近年、マンネリ化も叫ばれ、視聴率も低迷気味だったが、最終回の視聴率(数字は関東地区)は平日のお昼では異例の16.3%をマーク。同日、ゴールデンタイムで放送された「笑っていいとも! グランドフィナーレ感謝の超特大号」は28.1%という驚異的な視聴率を記録し、いかに同番組が多くの人に愛されてきたかを実感させた。
4月1日からは、後番組「バイキング」が放送されているが、視聴率は極めて低調で、改めて、「笑っていいとも!」の存在感を示す事態になっている。
番組終了から、早2週間が過ぎた。なんせ、31年半も親しまれた番組だけに、視聴者は大いなる喪失感を感じ、「タモロス」現象なる言葉も生まれているという。
そこで、「Yahoo!ニュース」では、「『タモロス』になっている?」との意識調査を、4月2日〜12日に実施。11万9353票(男性=68.1%、女性=31.9%)の回答があった。
アンケート結果は、「タモロスになっていない」が7万0914票(59.4%)で、「タモロスになっている」の4万8439票(40.6%)を上回ったものの、約4割の人が、「笑っていいとも!」終了で喪失感を感じていることが分かった。
31年半続いたわけだから、10代、20代の人にとっては、生まれた時から当たり前のようにやっていた番組であり、30代、40代、50代前半の人にとっては、子どもの頃から見ていた番組で、思い入れもひとしおだろう。
「笑っていいとも!」の放送がない現実に慣れるまでは、多くの人の心に、「タモロス」現象は続きそうだ。
(リアルライブ編集部)