沈没船「バイキング」に対して、視聴者の声として多く挙がるのが、「どこかで見たことある企画を集めただけ」というものだ。
「そもそもこの番組は、ライバル番組である『ヒルナンデス』を目指すことからスタートしています。他番組の二番煎じでは、面白いわけはありませんよね」(テレビ局関係者)
そんな「バイキング」は、今後も二番煎じ企画が目白押しとのこと。
「まず、今、企画化を狙っているのが鬼嫁企画と新しいオネエを登場させる企画。もう今さらって感じのものです。さらに新しい“先生”を見つけようともしているみたいですね」(同)
鬼嫁やオネエは、第二の北斗晶やマツコデラックス、ミッツマングローブ、新しい先生とは、第二の林先生を意識しているようで、文字通り“二番煎じ”だ。
「笑っていいとも!」はタモリというスタート当時はまったくお昼の顔には適さないといわれていたタレントを起用するという冒険からはじまり、フジテレビの“新しいことをやっていこう”という意気込みがあった番組であった。その後継番組は、まったく新しいことには興味がないようだ。
さらに、こんな深刻な情報も。
「番組に近い関係者に話を聞いてみると、どのスタッフも『バイキング』を“すごく良い番組”と口にします。まさか、あの内容で真剣に“面白い”と言っているとは信じたくないので…。ということは、現場は、“このままじゃヤバい”という雰囲気を出せる空気ではないということなのでしょう。これでは、太平洋戦争に突入する直前の日本のようですよ(笑)」(同)
もはや、このような状況では、この沈没船を救うことは、不可能なのかもしれない。そうなれば、一番の被害者は、この沈没船に同乗させられているタレントたちだろう。