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「まっくろくろすけ」を見たグラドル・疋田紗也

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画像はイメージです。

 本誌4月1日号で、既に報道されたようにグラビアアイドル・疋田紗也の「ゴム人間目撃事件」は各方面で反響を呼んだ。まさに新しい都市伝説が生まれたといえるだろう。今回は、疋田紗也の衝撃インタビューの後編をお届けしよう。疋田紗也の不思議体験は様々なバリエーションに及ぶ。彼女の不思議ワールドを堪能してもらいたい。

 小学生のころ、こんなことがあった。98年の夏ごろ、祖母が危篤状態であった時、家族間に漂う重苦しい雰囲気に居たたまれない彼女は家を飛び出した。すると家の前に設置されたメーターが「4444」になっており、庭にあった棚で腕を切ってしまったという。「まるで、祖母が腕をつかんだようでした」。疋田紗也はそう述懐する。結局、就寝中に祖母が夢枕に立ったとき、電話が鳴って祖母が絶命したという連絡を受けた。
 その後も、祖母との不思議な因縁が続く。高校時代、いつも通学手段に使っていた路線バスに乗ったところ、どういうわけだが気がつくと祖母の墓の近くのバス停に着いていた。「あの当時は、何年間もお婆ちゃんのお墓参りに行ってなかったんですよ。だから、お婆ちゃんに呼ばれたのかもしれませんね」。彼女はそう言って笑った。
 疋田紗也の不思議なモノを見てしまう能力は、中学・高校時代が最も強かったみたいで、数々の目撃談がある。2004年の夏休み、高校時代のことなのだが、友達の誕生日に友人たち数人でカラオケを歌っていた。すると目の前をティンカーベルのような妖精が飛んでいった。10cm程度の大きさで、人型に羽がはえており、まるで巨大な蚊に見えたらしい。しかも、右手にステッキも持っていたという。友達に言っても信じてもらえず、逆に馬鹿にされてしまった。
 同じころ、またしてもカラオケで盛り上がり、友人たちと駅のホームで電車を待っていると下水の上を覆っている鉄製の網の上を、黒い物体が弾むように移動しているのが見えた。
 大きさはテニスボールぐらいで、ボンボンと弾んでいく。アニメで見た「まっくろくろすけ」のようなモノであったという。これもまた友人には見えなかった。
 ほかにもタイムスリップ現象のように時間がさかのぼる体験もある。高校時代、夜空を見ていると、流れ星が流れるのを目撃した。すると、流れたばかりの流れ星が逆に戻り、再び流れたという。時間の流れが、逆行したのであろうか。さらに千葉県内のサイゼリアで食事中、ふとゴミ箱を見ていたら、使用されてくしゃくしゃになった紙ナプキンが真っ白になり、折り目のない綺麗な状態に戻り、ひとりでにナプキンケースに戻ってしまったという。これもまた時間が逆行している。
 またとんでもなく怖い体験もしている。高校時代、自宅の近くの公園を通りがかった。すると乱れた制服を着た女の子が、キイキイと音を立てながらブランコに乗っている。しかも、女の子は上半身だけである。「なんなの、あの子」思わず凝視してしまう疋田。その女の子はうつむいていたが、疋田紗也の視線に気がついたらしく、ゆっくりと顔をあげた。女の子の顔は原型をとどめないほど、ぐちゃぐちゃになっていた。声にならない悲鳴をあげた疋田に向かって、その女性が猛スピードで迫ってきた。足がないはずなのに、滑るように早い。疋田紗也は悲鳴をあげながら、急いで自宅まで逃げ帰ったという。
 疋田紗也には数々の不思議な体験があるのだが、その紹介は次の機会にしておこう。スピリチュアルな能力を使う不思議なグラビアアイドル・疋田紗也、今後の活動が楽しみである。

<プロフィール>
 やまぐち びんたろう 1966年7月20日、徳島県生まれ。96年学研ミステリーコンテストの優秀賞を妖怪進化論で受賞。以後ドリームスタープロジェクト小説部門、大石りくエッセー、坂本龍馬からの手紙など不思議分野、歴史分野、エッセー分野など各コンテストで11のタイトルを奪取し、プロに転向する。これまで30冊以上の単行本・ムックを刊行。各種オカルト単行本や小説を執筆している。
 ひきた さや 1989年1月23日生まれ。T153B86(F)W58H88。千葉県出身。A型。趣味=カラオケ、プリクラ。特技=水泳、長座体前屈、スピリチュアル能力(霊感)

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