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SMAP 「円滑」から事態急変「分裂解散」へ

 2016年12月31日をもって国民的アイドルグループSMAPが解散する。SMAPが所属するジャニーズ事務所は、これまでの経緯と解散理由を説明、また中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のメンバー5人のコメントも発表された。

 SMAPの「解散&分裂」騒動が突如として噴出したのは1月。騒動が過熱する中、メンバーはフジテレビ「SMAP×SMAP」に生出演し、謝罪した。その後、グループの存続も決定し、メンバーも各々の仕事をこなしていた。

 今回、ジャニーズ側は2月より8月10日まで半年以上に渡ってメンバー全員と議論を重ねてきたと説明。しかし、8月に入りメンバー数人の「グループ活動をすることは難しい」、「休むより解散したい」という要望があり、正式に解散が決定したという。また、報道をまとめると、当初は木村と中居の対立が問題視されていたが、直近では木村と香取の関係が悪化していたようで、特に香取が強く解散を希望していたようだ。

 23日、フジテレビ夏の大型特番「FNS27時間テレビ フェスティバル!」のワンコーナー「さんま・中居の今夜も眠れない」でSMAPの中居正広が、SMAPの「解散&分裂」騒動について言及。その際、中居は「色んなことありましたよ。バタバタはしましたけど、全然円滑にいってますから」と強調していた。

 ジャニーズ側の説明と中居の言葉から考察すると、7月までは「SMAPは円滑にいっていた」が、8月に入り事態は急変し「解散」という結果になってしまったということになる。

 一部報道によると、中居自身も、さすがに「解散」という結末は想定していなかったようで、「27時間テレビ」放送の時点では解散の「か」の字も頭にはなかったのだろう。

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