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怪談特集が引き寄せた女霊の怪

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画像はイメージです。

 怪談話をすると、霊が集まってくる。昔からまことしやかにささやかれてきた言葉であるが、この言葉は本当だったのではないかと思われるような現象が起こった。今回はこの時の模様をお伝えしよう。

 8月18日、オカルト作家・山口敏太郎が千葉県のFM局、bayfm(78.0Mz)にて毎週月〜木曜の25〜28時53分、深夜の時間帯で放送されているラジオ番組「MOZAIKU NIGHT 〜No.1 Music Factory〜」に火曜日の26時から28時まで出演した時のことである。収録が無事終了し、最後に記念撮影をしたところ、なんと多くの霊が写真に写りこんでしまっていたのだ。
 「MOZAIKU NIGHT 〜No.1 Music Factory〜」火曜日のパーソナリティーである、ロックバンド「スキップカウズ」のメンバー、「イマヤス」こと今泉泰幸氏は妖怪や都市伝説が大好きで、山口敏太郎の披露した怪談やUMA(未確認生物)談、妖怪話で収録はおおいに盛り上がった。また、この日は視聴者から投稿されたテーマが「怖いワンフレーズ」というタイミングのよいものであったためもあり、スタジオの雰囲気は最高潮。最後まで好評のうちに収録は終了した。
 怪奇現象はその後に起こった。山口は記念にとラジオブースの前でパーソナリティーであったイマヤスと、同じくパーソナリティーを務める、3ピースバンド「Rainy UNGLEBUN(レイニーアングルバン)」のボーカル、Rayと共に写真を撮った。すると、その写真に異変が現れた。なんと、上空からイマヤスの肩に掴みかかろうとしている片腕が写りこんでいた。さらにRayの顔の横には、左目を隠すようにストレートヘアーを垂らしている顔が写りこんでいたのである。同じ写真で二つの怪異が写し出されることはかなり珍しい現象である。

 しかし、事はそれだけでは終わらなかった。山口敏太郎が記念撮影をしているとき、山口の妻は自分の車を撮影していた。なんと、この写真にはマニキュアをした女の手が写りこんでいた。これには、撮影者の手がフロントガラスに映っただけではないかとの説もあるが、当時彼女はマニキュアをしていなかったという。さらに、写真を撮影する際、手の平が前を向く事はあっても、手の甲が前に向くような事はあまりない。つまり、マニキュアが見える手の甲がフロントガラスに映ることは不可思議なのである。また彼女が撮影する際、周りには誰もいなかったという。つまり、生きている人間の手ではないということになる。
 8月は旧のお盆があり、地上に死者の霊が集まるとされる期間である。そのような時期の深夜に、FMの電波を通じて多くの怖い話を配信してしまったため、霊が集まってきたのではないかと推測されている。また、山口が出演した日はお盆が終わりを迎えた8月18日の事であった。もしかしたら、天に帰る前に面白い話を聞こうとして集まってきたのかもしれない。
 いずれにせよ、怪談話を配信したラジオ局にこれだけの霊が集まってきているのであるから、山口の出演した回を聞いていたリスナーにも何らかの形で怪異が襲いかかっている可能性がある。現在のところ、そのような情報は報告されていないため、山口ら一同は安堵のため息をついているのだが…。

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