矢部といえば、2012年に右肺の自然気胸で数日入院したことがあり、相方の岡村隆史も2010年、心の病から数か月芸能活動を休業した。このように早朝から夜中まで1日中働くこともある芸人といえど、病気やケガで休むことはある。
「YouTuber・カジサックとしても活動をしているキングコング・梶原雄太も、2003年にストレスが原因で3か月ほど休養していますし、2006年には蜂窩織炎で入院しています。ダウンタウンの松本人志は、2010年に左股関節に股関節唇損傷で手術をするため、1〜2か月休養。よゐこの有野晋哉は、2008年に肺膿瘍で入院、出川哲朗は、2015年に骨折、2017年には胆管炎のため入院もしています」(エンタメライター)
病気が原因で、才能がありながら逝去した芸人もいる。フォークダンスDE成子坂としてデビューし、ピン芸人や鼻エンジンとしても活動した村田渚さんは、“ツッコミの天才”と呼ばれ、さまぁ〜ずやくりぃむしちゅーからも一目置かれていた人物。2006年にクモ膜下出血のため急死した。他にも、白血病で亡くなったカンニングの中島忠幸さん、大阪で千原兄弟と人気を二分したベイブルース・河本栄得さん(劇症肝炎で逝去)など若くして亡くなった人も多い。
「年齢を重ねた芸人は、人間ドックにしっかり行く人が多く、楽屋でも健康の話や保険の話ばかりしているそうです。病気やケガをしていては、芸能活動に響きますし、生死にかかわることですからね」(同上)
年末年始も芸人はバラエティー番組やネタ番組で活躍するだろう。しっかり健康管理をしてもらって、お茶の間を楽しませてほしいものだ。