NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)と首都圏新都市鉄道(TX)が、全国で2200万台以上普及しているというDSに着眼。NTTBPが提供する情報配信プラットフォーム「Wi-Fine」を活用し、つくばエクスプレス全20駅に設置した「ニンテンドースポット」でダウンロードする仕組みだ。サービスの申し込みなど面倒くさい手続きも必要なければ、料金も一切かからない。
おススメのレストランなどグルメ、宿泊情報を得られるほか、時事通信社が提供するニュース速報、スポーツニッポン新聞社提供の芸能&スポーツニュースをチェックできる。TXの乗り換え案内や占い、天気予報も網羅している。
週替わりでメニューを変えるDSソフト体験版をダウンロードすれば電源を切るまで何回でも遊べる。基本的にはニンテンドースポットから20m以内ならばダウンロードが可能なほか、つくばエクスプレス2000系車両内ではずっと使い続けることができる。
JR秋葉原駅中央改札口から近い「TXプラザ秋葉原」では9日まで新機能の使い方を丁寧に教えてくれる。DSを持っていない人でも備え付けの機器で試すことができる。実験期間は12月28日まで。NTTBPは「反響しだいでは正規サービス化も検討したい」(ビジネス企画部)と話している。