『アメトーーク!』の加地倫三氏が手がけている同番組。千鳥の2人とは昨年10月まで放送された『千鳥の路地裏探訪』以来のタッグとなる。
大阪で活躍していた芸人が東京で活躍することはよくあること。ダウンタウン、今田耕司、東野幸治、千原兄弟、陣内智則などなど数えればキリがないが、千鳥は今までにない特徴的なブレークを果たしているという。
「特に、お笑いファンの中では知られているテレビマンとタッグを組むことが多いですね。前出の加地氏、テレビ東京・佐久間宣行氏の『NEO決戦バラエティ キングちゃん』や『青春高校3年C組』(テレビ東京系)などです。『水曜日のダウンタウン』の藤井健太郎氏とはまだガッツリ仕事をしていないようですが、同番組のプレゼンターとして何度も呼ばれています。芸歴19年のベテランではあるものの、フレッシュではあるし、安定感やコンビネーションも抜群。テレビマンが“一緒に仕事がしたい”と思わせてしまう魅力を持ち合わせているのでしょう」(エンタメライター)
彼らはネタに定評があったが、『爆笑オンエアバトル』(NHK)や『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)などのネタ番組ではことごとく不発に終わっている。前評判が高かった『THE MANZAI』(フジテレビ系)でも優勝はできなかった。東京でくすぶっていた彼らが、全国でブレークできたきっかけのひとつが、『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)への出演だ。大阪時代から培ったロケ芸人としての実力を十分に発揮できた番組である。
「地道に活動していく中で、ようやく掴んだチャンスをモノにした千鳥の勢いは止まりませんでした。今やコマーシャルにも多く出演していますし、アンチも少ない。今後は、サンドウィッチマンのような愛されキャラクターになることが予想されます」(同上)
大悟に関しては、不倫疑惑が週刊誌に報じられたこともあったが、世間からバッシングを受けることはなかった。時代背景を鑑みても、ある意味彼らが最強の芸人なのかもしれない。