『27時間テレビ』は昨年度より、これまでのお笑い路線を排し、教養路線とほぼ全編にわたっての録画放送に切り替えられた。そのため、お笑いファンから評判は悪いものの、松岡の出演に関しては「芝居のアイデアを自分で考案したっていうのがアツいな。これは見てみたい」「何事にも本気で取り組む姿勢は見習いたい」といった声が聞こえてくる。
「松岡修造は1998年にプロテニスプレイヤーを引退すると、スポーツコメンテーターとしてテレビ出演をはじめます。熱血漢なキャラクターが注目され、その活躍はテニス解説だけにとどまらず、スポーツ全般のほか『小学生クラス対抗30人31脚』(テレビ朝日系)の2008年と2009年大会では大会委員長も務めました」(芸能ライター)
さらに、その度を超えた暑苦しさを現すギャル用語として「修造しい」なるフレーズも誕生したほどだ。このほかにも松岡はさまざまな都市伝説も残している。
「スポーツキャスターとして参加した2010年のカナダのバンクーバー冬季五輪では、大会の途中で気温が上昇し、終盤には深刻な雪不足が問題となりました。松岡のアツさで雪が融けてしまったのではとも言われましたね。次の2014年のロシアのソチで行われた冬季五輪では、松岡のいない東京が大雪に見舞われました。やはり何かを残す男なのかもしれません」(前出・同)
今年の『27時間テレビ』において、松岡は9日の朝と昼に出演するほか、8日から各時間帯ごとに全27個の食に関する名言を披露するミニコーナーも設けられた。注目度も高いだけに、ある意味では『27時間テレビ』の“影の主役”ともなりそうだ。