玉城氏は与党などが推した前宜野湾市長の佐喜真淳氏(無=自民・公明・維新・希望推薦)ら3人を撃破。各メディアによると、30日夜に会見した玉城氏は、「辺野古に新しい基地を造らせないという思いはぶれずに全うしたい。政府にしっかりと思いを伝えていきたい」と語ったという。
「玉城氏は8月に逝去した翁長雄志前知事の後継者と目されており、圧倒的な人気があった。さらに、その人気を後押ししたのが先月16日に引退した安室奈美恵さん。沖縄県民栄誉賞を翁長氏から受賞し、翁長氏が亡くなった際には追悼コメントを発表。安室さんの“バックアップ”も玉城氏を後押しした形になった。自民党の幹部は“安室人気”を恐れていたが、最悪の結果となってしまった」(永田町関係者)
一方、佐喜真氏の応援で沖縄入りしていたのが、沖縄出身でSPEEDメンバーの今井絵理子参議院議員。
ところが、今井議員の沖縄入りはほとんど効果がなかったようだ。
「昨年、当時神戸市議だった男性との不倫疑惑を報じられたが、その後、メディアから逃げまくった。お相手の男性はその後、離婚したり失職したりでどん底。にもかかわらず、今井議員は何事もなかったかのように議員を続け、地元でもイメージは最悪。当初、自民の幹部は沖縄入りをやめさせようとしたほどだった」(同)
結果、応援した候補は落選。同じ芸能スクール、そして事務所の元先輩である安室さんとくっきり明暗が分かれてしまったようだ。