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「セリフ棒読み」でもイチローならOK? あの名物ドラマに出演していた

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イチロー

 マリナーズのイチローの引退が発表された。これを受け、各テレビ局や芸能事務所がイチロー獲得に動いていると一部メディアで報じられている。確かにイチローならば知名度が抜群なため、野球解説者にとどまらず、タレントとして幅広い活躍が期待できそうだ。

 何よりイチローはサービス精神の人であり、日本在住時からオフシーズンはテレビ番組に積極的に出演していた。中には、あの名物ドラマに出演したこともある。

 「『古畑任三郎』シリーズ(フジテレビ系)ですね。三谷幸喜脚本による一話完結モノの刑事ドラマシリーズで、1994年のスタート以来、断続的に放送され高い人気を誇りました。2006年に放送されたシリーズ最終作となる『古畑任三郎ファイナル』の『第41回:フェアな殺人者』では、イチローは犯人役として出演しています。当初は架空の選手として出演する予定でしたが、本人たっての希望でイチロー役となりました。ただ、殺人を犯しているため、『名前は一緒だがあくまで本人とは別物』という断り書きも付けられています」(芸能ライター)

 『古畑任三郎』シリーズにはイチローばかりではなく、あの国民的アイドルグループも犯人役で出演している。

 「1999年のお正月特番で放送された『第26回:古畑任三郎 vs SMAP』では、SMAP全員が犯人という設定でした。草なぎ剛を脅す男を、残りのメンバーが自殺に見せかけ殺すストーリーでした。古畑任三郎シリーズで有名人が出演したのは、SMAPとイチローの2回のみですから貴重な回ですね」(前出・同)

イチローの演技は決してうまいとはいえず、ラストに発する「ゲームセットかな……」は、そっくりさんとして知られるニッチローにもモノマネされている。ほか、イチローはCMで見せる演技も棒読みに近いが、やはり知名度や話題性を考えた場合、これからの俳優業への挑戦も期待したいところだ。

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