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LiLiCoオススメ「肉食シネマ」 ★ええっ!? またこの場面から??『ハッピー・デス・デイ』

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提供:週刊実話

 不安定な天気の時は、映画館に行きましょう! 実は私もよく映画館に行っては、試写会で見逃した作品や主人が好きなアメコミを一緒に見たりしています。そんな時、予告で流れる作品を見て“これ、面白そう!”と思うことも多々あります。この作品もそうでした。

 映画業界では試写会があり、関係者は一足早く作品を見られますが、作品の中には、あまり回数を多く上映しないものも存在します。そこはスケジュールとの戦い! 隙間時間にピンポイントで合えば縁を感じる…と思う中、それがこの作品にはあったのです!

 まずは、タイトルにゾッコン。“ハッピーバースデイ”ではなく、逆のデス!? 「いったい何が起こるのか?」と思わせる。実際は、怖くてスリリングではありますが、ユーモア混じりのとても素敵なメッセージを運んでくれる作品でした!

 物語は、前の日にどんちゃん騒ぎのパーティーで暴れ、ワンナイトラブの後…の状況で目が覚める。ちょっとビッチな主人公ツリーは「記憶はないけど、このことは誰にも言わないで」と一緒にいた男性カーターに言って帰ります。でも、しばらくして彼女は何者かに殺されてしまう。しかも、これが何度も繰り返されます。

 殺されては誕生日の朝に目が覚める。最初は「あれ!? またこの状況?」と不安な気持ちで一度経験した時間をまたすごしますが、数回目にはさすがに飽きて、どうやってここから抜け出すか考え始めます。それがとてもユーモラス! 友達が発する言葉なんて何度も聞いてるので先に言えちゃったり、めんどくさがって行動を端折ったり。とにかく犯人を突き止めたいツリーは早く進みたい。そして、“もしかして、日頃の行いが悪いから?”と思うようになる。ルームメイトに謝ったり、しつこい男性をうまくかわしたり、不倫中の男性と別れる決心をしたり、ちょっとずつ、心を入れ替えるツリー。さぁ、どんな結末が待ってるのか?

 主演ツリーを演じるジェシカ・ロースがいい味を出してます。スーパー美人ではないけど、ちょっぴり、だらしない女を見事に表現しています。監督は『パラノーマル・アクティビティ 呪いの印』などを手掛けたクリストファー・ランドン。今作の続編『ハッピー・デス・デイ2U』も監督しています。おっ! 続編があるということは、さらなる展開が…!?

画像提供元:(c)Universal Pictures
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■ハッピー・デス・デイ
監督/クリストファー・ランドン 出演/ジェシカ・ロース、イズラエル・ブルサード 配給/東宝東和 6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。
■主人公ツリーは、キャンパスの女子寮に暮らす高飛車でビッチな大学生。遊んでばかりの彼女は、誕生日の朝、見知らぬ男のベッドでぼんやりと目を覚ます。だが、すぐに普段と違うことに気付き、何もかもがすでに経験しているように感じる。慌ただしくルーティンをこなし、夜になってパーティーに繰り出す道すがら、彼女はマスク姿の殺人鬼に刺し殺されてしまう。ところが、目を覚ますと、またも誕生日の朝、見知らぬ男のベッドの上にいるのだった。

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LiLiCo:映画コメンテーター。ストックホルム出身、スウェーデン人の父と日本人の母を持つ。18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。TBS「大様のブランチ」「水曜プレミア」、CX「ノンストップ」などにレギュラー出演。ほかにもラジオ、トークショー、声優などマルチに活躍中。

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