現在のレギュラー番組はフジテレビの「バイキング」以外に、日本テレビの「徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました」、「あのニュースで得する人損する人」、フジテレビの「超潜入! リアルスコープハイパー」、TBSの「HKT48のおでかけ!」、テレビ東京の「ざっくりハイタッチ」、中部日本放送の「ノブナガ」で、準レギュラーは日本テレビの「行列のできる法律相談所」、常連レギュラーは「ロンドンハーツ」、「アメトーーク!」など。しかも、レギュラー番組の中には司会を務める番組が多い。
バナナマンの設楽統が3連覇を達成した2013年の「タレント出演数ランキング」では、前年度から2ランクアップの11位にランクイン。425番組に出演し、ピンでの番組出演数は約90番組と、コンビでの出演数を上回った。今年はその記録を塗り替える勢いだ。
後藤の代名詞と言えば“例えツッコミ”とも“スマートツッコミ”と称される、一般人が絶対に表現できない的確で笑いの取れるツッコミ。「高低差ありすぎて耳キーンなるわ!!」「思想が強い!」「共通点肺呼吸だけやん!」「美顔ローラー側のプレッシャーえげつないわ!」など、数々の名言を残している。
「単純なツッコミだけでなく、元ボケだっただけにノリツッコミが巧いですよね。見た目も割とイケメンの部類に入りますし、しゃべりも達者なので一見して隙がないように見えますが、運動神経はイマイチですし、ギターが得意で自分で曲を作って熱唱してしまう“痛さ”を持っているので、そういったギャップがテレビで重宝されている理由でしょう」(広告代理店幹部)
確かに近年では、後藤はイジられるケースが多い。特に共演者がワザとボケて、後藤のツッコミで笑いを取ろうとするパターンが多く見受けられる。
そんな後藤が木曜日司会を務める「バイキング」の曜日別司会者は、月曜日が坂上忍、火曜日はEXILEのTAKAHIROとNAOTO、水曜日がおぎやはぎ、金曜日は雨上がり決死隊。4月1日(火)からスタートしたが、ネット上では「つまらない」「もう見ない」などかなり批判が集まっている。
「EXILEさんはMCは不慣れですし、おぎやはぎさんはどちらかというと“夜”の顔というイメージが強い。坂上さん、雨上がりさんは元々力がありますから、まずまずの仕事ぶりを見せると思います。そこであえて注目するのが、フットボールアワーさんで、後藤さんの個性が発揮できれば、『バイキング』の評判もそこそこ戻せると思います」(テレビ関係者)
国民的長寿番組の「笑っていいとも!」の後番組ということで、かなりプレッシャーがかかることは間違いないが、「バイキング」を救えるのは後藤しかいないということか…。