2月6日午前0時20分頃、歩いていた20代の女性が、背後から近づいた男に突然押し倒され、衣服の中に手を入れられてブラジャーを奪われた。現場は、西武池袋線・桜台駅から南へ約500メートル離れた閑静な住宅街。
男はそのまま逃走。女性にケガはなかった。警視庁練馬署は、強盗事件として男の行方を追っている。
同署によると、女性は友人宅に向かう途中で、路上を歩いていたところ、突然男が背後に現れたという。男は女性を後ろから押し倒し、座り込むように倒れ込んだところ、後ろから衣服の中に手を差し入れて、胸側のブラジャーをつかみ、引っ張り上げるように引きちぎって奪った。
女性が助けを求めて大声を上げたところ、その声を聞いた近所の住人が110番通報した。
同署によると、男は30〜40代で、身長1メートル60センチぐらい。茶色っぽいジャンパーに、ジーパンのようなものをはいていた。また、口の辺りを黒っぽいネックウオーマーか、マスクのようなもので覆っていたという。
捜査関係者は「下着を奪う強盗事件は聞いたことがあるが、ブラジャーというのはあまり聞いたことがない」とあ然としている。
確かに男が路上で女性を襲って、パンツをはぎ取って逃げた事件は聞いたことがあるが、さすがにブラジャーをはぎ取る事件は聞いたことがない。よほど、ブラジャーに執着がある男の犯行なのだろうか。
(蔵元英二)