「PassCode」は、2013年大阪で活動開始。現在のメンバーは、南菜生、高嶋楓、今田夢菜、大上陽奈子の4人。昨年11月に3枚目のシングル「Never Sleep Again」をリリースし、熱量の高いライブパフォーマンスで熱狂的ハッカー(=ファン)を増やしているグループだ。
赤坂BLITZを埋め尽くしたハッカーたちを前に、本編は約45分間にわたって音が止まることがないパフォーマンスで熱狂させたPassCode。アンコールでは新衣装を初お披露目するなどしたところに、スクリーンではセカンドアルバム発売決定が発表された。「少しずつレコーディングはしている。発売は春くらいになりそう」と話す南に、「メチャクチャいいアルバムになりそうや」と高嶋も期待感をにじませた。
ダブルアンコールでは各メンバーがコメント。「ハッカーで一杯の赤坂BLITZを見るためには、どうすれば来たいと思ってもらえるのかをメンバーでたくさん話し合った」という南は、「本番を迎えるまでは不安でいっぱいだった。こんなにたくさん見に来てくださってうれしい」。大上は「8月に加入して『自分て必要なのかな?』と思っていた時期もあったけど、このツアーの練習始まってから、もっと自分を出していって、やっとメンバーの一員になれた」と涙声。
高嶋も、「直前に(1人脱退で)4人体制になってから、気持ちの整理もつかなかったこともあり、ツアーが始まる前はすべてを投げ出したくなったこともあった」と振り返る。「でもライブしたら、みんなのおかげでステージ立たされてるんやなと思いました。これからも、この4人でがんばっていきたい!」とハッカーへ力強くメッセージ。今田は「赤坂BLITZが、こんなに埋まって嬉しい!ハッカーさんがこんなに力の源になるなんて思わなかったので、メッチャ感謝してる」と喜びを語った。
そして、ラストの曲に入る直前にサプライズ発表が!8月8日(月)に東京・お台場のZepp DiverCityでのワンマンライブ決定がアナウンスされたのだ。事前に聞かされていなかった4人は歓喜。南は「赤坂BLITZがひとつの目標で、次が漠然としていたところだったので、新たな目標が見えた」と喜びを語った。Zepp DiverCityは2000人規模と、今回のワンマンより大きな「ハコ」になるが、8か月でさらなる動員に向け、PassCodeは進んでいくに違いない。