUSIC IN THE PARK』について、谷中敦(バリトンサックス)は「ソニーパークの余白のある造りのように、音楽は心の中に余白を作る。スカも余白がある音楽。人が関わる余地を大事にしたバンドとして、展示を楽しんでもらえれば」と語った。デビュー30周年の目標について、バンドを代表して茂木が「10月にはニューヨーク公演で、また11月から始まる全国ホールツアーでは、出会ったみなさんをひとり残らずハッピーにしたい」と話した。『#010 MUSIC IN THE PARK 〜東京スカパラダイスオーケストラと作る音楽の森〜』は10月6日まで開催される。

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