オープニング週末2日間成績と比較し、動員・興収ともに110%を上回り、61万1308人を動員し、興収9億4138万9200円をあげ、2週連続首位を獲得した。いずれも単価が高い、アトラクションのように映画を体感できる4DXやMX4Dを選んで鑑賞する観客が多く、累計動員は295万人、興収は40億円を早くも突破した。
2週連続2位となったのは、トム・クルーズ主演の人気シリーズ最新作「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」。公開10日間で累計動員188万人、興収24億円を突破した。
3位は、「ミニオンズ」が先週4位からランクアップ。土日2日間で32万3386人を動員し、興収4億1048万1600円を記録。累計動員は258万人、累計興収は31億円を突破した。
「全国各地の映画館は夏休みの観客動員数を増やすため、今週3位までの作品にかなりのスクリーン数を割いている。そのため、邦画の上映スクリーンが軒並み減らされており、その影響が興収の苦戦につながっている」(映画ライター)
そんな中、邦画で好調なのが先週の7位から今週は4位に順位を上げた「バケモノの子」。公開6週目ながら前週動員比120%で、土日2日間で17万8017人を動員し、興収2億3521万9400円をあげ、累計動員は365万人、累計興収は46億円を突破した。
5位のアニメ「BORUTO NARUTO THE MOVIE」、6位の二部作の前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」はいずれも順位を下げ、7位の「HERO」、8位「日本のいちばん長い日」は順位を上げた。「HERO」は累計動員は299万人、累計興収は38億円を突破したが、見込まれていた50億円突破は厳しそうだ。
22日は竹野内豊主演の「at Home アットホーム」、人気アニメの映画版「アイカツ!ミュージックアワード みんなで賞をもらっちゃいまSHOW!」が公開。しかし、ランキング上位の顔触れは今週とほぼ変動はなさそうだ。