サイバーゴーストとはその名の通り電子機器に住みつく幽霊・怪奇現象であり、近年のネット社会に突如として現れた現代を生きる妖怪の1種である。
ある意味、コンピューター社会の今にとってはもっとも身近な妖怪と言えるかもしれない。
そんな「サイバーゴースト」の姿らしきものをとらえた写真がこれである。写真をよく見ていただきたい。
一見、普通のiPod touchであるが画面中央に人の顔らしきシミが確認できる。眼球のくぼみ、歯の見える口元はもちろんのこと、左側には耳らしきものがくっきりと写っている。
これは完全に人間のドクロではないか!
このiPodの所持者であるH氏によるとこの顔のシミが現れたのは1週間前のこと。パソコンで録音した某ラジオ番組のデータを同期したとたんにこのシミが現れたのだという。
それからというもの、彼のiPodは突然電源が切れる、亡くなったアーティストの曲が突然再生されるといった不具合が続いているという。もともとこのiPodには所持者であるH氏の趣味で戦前の歌謡曲をはじめ軍歌・軍時歌謡が300曲も入っていたという。このドクロのようなシミはもしかするとその時代を駆け抜けた日本人の現世への想いが住み着いてしまったものなのかもしれない。
もっとも、ただのシミという可能性も否定はできないが「サイバーゴースト」にはパソコンのウィルスのように電子機器を行き来する能力が備わっているという。
個人情報を詰め込んだパソコンや携帯電話へするりと入り込み悪事を働く化け物が存在したとしたらこれほど恐ろしいものはないだろう。
今後、我々現代人は悪事を働くサイバーゴーストに対抗するため『アンチゴーストソフト』の開発や特撮番組『電光超人グリッドマン』『電磁戦隊メガレンジャー』のような電子スーパーヒーローを作り出す日がくるかも知れない!?
(山口敏太郎事務所)