この日は伊橋剛太との一騎打ちに臨み、巨漢の相手を軽々ジャーマンでブン投げ、格の違いをみせつけ快勝した飯伏。11・29後楽園ホール大会で行われる次期タイトル戦の相手も石川修司に決まった。
ただ、いまの飯伏にはKO-D王者としてタイトルを防衛するのはもちろん、もうひとつの目標がある。それが5年ぶりに開催される「スーパーJカップ」(12月22、23日、東京・後楽園ホール)への出場。「憧れのハヤブサさんやサスケさんが出てスターに駆け上がった大会。俺もあの舞台に立ちたい」と参戦を熱望する。
団体のワクを超え、数々のジュニアの名選手を生んだJカップへの思い、熱意はハンパではない。「女性ならDカップぐらいが一番好みなのでDカップ美女をものにしたいですけど、ボクはレスラーなので憧れのJカップをものにしたいです」。
今年は上半期に新日本プロレスのスーパージュニアでベスト4、その後KO-D王者となった飯伏。2009年の締めくくりに憧れのJカップもものにして、一気にスターダムを駆け上がる気でいる。