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日本馬初の快挙! カジノドライヴが米ダート重賞を圧勝

 10日(日本時間11日未明)に米ニューヨーク州のベルモントパーク競馬場で行われたピーターパンS(GII ダ1800m)は、日本から遠征していたカジノドライヴ(牡3歳、美浦・藤沢和厩舎)が2着ミントレーンに5馬身4分の3差をつける圧勝を飾った。勝ち時計は1分47秒87(良)。同じく日本から出走したスパークキャンドル(同)は6着に終わった。

 堂々の1番人気に支持されたカジノドライヴは発馬で後手を踏んだものの、徐々にポジションを押し上げ、4角では先頭。あとは後続を突き放すばかりの独壇場だった。
 手綱を取ったデザーモ騎手が「すごいレースでした。とにかく素晴らしい能力を持った馬です。これから競馬ファンを大いに楽しませてくれると思います」と絶賛すれば、藤沢和師も「久々の出走でしたが、とてもいいレースをしてくれた。これからまだまだ良くなっていくと思う」と期待に胸を膨らませていた。
 日本調教馬による米国のダート重賞Vは史上初の快挙。この後は6月7日にベルモントパーク競馬場で行われる米3冠レースの最終戦「ベルモントS」(GI ダ2400m)でジャジル、ラグストゥリッチズに続く兄弟3連覇を狙う。

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