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有名人御用達銀座高級クラブが“身売り危機”の怪情報

 かつては故・勝新太郎さんや直木賞作家の故・渡辺淳一さんが通い、みのもんたやジャニタレも頻繁に来店し、有名人ご用達だった銀座8丁目の高級クラブ『G』が“売りに出た”という情報が流れている。

 同店は、“銀座の女帝”と呼ばれた田村順子さんの経営する『クラブ順子』のホステスだったM子さんが、約40年前に銀座8丁目の通称ポルシェビルの中にオープンにした。
 「勝さんの“酒豪伝説”は『G』から生まれたといっても過言ではありません。石原軍団の渡哲也や神田正輝も頻繁に通っていましたね」(元女性誌記者)

 同店には芸能人だけではなく、作家やアスリートたちも多数来店したことで、いつの日からか、銀座の“有名人ご用達クラブ”と呼ばれるようなった。
 「5年ほど前、M子ママがチーママを3年間務めたYさんに店を譲り引退したんです。当時の売値は一説には3億円といわれている。それくらいの価値は十分あったようです」(クラブ関係者)

 Yママに代が変わってからは、東山紀之や『嵐』の二宮和也らジャニタレが頻繁に訪れたことから、“ジャニタレご用達クラブ”とも呼ばれた。
 さらに昨年の2月には『東日本大震災復興イベント』として“一日ママ”に女優の黒木瞳や川島なお美、女流作家の林真理子さんらにママを依頼し、寄付金を客から募った。

 「話題には事欠きませんでした。にもかかわらず、客足が遠のいて行ったんです」と言うのは、同店関係者。
 「Yママはエキセントリックな性格で、創業からいた男性スタッフを辞めさせ、ホステスも集まらなくなってしまった。クラブが男性スタッフに支えられていることを忘れたツケが回ってきたんです」

 今のところ、売り値が高すぎて買い手がつかない状態だという。有名人に愛され続けた『G』の存続を期待したい。

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