丸山議員は北方領土問題解決を目的としたビザなし交流に参加中の11日夜、同島出身の訪問団長・大塚小彌太さんに「(北方領土返還のためには)戦争しないとどうしようもなくないですか?」などと発言し騒動に。所属していた日本維新の会に離党届を提出したが、立憲民主党や維新などの野党が17日午後、共同で丸山議員の辞職勧告決議案を衆議院に提出するなど騒動が収まる気配は見られない。
同番組で東国原は丸山議員について、「僕ね、同期なんですよね」と明かしながら「言いたくなかったんですけど、それ」と顔を覆う仕草を見せた。実際に東国原と丸山議員は2012年12月の衆議院選挙に出馬。同じタイミングで当選し日本維新の会に入党している。
東国原は自身が衆議院議員だった当時の丸山議員について「誠意もあって、勉強熱心。エリートですからね」と評価。しかし「酒を飲むと、ハイテンションになるのは気付いていたんです」と以前から丸山議員の酒癖の悪さを感じていたようだ。
さらに東国原は、自身が辞職後の2015年に丸山議員がJR蒲田駅周辺で酒に酔ったまま複数の男性らともみ合いになるトラブルを起こした騒動に言及。「あの時確か、『公職の範囲内では断酒します』と言ったのに、いつの間にか自分で解禁してるんですよね」と指摘。これに司会の坂上忍も「『お酒飲んだら議員辞職相当』って約束したけど、次に当選したら自力で解禁していた」と、丸山議員が2017年の総選挙に当選した後に自ら禁酒を破っていたことを挙げ東国原に同調していた。
これを受けてTwitterでは、「東国原さんの問題発言も多いけどね」「無所属になった事が無い東国原が何言ってるんだ」「スタジオ全員が坂上忖度で同じ意見なのか」などと、当の丸山議員以上に坂上や東国原への批判が多く見られた。
東国原は過去にも同番組で問題発言を繰り返している。シリアで拘束され生還したジャーナリスト・安田純平氏の会見に対し「(安田氏の)謝罪がなかったら(スタジオの)席を立とうと思っていた」、麻薬取締法違反容疑で逮捕されたピエール瀧被告と「電気グルーヴ」として活動している石野卓球氏には、渦中の時期の過激なツイートなどを受け「社会人として大丈夫なのか」などと発言し、視聴者からの反感を買っている。
最近は視聴者の「バイキング」離れが顕著と言われているが、坂上だけでなく東国原もその元凶か。