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週刊裏読み芸能ニュース 2月3日から2月9日

(相次ぐ大物の死で正念場の歌舞伎界)
 歌舞伎俳優・市川團十郎(本名・堀越夏雄)さんが3日に肺炎のため66歳で亡くなった。

 昨年12月には中村勘三郎さんが亡くなり、今年4月に開催される新・歌舞伎座のこけら落とし公演の目玉だった2人が相次いで亡くなったが、2人の集客力を埋めるのはそう簡単ではないようだ。

 「昨年夏の公演中に大けがを負った市川染五郎が今月、東京・日生劇場の二月大歌舞伎で復帰したが、一等席が1万5000円と高額なため売り上げがさっぱり。新・歌舞伎座の一等席は2万円になるというが、魅力のない役者の公演では集客できない」(演劇関係者)

 新・歌舞伎座を運営する松竹の株価は團十郎さんの死後、続落しているだけに、新・歌舞伎座の開場という記念すべき今年が歌舞伎界にとっての正念場となったようだ。

(オセロ・中島の復帰はまだまだ?)
 昨年、同居していた自称占い師による洗脳騒動で話題になり、現在は復帰に向けて準備中の女性お笑いコンビ・オセロの中島知子の近影を発売中の写真誌「フライデー」(講談社)が報じている。

 同誌は先月末、新神戸から新幹線に乗り込んで東京へ向かう中島の車中での様子などを掲載しているが、黒縁メガネからのぞく視線には力がなく、手の甲や指には無数の傷があり、スニーカーの靴紐がほどけたのも気にせず、かかとをつぶした状態で歩いていたという。

 記者が声をかけるとしばらく質問をやり過ごし、「もう、いっぱいいっぱいなんで」と意味深な言葉を発したというから、復帰にはほど遠い気がするが…。

 「所属事務所は4月クールの番組で復帰させるべく調整中のようだが、果たして、中島にその気があるかどうか。いずれにせよ、洗脳騒動に触れる番組や、相方の松嶋尚美との共演はNGのようだから番組も限られてしまう」(テレビ関係者)

 中島が負った“心の傷”はかなり深そうだ。

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