同曲の収益の一部は、「東北魂義援金」を通じて東日本大震災の義援金に充てられる。伊達みきおは、サンドウィッチマンのコントで演じる、“萬みきお”に扮して登場するも、会場のまばらな観客の姿にため息。「マスコミの方が数が多いな。(記事化する時は)1万人来たって書いてください」と苦笑い。
生披露の際は、富澤たけしが音程を外し、歌い直す一幕もあり、紅白について「水森さんは今年紅白に行って欲しい。僕らは無理ですよ」と謙遜する一幕も。その富澤も客入りの悪さにため息。「この人数で誰がタレントパワーランキング1位?まあ平日ってこともありますが……」と肩を落とし、音程を外したことに関しては「音痴なんで最初歌いたくなかったです。お風呂で練習してきたのに」と反省しきり。それでも、「紅白に行けるように頑張ります」と水森の前で意気込んだ。
一方、水森の方は「歌っていて声の相性がいい」とご機嫌。「20年前は同じ事務所(長良プロダクション)でした」と、かつては所属事務所が同じで、サンドウィッチマンとは20年の付き合いがあることも紹介。「紅白も叶ったら嬉しいです」と3人での出場に前向きな発言をしていた。
会見では、世間を騒がす吉本興業の闇営業問題にも質問が及んだが、サンドウィッチマンの2人は「その話題はここではダメみたいですよ」と多くを語りたがらず。伊達が「円満に早く終わって欲しい。大好きな先輩ばかりなんで」と話すにとどめた。
(取材・文:名鹿祥史)