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新番組「バイキング」 トホホの船出 視聴率は毎日グングン降下!

 国民的番組だったフジテレビ「笑っていいとも!」に代わって、4月1日にスタートした「バイキング」(月〜金曜日午前11時55分〜午後1時)が、まさにトホホの船出となった。

 「バイキング」は日替わりMCが“売り”だが、EXILEのTAKAHIROがMCを務めた(NAOTOと週替わり)初回(1日火曜日)こそ、視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は6.3%で、日本テレビ「ヒルナンデス!」と並んで、同時間帯のトップだった。

 ところが、2日水曜日(MC=おぎやはぎ)は5.6%(民放3位)と急落。3日木曜日(MC=フットボールアワー)は5.9%と少し上がったが、民放4位に降下。4日金曜日(MC=雨上がり決死隊)は5.2%(民放4位)と下がり、区切りの1週間目となった7日月曜日(MC=坂上忍)は4.5%(民放4位)と急降下した。

 そして、第2週目となった8日火曜日(MC=NAOTO)は、さらに下がって、4.4%と過去最低。同日は、テレビ朝日「徹子の部屋」が3.7%と低調だったため、民放3位だったが、8日間をトータルすると悲惨な数字。4日金曜日以降は、3日連続で視聴率降下を続け、毎日最低記録を更新中だ。

 同時間帯では、「ヒルナンデス!」が民放トップとなる日もあるが、12年度、13年度の平均視聴率で同時間帯トップのTBS「ひるおび!」第2部がやはり強さを見せており、正午に時間帯が移動した「徹子の部屋」も、8日は悪かったが他の日は健闘している。

 「バイキング」は曜日ごとにMCやレギュラー陣が変わることを番組の売りにしているだけに、最初の1週間は視聴者も様子見で好視聴率を獲って当然。フジもそれを期待していたはず。ところが、ふたを開けてみると、2日目以降、グングン数字が下がっていく現状は、視聴者の関心が薄いためといわざるを得ないようだ。
(坂本太郎)

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