事件は4月20日午後、千葉県野田市の実家で、めいの父で兄(50=罰金30万円)と母(72=処分保留で釈放)と、約4時間にわたってめいに暴行したというもの。これに対して愛染は「リンチや虐待などでは全くない」と全面否定している。
事の発端は4月9日、めいが学校をサボっているのが分かったこと。めいの携帯電話を父親(愛染の兄)がチェックしたところ、ある男から400通近いメールが見つかった。その男はコンピューターの技術者で30歳の独身。愛染とは5年前に友人の紹介で知り合ったという。昨年10月、パソコンを直してもらったお礼にめいと3人で食事をした際、2人はメールアドレスを交換。その後、めいから告白して今年の1月ごろ“男女の関係”になった。
それを知った愛染の母は泣きながら、めいを2、3発たたいた。その際、めいが高齢の母を突き飛ばしたという。めいは学校でバレー部に所属し、体格もガッチリ。そこで愛染が平手で1発殴ったところ取っ組み合いのケンカになり、危険を感じた愛染がハンガーでめいをたたきながら「パパ呼ぶよ」とたしなめると、めいは午後7時40分ごろに助けを求めて出て行った。これが“事件の真相”である。
めいは学校をサボり、毎週末には「部活がある」とウソをつき、この男とコソコソ密会。この男は「初エッチは生? ゴム?」「きのうのセックスはどうだった?」などという卑猥(ひわい)なメールを送ったり、裸の写真を送らせて「いい形のおっぱいだ」と返信したり、さらには“大人のオモチャ”で自慰行為をさせた画像を送らせていた。また、めいが喫煙していたことも判明。さらに、めいの日記帳をチェックしたところ、男とのセックスを記録したり、愛染を「バカなやつ」と中傷していた。
この男に愛染は「二度と会うな」と宣告。しかも愛染は、この男が「千葉県青少年健全育成条例」第20条「みだらな性行為等の禁止」違反で千葉県警に逮捕されていると明言している。30歳の男が14歳の女児とセックスすれば明らかな淫行。だが、めいの“人権擁護”のためか県警は逮捕の事実を公表せず、メディアも報じていないようなのだ。