これによると、丸山議員は、北方領土問題解決を目的としたビザなし交流のメンバーとして、国後島を訪問していた。その最中の11日夜、同島出身の訪問団長である大塚小彌太さんに対し、酒に酔いながら「戦争でこの島を取り戻すのは賛成ですか?」「戦争しないとどうしようもなくないですか?」などと発言し騒動になった。
13日夜、丸山議員は謝罪会見を開き発言を撤回。14日午前に日本維新の会に離党届を提出した。
バイキングでは彼の話題が上がるなり、出演者から非難が続出。司会者の坂上忍からは「こんなおたんこなすな人が国会議員でいらっしゃったんですね」「すごい人がいたもんだ!」「お酒のせいじゃなくてお酒の飲み方のせい」などとメッタ斬りに。
これに対してTwitterでは、「坂上忍が酒がらみでコメントするのは、聞きたくない」「一言、『僕が言えた事ではありませんが』とでも言えないのか?」「お前も降板レベルの事してるだろ」などと批判が噴出した。
実は一連のツイートは全て坂上が過去に起こした飲酒運転事件に関連したもの。坂上忍は当時27歳だった1995年1月、飲酒運転の末に電柱に激突し、パトカーとのカーチェイスを20分間繰り広げた末に逮捕された。自分を棚に上げ、似た過ちを犯した人を責めるのは間違っているというのがネットユーザーの意見だ。
バイキングは2016年4月から討論形式にして以来、坂上の舌鋒鋭い発言が話題となり視聴率がアップ。それ以降はこの形を続けている。しかし現在は、裏番組の日本テレビ系「ヒルナンデス!」に視聴率で遅れを取り続けるなど、視聴者の「坂上忍離れ」は顕著。ただでさえ炎上案件の多いバイキングだが、遂にたたくことにさえ飽きた視聴者も多いようだ。
かねてからネットで自分のニュースは見ないと言い切る坂上忍。しかし、もうそろそろ視聴者の声と向き合わなければ、司会者生命に関わるのではないか。